JP2538209B2 - 作像装置 - Google Patents

作像装置

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JP2538209B2 JP61124960A JP12496086A JP2538209B2 JP 2538209 B2 JP2538209 B2 JP 2538209B2 JP 61124960 A JP61124960 A JP 61124960A JP 12496086 A JP12496086 A JP 12496086A JP 2538209 B2 JP2538209 B2 JP 2538209B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、原稿に対して相対的に移動しつつ、その原
稿を証明する原稿照明ランプと、該ランプによる照明に
よって前記原稿の画像を結像する光学系と、前記原稿照
明ランプによる照明によって得られる反射光のレベルを
所定のレベルと比較することにより前記原稿のサイズを
検知する検知手段とを有し、前記原稿照明ランプによっ
て原稿を照明し、その原稿の画像を前記光学系により結
像することによって作像する作像動作に先立ち、前記検
知手段によって原稿のサイズを検知する作像装置に関す
るものである。
従来技術 一般に、複写機においては、原稿サイズに応じて複写
倍率の設定等がなされるため、上述した検知手段によっ
て原稿サイズを自動的に検知することが行なわれてい
る。このような原稿サイズ検知方式を採用した作像装置
として、従来より各種形式のものが提案されているが、
そのいずれの形式のものも原稿照明ランプによって原稿
を照明し、その原稿の画像を光学系により結像すること
によって作像する作像動作を行う前に、原稿照明ランプ
によって得られる反射光を検知手段の光センサーへ導
き、その反射光のレベルを所定のレベルと比較すること
により原稿のサイズを検知し、その検知結果に対応して
作像動作を行うようにしている。
ここで、従来は原稿サイズの検知のために原稿照明ラ
ンプを点灯させた際、反射してくる光量が一定となるよ
うに、ランプ電圧を一定にして原稿照明ランプの明るさ
を一定に保つように制御していた。
このため、例えば、原稿を照明して作像する際の光量
の多少によってコピー濃度を変えている複写機において
は、原稿サイズの検知時と、作像動作時とで、原稿照明
ランプの明るさ、すなわちランプ電圧を切り換えるとい
う複雑な制御を必要とした。また、原稿サイズ検知後、
直ちに原稿画像を作像してコピー動作を行うようにする
と、原稿サイズの検知時のランプ電圧と、コピー動作時
のランプ電圧との差が大きい場合には、その切り換え時
に、ランプ電圧のオーバシュート等によるランプ明かる
さ制御の不安定さを生じて作像動作に悪影響を及ぼすこ
とになる。
目的 本発明の目的は、上記従来の欠点を除去した冒頭に記
載した形式の作動装置を提供することにある。
構成 本発明は、上記目的を達成するため、冒頭に記載した
形式の作像装置において、原稿サイズを検知するとき
と、その後の作像動作時とで前記原稿照明ランプの明る
さを一定に制御し、かつ画像濃度を調整すべく作像動作
時の原稿照明ランプの明るさが変更設定されたときは、
その変更された原稿照明ランプの明るさに応じて原稿サ
イズを検知するときの検知手段における前記所定のレベ
ルを変更するように制御する制御手段を具備する作像装
置を提供する。
実施例 以下、本発明の実施例を図面に従って詳細に説明す
る。先ず本発明が適用される作像装置の基本構成例を明
らかにする。
第1図乃至第3図に示した作像装置においては、原稿
1は原稿台としてのコンタクトガラス2上に基準位置P0
を基準にセットされ、原稿カバー3により押えられる。
作像動作時には、原稿1は反射鏡4と、原稿を幅方向に
照明する原稿照明ランプ5と、第1ミラー6とを搭載し
たスキャナ7により照明走査され、原稿1からの反射光
が第1ミラー6及び第2ミラー8、更には図示しないレ
ンズ等を介して同じく図示していない感光体上に結像さ
れて静電潜像が形成される。スキャナ7はプーリ9,10間
に掛け渡した駆動ワイヤ11に連結されており、駆動モー
