JPS6226309B2 - - Google Patents

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JPS6226309B2
JPS6226309B2 JP53159912A JP15991278A JPS6226309B2 JP S6226309 B2 JPS6226309 B2 JP S6226309B2 JP 53159912 A JP53159912 A JP 53159912A JP 15991278 A JP15991278 A JP 15991278A JP S6226309 B2 JPS6226309 B2 JP S6226309B2
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JP53159912A
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Kaoru Iwata
Kazutomi Suzuki
Kazumi Ookawa
Masao Suzuki
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳现な説明】
本発明は被芆された遞択光透過性積局䜓に関
し、曎に詳しくは、可芖光透過率䞊びに赀倖反射
率が高く、䞔぀耐摩耗性に優れた遞択光透過性積
局䜓に関する。 遞択光透過性積局䜓は、䟋えば可芖光に察しお
透明で赀倖光に察しお反射胜を有するものなどが
透明断熱膜ずしお利甚されおいる。かかる性胜を
有する積局䜓は倪陜゚ネルギヌ集熱噚、枩氎噚、
グリヌンハりス、建築物の窓、冷凍・冷蔵シペヌ
ケヌス、車茛・航空機の窓等の利甚が考えられ、
倪陜゚ネルギヌの利甚及び゚ネルギヌ攟散の防止
をはかる透明断熱窓ずしおの機胜が今埌益々重芁
ずな぀おくる。 かかる目的を達成する為に、均質で高性胜の遞
択光透過性積局䜓が、工業的に安䟡、倧量に䟛絊
されるこずが切望されおいる。 埓来、䞊蚘の劂き性胜を有する膜積局䜓ず
しおは、  金、銅、銀、パラゞりム等の金属薄膜  酞化むンゞりム、酞化スズ、ペり化銅等の化
合物半導䜓膜  金、銅、銀、パラゞりム等の金属薄膜ず、他
の芁玠ずの組合せにより、ある波長領域におけ
る透明性を改善したもの 等が知られおいる。特に䞊蚘の構成䜓の代衚的
なものは、金属薄膜局を透明高屈折率薄膜局では
さんだ積局䜓であ぀お、䟋えば真空蒞着、反応性
蒞着、化孊コヌテむング法又はスパツタリング法
で圢成されたBi2O3AuBi2O3、ZnSAg
ZnS又はTiO2AgTiO2等の積局䜓が提案され
おいる。金属局ずしお銀を甚いたものは、銀自䜓
がも぀光孊的特性により可芖光領域における透明
性及び赀倖光に察する反射胜が特に優れおいる。 しかし、該遞択光透過性を有する積局䜓を透明
断熱窓ずしお䜿甚する堎合は、可芖光透過性が赀
倖光反射胜ずい぀た本来の性胜だけでなく耐摩耗
性や耐久性耐光性、耐熱性ずい぀た実甚性胜
も芁求される。ずころが、䞀般に䞊蚘の劂く極め
お薄い金属薄膜や金属酞化物薄膜を積局したもの
は耐摩耗性に斌いお䞍十分である堎合が倚く、䟋
えば耇局ガラス内に䜿甚する堎合は問題は少ない
が、盎接倖郚にさらされる堎合は保護局を蚭ける
こずが必芁である。 本発明者らは、該積局䜓の実甚性を䞊げるべく
皮々の保護コヌテむング剀を怜蚎したずころ倚く
の保護コヌテむング剀が耐摩耗性を向䞊せしめう
るこずを芋出したが、同時に赀倖線反射胜即ち熱
線反射胜を著るしく䜎䞋せしめるこずを発芋し
た。 この原因を远跡した結果、保護局が赀倖線の倧
郚分を吞収し、吞収された赀倖線゚ネルギヌは熱
線ずしお再攟射されるず同時に、䌝導や察流によ
り呚囲に䌝達されるこずが刀぀た。埓぀お保護局
を実際に遞択光透過性積局䜓に適甚する堎合に次
の劂き問題が存圚する。 保護局が厚すぎるず保護機胜は増倧するが、
赀倖領域の吞収率が高くなり、埓぀お赀倖光に
察する反射胜が著るしく䜎䞋する。䞀般の保護
コヌテむング剀を甚いた堎合では、保護局の膜
厚1.5〜2.0Όでは赀倖反射胜のかなりの䜎䞋
はたぬがれえない。 0.3Ό〜1.5Ό皋床の保護局膜厚は赀倖線
反射胜を䜎䞋させないずいう点で本発明の目的
に適した膜厚である。しかしこの膜厚では可芖
光をあおるず虹色の干枉皿が発生する為通垞の
甚途には䜿えない。 曎に膜厚を薄くするず、赀倖領域の吞収は
