JPS62269943A - 自動露光装置 - Google Patents

自動露光装置

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JPS62269943A
JPS62269943A JP11428886A JP11428886A JPS62269943A JP S62269943 A JPS62269943 A JP S62269943A JP 11428886 A JP11428886 A JP 11428886A JP 11428886 A JP11428886 A JP 11428886A JP S62269943 A JPS62269943 A JP S62269943A
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JP
Japan
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exposure
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Pending
Application number
JP11428886A
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English (en)
Inventor
Akira Inada
明 稲田
Shinichi Yoshikawa
真一 吉川
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 (産業上の利用分野) この発明は自動露光装置に関し、特に、原稿の濃度を検
出し、検出した原稿の濃度に応じて露光ランプの光量を
制御するようにした自動露光装置に関する。
(従来技術) この種の自動露光装置は、たとえば特開昭56−107
271号公報などに開示されている。この従来技術は、
原稿の下地の色が異なる場合でも、原稿の濃度として検
出し、所定のコントラストが得られるようにしたもので
ある。
(発明が解決しようとする問題点) 経年変化によって露光ランプの光量が低下したり、光学
系が汚れたり、あるいはセンサの怒度が低下してくると
、それに応じて検出される原稿濃度も薄くなる。したが
って、上述の従来技術のように、検出した原稿濃度のデ
ータをそのまま露光ランプの制御のためのデータとして
使用したのでは、そのような経時変化の影響を受け、最
適な露光光量が得られなくなるという欠点があった。
それゆえに、この発明の主たる目的は、露光系の特性が
経時的に変化しても最適な露光光量が得られる、自動露
光装置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) この発明は、面単にいえば、基卓?農度片、基準濃度片
の初期の濃度データを記憶するための記憶手段、予備露
光のとき基′f$’/M度片の現在の濃度を検出するた
めの基準濃度検出手段、記憶手段に記憶されている濃度
データと基準濃度検出手段によって得られた濃度データ
との差を求めるための計算手段、および計算手段の計算
結果に基づいて、露光光量を決定するための露光光量決
定手段を備える、自動露光装置である。
(作用) 記憶手段には、基準?農度片の初期の濃度データ、すな
わち、経時的な変化を起こす前の基準濃度データが記憶
されている。予備露光が行われ、このとき基準濃度検出
手段によって基′f$濃度片の現在の濃度が検出される
。その後、計算手段で記憶手段に記憶されている基準濃
度片の濃度データと、検出された現在の濃度データとの
差が求められる。この差によって露光光量が決定される
。たとえば、原稿濃度に応じた露光光量が予め設定され
ていれば、露光光量決定手段は、与えられた差に基づい
て原稿濃度データ、すなわち予備露光のときに検出した
原稿濃度データの補正を行うなどして、最適の露光光量
を決定すればよい。
(発明の効果) この発明では、露光光量決定手段は、経時的基準濃度変
化に基づいて露光光量を決定する。すなわち、原稿4度
データは、基準濃度片の現在の濃度を検出することによ
り、センサの感度低下や露光系の汚れなどによる経時的
な変化を予測できるので、たとえ原稿濃度データが経時
的な変化によって実際とは異なった値として検出された
としても、それに応じた露光ランプの光量を決定できる
。したがって、この発明によれば、経時的な影響を受け
ることなく露光ランプの光量の最適な制御が行える。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) この発明は、たとえば第1図に示すような自動露光装置
に適用できる。以下の実施例では、この発明が電子複写
機に適用された例を示すが、この発明は、電子複写機に
