JPS62259192A - リジエクト修正方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ；発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、光学的文字読取装置（ＯＣＲ）におけるリジ
ェクト文字発生の際のりジエクト修正方式に関する。

（従来の技術） 従来の光学的文字読取装置（ＯＣＲ＞では、リジェクト
文字の修正は以下の如く行なわれるのが一般的である。

即ち、リジェクト修正の際、リジェクトの発生した行の
読み取り結果、リジェクト文字のイメージ及びその文字
に対する数個の候補文字を表示し、これら候補文字の中
から正解をオペレータに選択させることによりリジェク
ト文字の修正が行なわれる。この選択は候補文字に付さ
れている番号をキーボードから入力することにより行な
われ、もし候補文字の中に正解が存在しない場合には、
オペレータがキーボードから正解の文字自体を入力する
ことでリジェクト文字の修正が行なわれていた。

しかし、上記正解が存在しない場合にキーボードから正
解の文字を入力する場合、不慣れなオペレータにとって
はこのキーボードからの文字の入力は容易なものでなく
操作性が悪いという欠点があった。また、リジェクト文
字が数字の時には正解の数字自体と候補数字に付されて
いる候補番号の数字との混同が起こり易く、間違った数
字を正解としてしまうという欠点があった。

（発明が解決しようとする問題点） 上記の如〈従来のりジエクト修正方式では、候補文字が
数字の場合、候補文字を選択する候補番号と前記数字と
を混同して、間違った数字を入力してしまうという欠点
があった。また、候補文字中に正解がない場合、キーボ
ードから正解の文字を入力することが容易でなく、特に
正解の文字が漢字である場合はりジエクト文字の修正操
作を著しく悪化させるという欠点があった。そこで、本
発明は上記の欠点を除去するもので、リジェクト文字の
再認識動作を容易に行なえるようにしてキーボードから
の文字入力を必要最小限とするりジエクト修正方式を提
供することを目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段） 本発明は、帳票表面を充電変換して得た充電変換信号を
所定のスライスレベルで２値化し、この２値化で得られ
た画像パターンから所定の検出切出し枠にて検出切出し
した１文字ごとの文字パターンを基に文字認識する光学
的文字読取装置において、リジェクトされた文字の検出
切出し枠を手動にて設定する検出切出し枠設定手日と、
リジェクトされた文字の２値化時のスライスレベルを手
動にて設定するスライスレベル設定手段と、前記検出切
出し枠及び前記スライスレベルのいずれか一方又は両方
が設定されたとき前記リジェクトされた文字を再認識す
る再認識手段とを具備して構成される。

（作用） 本発明のりジエクト修正方式において、前記検出切出枠
設定手段と前記スライスレベル設定手段のいずれか一方
又は両方を操作することにより前記再認識手段を起動し
てリジェクト文字の再認識処理を正しい候補文字が得ら
れるまで行なわせることができるため、キーボードから
の正しい文字の入力操作を必要最小限とすることができ
、リジェクト文字の修正時の操作性を向上させることが
できる。

（実施例） 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第１
図は本発明のりジエクト修正方式を適用したＯＣＲの一
実施例を示したブロック図である。１はＯＣＲ全体を制
御する制御部（再認識手段を含む）、２は帳票を光学的
に読み取って電気信号に変換する光電変換部、３は帳票
のイメージを階調付きで蓄える多値イメージバッファ、
４は多値イメージバッファ３の出力を白／黒の２値の切
り分ける２１ｄ化部、５はイメージバッファ上の帳票イ
メージから文字イメージを１文字ずつ切出してくる文字
検出切出部、６は切出された文字を認識する文字認識部
、７は認識結果を必要なフォーマットに整える編集部、
８は認識結果の出力を行なう出力部、９は多値イメージ
バッファ３、文字検出切出部５、文字認識部６の出力を
合成して表示するための制御を行なう表示制御部、１０
はボインティングディバイスとして用いるマウス、１１
は表示用のビットマツプディスプレイ、１２は文字入力
用のキーボードである。

第２図は第１図に示したビットマツプディスプレイ１１
の画面例を示した詳細図である。１３は多値イメージバ
ッファ３内の帳票イメージ、１４はフォーマットコント
ロール情報による帳票イメージの外形、１５は状況に応
じてマウス１０１ビツトマツプデイスプレイ１１及びキ
ーボード１２の操作に関する情報をその中に提示するガ
イドライン、１６は現在注目している帳票イメージ１４
上の文字を修正するに必要な情報を表示するサブウィン
ドウを示している。１３１は帳票イメージ１３上の文字
イメージ、１３２はこの文字イメージ１３１に対する検
出切出枠、１４１は認識結果に基づいて帳票イメージ１
４上に表示された読み取り文字、１４２はフォーマット
コントロール情報に基づいて帳票イメージ１４上に表示
された文字記入枠、１６１は÷ウス１０に運動して画面
上を動くポインタ、１６２は帳票イメージ１３上の注目
している文字イメージの拡大表示イメージ、１６３は帳
票イメージ１３上の注目している文字イメージのスライ
スレベルを示すインジケータ、１６４は帳票イメージ１
３上の注目している文字に対する候補文字、１６５は拡
大表示イメージ１６２の検出切出枠を示している。