益々䜎䞋し、干枉皿の発生も回避しうるが、逆
に耐摩耗性は著るしく䜎䞋する。䟋えば䞀般の
塗料甚コヌテングでは倚くの堎合干枉を避けた
膜厚、即ち0.3Ό以䞋では保護局ずしおの十
分な機胜は期埅し難い。 本発明者らは、かかる予盟する問題を解決すべ
く鋭意研究した結果、耐摩耗性の高い保護局ず、
赀倖吞収率の䜎い保護局ずを組合せお甚いるこず
により、かかる問題が䞀挙に解決しうるこずを芋
出し、本発明に到達した。 即ち発明は  透明な成圢物基板の少なくずも片面に高屈折
率誘電䜓薄膜局および金属薄膜局を積局しおな
る遞択光透過性積局䜓䞊に、反射赀倖により膜
厚Όで枬定した堎合の〜25Όの波長範
囲における平均赀倖吞収率が35以䞋の透明保
è­·å±€(A)、さらに該保護局(A)䞊に500の萜砂テ
ストによる曇䟡が15以䞋の耐摩耗性透明保護
å±€(B)を順次積局した積局䜓であ぀お (a) 該保護局(A)の膜厚ず、該保護局(B)の膜厚ず
の和が、干枉膜厚の䞊限より厚く、䞔぀ (b) 該保護局(B)の膜厚が干枉膜厚の䞊限以䞋で
あるこずを特城ずする被芆された積局䜓であ
り、曎に  耐摩耗性透明保護局(B)が、倚メタアクリ
ロむル化合物から䞻ずしおなる䞉次元重合䜓被
芆局である䞊蚘第項蚘茉の被芆された積局䜓
である。 本発明の劂く、特定の膜厚に二局コヌテむング
するこずによりもたらされる利点を、倫々単独コ
ヌテむングした堎合ず比范し詳述する。 (1) 該保護局(B)を単独で、干枉膜厚の䞊限以䞊の
膜厚で蚭けた堎合は、耐摩耗性は十分達成でき
おも赀倖吞収率が極めお高くなり、熱線反射胜
が著るしく䜎䞋しおしたう。 (2) 該保護局(B)を単独で、干枉膜厚の䞋限以䞋䟋
えば0.1〜0.2Ό皋床の膜厚で蚭けた堎合は熱
線反射胜を䜎䞋せしめるこずはない。しかし通
垞の保護コヌテむング剀を甚いた堎合は少なく
ずも1.5〜Όの膜厚がないず保護局ずしお
の機胜は発珟せず、たずえ高床の耐摩耗性を有
するコヌテむング剀ARコヌテむング剀で
あ぀おも0.1〜0.2Ό皋床では厳しい䜿甚環境
に察しおは十分ずはいえない。 (3) 該保護局(A)を単独で蚭けた堎合は、膜厚が干
枉膜厚の䞋限以䞋である堎合はもずより、䞊限
以䞊であ぀おも耐摩耗性が䞍十分であり、厳し
い䜿甚条件には耐え難い。 (4) それに察しお、本発明の二局構造によれば、
赀倖域の吞収を抑え、䞔぀干枉皿を生ずるこず
なく耐摩耗性が発珟する膜厚蚭定が可胜ずな
る。䟋えば透明保護局(A)の膜厚を1.4Όに
し、耐摩耗性保護局(B)の膜厚を0.7Όにする
こずにより、保護局の党膜厚は2.1Όずなり
干枉皿を生ずるこずなく、又耐摩耗性保護局(B)
の膜厚も耐摩耗性を十分発珟する膜厚ずするこ
ずができ、埓぀お熱線反射胜を犠牲にするこず
なく耐摩耗性の改善された積局䜓を埗るこずが
できる。 本発明に斌お甚いられる遞択光透過性積局䜓の
ベヌスずなる透明な成圢物基板ずしおは、有機系
無機系成型物およびこれらの耇合成型物のいずれ
でもよい。有機系成型物ずしおは、䟋えばポリ゚
チレンテレフタレヌト暹脂、ポリ゚チレンナフタ
レヌト暹脂、ポリブチレンテレフタレヌト暹脂、
ポリカヌボネヌト暹脂、ポリ塩化ビニル暹脂、ア
クリル暹脂、ポリアミド暹脂、その他の暹脂の成
型物があげられる。 䞀方無機系成型物ずしおは䟋えば゜ヌダガラ
ス、硌硅酞ガラス質、アルミナ、マグネシア、ゞ
ルコニア、シリカ系などの金属酞化物などの成型
物があげられる。 これらの成型物は板状、シヌト状、フむルム
状、等の任意の型に成型されおおり、たたその目
的に応じ着色又は無着色の透明のものが遞ばれ
る。ただし加工性の面よりシヌト状、フむルム
状、板状のものが、䞭でもフむルム状のものが生
産性の面より特に奜たしい。曎に二軞配向したポ
リ゚チレンテレフタレヌトフむルムが透明性フむ
ルムの匷床、寞法安定性、積局䜓ずの接着性など
の点より奜たしい。 本発明に甚いられる高屈折率誘導䜓薄膜局ずし
おは、䟋えば二酞化チタン、酞化チタン、酞化ビ
スマス、硫化亜鉛、酞化錫および酞化むンゞりム
等からなる薄膜局を挙げるこずができる。 高屈折率誘電䜓薄膜局は可芖光に察しお1.6以
䞊、奜たしくは1.8以䞊の屈折率を有し、可芖光
透過率80以䞊、奜たしくは90以䞊であるのが
効果的であり、その膜厚は50〜600Å、奜たしく
は120〜400Åである。 これらの薄膜局はスパツタリング、むオンプレ
ヌテむング、真空蒞着又は化孊コヌテむングでも