タ12により回転する駆動プーリ13に従い原稿1面を基準
位置P0の側から所定速度で照明走査し、その後、基準位
置P0の側へリターン動作する。このようにして原稿照明
ランプ5は、原稿1に対して相対的に移動しつつ、その
原稿1を証明する。ミラー6,8及びレンズは、原稿証明
ランプ5による証明によって原稿1の画像を結像する光
学系を構成する。このように、作像装置は、光学系によ
り原稿の画像を結像することによって作像動作を実行す
る。
ここで、本実施例では第2図に示すように、コンタク
トガラス2の基準位置P0に設けたセンターマーク14を基
準に原稿1をセットする中央基準方式が採られている。
又、第2図においては、使用原稿の種類がA版サイズと
され、A3原稿1a,A4縦原稿1b,A4横原稿1c,A5縦原稿1d,A5
横原稿1eの5種類の何れかのサイズの原稿1がセットさ
れる。
しかして、前記スキャナ7には原稿サイズ検知用の検
知手段15の構成要素である複数の光センサー15a,15bが
搭載されている。これらの光センサー15a,15bは原稿照
明ランプ5を光源として原稿1からの反射光を受光検知
するもので、反射鏡4の一部にはスリット4aが形成され
ている。このように、検知手段15は、フォトダイオード
等による2つの光センサー15a,15bを有しているのであ
るが、これらの光センサー15a,15bは、原稿1の幅方向
の所定位置に離間配置され、プーリ9,10、駆動ワイヤ11
及び駆動モータより成る駆動手段によって、原稿面に対
して走査移動されるように支持されている。
一方の光センサー15aは基準位置P0からの移動量の判
定に用いられるもので、中央基準ライン、即ちセンター
マーク14のライン上に配置されている。他方の光センサ
ー15bは原稿幅の判定に用いられるもので、A3原稿1a又
はA4横原稿1cの端部からの反射光は受光するが、A4縦原
稿1b,A5縦原稿1d及びA5横原稿1eからの反射光は受光し
ない位置に配置されている。
これらの光センサー15a,15bに対しては、第3図に示
すように、原稿1からの反射光の受光範囲を小さくし、
サイズ検知の精度を向上させるために、例えば内面を黒
くした遮光パイプ16等の内部に取付けられ、受光できる
反射光範囲が規制されている。
検知手段15は、上述した光センサー15a,15bのほか
に、各光センサー15a,15bに対応する図示していない比
較手段を有していて、各光センサー15a,15bが受光する
反射光量が予め決められた基準光量より多い時にその比
較手段の出力がONとなり、基準光量より少ないときはOF
Fする。これを原稿1の有無で考えると、比較手段の出
力がONの時には原稿1がある状態(原稿1からの反射光
を受けた状態)に相当し、OFFの時には原稿1がない状
態に相当する。このように、検知手段15は、原稿照明ラ
ンプ5による照明によって得られる反射光のレベルを所
定のレベルと比較することにより原稿1のサイズを検知
する。以下、その具体的な構成例を説明する。
前記駆動モータ12にはエンコーダ20が接続されてい
る。これにより、駆動モータ12の回転に伴うエンコーダ
20の出力パルス数が、図示しないカウンタによりカウン
トされ、光センサー15aの出力が変化した時のカウント
数からスキャナ7(したがって光センサー15a,15b)の
基準位置P0からの移動量lを測定して原稿長さに変換さ
せる変換手段(図示せず)が設けられている。
原稿サイズの検知は、複写動作の開始に先立つスキャ
ナ7の予備走査により行なわれる。即ち、原稿照明ラン
プ5を点灯しながらスキャナ7が基準位置から予備走査
を行なう。ここに、例えばコンタクトガラス2上にA4横
原稿1cがセットされている場合を考える。この場合、基
準位置P0では光センサー15a,15bが共に原稿1cからの反
射光を受け、その各比較手段の出力がONとなる。そし
て、スキャナ7の走査が進むにつれてエンコーダ20の出
力パルス数が増加し、スキャナ7が原稿1cの終端まで走
査が進むと、原稿1cが存在しなくなり、各光センサー15
a,15bの比較手段からの出力が共にONからOFFに切換わる
ことになる。この時点で、光センサー15aの出力が変化