次に本実施例の動作について説明する。第１図に示した
ＯＣＲが帳票をフィードすると、光電変換部２によって
帳票上のイメージが電気信号に変換され、得られたイメ
ージが多値イメージバッファ３へ格納される。これと共
に、表示制御部９はフォーマットコントロール情報に基
づいて上記読み取った帳票の外形１４及び文字記入枠１
４２をビットマツプディスプレイ１１に表示する。なお
、この表示は１つのジョブを通して表示したままとして
もよい。次に、表示制御部９は多値イメージバッファ３
内の帳票イメージのデータを２値化部４を介して２１１
！！化データとして読み出し、これをビットマツプディ
スプレイ１１に実物の帳票イメージ１３として表示する
。一方、多値イメージバッフ１３内のイメージデータは
２値化部４にて２値化され、更に文字検出切出部５にで
前記２直化データの特定の部分が切出されて文字認識部
６に送られる。

この文字認識部６では送られてきた切出文字を順次認識
し、その結果を表示υｊ御部９に送る。このため、表示
制御部９は文字認識部６の認識動作の進行に従ってビッ
トマツプディスプレイ１１に表示◆ される帳票イメージ１４上の文字記入枠１４２に次々と
文字１４１を表示していく。なお、この時文字認識部６
にて読み取りに失敗したりジエクト文字の部分は黒く表
示される。またビットマツプディスプレイ１１に表示さ
れる帳票イメージ１４上に順次読み取り文字を表示する
動作に合わせて、表示制御部９はビットマツプディスプ
レイ１１の帳票イメージ１３に対して順次検出切出枠１
３２を付加して、その中に多値イメージバッファ３内の
文字イメージ１３１を表示する。上記の操作において文
字認識部６でリジェクト文字が発生しない場合は、ＯＣ
Ｒは次の帳票の読み取り処理へ進む。

文字認識部６にてリジェクト文字が生じた場合、表示制
御部９は帳票イメージ１４上で修正すべき最初の文字位
Ｍ（ここではイで示した部分）をブリンクさせ、現在注
目しているリジェクト文字を示す。これと共に、表示制
御部９はビットマツプディスプレイ１１の帳票イメージ
１３の適当な見易い位置にサブウィンドウ１６を表示し
て、このサブウィンドウ１６内に現在注目している帳票
イメージ１４の文字位置、例えばイに対応する帳票イメ
ージ１３上の文字の拡大イメージ１６２と、この文字に
対するスライスレベルを示すインジケータ１６３と、こ
の文字に対する候補文字１６４を表示する。なお、拡大
イメージ１６２は検出切出枠１６５が付加される。

この時、サブウィンドウ１６内に表示される候補文字１
６４に修正すべき文字の正しい候補があれば、オペレー
タはマウス１０で操作されるポインタ１６１によりこの
文字を示して運択し、表示制御部９に正しい文字を知ら
せる。これによって、ビットマツプディスプレイ１１の
帳票イメージ１４上の現在注目している文字位置イに正
しい文字を表示し、更に次に修正すべき文字位置にブリ
ンクを移す。上記の動作を繰り返して全てのりジエクト
文字の修正が終了したならば、ＯＣＲは次の帳票の読み
取り処理へ進む。

次にサブウィンドウ１６に表示された候補文字１６４の
中に正しい文字がない場合、認識リトライ動作と正しい
文字をキーボード１２から入力するいずれかの動作を遍
択することができる。ここで、認識リトライ動作を行な
う場合は、リジェクト文字（拡大表示イメージ）１６２
の検出切出枠１６５とこの文字のスライスレベルの２つ
をオペレータが手動で設定する。認識リトライ処理はこ
の２つのうちのどちらかが再設定されると自動的に起動
され、文字認識部６にて再びリジェクト文字に対応する
文字の認識を行ない、これにより表示制御部９は新しい
候補文字群をビットマツプディスプレイ１１上のサブウ
ィンドウ１６上に表示する。なお、リジェクト文字１６
２の検出切出枠１６５を再設定するには、オペレータが
マウス１０でリジェクト文字１６２の検出切出枠となる
べき長方形の対角線上の２点を指定することにより行な
われる。この際、長方形は大きめに指定すればよく、後
は自動的にリジェクト文字１６２にフィツトするように
修正される。但し検出切出枠の辺が既に文字の黒ビツト
上にのっている場合、その辺は固定されるものとする。

