JPS62263380A - 柔軟剤組成物 - Google Patents

柔軟剤組成物

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JPS62263380A
JPS62263380A JP10639186A JP10639186A JPS62263380A JP S62263380 A JPS62263380 A JP S62263380A JP 10639186 A JP10639186 A JP 10639186A JP 10639186 A JP10639186 A JP 10639186A JP S62263380 A JPS62263380 A JP S62263380A
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JP
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quaternary ammonium
methyl
ammonium salt
viscosity
isothiazolin
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JP10639186A
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久美 佐々木
健二 横井
健治 高橋
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Lion Corp
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Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は繊維、衣料、毛髪等に柔軟性を付与するための
柔軟剤組成物に関し、すぐれた抗菌性と粘度変化の少な
い組成物を提供するものである。
〔従来の技術〕
通常衣料等にやわらかさを付与するための柔軟剤は、ジ
長鎖アルキルジ短鎖アルキル第4級アンモニウム塩など
の水難溶性の第4級アンモニウム塩を主成分とし、これ
を水性媒体に分散させた形態で用いられている。ところ
がカチオン界面活性剤は一般に殺菌性を有するものとい
われているが、前記第4級アンモニウム塩はモノ長鎖ア
ルキルトリ短鎖アルキル第4級アンモニウム塩や塩化ペ
ンデルコニウムなどの水溶性の第4級アンモニウム塩と
異なり殺菌力が弱いために、その水性分散液を高温下に
長期間放置すると菌が繁殖するという現象が生じ衛生上
好ましくない。この現象は、水性分散液に使用する水や
非イオン界面活性剤、ハイドロトロープなどの任意添加
物とともに菌が系内に混入し、経日により繁殖するもの
と思われる。
そこで柔軟剤組成物を製造する場合には、使用水や各種
原料を紫外線滅菌、加熱滅菌したり尿素を多量に加えて
制菌することが行なわれている。
しかしながら紫外線滅菌は効果が必ずしも充分ではなく
、また加熱滅菌は原料の変質を伴うので好ましくない。
これに比べ尿素を3%以上添加すると菌の繁殖は抑制で
きるが、経口により尿素の分解が生じアルカリ性となる
ためにカチオン界面活性剤の分散安定性が低下するとい
う欠点が生ずる。
一方デヒドロ酢酸ナトリウム、P−クレゾール、塩化ベ
ンザルコニウム、トリアジン系化合物等の汎用の抗菌剤
(防菌、防かび剤)を添加することも知られているが、
これらを添加すると水性柔軟剤組成物の粘度が著しく低
下し、場合によっては相分離するとか、あるいは全く逆
に著しく増粘するので使用適性に欠点が生じ、もとの粘
度とするためには増粘剤もしくは減粘剤等の添加が必要
となり経済的にも好ましくない。
また、プロパンジオール系の抗菌剤の添加も知られてお
り、粘度変化が少なく、制菌ある柔軟剤組成物となし得
るが、微量の鉄、鉄化合物、鉄イオン等の金属により分
解しやすく、その取扱いに注意が必要である等の問題点
があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
発明は、上記欠点を解決した粘度変化が少なく、制菌力
が高く、かつその持続性にすぐれた柔軟剤組成物を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的は、水難溶性第4級アンモニウム塩型カチオ
ン界面活性剤及び3−イソチアゾロン系抗菌剤とを含有
することを特徴とする柔軟剤組成物を用ることによって
達成された。
発明で用いる難溶性第4級アンモニウム塩型カチオン界
面活性剤としては、例えば炭素数8〜26のアルキル基
またはアルケニル基を分子内に少くとも2個有する第4
級アンモニウム塩があげられる。これらのうち炭素数1
0〜24のアルキル基またはアルケニル基を分子内に2
個有する第4級アンモニウム塩が好ましく、例えば次の
