JPS62262230A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents
磁気記録媒体の製造方法Info
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- JPS62262230A JPS62262230A JP10525186A JP10525186A JPS62262230A JP S62262230 A JPS62262230 A JP S62262230A JP 10525186 A JP10525186 A JP 10525186A JP 10525186 A JP10525186 A JP 10525186A JP S62262230 A JPS62262230 A JP S62262230A
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Landscapes
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、オーディオテープ、ビデオテープ等の磁気記
録媒体の製造方法に係わり、特にその磁場配向処理を効
果的に行なう磁気記録媒体の製造方法に関するものであ
る。
録媒体の製造方法に係わり、特にその磁場配向処理を効
果的に行なう磁気記録媒体の製造方法に関するものであ
る。
従来の技術
磁気記録媒体は、その感度、出力、Ｓ／Ｎ等の電磁変換
特性を高めるために、高い残留磁束密度Ｂｒが求められ
ていることは良く知られている。
特性を高めるために、高い残留磁束密度Ｂｒが求められ
ていることは良く知られている。
このため塗布型の磁気記録媒体の製造時には、磁性粒子
の磁化容易軸を記録トラックの方向と一致させるように
、磁場配向処理を行なうことが一般的である。配向処理
時には磁性塗膜は未乾燥の状態にあり、磁性粉は磁場に
よって配向させたい方向に回転運動を行なう。
の磁化容易軸を記録トラックの方向と一致させるように
、磁場配向処理を行なうことが一般的である。配向処理
時には磁性塗膜は未乾燥の状態にあり、磁性粉は磁場に
よって配向させたい方向に回転運動を行なう。
発明が解決しようとする問題点
しかし配向操作終了後の状態は、磁性粉が一方向にそろ
い、しかも磁極の方向もそろっているため、エントロピ
ー的にも磁気エネルギー的にも非常に不安定な状態であ
る。また磁性塗膜は未乾燥 。
い、しかも磁極の方向もそろっているため、エントロピ
ー的にも磁気エネルギー的にも非常に不安定な状態であ
る。また磁性塗膜は未乾燥 。
の状態である。したがって磁性粉は未配向の状態に徐々
に戻っていき、この結果、角型比は配向処理時の最高の
値よりも低い値になるという問題点を有していた。
に戻っていき、この結果、角型比は配向処理時の最高の
値よりも低い値になるという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、配向処理時の最高の配向状
態を塗膜の固化乾燥時まで維持して高い配向状態を得る
磁気記録媒体の製造方法を提供するものである。
態を塗膜の固化乾燥時まで維持して高い配向状態を得る
磁気記録媒体の製造方法を提供するものである。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するために本発明は、配向直後の磁気
記録媒体を支える２本のパスロールに永久磁石を用い、
前記磁気記録媒体を乾燥ゾーンで乾燥させる構成になっ
ている。
記録媒体を支える２本のパスロールに永久磁石を用い、
前記磁気記録媒体を乾燥ゾーンで乾燥させる構成になっ
ている。
作用
本発明は上記した構成によシ、配向処理後から塗膜が乾
燥にいたるまでの間に、配向方行に磁場を働かせること
によって、乾燥過程での配向状態の劣下金防ぎ、高い配
向状態を得ることとなる。
燥にいたるまでの間に、配向方行に磁場を働かせること
によって、乾燥過程での配向状態の劣下金防ぎ、高い配
向状態を得ることとなる。
実施例
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明
する。第１図は本発明の製造工程を示す概略図である。
する。第１図は本発明の製造工程を示す概略図である。
第１図において、１は非磁性支持体を示し、例えばポリ
エチレンテレフタレート等を用いても良い。２は磁性塗
料２で、非磁性支持体上に塗布され、後に乾燥されて磁
性層となるものである。３は磁場配向装置を示し、例え
ば永久磁石、ソレノイド磁石等が用いられる。４１Ｌ。
エチレンテレフタレート等を用いても良い。２は磁性塗
料２で、非磁性支持体上に塗布され、後に乾燥されて磁
性層となるものである。３は磁場配向装置を示し、例え
ば永久磁石、ソレノイド磁石等が用いられる。４１Ｌ。
４ｂは永久磁石より成る２本のパスロールで、磁性層と
反対側に設置されている。５は磁性塗膜の乾燥ゾーンを
示す。尚、パスロール４Ｎ、４ｋｌは乾燥ゾーン中に配
置されてもよい。
反対側に設置されている。５は磁性塗膜の乾燥ゾーンを
示す。尚、パスロール４Ｎ、４ｋｌは乾燥ゾーン中に配
置されてもよい。
次にこの製造法による一実施例を示す。
Ｇｏ被被着−Ｆｅ２Ｏ２１００重量部
ポリウレタン樹脂 １０重量部塩化ビニ
ル−酢酸ビニル 共重合体 １０重量部オレイン
酸 ２重量部レシチン
１重量部アルミナ
６重量部カーボンブラック
３重量部ＭＩＣＫ−トルエンーシクロヘキサノン（重
量比 ５：３：２） ３００重量部 上記組成をボールミルで４８時間混合分散した後取り出
し、硬化剤を４重量部添加し、ディスパーで３０分間攪
拌して磁性塗料を得る。これをポリエチレンテレフタレ
ート上に塗布速度１ｏｏＷＬ／分で厚さ約４μｍに塗布
する。尚、磁場配向装置としては、２００００ｅの磁界