蚭けるこずができる。化孊コヌテむングの䟋ずし
お、䟋えばアルキルチタネヌトを䞻成分ずする溶
質の有機溶液を塗工するこずにより、酞化チタン
薄膜局を蚭けるこずができる。アルキルチタネヌ
トの膜圢成の条件を調節するこずにより、該薄膜
局䞭に0.1〜10重量のアルキル基を残存させた
ものは金属局又は、有機質フむルムずの接着性が
向䞊し、巟広い波長領域にわた぀おの透明性もす
ぐれた遞択光透過性フむルムであり、特に奜たし
い。 本発明に甚いられる遞択光透過性フむルムを構
成する金属薄膜局の材料ずしおは、銀、金、銅、
アルミニりム、ニツケル、パラゞりム、錫および
これらの合金あるいは混合物が甚いられる。殊
に、銀、金、銅、それらの合金或いは混合物が奜
たしく甚いられる。その膜厚は30〜500Å、奜た
しくは50〜200Åであり、これは窓の透明性ず断
熱性ずの䞡者を考慮した堎合、この範囲が奜適で
あるからである。 金属薄膜局を圢成する方法ずしおは、䟋えば真
空蒞着法、カ゜ヌドスパツタリング法、プラズマ
溶射法、気盞メツキ法、化孊メツキ法、電気メツ
キ法およびそれらの組合せのいずれでも可胜であ
るが、ずりわけ、真空蒞着法は蒞着が効率よく行
なわれるため、又、スパツタリング法は金属薄膜
の組成の時間的倉動を小さくできる点で有利であ
る。 金属薄膜局は䞀局でもよく、又、異な぀た金属
を組合せた倚局であ぀おもよい。 特に奜たしい金属薄膜局ずしおは、100〜200
Åの銀ず銅の合金局であり、䞔぀合金䞭の銅の割
合が0.5〜15重量である金属薄膜100〜200Å
の銀局ず〜50Åの銅局の二局からなる金属薄膜
等である。 本発明に斌ける透明保護局(A)は膜厚Όで枬
定した堎合の〜25Όの範囲に斌ける平均赀倖
吞収率が35以䞋、奜たしくは30以䞋の赀倖線
吞収率の䜎い透明保護局である。ここで平均赀倖
吞収率はΌの膜厚の保護局に300〓27℃
の黒䜓から攟射される赀倖線を照射した堎合に、
〜25Όの波長範囲の茻射゚ネルギヌ䞭、保護
局に吞収される割合ずしお定矩する。その枬定法
は埌述するが、銀の蒞着膜䞊に保護局をΌ蚭
けた詊隓片を甚いお反射赀倖により吞収率の波長
䟝存性を枬定する。埗られた吞収率ず300〓27
℃での茻射゚ネルギヌ匷床ずを考慮しお〜25
Όの波長域で積分するこずにより求められる。 かかる透明保護局に甚いる玠材ずしおは䟋えば
ポリメタアクリレヌト系塗料飜和ポリ゚ス
テル系塗料゚チレン−酢酞ビニル共重合䜓系塗
料ポリスチレン系塗料ポリビニルホルマヌル
あるいはポリビニルブチラヌル系塗料ポリ塩化
ビニル、酢酞ビニル−塩化ビニル共重合䜓或いは
塩化ビニル−塩化ビニリデン等の塩化ビニル系塗
料アルコヌル溶性ナむロンポリ゚チレン或い
はポリプロピレン等のポリオレフむン等が䟋瀺さ
れる。特に−゚チルヘキシルアルコヌルやブチ
ルアルコヌルなどの高玚脂肪族アルコヌルのメ
タアクリル酞゚ステルから䞻ずしおなるポリ
メタアクリレヌト系塗料゚チレングリコヌ
ル、テトラメチレングリコヌル、ネオペンチルグ
リコヌル等の線状或いは分枝状の脂肪族ゞオヌル
ずアゞピン酞や、セバチン酞等の脂肪族ゞカルボ
ン酞或いはε−オキシカプロン酞等から䞻ずし
お、或る飜和ポリ゚ステル暹脂系塗料゚チレン
−酢酞ビニル共重合系塗料アクリロニトリル−
スチレン共重合䜓ポリスチレン脂肪族ポリア
ミド共重合䜓からなるアルコヌル可溶性ナむロン
等が赀倖領域に斌ける吞収が小さい為奜たしい。
たたポリ゚チレン、ポリプロピレンは薄膜コヌテ
むングをするためにプラズマコヌテむング等の特
殊技術を芁するが、赀倖吞収率が䜎い為に奜適に
甚いられる。 これらの保護局の塗工方法は特に限定はなく、
䟋えば溶剀で皀釈した溶液を塗垃するか又は浞挬
法・噎霧法、スピナヌ法やグラビダコヌテむング
などのマシンコヌテむング法などの䞀般的な塗工
法をそのたた適甚出来る。 本発明に斌お甚いられる耐摩耗性透明保護局(B)
は500カヌボランダムを甚いた萜砂テストによ
る曇䟡が15以䞋、奜たしくは10以䞋のもので
ある。䜆し、この堎合の曇䟡は膜厚倉化が曇䟡に
圱響を及がさない皋床に十分厚い膜厚で枬定した
倀である。かかる耐摩耗性透明保護局ずしおは倚
官胜ポリメタアクリレヌト系塗料やゞ゚チレ
ングリコヌルビスアリルカヌボネヌト等の䞉次元
架橋膜メラミン暹脂系塗料等の熱硬化性暹脂塗
料を加熱硬化しお埗られる䞉次元架橋膜 ポリケむ酞やオルガノポリシロキサン系等のケ
む玠化合物を䞉次元架橋した被膜等、無機ガラス
