JPS62256257A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPS62256257A
JPS62256257A JP62006958A JP695887A JPS62256257A JP S62256257 A JPS62256257 A JP S62256257A JP 62006958 A JP62006958 A JP 62006958A JP 695887 A JP695887 A JP 695887A JP S62256257 A JPS62256257 A JP S62256257A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
guide
cylinder drum
pinch roller
guides
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62006958A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Nakahara
中原 寧之
Toshitate Kawazu
河津 利建
Masaru Uno
勝 宇野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、回転式磁気ヘッドを保持したシリンダドラム
を有し、ビデオ又はオーディオ用テープレコーダとして
適用可能な磁気記録再生装置に関する。
(従来の技術〉 ビデオテープレコーダやデジタルオーディオチーブレコ
ーダのように、回転式磁気へノドを保持して所定方向に
傾斜したシリンダトラムを有する磁気記録再生装置は、
シリンダドラムの両側に移動可能な二つのテープガイド
によりテープをカセットから引き出し、上記傾斜したシ
リンダドラムにテープを巻きつけるテープローディング
機構を有する。上記テープローディング機構におけるテ
ープガイドはテープローディング位置においてストッパ
に当てられて位置決めされる。上記テープガイドは同テ
ープガイドが上記ストッパに当てられた状態においてテ
ープを傾斜した上記シリンダドラムの周面に適切に摺接
させるようになっている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の磁気記録再生装置におりるテープローディング機
構によれば、ローディング動作により移動する二つのテ
ープガイドによってテープをガイドするようになってい
るが、可動のテープガイドの位置決め精度を出すことは
極めて困難であり、傾斜したシリンダドラムにテープを
適切に摺接させるには複雑な位置決め機構と面倒な調整
が必要である。
本発明はかかる従来の問題点を解消するためになされた
もので、簡単な構成ながら、傾斜したシリンダドラムに
テープを容易にかつ適切に摺接させることができるよう
にした磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、二つのテープガイドがテープローディング位
置に位置決めされたとき、上記各テープガイドとシリン
ダドラムとの間に介在してテープの傾斜を補正する位置
固定の傾斜テープガイドを設けたことを特徴とする。
(作用) 二つのテープガイドがテープローディング位置に位置決
めされた状態では、テープは上記各テープガイドと位置
固定の傾斜テープガイドとによってガイドされながらシ
リンダドラムに摺接させられる。位置固定の傾斜テープ
ガイドはテープの傾斜を補正してシリンダトラムに対し
テープの適切な摺接を図る。
(実施例) 以下、本発明に係る磁気記録再生装置の実施例を図面を
参照しながら説明する。なお、図示の実施例に係る磁気
記録再生装置はリバース式になっているが、本発明はリ
バース式に限られるものではない。
第1図は、テープカセット1を装填し、テープローディ
ング前の状態を示す。第1図において、カセット1内に
収納されたテープ2の一部はカセット1の一例部から露
呈しており、カセット】を記録再生装置の所定位置に装
填することにより上記テープ2の露呈部分がシリンダド
ラム4の周面に対向するようになっている。符号3ばキ
ャプスタン軸であり、同キャプスクン軸3はシャーシよ
り突出し、図示されないキャプスタン駆動モータにより
双方向に回転駆動される。シリンダドラム4は周知のよ
うに回転式磁気ヘッドを保持している。ドラム4は、第
13図にも示されているようにドラム4の中心とキャプ