強度を持つ永久磁石を反発対向させたものを用いる。
ル−酢酸ビニル 共重合体 １０重量部オレイン
酸 ２重量部レシチン
１重量部アルミナ
６重量部カーボンブラック
３重量部ＭＩＣＫ−トルエンーシクロヘキサノン（重
量比 ５：３：２） ３００重量部 上記組成をボールミルで４８時間混合分散した後取り出
し、硬化剤を４重量部添加し、ディスパーで３０分間攪
拌して磁性塗料を得る。これをポリエチレンテレフタレ
ート上に塗布速度１ｏｏＷＬ／分で厚さ約４μｍに塗布
する。尚、磁場配向装置としては、２００００ｅの磁界
強度を持つ永久磁石を反発対向させたものを用いる。
第２図はパスロール４１Ｌ、４ｂの磁極の有無およびパ
スロール間の磁界の方向と塗膜の角型比の関係を示す図
である。パスロール間の磁界強度は５０００ａである。
スロール間の磁界の方向と塗膜の角型比の関係を示す図
である。パスロール間の磁界強度は５０００ａである。
この第２図から明らかなように、パスロールが非磁性の
場合ムには角型比が ０．７８であるが、パスロール
に永久磁石を使用し、しかもパスロール間に発生する磁
界が配向磁石から最終的に働いた磁界方向と一致する場
合Ｃは、角型は０．８２と向上する。パスロール間に発
生する磁界が逆方向の場合Ｂには、配向状態が崩れてい
くのを促進するため角型比は０．７６とむしろ低下して
いる。
場合ムには角型比が ０．７８であるが、パスロール
に永久磁石を使用し、しかもパスロール間に発生する磁
界が配向磁石から最終的に働いた磁界方向と一致する場
合Ｃは、角型は０．８２と向上する。パスロール間に発
生する磁界が逆方向の場合Ｂには、配向状態が崩れてい
くのを促進するため角型比は０．７６とむしろ低下して
いる。
第３図はパスロール間の磁界強度と角型比の関係を示す
図である。パスロール間の磁界は配向方向と同一方向で
ある。磁界強度が向上するにしたがって角型比は向上し
、４ｏｏｏｅ程度で飽和し、１００００６程度以上では
逆に低下している。
図である。パスロール間の磁界は配向方向と同一方向で
ある。磁界強度が向上するにしたがって角型比は向上し
、４ｏｏｏｅ程度で飽和し、１００００６程度以上では
逆に低下している。
発明の効果
本発明は、実施例と対応する比較例から明らかなように
、パスコ５−ルに永久磁石を使用し磁界を配向方向に郷
かせることによって高い角型比を得ることができる。
、パスコ５−ルに永久磁石を使用し磁界を配向方向に郷
かせることによって高い角型比を得ることができる。
第１図は本発明の一実施例における磁気記録媒体の製造
方法を具現化するための製造装置の構成図、第２図は同
パス、占−ルの磁極の有無及びパスロール間の磁界の方
向と塗膜の角型比の関係を示す特性図、第３図はパスロ
ール間の磁界強度と角型比との関係を示す特性図である
。 １・・・・・・非磁性支持体、２・・・・・・磁性塗料
、３・・・・・・磁場配向装置、４１Ｌ、４ｂ・・・・
・・パスロール、５・・・・・・乾燥ゾーン。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名渠２
図 角 ｌＮ１ＩＨＩ 園 霞 ロ■■ ロ■■
方法を具現化するための製造装置の構成図、第２図は同
パス、占−ルの磁極の有無及びパスロール間の磁界の方
向と塗膜の角型比の関係を示す特性図、第３図はパスロ
ール間の磁界強度と角型比との関係を示す特性図である
。 １・・・・・・非磁性支持体、２・・・・・・磁性塗料
、３・・・・・・磁場配向装置、４１Ｌ、４ｂ・・・・
・・パスロール、５・・・・・・乾燥ゾーン。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか１名渠２
図 角 ｌＮ１ＩＨＩ 園 霞 ロ■■ ロ■■
Claims (3)
- （１）主磁場配向装置によって配向された直後の磁気記
録媒体を支持する２本のパスロールに永久磁石を用い、
前記磁気記録媒体を乾燥ゾーンで乾燥させることを特徴
とする磁気記録媒体の製造方法。 - （２）２本のパスロールが主磁場配向装置から塗膜の乾
燥ゾーンの間、または乾燥ゾーンの中までの間に存在す
ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁気記
録媒体の製造方法。 - （３）２本のパスロールの表面に出ている磁極が互いに
異なることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の磁
気記録媒体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10525186A JPS62262230A (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10525186A JPS62262230A (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62262230A true JPS62262230A (ja) | 1987-11-14 |
Family
ID=14402433
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10525186A Pending JPS62262230A (ja) | 1986-05-08 | 1986-05-08 | 磁気記録媒体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62262230A (ja) |
-
1986
- 1986-05-08 JP JP10525186A patent/JPS62262230A/ja active Pending
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