限らず、原稿を露光する必要があるファクシミリなどに
も同じように適用できる、ということを予め指摘してお
く。
第1図を参照して、たとえば透明ガラスからなる原稿台
12は、電子複写[10の上部に固定的に設けられる。
原稿台12の左側の一辺には、載置される原稿14の一
辺を当接させるためのストッパ16が設けられる。この
ストッパ16の下部には、白色の基準濃度片18が固着
される。この基準濃度片18は、後述するように、反射
光によってこの基準濃度片18自体の経時的な変化をみ
ることにより露光ランプなどの経時的な変化を予測する
とともに、原稿14の濃度データを算出するときの基準
となる反射光を得るものである。
原稿台12の下方には、実線で示すように、基($濃度
片18直下をホームポジションとする第1の可動鏡20
および第2の可動鏡22が設けられる。第1の可動鏡2
0に関連して、原稿14の走査方向に直交し、原稿台1
2とほぼ等しい幅を有する棒状光源の露光ランプ24が
設けられる。したがって、第1の可動鏡20.第2の可
動鏡22および露光ランプ24は、原稿14の露光走査
時に、破線で示すように、原稿台12直下を多動する。
露光ランプ24がホームポジションに位置しているとき
は、この露光ランプ24の光は基準濃度片18によって
反射され、露光ランプ24が点線のように原稿台12直
下を移動しているときは原稿台12を通して原稿14に
よって反射される。
基準濃度片18または原稿14の反射光は、まず、第1
の可動鏡20によって第2の可動鏡22の方向に変換さ
れる。第2の可動鏡22は、水平に対してそれぞれ45
@ずつの角度で配置された2枚の反射鏡22aおよび2
2bを含み、第1の可?Jx鏡20によって反射された
光を、さらに、ズームレンズ26の方向に変換する。
ズームレンズ26に入射された光の一部は、基準濃度片
18および原稿14の濃度を検出するために、受光素子
28に与えられる。ズームレンズ26を通った光は、固
定鏡30によって再び方向が変えられ、感光体ドラム3
2に向けて照射される。そうすると、感光体ドラム32
の表面には、原稿14の原稿像が結像される。
第2図はこの発明の制御システムの一例を示すブロック
図である。制御システムは、マイクロコンピュータ34
を含み、このマイクロコンピュータ34は電子複写機全
体の動作を制御する。マイクロコンピュータ34には、
詳細は図示していないが、CPUと、このCPUに接続
され制’<H用プログラムや実験的に求めた原稿4度(
原稿の明度)に対する露光ランプの光量のデータなどを
格納してお(ためのROMと、CPUによる制御の際に
データの一時格納を行いかつ制御に必要な種々のフラグ
のための領域やタイマ領域などを有するRAMとが含ま
れる。
受光素子28としては、たとえばホトダイオードが用い
られ、このホトダイオードのアノードは、増幅器36の
(+)端子に接続され、カソードは可変抵抗器38の一
方の固定端子に接続される。可変抵抗器38の他方の固
定端子は、増幅器36の(−)端子に接続されるととも
に、摺V」子38aの端子が接続される。したがって、
受光素子28に受光される基準濃度片18および原稿1
4の反射光に応じて、増幅器36の出力端子にアナログ
電圧信号が出力される。可変抵抗器38は、摺動子38
aを摺動させることにより増幅器36の感度を調整する
ものである。なお、増幅器36の感度調整は、装置の初
期設定時に行われる。
増幅器36から出力された電圧信号は、抵抗を介してA
、 / D変換器40に与えられる。A/D変換器40
では、与えられた電圧信号を電池42の電圧を基準電圧
として比較してディジタル信号に変換する。A/D変換
器40で変換されたディジタル信号、すなわち基準濃度
片1日あるいは原稿14の濃度データは、マイクロコン
ピュータ34の入力ボートに与えられる。
マイクロコンピュータ34では、A/D変換器から与え
られたデータに応じて、後で詳述するように、露光ラン
プ24を制御するレギュレータ回路44のための制御デ
ータを出力ポートから出力する。
レギュレータ回路44の具体的な回路図が第3図に示さ
れる。マイクロコンピュータ34からは4ビツトのデー
タが出力され、そのうち3ビツトSa〜Scはデコーダ
・アナログスイッチ46に与えられる。この3ピントの
データ5a−3cは、露光ランプ24を点灯するときの
条件を設定するノツチ1〜7を設定するためのデータで
ある。
デコーダ・アナログスイッチ46に3ビツトのデータが
与えられると、与えられたデータに応じて、スイッチS
、〜S7のいずれかがオンする。デコーダ・アナログス
イッチ46に与えられたデータに対するスイッチ31〜
S7の状態および決定されるノツチは、次表に示す通り
である。なお、このデコーダ・アナログスイッチ46と