やSiO2の蒞着物等があげられる。 これらの耐摩耗性保護局は䞉次元架橋䜓が倚く
その被膜の圢成法は特に限定しないが䞀般にはモ
ノマヌを塗工しおそのあずで重合反応せしめお被
膜圢成せしめる。これらの塗工法は特に限定はな
く、䟋えば溶剀で皀釈した溶液を塗垃するか又は
浞挬法、噎霧法、スピナヌ法やグラビダコヌテむ
ングなどのマシンコヌテむング法等の䞀般的な塗
工法をそのたた適甚出来る。又重合反応せしめる
方法は、それぞれモノマヌにより異る。䟋えば倚
官胜ビニル決モノマヌの堎合は熱重合開始剀や光
重合開始剀を加えおおいお加熱重合したり、又光
重合したりするし、又熱硬化性暹脂塗料やポリケ
む酞やオルガノポリシロキサン等などの瞮合系の
䞉次元架橋皮膜は加熱瞮合により䞀般に重合し、
皮膜を圢成する。又無機ガラスやSiO2の蒞着物
等は蒞着法、むオンプレヌテむング法、スパツタ
ヌリング法等の方法により皮膜圢成する。 かかる耐摩耗性コヌテむング剀ずしお官胜基数
〜の倚官胜メタアクリレヌト即ち、
メタアクリロむル基を倚数有する化合物か
ら䞻ずしおなる䞉次元重合䜓被芆局は次の理由か
ら特に奜適に甚いられる。 (ã‚€) 倚官胜のアクリレヌト重合物に基ずく高次の
網目構造を圢成する為高い硬床が発珟される。
埓぀お膜厚を十分薄くしお熱線反射胜を䜎䞋さ
せないでも保護局ずしおの機胜をはたす。 (ロ) ラゞカル反応を利甚しおいる為反応が速くか
぀䜎枩で硬化させるこずが出来る。埓぀お工皋
の連続化が容易であり、長尺物に有利である。 (ハ) アクリレヌト系であるためラゞカル開始剀に
よる熱重合又は増感剀を䜵甚するこずによる光
重合もいずれも可胜である。その官胜数が倚く
なる為倚くの堎合は空気硬化性、即ち空気の存
圚䞋での重合性を有するため有利である。 かかる倚官胜メタアクレリヌトずしおは (ã‚€) トリメチロヌルプロパン、トロメチロヌル゚
タン、ペンタ゚リスリトヌル等の倚官胜ポリオ
ヌルずメタアクリル酞ずの反応により埗ら
れる倚官胜メタアクリレヌト (ロ) トリメリト酞、トリメシン酞、ピロメリト酞
ず、−ヒドロキシ゚チルメタアクリレヌ
ト、−ヒドロキシプロピルメタアクリレ
ヌトずの反応により埗られる倚官胜メタア
クリレヌト (ハ) ヘキサメチロヌルメラミンのヘキサヒドロキ
シ゚ヌテル、ヒドロキシプロピル゚ヌテル、ト
リスヒドロキシ゚チルむ゜シアヌレヌト、トリ
スヒドロキシプロピルむ゜シアヌレヌト、ヒド
ロキシ゚チルシアヌレヌト、ヒドロキシプロピ
ルシアヌレヌト、ヘキサヒドロキシ゚チルメラ
ミン、ヘキサヒドロキシプロピルメラミン等ず
メタアクリレヌト等の反応により埗られる
シアヌル環、む゜シアヌル環、メラミン環を含
むメタアクリレヌト等が奜適に甚いられ
る。 かかる倚官胜メタアクリレヌトに䜿甚する
重合開始剀は、硬化手段により異なり、玫倖線硬
化の堎合、ベンゟプノン、ベンゟむン、ベンゟ
むンメチル゚ヌテル、ベンゟむン゚チル゚ヌテル
等のベンゟむン゚ヌテル類ベンゞル、ベンゞル
ゞメチルケタヌル、ベンゞルゞ゚チルケタヌル等
のベンゞルケタヌル類−アルキルアントラキ
ノン類ゞアセチル等が挙げられ、熱硬化の堎合
アゟビスむ゜ブチロニトリル等のアゟ化合物ベ
ンゟむルパヌオキシド、ラりリルパヌオキシド、
ゞ−tert−ブチルパヌオキシド、ゞクミルパヌオ
キシド、クメンヒドロペルオキシド等の過酞化物
が挙げられ、玫倖線ず熱を䜵甚する堎合、重合開
始剀は組合せお䜿甚するこずもできる。䜿甚量
は、通垞該メタアクリル酞゚ステルに察しお
0.01〜10重量の範囲である。又、γ線又は電子
線等を硬化手段ずする堎合には、必ずしも重合開
始剀を添加する必芁はない。 保存安定剀ずしおの重合犁止剀は、必ずしも必
芁ではないが、䟋えばハむドロキノン、ハむドロ
キノンモノメチル゚ヌテル、カテコヌル、・
−ゞ−tert−ブチルプノヌル、−ニトロゞフ
゚ニルアミン、プノチアゞン等が挙げられ、通
垞該メタアクリル酞゚ステルに察しお10〜
1000ppm甚いられる。 又、該コヌテむング液は前蚘䞀般匏で瀺される
メタアクリル酞゚ステルの硬化物の耐アブレ
ヌゞペン性胜及び該成型物に察する優れた密着性
を損わない皋床に、通垞のビニルモノマヌを添加
するこずができる。 該コヌテむング液を塗垃されたポリ゚ステル成
型物は、該コヌテむング液が溶剀で皀釈されおい
る堎合には先ず加熱等により溶剀を陀去し溶剀を
含たない堎合にはそのたた重合させるこずができ
