JPS62267926A - 消去可能な光デイスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ディスク装置に関するもので、具体的には
例えば直径１μｍ程度のレーザビームを光記録媒体上に
照射し、高密度に信号を記録再生し、かつ一旦記録した
信号をレーザ照射によシ消去することによって、繰シ返
し信号を記録再生できる消去可能な光ディスク装置に関
するものである。

従来の技術 光ディスク装置において、信号の記録は光ディスクに照
射するレーザ光強度を、記録する信号で強度変調して行
なう。−力信号の再生は、光ディスクの信号記録部に、
一定強度のレーザ光を照射し、反射光あるいは透過光の
変化を検出して行なうＯ 上記光ディスク装置の例を第４図に示す。図で１０１は
波長λ１　の光を発生する記録再生用半導体レーザを示
し、その出力光ビームｋｌで示す。

１０２は集光レンズで半導体レーザの出力光を集光して
、略平光な光ビームとする。１０５ｉ波長λ、の″Ｉｔ
、′ｆ！：透過し、波長λ２の光？反射する光ピ−ム合
成器、１ｏ６はビームスプリッタ、１０７は反射ミラー
を示す、１０８は絞りレンズで、元ビームｉｔ絞って光
ディスク上の案内トラック５１上に光スポットＬを作る
。１０９はアクテユエイタで、公知のフォーカス制御全
行なう。

１０３は波長λ２の光ビームｍ′ｆ！：発生する半導体
レーザ、１０４はその集光レンズで、光ビームｍを断面
が楕円形の略平行光に変換する。光ビームｍｉビーム合
成器１０５で反射されて、光スポットＬと同じ案内トラ
ックＳ１上に第５図で示すように、楕円形でかつその長
径方向が案内トラックの長手方向と一致する光スポラ）
Ｍが形成される。

第４図で光ディスクで反射された光は絞りレンズ１０８
．ミラー１０７’ｉ通ってビームスプリッタ１０６に入
射し、光路を変更されてフィルタ板１１１に入射する。

フィルタ板１１１は、波長λ。

の光ｌを通し、波長λ２の元ｍを通さない。１１２に単
レンズで、反射光ｌを絞る。１１３は反射ミラーで、絞
り光の半分を遮りかつ反射して、光検出器１１６の方へ
導く。

１１４はフォーカス誤差信号を検出する二分割のフォト
ダイオードで、光ｌ、の移動全検出して、フォーカス誤
差信号を出す。１１６は光ビームで２によりトラッキン
グ誤差信号を検出するための二分割フォトダイオードで
ある。

１１６は、半導体レーザ１０３を駆動する消去レーザ駆
動回路で、光スポツ）Ｍの強度を端子Ｑへの信号で制御
する。

１１７は半導体レーザ１０１　ｆ駆動する記録レーザ駆
動回路で、光スポラ）Ｌの強度を端子Ｐに印加する信号
で制御する。

第５図に、第４図のディスクの案内トランク５１に照射
される２つの元スポットの様子を示す。円形の光スポラ
）Ｌと、長円形の光スポットＭは、同一の案内トラック
５１上に配置される。

発明が解決しようとする問題点 係る装置において、動作温度、環境温度、衝撃などによ
り、機構的精度で収）付けられたレーザ光源１０３の取
υ付は位置がずれると、消去用の元スポソ）Ｍｌ’：Ｃ
光スポットＬかのっている案内トラック５１の中心から
ずれ、消去動作が不良【なる可能性がある。また消去用
の光スポツ）Ｍに、トラッキング制御をかける事も考え
られるが、この場合は第６図で光スポラｌ−ＬとＭが別
々のトラックを追従して大切なデータ全消去してしまう
可能性がある。

これらの消去不良からデータが失われないためて、消去
機能が正常かどうかを確認するには、消去後の残留信号
は一般に小さく、消去機能が少々悪化した程度では、そ
の確認は困難である。

本発明はかかる点に鑑み、消去機能が正常かを容易にか
つ確実て検出して、消去不良からデータの保護をはかる
元ディスク装置全提供することを目的とする。

問題点を解決するための手段 本発明は、消去機能の確認を行なう消去機能確認手段と
、消去レーザのパワーを変えるパワー可変手段とを備え
、ｉＪ記パワー可変手段によＶ消去レーザのパワー金所
定範囲変化させて前記消去機能・確認手段によシ消去動
作が正常か否かの判定を行なう消去可能な元ディスク装
置である。