しては、たとえば東芝製ICの“TC4051”が用い
られる。
(以下余白) 表 マイクロコンピュータ34から出力される残りの1ビツ
トのデータは、位相制御用IC48の入力端子IIに与
えられる。この1ビツトのデータは、露光ランプ24の
オン、オフを決定するための信号である。入力端子11
にオン信号が与えられると、位相制御用IC48の出力
端子0.から一定の電圧が出力される。この電圧によっ
て、ハソファ回路を構成する増幅器50および52を通
して、直列接続されたR1−R7の両端に所定の電圧が
印加される。抵抗R,−R,の各抵抗間の接続点は、デ
コーダ・アナログスイッチ46のスイッチ81〜S、の
固定端子に各々接続される。
したがって、3ビツトのデータSawScに応じて、ス
イッチ81〜S7のいずれかがオンすると、オンしたス
イッチの固定接点に接続されている抵抗R5〜R1の分
圧電圧がデコーダ・アナログスイッチ46を通して増幅
器54の(+)端子に与えられる。
(−)端子が帰還接続されてハソファ回路として構成さ
れた増幅器54は、(+)端子に与えられた分圧電圧を
、位相制御用IC48の入力端子I2に与える。増幅器
54から出力される電圧は、交流電圧を位相制御すると
きの導通角を決定するものである。入力端子■2に電圧
が与えられると、与えられた電圧値に応して、位相制御
用rC48の出力端子02からトランジスタ56をオン
させるためのベース電圧が出力される。
トランジスタ56のコレクタには、トランス58の1次
巻線の一方の端子が接続される。1次巻線の他方の端子
には、直流電圧Vccが与えられる。したがって、位相
制御用IC48の出力端子0□からベース電圧が出力さ
れると、応じてトランジスタ56がオンするためトラン
ス58の1次巻線に電流が流れる。そうすると、トラン
ス58の2次巻線には、ゲート電圧を誘起し、トライア
ック60がオンする。すなわち、トライアック60は、
位相制御用IC48の出力端子02から出力される信号
に応じて導通角が決定される。
AClooVの電圧は、上述のようにトライアック60
でRJ角が制御され、露光ランプ240両端に印加され
る。露光ランプ24の両端に印加されている電圧は、ト
ランス62で検出され、電波整流器64で全波整流され
て、位相制御用IC48の入力端子I3にフィードバッ
クされる。入力端子r3にフィードバンクされた電圧は
、入力端子■2に与えられた電圧と比較される。そこで
もし、フィードバックされた電圧と入力端子I2に与え
られた電圧とが一致していない場合は、位相制御用fC
48内部で訂正動作が行われ、入力端子I3から検出す
る信号が入力端子I2に与えられた信号に一敗するよう
に、出力端子02から信号が出力される。すなわち、位
相制御用IC48は、入力端子I3から信号をフィード
バックすることにより、入力端子I2に与えられる信号
に一致させるように、訂正機能を有する。
一方、AClooVのゼロクロス点がフォトカプラ66
で検出されて、その検出信号は位相制御用IC48の入
力端子I4に与えられる。すなわち、交流電圧の瞬時値
が正の半周期あるいは負の半周期にあるときは2つの発
光素子66aのいずれかは点灯しており、受光素子66
bはオン状態にある。ところが、交流電圧が正の半周期
から負の半周期、あるいは負の半周期から正の半周期に
切り替わるゼロクロス点では、2つの発光素子66aは
いずれも点灯しない。そうすると、フォトカプラ66の
受光素子66bはオフ状態になり、位相制御用1c48
の入力端子■4はローレベルになる。このローレベルを
検出することにより、AClooVのゼロクロス点を検
出するのである。検出したゼロクロス点は、トライアッ
ク60f7)導通角を制御するときの基準信号となる。
すなわち、入力端子I4がローレベルになったときを基
準として、位相制御用IC48でトライアック60の導
通角は決定される。
位相制御用IC48としては、たとえば東芝製のカスタ
ムICであるT2550″が用いられる。
次に、第2図を参照して、第4図に示すフロー図に基づ
いて、この実施例の操作ないし動作について説明する。
なお、電子複写機の通常のプリント動作に関する制御は
よ(知られているので、ここでは主としてプリント動作
に入るまでの予備露光のときの動作について説明する。
最初のステップSllでは、まず、マイクロコンピュー
タ34のRAMの所定のエリアに設けられたメモリ1お
よび2の内容がクリアされる。その後、ROMの所定の
エリアに記憶されているデータAがRA Mのメモリ3
に格納される。このデータAは、基準濃度片18の初期
の濃度データ、すなわち、基準濃度片18が経時的な変
化を起こす前の初期の濃度のデータである。続いて、メ
モI74〜8に、データAと同様ROMの所定のエリア
に記憶されているデータB−Fが格納される。