スタン軸3の中心を結ぶ線Aに直角な線a方向に傾斜し
ているが、第1図では巻かれるテープの中心線に相当す
る部分のみが示されている。
シリンダドラム4の外方には軸6により回転可能となさ
れた駆動ギヤ5が配置されている。ギ・ヤ5は図示され
ないモータによって双方向に回転駆動される。上記ドラ
ム4を囲むようにして環状ギヤ7が適宜数のガイドピン
8によって回転可能に配置され、この環状ギヤ7には上
記駆動ギヤ5がかみ合っている。環状ギヤ7の上方には
、第12図に示されているようなガイド溝板9が配置さ
れている。ガイド溝板9は、ドラム4の外周に略沿うよ
うな二つのガイド溝9a、 9bを有している。第1図
ではこのガイド溝9a、 9bのみが仮想的に示されて
いる。このガイド溝9a、 9bは、二つのピンチロー
ラ1O125を第1図に示されているような原位置と第
11図に示されているようなキャプスタン軸3に圧接可
能なテープローディング位置との間で移動させるときの
ガイドとなる。
第1図乃至第3図において、第1のピンチローラ10は
ピンチローラ支持板12上に軸11により回転自在に支
持されている。ピンチローラ支持板12は第1の支持台
13の上に軸14を介して回動自在に枢着されている。
支持台13には適宜のピンと一体にテープガイド15が
設けられている。このテープガイド15を保持するビン
にはコイルばね16が巻かれこのばね16の各端部は移
動台13の突起17とピンヂローラ支持軸11にそれぞ
れ掛けられることによりピンチローラ支持板12が軸1
4を中心に時計方向に回動付勢されている。ピンチロー
ラ支持板12には移動台13の側縁部に当接してピンチ
ローラ10の位置を規制するための突起18が折り曲げ
によって形成され、ピンチローラ支持板12の自由端部
には当接部19が折り曲げによって形成されている。移
動台13の下面には第1のガイドピン20と第2のガイ
ドピン21が面積され、これらのガイドピン20.21
はピンチローラ10の移動のガイドとなるガイド溝9a
に嵌入している。上記ガイドピン21には駆動板22が
連結されている。駆動板22にはビン23が固持され、
このビン23は環状ギヤ7の周方向に形成された逃げ溝
24に嵌入している。ビン23と環状ギヤ7に固持され
たビン37との間には引っ張りばね38が掛げられてい
る。ばね38は、環状ギヤ7が第1図において反時計方
向に回動するとき、駆動板22をシリンダドラム4の右
側に沿って移動させるためのものである。
第1図及び第4図において、第2のピンチローラ25は
ピンチローラ支持板27上にピンチローラ支持軸26を
中心に回転自在に支持されている。ピンチローラ支持板
27は第2の移動台28上に軸29により回動自在に枢
着されている。移動台28には同移動台28に固持され
たビンと一体にテープガイド30が設けられている。テ
ープガイド30の支持軸にはコイルばね31が巻かれ、
このばねの両端部が移動台28の突起32と軸26に掛
けられることによりピンチローラ支持板27が軸29を
中心に第1図において反時計方向に回動付勢されている
。ピンチローラ支持板27には移動台28の側縁部に当
接してピンチローラ25の位置を規制する突起33が折
り曲げにより形成され、ピンチローラ支持板27の自由
端部には当接部34が折り曲げにより形成されている。
移動台28の下面には第1のガイドビン35と第2のガ
イドピン36が固持され、これらのガイドピン35.3
6ば、第2のピンチローラ25の移動のガイドとなるガ
イ)”ff19bに嵌入している。
第1図、第8図及び第9図において、環状ギヤ7には、
前記駆動ギヤ5の反対側において軸4oを回転中心とす
る伝達ギヤ39がかみ合っている。伝達ギヤ39には軸
42を回転中心とする扇形ギヤ41がかみ合っている。
扇形ギヤ41にはビン43が固持されている。上記軸4
2には移動用レバー44が回動自在に設けられ、レバー
44にはビン45が固持されている。ビン43はレバー
44側に、ビン45は扇形ギヤ41側に向かって突出し
、二つのビン43.45カ当接可能に設けられている。
軸42にはコイルばね46が巻かれ、ばね46の両端部
がビン43とビン45にH)けられることにより、これ
らのビン43.45が当接する向きに扇形ギヤ41とレ
バー44が付勢されている。
レバー44の自由端部には長孔47が形成され、この長
孔47には前記ガイドピン35が嵌まっている。従って
、レバー44が第1図において反時計方向に回動するこ