ところで、文字検出切出部５による文字の検出切出状態
が極端に悪く、リジェクト文字が正常に拡大表示されて
いない場合は、帳票イメージ１３上の文字イメージ１３
１に対して上記と同様の操作を行なって上記検出切出状
態の改善を行なうことができる。また、スライスレベル
の変更はマウス１０にてサブウィンドウ１６内のインジ
ケータ１６１上の任意の点を指定することにより行なわ
れる。

これによって多値イメージバッファ３内の階調付きイメ
ージを２値化部４にて２値化する際の白／黒切り分はレ
ベルが変更され、この変更後の２値化データが文字検出
切出部５を通して文字認識部６及び表示制御部９に送ら
れて新たな認識リトライ処理が行なわれる。この時、ビ
ットマツプディスプレイ１１上の文字イメージ１３１及
びサブウィンドウ１６内の文字イメージ１６２にも前記
スライスレベルの変更によるイメージ変化が反映される
ため、オペレータはビットマツプディスプレイ１１上で
前記スライスレベルの変化による文字イメージの変化を
知ることができる。

ところで、上記最初の文字認識及び認識リトライ処理に
おいてサブウィンドウ１６内に表示される文字候補中に
正しい文字がない場合、正しい文字のキーボード１２に
よる入力を選択した場合は、オペレータは従来と同様に
キーボード１２から正しい文字を必要な形式に従って入
力すると、ビットマツプディスプレイ１１の帳票イメー
ジ１４の注目文字位置、例えばイに前記入力した正しい
文字が表示され、ブリンクが次に修正すべき文字位置に
移る。

なお、上記の如くして読み取り帳票上のイメージが全て
正しく認識されると、編集部７は認識結果に必要なフォ
ーマットを整える編集処理を施こした後、これを出力部
８に渡す。出力部８は上記フォーマットの認識結果を出
力する。なお、上記リジェクト文字修正動作における順
序は特になく、任意の順序で操作を行なうことができる
。

本実施例によれば、リジェクト文字の検出切出枠と２１
１化の際のスライスレベルを手動にて再設定することに
より、リジェクト文字の認識リトライを任意の回数性な
うことができるため、正しい候補文字１６４を表示させ
てこれを選択させることによりリジェクト文字の修正を
行ないえるチャンスが大幅に増加する。このため、入力
操作が煩雑であるキーボードからの正しい文字の入力を
必要最小限とすることができ、リジェクト文字の修正操
作性を著しく向上させることができる。又、候補文字１
６４を選択するのにマウス１０にて操作されるポインタ
１６１を用いるため、候補文字数字と候補番号を間違え
るような誤操作を防止することができる。

［発明の効果］ 以上記述した如く本発明のりジエクト修正方式によれば
、リジェクト文字の検出切出枠とこの文字の２値化時の
スライスレベルのいずれか一方又は両方を手動にて再設
定することにより、前記リジェクト文字の再認識処理を
任意の回数性なわせることにより、キーボードからの修
正文字入力を必要最小限としてリジェクト文字の修正時
の操作性を向上し得る効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のりジエクト修正方式を適用したＯＣＲ
の一実施例を示したブロック図、第２図は第１図に示し
たビットマツプディスプレイの表示画面例を示した詳細
図である。 １・・・制御部　　　　２・・・光電変換部３・・・多
値イメージバッファ ４・・・２値化部　　　５・・・文字検出切出部６・・
・文字認識部　　９・・・表示制御部１０・・・マウス １１・・・ビットマツプディスプレイ １２・・・キーボード 代理人　弁理士　則　近　憲　イも 周　　山王　−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 帳票表面を光電変換して得た光電変換信号を所定のスラ
   イスレベルで２値化し、この２値化で得られた画像パタ
   ーンから所定の検出切出し枠にて検出切出しした１文字
   ごとの文字パターンを基に文字認識する光学的文字読取
   装置において、リジェクトされた文字の検出切出し枠を
   手動にて設定する検出切出し枠設定手段と、リジェクト
   された文字の２値化時のスライスレベルを手動にて設定
   するスライスレベル設定手段と、前記検出切出し枠及び
   前記スライスレベルのいずれか一方又は両方が設定され
   たとき前記リジェクトされた文字を再認識する再認識手
   段とを具備したことを特徴とするリジェクト修正方式。