データB−Fは、それぞれ露光ランプ24の光度を決定
するためノツチ2〜7を設定するためのデータである。
すなわち、このデータは、原稿の濃度に対する露光ラン
プ24の理想的な光量のデータである。
なお、上述した表には、露光ランプ24をノツチ1で、
点灯するときの条件も示したが、ノツチ1は非常に原稿
14が白くて反射光が多い場合であり、露光ランプ24
の光量を最も小さくする場合である。しかし、実用的に
はこのような場合はないため、実施例のプログラムには
、ROMにノツチ1のデータは記憶していない。したが
って、以下の説明ではノツチ1を除いたノツチ2からノ
ツチ7を決定するまでの動作について説明する。
次のステップS13では、露光ランプ24が標準的な原
稿濃度のときに使用されるノツチ4でオンされる。露光
ランプ24をオンしても、露光ランプは熱慣性を有して
いるため、露光ランプの光が安定するまで時間を要する
。このため、次のステップS15で、650 m5ec
の安定させるための時間が設けられる。
露光ランプ24が安定すると、次のステップS17で、
基準濃度片18の現在の濃度データの16回当たりの平
均値がメモリ2に格納される。すなわち、基準濃度片1
8の反射光は、第1の可動鏡20および第2の可動鏡2
2で反射されて受光素子28に入射される。受光素子2
8に光が入射されると、増幅器36を通してA/D変換
器40にアナログ電圧が与えられる。この与えられたア
ナログ電圧は、電池42の基準電圧と比較され、ディジ
タル信号に変換される。変換されたディジタル信号は、
基準濃度片18の現在の基!$濃度データとして、マイ
クロコンピュータ34に与えられる。マイクロコンピュ
ータ34では、この与えられた基準濃度片18の濃度デ
ータを16回平均し、その平均値をメモリ2に格納する
。ここで濃度データをすぐにメモリ2に格納することな
く、16回の平均値を格納するのは、受光素子28など
の測定誤差を少なくするためである。
次のステップS19では、一体固定された第1の可動鏡
20および露光ランプ24と第2の可動鏡22とがフィ
ード(走査)を開始する。第2の可動鏡22のフィード
の速度は、たとえば第1の可動鏡20の1/2である。
次のステップS21では、第1の可動ff120がイメ
ージポジションに位置したがどうかが判断される。すな
わら、フィードによって第1の可動鏡20がホームポジ
ションを1紺れて原稿14の端部直下に位置し、原稿1
4の反射光が第1の可動鏡20に照射されるようになっ
たがどうがが判断される。第1の可動鏡20がイメージ
ポジションに位置すると、次のステップS23に進む。
ステップS23では、250 m5ecの時間がとられ
る。この250 m5ecの時間は、イメージポジショ
ンから第1の可動鏡20がフィードする間の原稿14の
濃度データを切り捨てるためのものである。すなわち、
原稿14は、通常普通の文書原稿であれば、端部から2
On+程度の部分は空白のままで文字が書き込まれない
場合が多い。したがって、この文字が書き込まれていな
い端部がら20、m間のデータは、原稿濃度データとし
て入力してもあまり意味がない。そこで、このステップ
323で、時間を設けることにより、原稿濃度データの
切り捨てが行われる。
次のステップS25になると、10 m5ecの時間が
設けられる。この10m5ecは、2回目以降のルーチ
ンのときに意味があり、後述するように、プロットする
原稿濃度データの点と点の間を保つための時間間隔であ
る。
次のステップS27では、原稿14の反射光が受光素子
28に受光され、応じてこの受光素子の信号は増幅器3
6に与えられ、A/D変換器40でディジタル信号に変
換されてマイクロコンピュータ34に入力される。
次いでステップS29では、前のステップS27で入力
された原稿14の濃度データとメモリ1に格納されてい
る濃度データとが比較され、大きい方のデータがメモリ
1に残される。なお、初めてステップS29に至ったの
であれば、最初のステップSllでメモリ1のデータは
クリアされているため、前のステップS27で出力され
たデータがそのままメモリ1に入力される。そして次の
ステップS31に進む。
ステップS31では、前のステップS29でメモリ1の
原稿濃度データが40回更新し直されたかどうかが判断
される。すなわち、ステップS25〜S31の動作は、
第1の可動鏡20がフィードする間40回行われる。こ
のように、原稿14の原稿濃度データを異なる40箇所
の位置で検出するのは、原稿14の正確な濃度データを
知るためである。ステップS31で、メモリ1のデータ
が40回更新し直されたと判断されると、ステ。
ブS33に進む。
ステップS33では、先のステップS13でオンされた
露光ランプ24がオフされ、この露光ランプ24と一体