したことにより、エンコーダ20からの出力パルス数のカ
ウントがストップされてその時のスキャナ7(光センサ
ー15a,15b)の基準位置P0からの移動量l3に変換され
る。この移動量l3の値からセットされている原稿1はA4
横原稿1c又はA5縦原稿1dの何れかであると一応判定され
る。ところが、この時点で、原稿幅判定用の光センサー
15bも同時にその各比較手段からの出力がONからOFFに変
化している。これにより、原稿幅はA4横幅のものである
ので、セットされている原稿1はA4横原稿1cであると判
定される。
又、コンタクトガラス2上にA5横原稿1dがセットされ
ている場合であれば、光センサー15aの比較手段出力がO
NからOFFに変化した時点でA4横原稿1c又はA5横原稿1dの
何れかであると一応判定されるのは、上述のA4横原稿1c
がセットされている場合と同様であるが、光センサー15
aの比較手段出力が変化した時点で光センサー15bの比較
手段出力は何ら変化していないことにより、その出力の
組合せで、この場合にはA5縦原稿1dであると判定され
る。
このように、光センサー15aの出力変化により変換算
出されるスキャナ7(光センサー15a,15b)の移動量l
とその時の光センサー15bの出力の状態との組合せによ
り、A3原稿1a,A4縦原稿1b,A4横原稿1c,A5縦原稿1d,A5横
原稿1eの何れのサイズの原稿1がセットされているかを
判定することができる。即ち、光センサー15bを用いて
検知された原稿幅と、前述の変換手段による変換された
原稿長さとにより、原稿サイズを判定するのである。よ
り具体的に示すと、この原稿サイズ検知装置は、光セン
サー15aの比較手段出力が各原稿に応じてONからOFFに変
わる時点の基準位置P0からの移動量(原稿長さ)を第1
図に示すようにl1,l2,l3,l4とすると、光センサー15bの
比較手段出力のON,OFFによって次表のように判定され
る。
サイズ測定表 ケース 移動量 光センサー15b サイズ判定 l1 ON A3原稿 l2 OFF A4縦原稿 l3 ON A4横原稿 l3 OFF A5縦原稿 l4 OFF A5横原稿 このように、本実施例によれば、原稿1からの反射光
を受ける2つの光センサー15a,15bを用いることによ
り、5種類の原稿1a〜1eのサイズ判定を行なうことがで
き、検知機構が単純化され、コスト的にも安価となる。
ここに、本実施例ではA版の原稿1のみの場合につい
て説明したが、例えばB版原稿にも用いられるような場
合には、光センサー15bに相当するB版原稿の幅判定用
の光センサーを1個追加すればよいことになる。
スキャナ7の予備走査による原稿サイズ検知時このス
キャナ7のリターン動作方式としては、2通りの方式を
採ることができる。第1の方式は、原稿サイズ検知後も
機械によって決められている最大走査長さ分の走査を行
なわせてから、基準位置P0へリターン動作を行なわせて
複写動作の待機状態とする方式である。第2の方式は、
予備走査において原稿サイズを検知したら(光センサー
15aの比較手段出力がONからOFFに変化したら)、スキャ
ナ7を停止さてその位置からスキャナ7を直ちに基準位
置P0へリターンさせて複写動作の待機状態とする方式で
ある。第1の方式によればスキャナ7の動作制御系を単
純化できるメリットがあり、第2の方式によればスキャ
ナ7の予備走査に関する時間、即ち原稿サイズ検知に要
する時間を短縮できるメリットがある。特に、A5原稿等
の小サイズ原稿の場合には、時間を大幅に短縮できる。
又、原稿サイズの検知方式として前述した説明では、
予備走査時にスキャナ7が基準位置P0から離れる方向に
走査する時に原稿サイズを検知するようにしたが、逆方
向の移動により検知するようにしてもよい。即ち、スキ
ャナ7が最大走査位置から基準位置P0へリターンする走
査方向の時に原稿サイズを検知させるものである。この
方式の場合には、走査パネル(図示せず)上からサイズ
検知指示を与えることにより、スキャナ7が最大走査位
置まで移動して次の指示を待つ。そして、例えばコピー
開始等の次の指示によりスキャナ7が基準位置P0へ向か
って走査を開始し、その移動途中で原稿サイズ検知を行