作　　用 本発明は、前記した構成によυ、消去機能を確認する際
に、前記パワー可変手段によシ消去レーザの出力パワー
を所定範囲変えて消去動作を行なう。消去機能が正常な
場合、消去パワーを所定範囲変えて消去しても、再生信
号中に残留信号の増加は見られないが、消去機能が正常
でない場合、消去性能の劣化が強調されるため、再生信
号中の残留信号が増加する。この残留信号の増加を利用
して、前記消去機能確認手段が、消去機能が正常か否か
を容易てかつ確実に検出し、判定する。

実施例 第１図は本発明の実施例における、光ディスク装置の部
分構成図を示す。第２図に消去パワーを所定範囲変化さ
せるパワー可変回路の動作を説明する。第３図に、全体
の動作を説明するフローチャートを示す〇 本実施例では、ディスクに記録されたデータが正しく再
生されない時を消去不良と判定しているが、この他にも
、データが正しく再生されない場合がある。例えば記録
系が正常でない時、あるいはディスク自身のディフェク
トが存在する場合などである。記録系が正常でない時は
、その記録された信号をチｚ７りする事で確認できる。

またディスクのディフェクト等のきずＫよる、再生デー
タへの影響は、ディフェクトのないトラックを、テスト
トランクとして使用する事によシ取シ除く事ができる。

これより、本実施例では記録されたデータが正しく再生
されない時は、消去不良の場合とする。

第１図の構成において、先に説明した従来例に追加した
部分の説明を行なう、 １２０はレーザ制御回路である。これは光ディスク装置
の記録・消去・再生の動作に応じて、前記記録レーザ駆
動回路１１７．消去レーザ駆動回路１１６の制御を行な
う。具体的には、各レーザを発光させるためのタイミン
グ制御信号、記録データ信号の供給等を行なう。

従って、光ディスクに信号を記録する場合には、レーザ
制御回路１２０は、記録区間を示す信号と、変調データ
とを前記レーザ駆動回路１１７へ送る。

この信号によシ、半導体レーザ１０１は出力光が、変調
データによシ強度変調され、光ディスクに信号が記録さ
れる。

一方、光ディスクに記録されている信号を、消去する場
合には、前記レーザ制御回路１２０から、消去区間を示
す信号が前記消去レーザ駆動回路１１６へ送られる。消
去区間を示す信号が送られている間、消去レーザ駆動回
路１１６は、半導体レーザ１０３の出力を高パワーにし
て、光ディスク上に記録されている信号の消去が行われ
る。

１２１に、パワー可変回路である。これは、前記消去レ
ーザ駆動回路１１６に接続され、消去レーザのパワーを
、電圧あるいは電流値を制御することにより、変化させ
る。

１２２は光ディスクに記録する記録データＩと、再生し
て得られた再生データｙとの比較を行なう比較回路であ
る。データが正しく一致している事で、消去機能の確認
を行なう。

データが不一致となる場合は、先述した様【、記録系の
不良、消去不良、ディスク自身のディフェクト等が考え
られる。本実施例では、消去機能の確認の次めディフェ
クトのないトラックを用い、かつ記録系が正常である事
を事前に確認しておく。

これより比較回路１２２で、記録データＩと、再生デー
タｙとの不一致が検出された時は、消去不良とみなされ
、不一致パルス２が発生し、消去禁止ＦＦ（フリノダン
ロップ）　１２３　、消去不良表示装置１２已に送られ
る、 消去禁止ＦＦ１２７の出力は、前記レーザ制御回路１２
０からの、消去区間を示す信号とのＡＮＤがとられ、前
記消去レーザ駆動回路１１６へ接続されている。通常は
、消去禁止ＦＦ１２７の出力はＨで、消去区間と示す信
号はＡＮＤゲートを通って、消去レーザ駆動回路１１６
へ送られ消去が可能である。消去不良の場合は不一致パ
ルス２が、消去禁止ＦＦ１２３をリセットし、消去禁止
ＦＦ１２３の出力なＬｖＣなる。消去区間を示す信号は
ＡＮＤゲートでカットされ、ＡＮＤ出力がＬになり消去
レーザ駆動回路１１６が動作しないため、消去動作が禁
止される墨になる。

消去不良表示装置１２４は、ＬＥＤ・ブザーあるいはデ
ィスプレイなどで構成され、消去機能が正常でない事を
、不一致パルス２が発生した時に知らせる。

第２図に、消去パワーと消去後の消し残り残留信号の関
係の一例を示す。横軸に消去パワー、縦軸に消去後の残
留信号を示す。

第２図（ａ）には、消去機能が正常な場合の例を示す。

図でＰｌは、通常の最適消去パワーで、残留信号の大き
さは”ＯＫ　で十分小さく、消去機能は問題ない。この
時残留信号がＮＯＫになる消去パワーの最低値をＰ１′
とし、消去機能を確認するための消去パワーの可変範囲
Δ全Ｊ＝Ｐ１−Ｐ、′とする。