固体された第1の可動鏡20がリターンしてホームポジ
ションに戻る。そして、次のステップS35に進む。
ステップS35では、先のステップS17でメモリ2に
格納された基準濃度片18の濃度データと、ステップS
29でメモリ1に格納された原稿濃度データとが比較さ
れる。すなわち、基準濃度片18の現在の濃度と原稿台
12に載置されている原稿14の濃度とが比較される。
そこでもし、メモリ1に格納されている濃度データの方
がメモリ2に格納された濃度データより大きいと判断さ
れると、すなわち現在の基準濃度片18の色の方が原稿
14の色より黒いと判断されるとステップS37に進む
ステップS37では、先のステ・7ブS29で格納され
たメモリ1のデータから先のステップS17でメモリ2
に格納されたデータと最初のステップSllでROMか
らメモリ3に格納されたデータが減算される。この減算
は、基準濃度片18に対する原稿14の補正した濃度デ
ータを得るためである。すなわち、メモリ3には基準濃
度片18が経時的に変化する前の濃度データが格納され
ている。したがって、基準濃度片18は経時的に変化し
、濃度が変わるとそれに応じて露光系の汚れも生じてく
ることが予想される。経時的な変化などによって露光系
が汚れてきたり、受光素子28自体の感度が低下してく
ると、検出した出力をそのまま露光ランプ24の制御デ
ータとして用いたのでは、良好な露光が行えない。そこ
で、メモリ1のデータからメモリ2のデータを減算して
、基準濃度片18に対する原稿14の濃度データを算出
するとともに、算出したデータからさらにメモリ3のデ
ータAを減算して原稿14の真の濃度データを算出する
のである。
すなわち、第5図の横軸に示すように、原稿たとえば一
定の明度を持つたとえば黄色であったとすると、通常は
、実露光のときの露光ランプの光量はデータAの中のa
点のものを用いる。しかしながら、先のステップS17
において、基準濃度片1日の濃度がb′点で検出された
とすると、ステップS29で検出される黄色の原稿の濃
度はa点ではなくa′点で検出される。このa′点のデ
ータを実露光のとき、露光ランプ24を制御するための
データとして用いたのでは、原稿の色が実際の色、すな
わち黄色よりも白い場合のデータとなるため、良好な露
光が行えなくなる。そこで、ステップS17で基準濃度
片18の色をb点ではなくb’点として検出したときは
、ステップS29で検出する原稿の色もa点ではなくa
′点となる。このとき、a′点からb′点を減算するこ
とによって、基準濃度片18の現在の基準濃度に対する
原稿14の濃度差は算出できるが、この算出した値は原
稿14の真の濃度データではない。そこで、さらにa′
点とa点との差A′を減算することによって、原稿14
の真の濃度データが求まるのである。
ステップS17において、基i4! ?a度片18の濃
度がb#とじて検出されたときもステップS29では黄
色の原稿14がa点ではなくa′点として検出されてく
るが、この場合も同様にして良好な露光が行えるa点の
値を算出することができる。
なお、この実施例では、基$ 濃度片18の経時的な変
化をみることによって露光系の汚れや、受光素子28の
感度低下なども同じ誤差で生じるものとし、そのため第
5図に示すように検出される原稿のデータも平行に移動
するものとして傾ぎを「L」とした。
次のステップS39では、最初のステップS11でメモ
リ4に格納されたデータBと前のステップ337で算出
された減算結果とは比較される。
そこでもしメモリ4のデータBの方が大きいと判断され
ると、次のステップS41に進み、ステップS41では
ノツチ3が決定される。ステップS39でメモリ4のデ
ータBがステップS37で算出された減算結果より大き
くないと判断されると、ステップS43に進み、ノツチ
2が決定されるステップS35において、メモリ1の原
稿濃度データとメモリ2の基準)濃度片18の濃度デー
タとが判断されたとき、原稿濃度データの方が大きくな
い。すなわち、原稿14の方が基4!!濃度片18より
黒いと判断されると、ステップS45に進む。
ステップS45では、先のステップS37と同様、この
ようにメモリ1のデータからメモリ2および3のデータ
が減算される。ここで減算するのは、原稿14の基準濃
度片18に対する経時的な変化を補正した濃度を算出す
るためである。ステ・ノブS45で原稿14の濃度デー
タが算出されると、次のステップS47に進む。
ステップS47では、算出された結果がメモリ1に格納
される。そうすると、先のステップ329でメモリ1に
格納されていた原稿14の補正前の原稿7店度データは
消失する。そして次のステップS49に進む。
ステップS49では、前のステップS47で格納された
原稿14の補正された濃度データとメモIJ 8に格納
されているデータFとが比較される。