とにより、長孔47、ビン35を介して移動台28、ピ
ンチローラ支持板27がガイド溝9bに沿い移す」シ、
これに伴いピンチローラ25がシリンダドラム4の左側
を移動するようになっている。
第1図において、下部中央部にば軸49によって結合さ
れた回転駆動体48とカム50が配置されている。これ
ら回転駆動体48とカム50は図示されないモータによ
って駆動される。カム50の側方には軸52があり、こ
の軸52を中心として回動可能にピンチローラ位置選択
板51が配置されている。ピンチローラ位置選択板51
は三つの腕を有すると共にばね53により第1図におい
て反時計方向に回動付勢され、この付勢力によりピンチ
ローラ位置選択板51の一腕の側縁部が上記カム50の
外周のカム縁に当接している。ピンチローラ位置選択板
51の他の腕の端部には長孔54が設けられ、長孔54
には選択レバー55の一腕に固持されたビン56が嵌入
している。第7図にも示されているように、選択レバー
55は前記軸40を中心に回動可能であり、同レバー5
5の他方の腕端部には規制ビン57が固持されている。
規制ピン57はテープローディング状態において二つの
ピンチローラ10.25の位置を規制してこれらのピン
チローラ10.25をキャプスタン軸3に選択的に当接
させるためのものであって、キャプスタン軸3の中心と
シリンダドラム4の中心とを結ぶ線上にある。
第1図において、符号58.59は、図示されないテン
ションレバーに取りつけられたテンションビンであって
、第1図に示されているような原位置では、装填された
カセット】の−側縁部内に位置し、テープローディング
動作によりテンションレバーが回動するに伴い、第11
図に示されているようにシリンダドラム4の両側に位置
し、テープローディング時にはその位置を固定されてテ
ープガイドとしての役目を果たす。
また、シャーシには二つの傾斜テープガイド60.61
が位置を固定されて設けられており、チープロ−ディン
グ動作によりシリンダドラム4に巻かれたテープ2の走
行をガイドし、またテープ2の傾斜をシリンダドラム4
の傾斜に合わせて補正するようになっている。
シャーシには、キャプスタン軸3の側方においてストッ
パ62が固定されている。ストッパ62は、テープロー
ディング状態においてピンチローラ10.25の位置決
めを行うもので、第1の移動台13のピン14と当接し
てピンチローラ10の位置を決めるV字状の規制面62
aと、第2の移動台28の軸29と当接してピンチロー
ラ25の位置を決めるV字状の規制面62bとを有し、
また、ス1−ソバ62と一体的にテープガイド63が設
げられている。
第1図、第1O図及び第11図において、ガイド溝板9
のガイド溝9aにはレバー64に固植された軸65が嵌
入している。軸65にはテープガイトロ4が設けられて
いる。テープガイド64は、環状ギヤ7が回転すること
によりガイド溝9aにガイドされて所定位置まで移動す
る。レバー64の他端部にはピン67が固植されている
。ピン67は環状ギヤ7の逃げ溝24に嵌入しで逃げ溝
24の端部に設けられた板ばね68に押され、これによ
りレバー66を所定位置まで移動させるようになってい
る。
なお、軸65の径は第1、第2のガイドピン20.21
の径よりも太く、これらの軸及びガイドピンの移動をガ
イドするガイド溝9aは軸65の移動範囲においては軸
65の径に合わせて幅広になっており、その範囲以外の
ガイド溝9aの幅はガイドピン20.21に合わせて多
少狭い幅に設定しであるため、軸65は、その径に合っ
たガイド溝9aの幅の範囲の終端位置で板ばね68に押
されて所定位置に位置決めされるようになっている。
前記二つのテープガイド15.30は第13図に示され
ているようにシリンダドラム4の傾斜に従い所定の向き
に傾斜して、傾斜した」二記シリンダドラム4の周面に
対してテープ2を円滑にガイドしうるようになっている
。また上記二つのテープガイド15.30は後述の動作
の説明で明らかなように、シリンダドラム4の周りを移
動してテープローディング位置に至る。一方シャーシに
位置を固定して設けられた二つの傾斜テープガイド60
.61も第13図に示されているようにシリンダドラム
4の傾斜に従い所定の向きに傾斜しており、上記二つの
テープガイド15.30がテープローディング位置に位
置決めされたとき、上記二つのテープガイド15.30
とシリンダドラム4との間に介在してテープ2の傾斜を