なう。この方式においても、光センサー15a,15bの位置
は前述した説明の場合と変わらないが、その作動状態は
逆となる。そして、最大走査量は機械で予め決められて
いる(したがって、最大走査量に相当するエンコーダ20
の出力パルス数も決められている)ので、この最大走査
量からスキャナ7の移動長さを減算することにより、原
稿サイズ(長さ)は容易に算出できる。
上述のように、本例の作像装置は、原稿のサイズを検
知する検知手段15が、原稿照明ランプ5による照明によ
って得られる反射光のレベルを所定のレベルと比較する
ことにより、原稿のサイズを検知するように構成されて
おり、かつ原稿照明ランプ5によって原稿を照明し、そ
の原稿の画像を光学系により結像することによって作像
する作像動作に先立ち、検知手段15によって原稿のサイ
ズを検知するように構成されている。
第4図に示した作像装置においては、光ファイバー30
と光センサー15a,15bとを組合わせた検知手段31を用い
るものである。光ファイバー30の一端は光導入部30aと
されてスキャナ7に支持され、原稿1からの反射光を光
ファイバー30内に導入し得るようにされている。そし
て、光センサー15a,15bは装置の固定部32に配置されて
おり、この光ファイバー30により伝送される光を光ファ
イバー30の他端から受けるように光接続されている。光
ファイバー30は光センサー15a,15b毎に設けられてい
る。他の構成とその基本動作は、第1図乃至第3図に示
した実施例と変りはなく、その作像動作に先立って、検
知手段31によって原稿のサイズ検知が行われることも同
様である。第4図に示した構成例においては、スキャナ
7に光センサー15a,15bが搭載されていないので、光セ
ンサー15a,15bが原稿照明ランプ5の熱的影響を受ける
ことがなく、センサーの温度ドリフトが大幅に減少し、
サイズ検知の信頼性が向上する。
又、第4図に示した構成例の場合、第5図に示すよう
に光ファイバー30の光導入部30aにレンズ33を設けるこ
とにより、原稿のサイズ検知の信頼性をより向上させる
ことができる。例えば、このレンズ33の先端から原稿1
面までの距離を5.5mmに設定し、外径3mmのレンズ33を用
いた場合、原稿サイズの検知精度を1mmとすることがで
きる。この場合には、原稿長さの差が1mmのものまで判
別できる。この点、レンズ33を用いずに、光ファイバー
30の光導入部30a先端と原稿1面との距離を5.5mmに設定
した時の検知精度は3〜4mmとなる。又、光ファイバー3
0を用いているので、光センサー15a,15bが原稿照明ラン
プ5の熱的影響を受けることがない。
ところで、昨今の複写機においては、その多くがコピ
ーの画像濃度を、原稿照明ランプの明かるさ、すなわち
ランプ電圧を変えることにより、変化させている。かよ
うな複写機では前述したような原稿サイズの検知時に、
原稿照明時と異なる電圧にランプ電圧を切換えるという
余分な制御を必要とすることのみならず、原稿サイズ検
知後、直ちにコピー動作が行なわれるようになっている
と、原稿のサイズ検知時のランプ電圧と、コピー動作時
のランプ電圧との差が大きい場合には、その切換え時
に、ランプ電圧のオーバシュート等によるランプ明るさ
制御の不安定さを生じてコピー画像に悪影響を及ぼす等
の不具合がある。
そこで、本例では、前述した各構成の作像装置におい
て、原稿サイズ検知時と、コピー動作時のランプ電圧を
切換えることなく、同一にして、原稿サイズ検知を行な
えるように構成されている。すなわち、図示していない
制御手段により、原稿サイズを検知するときと、その後
の作像動作時とで原稿照明ランプ5の明るさが同一とな
るように制御されるのである。より具体的に示すと、コ
ピーの画像濃度を、原稿照明ランプの電圧を変化させる
ことにより、複数レベルに段階的に切換える方式の複写
機において、選択されているレベルの電圧を保持したま
ま、原稿サイズ検知を行なうのである。これによって、
前述した如きランプ電圧の切換えによる悪影響をなくす
ことができる。
しかし乍ら、その場合、コピー時の原稿照明ランプ5
の明るさが変更設定されると、その変更に伴って原稿サ