ここでもし、データFよりメモリ1の濃度データの方が
大きいと判断されると、次のステップS51に進み、第
6図に示すようにメモリ8のデータFが実露光のときの
データとして採用され、ノツチ7が決定される。ステッ
プS49でデータFよリメモリ1のデータの方が大きく
ないと判断されると、ステップS53に進む。
ステップS53では、メモリ7のデータEとメモリ1の
データとがステップS 49と同様に比較される。そし
て、メモリ1のデータの方がメモリ7のデータEより大
きいと判断されるとステップS55に進みノツチ6が決
定される。データEよりメモリlのデータの方が大きく
ないと判断されると、ステップS57に進む。
以下同様にして、ステップS57およびステ。
ブS61でノツチ3〜5がl決定される。
ステップS65では、先のステップ541と同様ノツチ
3が決定されるが、このステップS65で決定されるノ
ツチ3は、同じノツチ3であっても原稿濃度データが小
さい場合、すなわち原稿14の色が濃い場合である。そ
れに対し、ステップ541で決定されるノツチ3は、原
稿14の濃度が同じノツチ3であっても薄い場合である
このようにして決定されたノツチに従って、実露光のと
き、露光ランプ24が制御される。ノツチ7が選択され
たときには、第3図において、AClooVは、そのま
ま、すなわち位相制御することなく露光ランプ24の両
端に印加される。したがって、ノツチ7が選択されると
、実露光のとき、露光ランプ24から最大の光量が原稿
14に照射される。
それに対し、ノツチ6以降が選択されると、ノツチの数
字が小さくなる程、A(,100Vの導通角が狭められ
、応じて露光ランプ24から発生する光量が小さくなる
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用された電子複写機の要部を示す
図解図である。 第2図はこの実施例の制御システムの一例を示すブロッ
ク図である。 第3図は第2図に示すレギュレータ回路の具体的な回路
図を示す。 第4図はこの発明の一実施例の操作ないし動作を説明す
るためのフロー図である。 第5図は原稿の明度に対するサンプリングデータの値を
示すグラフである。 第6図は算出した原稿濃度データに対するメモリに記憶
された原稿濃度データを示すグラフである。 図において、14は原稿、18は基準濃度片、20は第
1の可動鏡、22は第2の可動鏡、24は露光ランプ、
28は受光素子、34はマイクロコンピュータ、44は
レギュレータ回路を示す。 特許出願人  三洋電機株式会社 代理人 弁理士 山 1)義 人 (ほか1名) 第10 第2 灰 第 3 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予備露光のとき原稿濃度を検出し、この検出した原
    稿濃度データに応じて実露光のときの露光ランプの光量
    を制御するようにした自動露光装置において、 基準濃度片、 前記基準濃度片の初期の濃度データを記憶するための記
    憶手段、 予備露光のとき前記基準濃度片の現在の濃度を検出する
    ための基準濃度検出手段、 前記記憶手段に記憶されている濃度データと、前記基準
    濃度検出手段によって得られた濃度データとの差を求め
    るための計算手段、および 前記計算手段の計算結果に基づいて、露光光量を決定す
    るための露光光量決定手段を備えることを特徴とする、
    自動露光装置。 2 前記基準濃度片は、白色である、特許請求の範囲第
    1項記載の自動露光装置。 3 前記基準濃度片は、前記露光ランプのホームポジシ
    ョンに配置される、特許請求の範囲第1項または第2項
    記載の自動露光装置。 4 前記得られた濃度データに対して必要な露光光量を
    予め設定するための設定手段を備え、前記露光光量決定
    手段は、前記計算結果に基づいて、前記設定手段のデー
    タを補正するための補正手段を含む、特許請求の範囲第
    1項ないし第3項のいずれかに記載の自動露光装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949566A (ja) * 1982-09-14 1984-03-22 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 原稿濃度検出装置
JPS60184240A (ja) * 1984-03-02 1985-09-19 Canon Inc 画像形成装置
JPS616641A (ja) * 1984-06-21 1986-01-13 Canon Inc 画像処理装置

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