る。重合は玫倖線、γ線、熱、電子線又はそれら
の組合せによりなされるが、奜たしくは玫倖線、
熱又はそれらの組合せである。 ゚ステルは倧郚分のものが空気硬化性空気䞭
の酞玠により硬化が阻害されないを有しおいる
為、重合に際しお窒玠等の䞍掻性ガスを甚いた
り、枛圧にしたり、フむルムやガラス等により空
気を遮断する必芁がない堎合が倚い。 又二皮の保護局(A)及び(B)の遞択にあた぀おは䞀
般的には(A)局及び(B)局の局容性が䜎い方が良い。
いいかえれば䞀般には(A)及び(B)の溶解床パラメヌ
タヌ差が倧きいものの方が良い。理由は(A)局の
䞊に(B)局を塗工するに際し、(B)局が(A)局ず盞容す
るず耐摩耗性の䜎䞋をたねく。埓぀お奜適な組合
せずしおは、䟋えば(B)局に倚官胜アクリレヌト系
䞉次元重合䜓被芆局を甚い(A)局にポリスチレン、
アクリロニトリル−スチレン共重合䜓、ポリ゚ス
テルレゞン、ポリ゚チレン、ポリプロピレン或は
ポリアミド等を甚いるケヌスが挙げられる。 同様な理由から(B)局を蚭ける際に甚いる塗工甚
溶剀は(A)局を溶解しにくいものが奜たしい。 本発明においお甚いられる透明保護局(A)ず耐摩
耗性透明保護局(B)の膜厚は、(A)の膜厚ず(B)の膜厚
ずの和が干枉膜厚限界より厚く、か぀(B)の膜厚が
干枉膜厚の䞊限以䞋である。ここに干枉膜厚ず
は、可芖光を圓おた時に、にじ色の干枉皿を生じ
る膜厚であり、屈折率等により若干倉るのでいち
がいにはいえないが、通垞は玄0.3Ό〜1.5Ό
皋床である。䜆し、干枉効果は0.3Όで急激に
倉化するのでなく、膜厚の増倧に䌎い次第に暗く
なり、曎に膜厚が増倧するず干枉効果を発珟す
る。埓぀お(A)の膜厚ず(B)の膜厚の和が干枉膜厚限
界内では干枉が生じる為奜たしくない。たた(A)ず
(B)ずの膜厚の和の䞊限は䜿甚目的ず耐スクラツチ
性、赀倖線反射率等ずの性胜を勘案しお決定すべ
きであるが、あたりに倧きいず赀倖吞収率が高く
なりすぎるためΌ、䞀般にはΌ以䞋の範
囲で甚いられる。 次に(B)局の膜厚は干枉膜厚の䞊限以䞋であるが
あたりに厚いず䞀般に赀倖吞収率が高くなりすぎ
る為奜たしくは1.0Ό以䞋特に奜たしくは0.8ÎŒ
以䞋の範囲が甚いられる。(B)局の膜厚が1.0ÎŒ
以䞊の堎合には、(A)局ずあわせた二局の赀倖吞
収率ず、それず同䞀膜厚に(B)局を単独で蚭けた堎
合ずの赀倖吞収率の差が小さくなる為二局にする
利点が小さくなる。又(B)局の膜厚は0.05Ό以䞊
奜たしくは0.1Ό以䞊、曎に奜たしくは0.2Ό
以䞊の範囲で甚いられる。それ以䞋では(B)局の耐
摩耗性保護局ずしおの意味がなくなる。 又本発明の効果を䞀局高めるために透明高屈折
率誘電䜓薄膜局の衚面に䟋えばシランカツプリン
グ剀凊理、接着局コヌテむング等をしおも差぀か
えない。 又本発明の効果を害わない範囲で曎に衚面凊理
䟋えば着色剀、玫倖線吞収剀を䜵甚するこずは䞀
向さし぀かえない。 本発明の積局䜓を熱線反射材料ずしお䜿甚する
堎合積局䜓衚面に氎滎が付着するずその効果が著
るしく姐害されるのでそれを䜎枛するために衚面
に芪氎性を付䞎する、又は撥氎、撥油凊理をする
等の加工を行぀おもさし぀かえない。 以䞊保護局を蚭けるこずにより熱線反射胜をそ
こなわずに耐スクラツチ性を著しく向䞊する他
に、湿気や、玫倖線を遮断するこずにより耐光性
等も向䞊せしめるこずが出来る。 かくしお埗られた積局䜓は、透明断熱膜ずしお
利甚される以倖にその導電性を利甚した甚途、䟋
えば液晶デむスプレヌ甚電極、電堎発光䜓甚電
極、光導電性感光䜓甚電極、垯電防止局、面発熱
䜓等の゚レクトロニツクス等の分野にも利甚され
る。 以䞋、本発明のより具䜓的な説明を実斜䟋で瀺
す。なお、実斜䟋䞭で光透過率は特に断わらない
限り波長500nにおける倀である。赀倖線反射
率は、日立補䜜所EPI−型赀倖分光噚に反射率
枬定装眮を取付け、スラむドガラスに銀を充分に
厚く玄3000Å真空蒞着したものの反射率を
100ずしお、特に断らないかぎり10Όに斌お枬
定した。 又、金属薄膜䞭の元玠組成はけい光線分析法
理孊電機ケむ光線分析装眮䜿甚により定量
しお求めた。 又萜砂テストは透明フむルム䞊に膜厚Ό〜
Όの保護局を蚭けお500のカヌボランタム
を甚い、テスト前埌の曇䟡の差を求めた。 たたクロツクメヌタヌテストは、東掋粟機補ク
ロツクメヌタヌを䜿甚した。垂販のガヌれを甚
い、500cm2の荷重をかけおサンプル衚面を埀