一般式(I)、(II)で表わされるアンモニウム塩、
アミドアンモニウム塩、イミダゾリニウム塩が挙げられ
る。
(式I、■中、R3,R2はそれぞれ炭素数10〜24
のアルキル基、ヒドロキシアルキル基またハアルケニル
基、R3、R4はそれぞれ炭素数1〜3のアルキル基、
ヒドロキシアルキル基またはベンジル基、−(C2)1
40) 12  ・It(j23=1〜5)で示されB
q、y、  、 Y、はそれぞれエチレン基または−メ
ロピレン基、β1 、R2はOまたは1の数、Xはハロ
ゲンまたは炭素数1〜3のモノアルキル硫酸基を示す。
) 具体的には、ジラウリルジメチルアンモニウムクロライ
ド、シバルミチルメチルヒドロキシエチルアンモニウム
メチルサルフェート、ジ水素添加牛脂アルキルジメチル
アンモニウムクロライド、ジオレイルジメチルアンモニ
ウムクロライド、ジステアリルメチルポリオキンエチレ
ン(平均重合度5モル)アンモニウムクロライド、ジ水
素添加牛脂アルキルエチルベンジルアンモニウムクロラ
イド、ジテトラコンルジメチルアンモニウムクロライド
、ジ〔(2−ドデカノイルアミノ)エチルクンメチルア
ンモニウムクロライド、ジ〔(2−オクタデカノイルア
ミノ)プロピル〕ジメチルアンモニウムメチルサルフェ
ート、2−へブタデンル=1−エチル−〔(2−オクタ
デカノイルアミノ)エチル〕イミダゾリニウムエチルサ
ルフェート、2−ペンタデシル−1−メチル−1−((
2−ヘキサデカノイルアミノ)エチル〕イミダゾリニウ
ムメチルサルフェートなどの1種または2種以上の混合
物である。
柔軟剤組成物中の配合量は0.1〜50重量%(以下重
量%を%と称する。)、好ましくは2〜15%である。
なお、水難溶性第4級アンモニウム塩は水性柔軟剤組成
物において、公知の分散手段により平均粒径5μ以下、
好ましくは2μ以下の微粒子として分散されているのが
望ましい。
本発明で用いる3−イソチアゾロン系抗菌剤としては、
一般式(II[)で表わされる4−イソチアゾリン−3
−オンを基本骨格とする化合物があげられる。
(式■中、R5、R6はそれぞれ水素、ハロゲン、炭素
数1〜10のアルキルまたはアルケニル基、R7は炭素
数1〜10のアルキル基またはアルケニル基、炭素数5
〜6のシクロアルキル基、アリール基または置換アリー
ル基を示す。)具体的には2−メチル−4−イソチアゾ
リン−3−オン、2−プロピル−4−イソチアゾリン−
3−オン、2−シクロへキシル−4−イソチアゾリン−
3−オン、2−ベンジル−4−イソチアゾリン−3−オ
ン、5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3
−オン、5−ブロモ−2−ペンチル−4−インチアンリ
ン−3−オン、2−り四〇−5−メチルー4−イソチア
ゾリン−3−オン、5−メチル−2−メチル−4−イソ
チアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−ベンジル−4
−イソチアゾリン−3−オン、2−エチル−5−エチル
−4−クロロ−4−イソチアゾリン−3−オンなどの1
(重または2種以上の混合物である。これらのうち、抗
菌剤がすぐれる5−り四ロー2−メチルー4−イソチア
ゾリン−3−オンと2−メチル−4−イソチアゾリン−
3−オンとから成るインチアゾリン混合物が好ましく、
これは商品名ケーソン(KΔTHON 、米国、Rol
rm & Haas社製)として水溶液の形で人手し得
る。
これらの3−イソチアゾロン系抗菌剤は水難溶性第4級
アンモニウム塩型カチオン界面活性剤の水性分散液に対
して少量の添加量で極めてすぐれた抗菌性を発揮するも
のである。そのうえにデヒドロ酢酸ソーダのような汎用
の多くの抗菌剤と異なり、抗菌剤の添加前後の前記水性
分散液の粘度変化が極めて少ないという特徴を有する。
前記水性分散液への配合量はI X 10−6〜1%、
好ましくは0.00001〜0,1%である。
本発明の水性柔軟剤組成物には粘度の絶対値を所望の範
囲内とするために、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、
塩化マグネシウム、硝酸カル7ウム、硝酸マグネシウム
のようなj世機の粘度低下剤やノニオン界面活性剤など
の有機の粘度低下剤を添加することができる。このうち
保存安定性の面からもポリオキンエチレン型ノニオン界
面活性剤が好ましく、例えばポリオキンエチレン(P−
5〜60)アルキル(C’ 3〜20)エーテルやポリ
オキシエチレン(I5= 5〜60)アルキル(C6〜
20)フェニルエーテルなどを0.05〜2%添加する
ことができる。
また美的外観付与や布、毛髪等に対するコンディショニ
ング上の特性を付与するために、その他の追加成分も任
意に添加することができる。このような成分としては顔
料、染料、スメクタイト粘土、高級アルコール、ポリマ
ーエマルジョン、ソリコーン類、香料、蛍光増白剤等が