補正し、傾斜したシリンダドラム4の周面に対するテー
プ2の良好な摺接状態を保つようになっている。
次に、上記実施例の動作を説明する。
いま、第1図に示されているようなテープローディング
前の状態では、ピンチローラ位置選択板51及び選択レ
バー55が回動範囲の中間位置にあって規制ピン57が
中間位置をとるようにカム50の回転位置が決められて
いる。
この状態からテープローディングを行うには、まず、図
示されない駆動機構によりテンションレバーを駆動して
テンションピン58.59をドラム4の両側部まで移動
させ、テープ2の一部をカセ・ノド1から引き出す。
次に、駆動ギヤ5を第1図において時計方向に回転させ
、環状ギヤ7を反時計方向に回転させる。
ギヤ7の回転により、この回転力がピン37、ばね38
、駆動板22、ガイドピン21、移動台13、軸14、
ピンチローラ支持板12の順に伝達され、第1のピンチ
ローラ10がガイド溝9aに沿ってドラム4の周りを反
時計方向に移動していく。一方、環状ギヤ7の回転力は
、伝達ギヤ39、扇形ギヤ41、ピン43、ばね46、
ピン45、移動用レバー44の順に伝達されて同レバー
44が反時計方向に回動させられ、このレバー44の回
動により、長孔47、ガイドピン35を介して移動台2
8がガイド溝9bに沿って移動させられ、これに伴い第
2のピンチローラ25がドラム4の左側を時計方向に移
動していく。
こうして第5図及び第11図に示されているように、第
1のピンチローラ支持板12と第1の移動台13は原位
置から略反転しながら移動し、第2のピンチローラ支持
板27と第2の移動台28は略平行移動し、軸14がス
トッパ62の規制面62aに嵌まり、軸29がストッパ
62の規制面62bに嵌まり、二つのピンチローラ10
.25がキャプスタン軸3を挟んで対向すると共にピン
チローラ支持板12の当接部19とピンチローラ支持板
27の当接部34が規制ピン57を挟んで対向する。こ
の時点では、前述のように規制ピン57が中間位置にあ
り、この規制ピン57に上記二つの当接部19.34が
当たって二つのピンチローラ支持板12.27は共に付
勢力向への回動が規制され、第5図及び第6図に示され
ているように二つのピンチローラ10.25は何れもキ
ャプスタン軸3から離間している。
一方、環状ギヤ7の上記回転に伴って軸】4.29及び
テープガイド15.30がシリンダドラム4の周りを互
いに反対の向きに移動し、第11図に示されている位置
まで移動する。これによりテープ2がカセット1からさ
らに引き出されてシリンダドラム4の外周面に略240
度の範囲にわたって「Ω」状に巻かれる。そして環状ギ
ヤ7の上記回転によりレバー66が原位置からドラム4
を挾んで略反対側まで移動し、これに伴ってテープガイ
ド64をドラム4の略反対側まで移動させる。
このようにして一方のピンチローラの移動終了をスイッ
チで検知することにより駆動ギヤ5の回転を停止させ、
テープローディング動作を終了する。テープローディン
グ終了時点では、カセット1から引き出されたテープ2
ば、テンションピン59、テープガイド63、軸29、
ピンチローラ25、テープガイド30.テープガイド6
1、ドラム4、テープガイド60.テープガイド15、
ピンチローラ10、軸14、テープガイド64、テンシ
ョンピン58の順に当たってテープ走行経路が形成され
る。
また、上記テープローディング終了時点では、テープロ
ーディング位置に位置決めされたテープガイド15とシ
リンダドラム4との間及びテープローディング位置に位
置決めされたテープガイド30とシリンダドラム4との
間にそれぞれ固定の傾斜テープガイド60.6】が介在
し、これらの傾斜テープガイド60.61によってテー
プ2の(頃斜をシリンダドラム4の傾斜に従って補正し
、シリンダドラム4の周面に対するテープ2の良好な摺
接状態を保持するようになっている。
第5図に示されているように、テープローディングが終
了した時点では未だテープの走行は行われない。また、
第6図に示されているように、二つのピンチローラ10
.25に当たっているテープ2の高さは互いに同一の高
さになっている。ここで第11図に示されているように
カム50を回転させてピンチローラ選択板51を付勢力
に抗し時計方向に回動させて選択レバー55を反時計方
向に回動させると、規制ピン57が左方に移動する。こ
れにより規i1i+1ピン57は第1のピンチローラ支
持板12の当接部19から逃げるのに対し、第2のピン