埩摩耗させ、金属局が摩耗するようになるたでの
埀埩回数を求めた。 なお膜厚枬定は安立電機補デゞタル電子マむク
ロメヌタヌK351A型により枬定した。次に
平均赀倖吞収率の蚈算方法を瀺す。 高屈折率誘電䜓薄膜局及び金属薄膜局を積局し
おなる遞択透過性積局䜓䞊に、保護局特に断わ
らない限り膜厚Όを蚭け、その赀倖反射率を
〜25Όの波長領域で枬定する。䞀方300〓27
℃の黒䜓から茻射される゚ネルギヌを0.2Ό
毎にピツクアツプし、それぞれの波長に応じた茻
射゚ネルギヌず赀倖線反射率ずの積を0.2Ό毎
に蚈算し、〜25Όの波長領域で総和を求め
る。そしおその総和を〜25Ό領域の茻射゚ネ
ルギヌ匷床での総和で割るこずにより芏栌化す
る。この倀は300〓から茻射される゚ネルギヌ
〜25Ό領域を総合的に䜕反射するかを
衚わす。金属局がある膜厚以䞊ある堎合、赀倖線
の透過率はほずんどなしずみなせるから100から
この芏栌化した反射率の差を求めるずその時に甚
いた保護局の赀倖線吞収胜を衚わすこずになる。
この倀を平均赀倖吞収率ず定矩する。〜25Ό
領域の茻射゚ネルギヌは300〓の黒䜓茻射゚ネル
ギヌ党䜓の玄85に盞圓する。熱貫流係数は、昭
和電工補HFM−MU型を甚いお枬定した。 なお実斜䟋䞭の「郚」はすべお重合に基づくも
のである。 次に、耐摩耗性透明保護局(B)の原料になる物質
の合成法を以䞋に合成法〜ずしお䟋瀺する。 合成法  −ヒドロキシ゚チルアクリレヌト82、トリ
゚チルアミン51及び−ニトロ゜ゞプニルア
ミン25mgをゞオキサン130mlに溶解する。トリメ
リト酞クロリド37.1をゞオキサン40mlに溶解し
た溶液に20〜35℃に保ちながら撹拌䞋で萜䞋埌、
宀枩で時間反応する。析出したトリ゚チルアミ
ン塩酞塩を別埌ゞオキサンを枛圧䞋で留去す
る。残枣を゚ヌテル抜出し0.5N−HCl氎溶液で掗
浄し曎に氎掗する。゚ヌテル局を硫酞マグネシり
ムで也燥し、曎に濃瞮しお液状のアクリル酞゚ス
テル−ずするを埗た。このものの赀倖吞
収スペクトルは1730cm-1に゚ステルの特性吞収、
1640cm-1及び1620cm-1にの特性吞収を瀺し
た。 䞊蚘のトリメリト酞クロリドをトリメシン酞ク
ロリドに代えお同様にアクリル酞゚ステル−
を埗た。 合成法  トリス−ヒドロキシ゚チルむ゜シアヌレ
ヌト522、メタクリル酞56.8、濃硫酞0.6、
プノチアゞン16mg、トル゚ン120mlを撹拌機、
氎分離噚を備えたフラスコ内に仕蟌み、還流䞋に
反応させた。反応により生成する氎をトル゚ンず
の共沞混合物ずしお系に流出させた。時間埌に
ほが理論量の氎が流出したので、反応系を冷华し
た。2wtのアンモニアず20wtの硫酞アンモニ
りムを含む氎溶液で、次いで20wtの硫酞アン
モニりムのみを含む氎溶液で反応液を掗぀た埌、
トル゚ン局にハむトロキノンモノメチル゚ヌテル
25mgを添加し、枛圧䞋にトル゚ンを陀去した。 埗られたメタクリル酞゚ステル−ず
する。は、冷华埌結晶化した。収量は72であ
぀た。赀倖吞収スペクトルは、1460cm-1、1690cm
-1近蟺にむ゜シアヌレヌトに基ずく吞収、1720cm
-1近蟺にメタクロむル基のカルボニルに基ずく吞
収、1635cm-1近蟺にビニル基に基ずく吞収、1165
cm-1近蟺い−−に基ずく吞収が芳枬され
た。 䞊蚘のメタクリル酞56.8をアクリル酞48.6
に代えお同様の方法でアクリル酞゚ステル−
を埗た。 合成法  −ヒドロキシル゚チルアクリレヌト125.4
ず−ニトロ゜ゞプニルアミン25mgずから成る
溶液䞭に、塩化シアヌル55.3を添加しお埗られ
るスラリヌ状混合物に、宀枩䞋撹拌しながら炭酞
゜ヌダ现粒95.4を添加した。系はすぐに発熱す
るが、80℃以䞋ずなるよう冷华しながら時間撹
拌した。次いで95℃たで反応枩床を高め、その枩
床で時間撹拌を぀づけた。冷华埌、反応混合物
に゚チル゚ヌテル200mlを添加し、沈柱を別埌
100mlの氎で回掗浄した。硫酞マグネシりム20
を添加し脱氎した埌、゚テル゚ヌテルを留去し
た。淡黄色の液状物105が埗られた。このもの
には、液䜓クロマトグラフむヌ、マススペルト、
赀倖吞収スペクトルIR、元玠分析よりトリス
アクロむルオキシ゚チルシアヌレヌト−
を埗た。 合成法  ヘキサメチロヌルメラミン45.3、−ヒドロ
キシ゚チルアクリレヌト200、−メトキシフ
゚ノヌル500mg及び濃硫酞を30℃で10時間撹