あげられ、これらは通常1%未満の量で添加される。ま
た水性分散剤の凝固点降下剤として低級アルコール(エ
タノール、インプロパツール等)やグリコール類(エチ
レングリコール、プロピレングリコール等)を添加する
ことも可能である。さらに帯電防止剤、吸水性向上助剤
等の成分も添加することができ、帯電防止剤としてはド
デシルフェノール、ノニルフェノール等のアルキルフェ
ノール類が好適であり、また吸水性向上助剤としては、
リノール酸2量体、トコセニルコハク酸等の不飽和脂肪
酸の2遺体が好適である。
また香料としては、植物抽出物いわゆる天然精油類、チ
ルヘン炭化水素類、テルペンアルコール類またはこれら
のエステル類、テルペンアルデヒド、テルペンケトン、
ラクトン類等の香気成分が単独または組合せて添加でき
る。
〔発明の効果〕
以上のように本発明で用る抗菌剤は抗菌性にすぐれるこ
とはもちろんその添加によって水難溶性第4級アンモニ
ウム塩型カチオン界面活性剤の水性分散液粘度をほとん
ど変化させないので、粘度変化を相殺するために高分子
等の増粘剤をあらたに添加する必要がなく、その利点は
大きし)ものである。
次に本発明を実施例により詳述する。
〔実施例〕
実施例1 シ硬化牛脂アルキルジメチルアンモニウムクロライド4
.5%、ポリオキシエチレン(P=40)ノニルフェニ
ルエーテル0.3%、エチレングリコール3%、硝酸マ
グネシウム0.01%、香料0.1%各種抗菌剤O〜1
%、残部水よりなる水性分散液を下記の方法により調整
し、粘度及び抗菌性を測定した。結果を表−1に示す。
水性分散液の調整方法 ジ硬化牛脂アルキルジメチルアンモニウムクロライド以
外の成分を45℃の水に溶解しておき、攪拌しながら前
記第4級アンモニウム塩の溶融混合物を滴下し、均一に
分散させた後室温まで冷却した。
粘度測定 調整後、25℃で1日放置した後の粘度をブルックフィ
ールド型粘度計で測定した。
抗菌性 調整後、25℃で1日放置した水性分散液にシュードモ
ナス属の閑(シニードモナス、セパティア)をL X 
10’ cell/ gの濃度となるように接種し、3
0℃で保存し14日後、30日後の生菌数(cell 
/ g )を測定した。
表−1の結果から明らかなように本発明による組成物は
抗菌性に優れ、また抗菌剤無添加の場合の粘度とほとん
ど同じであり、系の粘度を実質上変化させず分散安定に
悪影響を及ぼさないという特徴を有することがわかる。
実施例2 2−ヘプタデシル−1−メチル−1−[(2−オクタデ
カノイルアミン)エチル]イミダゾリニウムメチルサル
フェート6%、ポリオキンエチレン(P = 7 )ス
テアリルアルキルエーテル0.5%、ホIJ ;t +
ジエチレン(’P=40)ノニルフェニルエーテル0.
396 、エチレングリコール3%、塩化ナトリウム0
.01%、硝酸カル/ラム0.005%、香料0.1%
、各種抗菌剤O〜0.1%、残部水よりなる水性分散液
を実施例1と同様の方法で調整し、粘度、抗菌性を測定
した。結果を表−2に示す。
表−2の結果から明らかなように本発明による組成物は
抗菌性にすぐれ、系の粘度を実質上変化させないという
特徴を有することがわかる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水難溶性第4級アンモニウム塩型カチオン界面活
    性剤及び3−イソチアゾロン系抗菌剤とを含有すること
    を特徴とする柔軟剤組成物。
  2. (2)水難溶性第4級アンモニウム塩型カチオン界面活
    性剤が炭素数12〜24のアルキル基またはアルケニル
    基を分子内に2個有する第4級アンモニウム塩である特
    許請求の範囲第(1)項記載の組成物。
  3. (3)3−イソチアゾロン系抗菌剤が5−クロロ−2−
    メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−
    4−イソチアゾリン−3−オン及びこれらの混合物の群
    から選ばれたものである特許請求の範囲第(1)項記載
    の組成物。
  4. (4)水難溶性第4級アンモニウム塩型カチオン界面活
    性剤の含有量が0.1〜50重量%、3−イソチアゾロ
    ン系抗菌剤の含有量が1×10^−^6〜1重量%であ
    る特許請求の範囲第(1)項記載の組成物。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0305065A2 (en) * 1987-08-26 1989-03-01 The Clorox Company Isotropic fabric softener composition containing fabric mildewstat
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