イズの検知動作時のランプ電圧、すなわち原稿照明ラン
プの明かるさがそれぞれ異なることになるため、安定し
た明かるさの反射光が得られなくなるおそれがある。そ
こで、その複数レベルの明かるさの反射光に対して、検
知手段15、31の各比較手段の側に、複数レベルの原稿有
無の判定検知レベルを持たせるようにすれば、その問題
を解決でき、正確に原稿のサイズを検知することができ
る。
原稿照明ランプが明かるいとき(コピー濃度が薄いと
き)には反射光が多い訳であるから、原稿サイズを検知
するときの検知手段15,31の各比較手段における所定の
判定レベル電圧を上げてやり、暗いとき(コピー濃度が
濃いとき)には原稿サイズ検知時の所定り判定レベル電
圧を下げてやると言った制御を行なえばよい。画像濃度
を調整すべく、原稿照明ランプの明かるさを段階的に調
整したとき、検知手段15,31における各比較手段の所定
のレベル、すなわちその検知レベルの閾値を、その明か
るさの調整に対応して段階的に変化させるのである。
例えば、光センサーを構成する受光素子に対して、こ
れが受けた光に対する出力電圧が、何V以上であれば紙
有り(ON)と検知し、何Vより低ければ紙無し(OFF)
と検知すると言ったような、その何Vを閾値として、こ
れをランプ電圧の切換えに対応して換えればよいのであ
る。かような制御手段としては、例えば、選択された濃
度情報により、上記閾値を選び得るようなマイクロコン
ピュータのプログラム等によって実施することができ
る。
このように、複数の濃度レベルに応じて、検知手段が
わに複数の判定検知レベルを持たせることにより、ラン
プ電圧を、原稿サイズ検知時、コピー動作時の双方につ
き、それぞれ切換える必要がなくなると共に、ランプ電
圧切換えに伴なうオーバーシュート等による画像の悪影
響を排除することができる。
上述のように、本例では、制御手段によって、原稿サ
イズを検知するときと、その後の作像動作時とで原稿照
明ランプの明るさを同一に制御し、かつ画像濃度を調整
すべく作像動作時の原稿照明ランプの明るさが変更設定
されたときは、その変更された原稿照明ランプの明るさ
に応じて原稿サイズを検知するときの検知手段における
所定のレベルを変更するように制御するのである。
効果 本発明によれば、原稿サイズ検知時と作像動作時とで
原稿照明ランプの明るさを切換えるような制御を不要と
することができると共に、その切換えに伴なう悪影響を
排除することができ、しかも原稿サイズの検知も正確に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例を示す概略側面図、第2図は寸
法関係を示す平面図、第3図はスキャナ付近を拡大して
示す縦断側面図、第4図は他の構成例を示す側面図、第
5図はその変形例を示す側面図である。 1……原稿、5……原稿照明ランプ、15……検知手段、
31……検知手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿に対して相対的に移動しつつ、その原
    稿を照明する原稿照明ランプと、該ランプによる照明に
    よって前記原稿の画像を結像する光学系と、前記原稿照
    明ランプによる照明によって得られる反射光のレベルを
    所定のレベルと比較することにより前記原稿のサイズを
    検知する検知手段とを有し、前記原稿照明ランプによっ
    て原稿を照明し、その原稿の画像を前記光学系により結
    像することによって作像する作像動作に先立ち、前記検
    知手段によって原稿のサイズを検知する作像装置におい
    て、 原稿サイズを検知するときと、その後の作像動作時とで
    前記原稿照明ランプの明るさを同一に制御し、かつ画像
    濃度を調整すべく作像動作時の原稿照明ランプの明るさ
    が変更設定されたときは、その変更された原稿照明ラン
    プの明るさに応じて原稿サイズを検知するときの検知手
    段における前記所定のレベルを変更するように制御する
    制御手段を具備することを特徴とする作像装置。
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