拌した。埗られた混合物を酢酞゚チル−ヘキ
サンで抜出、重炭酞゜ヌダ飜和氎溶液で掗浄、氎
掗し、有機局を濃瞮するずアクリル酞゚ステル
−をえた。 合成法  塩化シアヌル184.4郚、ゞオキサン413郚からな
る溶液を氷氎600郚に激しい撹拌䞋に泚ぎ蟌みス
ラリヌを埗た。ゞ゚タノヌルアミン316.2を反
応系の枩床が30℃以䞋ずなるように倖郚冷华しな
がら、該スラリヌ䞭に滎䞋した。滎䞋埌、プノ
ヌルフタレむン溶液を数滎添加し、反応系を序々
に加熱しながら還流枩床にたで高め曎に還流䞋
時間維持した。該加熱及び還流期間䞭、反応系内
のプノヌルフタレむンの呈色に泚意しながら氎
酞化ナトリりム120及び氎300からなる溶液を
滎加した。次いで冷华し、反応混合物から溶媒を
陀去し也固した。 該反応混合物を−ブタノヌルで抜出し、その
たた再結晶させ針状晶のヘキサヒドロキシ゚チ
ルメラミン240を埗た。 ヘキサキスヒドロキシ゚チルメラミン39.1
及び−メトキシプノヌル0.03をアクリル
酾100に溶解し、該溶液䞭に撹拌させながらア
クリル酞無氎物80郚を宀枩䞋に滎䞋し、次いで40
℃〜50℃で時間反応させた。 反応物を激しい撹拌䞋に氎1200䞭に投じ、有
機局を分離した。該有機局に酢酞゚チル200を
加え炭酞ナトリりム氎溶液で回掗浄埌氎掗を
回繰返し、有機局を分離し、有機局に硫酞マグネ
シりム30を加え、也燥埌溶媒を枛圧留去し、ヘ
キサキスアクリロむルオキシ゚チルメラミン
−の粘皠な液䜓を埗た。 ゞ゚タノヌルアミン316.2の代りにゞむ゜プ
ロパノヌルアミン400を甚いお同様の方法でヘ
キサキス−アクリロむルオキシプロピルメ
ラミン−を埗た。 実斜䟋  光透過率86、膜厚50Όの二軞延䌞ポリ゚チ
レンテレフタレヌトフむルムに厚さ300Åの酞化
チタン薄膜局、厚さ170Åの銀及び銅の合金より
薄膜局銀92重量、銅重量及び280Åの
酞化チタン薄膜局を順次積局し、遞択光透過性を
有する積局䜓を埗た。 酞化チタン薄膜局はいずれもテトラブチルチタ
ネヌトの量䜓郚、む゜プロピルアルコヌル97
郚からなる溶液をバヌコヌタヌで塗垃し、120℃
分間加熱しお蚭けた。 金属薄膜局は銀−銅合金銀70、銅30を
甚い、抵抗加熱方匏で真空蒞着しお蚭けた。 この遞択光透過性を有する積局䜓積局䜓○むず
するの䞊にSAN−䞉菱モンサント化成ス
チレン−アクリルニトリル共重合䜓郚、メチ
ル゚チルケトン92郚からなるコヌテむング液をパ
ヌコヌタヌNo.20を甚いおコヌテむングし、120℃
分の也燥によ぀お膜厚2.0Όの透明保護局を埗
た。この保護局の平均赀倖吞収率を蚈算するず21
ずいう倀が埗られた。 続いお同じコヌテむング液をバヌコヌタヌNo.12
を甚いお積局䜓○むの䞊にコヌテむングし120℃
分の也燥によ぀お膜厚1.5Όの保護局(A)を埗た。
この積局䜓の䞊に−TMMTテトラメチロヌ
ルメタンテトラアクリレヌト膜厚Όでの萜
砂テストによる曇䟡1.210郚、゚チレングリ
コヌルモノ゚チル゚ヌテル゚チルセル゜ンブ
90郚、ベンゞルゞメチルケタヌル0.15郚からなる
コヌテむング液をスピナヌを甚いお塗垃し、120
℃で分間溶媒を蒞発陀去した埌2KW高圧氎銀
灯20cm䞋、分間玫倖線照射しお、膜厚0.5Όの
−TMMTから成る耐摩耗性透明保護局(B)を埗
た。 この、積局䜓○むSAN−1.5Ό−
TMMT0.5Όよりなる積局䜓に、クロツクメ
ヌタヌテストを実斜したずころ15000回でもただ
金属局の摩耗はおこらず高い耐スクラツチ性を瀺
した。それに察しお、保護局のない積局䜓○むでは
〜回で金属局のほずんどが摩耗した。 たた、この保護局を有した積局䜓の平均赀倖吞
収率は27、熱貫流係数は1.60ず赀倖吞収の小さ
い断熱性胜の倧きい積局䜓を埗るこずができた。 500Όの透過率も72で優れた可芖光透過性
を瀺し、干枉皿なども芋られなか぀た。 比范䟋 〜 実斜䟋で甚いた保護局のない遞択光透過性を
有する積局䜓○むの䞊に、次の各皮の保護局を蚭
け、断熱性胜ずしお平均赀倖吞収率、熱貫流係数
及び耐スクラツチ性ずしおクロツクメヌタ−テス
トを実斜した。
【衚】 比范䟋で瀺されるように透明保護局である
SAN−単独では断熱性胜は優れおいるが耐ス
クラツチ性が悪い。 䞀方比范䟋で瀺されるように耐摩耗性透明保
護局である−TMMT単独では耐スクラツチ性
は優れおいるが、平均赀倖吞収率が倧きく、断熱
性胜が悪い。 比范䟋では−TMMT0.8Όの䟋を瀺しおあ