次に第２図（麹で消去機能が正常でない場合を示す。消
去パワーが（ａ）の最適消去パワーＰ１から、Ｐ２にな
っていたとする。この時（−）で決めた所定範囲Δだけ
消去パワーを落としてＰ２′で消去を行なうと、残留信
号はＮｈＧ　　となシ、ＮｏＫから急激に増加する。

これよシ消去パワーを所定範囲Δ変化させて消去すると
、消去機能が正常でない場合には、残留信号が急に増加
し、残留信号の検出を容易にし、かつ、消去機能の確認
を確実に行なうことができる。

以上のように構成された本装置について、その動作を第
３図を用いて説明する。

まず、光ディスク上で、ユーザがデータを記録スル領域
以外の、所定のトラックにアクセスし、第１データを記
録する。この時、再生データと記録データとの比較を行
ない不一致があった場合は、記録系の不良、あるいはデ
ィスクのディフェクト。

等が考えられるため、別のトラックに移って、再度第１
データを記録する。記録データと再生データが一致した
ら、記録系は正常で、ディフェクトもないと考え、次の
ステップに進む。

前記パワー可変回路１２１によシ、消去パワーを所定範
囲Δ変えて、設定する。

消去パワー設定後、記録した第１データの消去を行なう
。この時、第２図で表されるように、消去機能が正常な
場合には、残留信号は最適消去パワーのときと同様小さ
い。消去機能が正常でない場合には残留信号が急に増加
する。

次に第２データを記録データＸとして記録する。

この時、前記比較回路１２２は、記録データＸをメモリ
に記憶する。

次に第２データの読取りチェックが比較回路１２２で行
われる。メモリに記憶していた記録データＩと再生デー
タｙとが比較回路１２２により比較される。データが一
致すると、エラー無しということで、消去機能は正常と
判定される。データに不一致があると、エラー有りとい
う事で、前記不一致パルスＶが発生する。

不一致パルスＶが出力されると、消去機能が正常でない
と判定され、消去不良である事が表示されると同時に、
消去機能が禁止される。

以上のように、本実施例によれば、消去パワーを所足範
囲変えることにより、消去機能を確実にかつ容易に確認
でき、消去不良から大切なデータを保護する事ができる
。

所定範囲Δは、消去パワーのマージンを考慮して、任意
に設定することができる。

本実施例において、消去機能の確認を再生データが正し
く再生されているかで行ったが、消去後の残留信号を直
接あるレベルで比較してもよい。

ま九本実施例は、通常、電源起動時に消去機能の確認を
行なうが、電源が入っ良後、所定の時間毎に行ってもよ
い。

さらて、消去機能の確認するディスクの使用領域はトラ
ンク単位でもよいし、セクタ単位で行ってもよい。

発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、元ディスク装置に
おいて、消去機能が正常か否かの確認金、消去パワーを
所定レベル液えることにより、容易にかつ確実に行なっ
て、消去不良全検出でき、ぼた元ディスク装置の通常の
使用状態では、消去パワーがマージンをもち、安定な動
作となり、その実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における光ディスク装置の構
成図、第２図は消去パワーと残留信号との関係図、第３
図は本実施例における動作を説明するための７０−チャ
ート、第４図は光ディスク装置の光学ヘッドのブロック
図、第６図は光ディスクの案内トラック上における、消
去光Ｍと記録再生光りの配置と、案内トラックの移動方
向との関係の説明図である。 １２２・・・・・・比較回路、１２０・・・・・・レー
ザ制御回路、１１７・・・・・・記録レーザ駆動回路、
１１６・・・・・・消去レーザ駆動回路、１２１・・・
・・・パワー可変回路、１２３・・・・・・消去禁止Ｆ
Ｆ１１２４・・・・・・消去不良表示装置。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第２図 （ａ） 大 消去パフ− 第３図 箔４図 第５図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）消去可能な光記録媒体上に、情報の記録・再生消
   去を行なう光ディスク装置であって、消去機能の確認を
   行なう消去機能確認手段と、消去レーザのパワーを変え
   るパワー可変手段とを備え、前記パワー可変手段により
   消去レーザのパワーを所定範囲変化させて消去を行ない
   、前記消去確認手段により消去動作が正常か否かの判定
   を行なうことを特徴とする消去可能な光ディスク装置。
2. （２）消去機能確認手段が、所定のトラックで、第１の
   データを記録した後、消去し、次に第２のデータを記録
   し、この第２のデータが正しく再生されるかどうかによ
   り消去動作が正常か否かの判定を行なう事を特徴とする
   特許請求の範囲第１項記載の消去可能な光ディスク装置
   。