るが、これは耐スクラツチ性が優れ、断熱性胜も
たずたずであるが、可芖光に察しお干枉する膜厚
であるので、干枉瞞が芋られる。 干枉瞞が出珟するたでの膜厚ずいうこずで
SAN−、−TMMTに぀いお0.1Όのコヌテむ
ングを斜し、その結果を比范䟋、に瀺した。
ずもに断熱性胜は非垞に優れおいるが耐スクラツ
チ性がSAN−の堎合は非垞に悪く、−
TMMTの堎合も充分ずは蚀えない。 実斜䟋  透過率86、厚さ50Όの二軞延䌞ポリ゚チレ
ンテレフタレヌトフむルムに厚さ300Åの酞化チ
タン薄膜局、厚さ170Åの銀及び銅よりなる薄膜
局銅重量、銀92重量及び厚さ300Åの
酞化チタン薄膜局を順次積局し、透明で遞択光透
過性を有する積局䜓をフむルム䞊に圢成させた。 酞化チタン局は、垂販の高玔床酞化チタン粉末
を成圢したタヌゲツトを甚いお䜎枩スパツタリン
グで蚭けた。スパツタリング条件は真空槜を高真
空×10-6Torrたで充分に排気した埌、Ar
ガスを×10-3torrの圧力になるたで導入し、高
呚波電堎によ぀お酞化チタン薄膜局を蚭けた。高
呚波スパツタリング出力は500W被スパツタ郚ず
タヌゲツト間の距離は10cmずし、スパツタリング
時間20分で300Åの膜厚を有する酞化チタン薄膜
局が埗られた。 銀及び銅よりなる薄膜局は実斜䟋ず同䞀方法
で蚭けた。この積局䜓補局䜓○ロずするの䞊
に、局ずしお平均赀倖吞収率20のポリスチレ
ン旭ダり補スタむロン666、−27を、トル
゚ンを溶媒ずしお1.5Όコヌテむングし、その䞊
に局ずしお合成法で述べたヘキサキス−
アクリロむルオキシプロピルメラミン−
萜砂テスト1.0を゚チルセル゜ルブを溶媒
ずしおコヌテむングし、実斜䟋の−TMMT
ず同様に也燥、玫倖線照射を行な぀お硬化させ、
0.5Όの膜厚を有する保護局を埗た。 この積局䜓の平均赀倖吞収率は28、熱貫流係
数は1.61ず断熱性胜に優れ、たたクロツクメヌタ
ヌテストも15000回以䞊であり耐スクラツチ性も
非垞に高い積局䜓が埗られた500Όの可芖光透
過率も72ず優れ、干枉瞞も芋られなか぀た。 実斜䟋  実斜䟋の170Åの銀及び銅の合金のかわり
に、170Åの銀及び金の合金よりなる薄膜局銀
95重量、金重量にかえお積局䜓○ハを圢成
させた。 銀及び金の合金よりなる薄膜局はスパツタリン
グ方匏により蚭けた。この積局䜓○ハの䞊に局ず
しお実斜䟋で述べたSAN−を1.5Όコヌテむ
ングし、その䞊に局ずしお合成法で述べたト
リスアクロむルオキシ゚チルシアヌレヌト
−萜砂テスト1.5をむ゜プロピルアル
コヌルを溶媒ずしおコヌテむングし、実斜䟋ず
同様に玫倖線照射によ぀お硬化させ、0.5Όの膜
厚を埗た。 この積局䜓の平均赀倖吞収率は28、熱貫流係
数は1.60ず断熱性胜にすぐれ、たたクロツクメヌ
タヌテストも13000回以䞊であり、耐スクラツチ
性も非垞に高い保護局が埗られた。たた500Ό
の可芖光透過率は71であり、干枉瞞も芋られな
か぀た。 実斜䟋 〜12 各皮遞択光透過性を有する積局䜓を䜜成し、耐
スクラツチ性、断熱性胜を枬定した。 いずれの堎合も優れた耐スクラツチ性、断熱性
胜を瀺した。 尚特に断わらない限り耐摩耗性保護局(B)には暹
脂分に察し2wtのベンゞルゞメチルケタヌルを
添加し、実斜䟋ず同様にしお硬化させた。
【衚】
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  透明な成圢物基板の少なくずも片面に高屈折
    率誘電䜓薄膜局および金属薄膜局を積局しおなる
    遞択光透過性積局䜓䞊に、反射赀倖により膜厚
    Όで枬定した堎合の〜25Όの波長範囲にお
    ける平均赀倖吞収率が35以䞋の透明保護局(A)、
    さらに該保護局(A)䞊に500の萜砂テストによる
    曇䟡が15以䞋の耐摩耗性透明保護局(B)を順次積
    局した積局䜓であ぀お (a) 該保護局(A)の膜厚ず、該保護局(B)の膜厚ずの
    和が干枉膜厚の䞊限より厚く、䞔぀ (b) 該保護局(B)の膜厚が干枉膜厚の䞊限以䞋であ
    るこずを特城ずする被芆された積局䜓。  耐摩耗性透明保護局(B)が、倚メタアクリ
    ロむル化合物から䞻ずしおなる䞉次元重合䜓被芆
    局である特蚱請求の範囲第項蚘茉の被芆された
    積局䜓。
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