チローラ支持板27の当接部34には当接したままとな
り、よって、ピンチローラ支持板12のみが付勢方向に
回動して第1のピンチローラ10がテープ2をキャプス
タン軸3に圧接させる。ドラム4及びキャプスタン軸3
は予め反時計方向に一定速度で回転駆動されており、キ
ャプスタン軸3にテープ2が圧接させられることにより
テープ2が矢印方rril 4こ定速輸送される。周知
のように、定速輸送されるテープ2に対しドラム4に保
持された回転式磁気ヘソl’ b はテープ2を斜めにスキャンしながら記録再生を行う。
なお、図示しないが、通常のように巻取りリール台が回
転駆動されてテープを巻き取る。また、規制ピン57の
左方への移動に連動してテンションピン59の位置固定
のみが解除され、テープテンションの調整を行う。
次に、リバースモードで記録再生するときは、カム50
を回転させてピンチローラ選択板51を付勢方向、即ち
第11図において反時計方向に回動させて選択レバー5
5を時計方向に回動させ、規制ピン57を中間位置より
も右方に移動させる。これにより規制ピン57は第2の
ピンチローラ支持板27の当接部34から逃げるのに対
し第1のピンチローラ支持板12の当接部に当接した状
態となり、よって、ピンチローラ支持板27のみが付勢
方向に回動して第2のピンチローラ25がテープ2をキ
ャプスタン軸3に圧接させる。リバースモードでは、予
めキャプスタン軸3が時計方向に回転駆動されているか
ら、テープ2は逆向きに定速輸送され、このテープ2に
対して前記回転式磁気ヘッドが斜めにスキャンしながら
記録再生を行う。また、規制ビン57の右方への移動に
連動してテンションビン59の位置は原位置に固定され
、テンションビン58の位置固定が解除され、ケープテ
ンションの調整を行う。なお、リバースモードでのトラ
ム4の回転の向きは、記録時と再生時の向きが統一され
ζおれば、時計方向でも反時計方向でもよい。
記録再生終了後は、リール台を回転させることによりテ
ープ2の一部がカセット1内に巻き込まれつつ環状ギヤ
7が逆向きに回転駆動され、第1図に示されているよう
な原位置に至る。ピンチローラlOは、ビン23が逃げ
溝24の端面により押されるので、ガイド溝9aを逆方
向に移動する。
このように、上記実施例によれば、テープローディング
動作に伴って移動する二つのテープガイド15.30だ
けでテープをシリンダドラム40周面に導くのではなく
、上記二つのテープガイド”15.30と位置固定の傾
斜テープガイド60.61とによってテープをシリンダ
l:ラム4に導き、かつ上記傾斜テープガイド60.6
1によってテープの傾斜を補正するため、傾斜シリンダ
ドラム4の周面に対してテープの良好な摺接状態を容易
に維持することができる。しかも上記傾斜テープガイド
60.61は位置固定のため、構成が簡単で位置決め精
度を出し易く、シリンダドラム4に対するテープの適切
な摺接状態を容易に得ることができる。
なお、」二記実施例における二つのテープガイド15.
30自体は垂直としもよい。また、これらテープガイド
15.30自体を垂直としてそのテープガイド面を螺旋
形状あるいは傾斜ガイド面としてテープをシリンダドラ
ム4の傾斜に応して傾斜させるようにしてもよい。
また、テープローディングに伴って移動する二つのテー
プガイドは垂直なテープガイドと傾斜テープガイドに分
けてもよい。第14図及び第15図はそのような変形実
施例を示すものであるが、大部分の構成部材は前記実施
例の構成部材と同じであるから、共通部分には共通の符
号を付しである。
そこで、前記実施例と異なる部分について説明すると、
符号120.270はピンチローラ支持板、130.2
80は支持台である。一方の支持台130には二つのテ
ープガイド150.151が設けられ、他方の支持台に
も二つのテープガイド300.301が設けられている
。テープガイド150.300は垂直であり、テープガ
イド1511.301はシリンダドラム4の傾斜に応じ
傾斜して設けられている。上記各テープガイド150.
151.300.301はテープローディング動作によ
り図示の位置まで移動してテープ2をカセットから引き
出し、テープ2をシリンダドラム4の周面に摺接させる
ためのものであり、図示のように上記各テープガイドが
テープローディング位置に位置決めされた状態では、上
記各テープガイドとシリンダドラム4との間に固定の傾
斜テープガイド60.61が介在してテープ2の傾斜を
シリンダドラム4の傾斜に応じて補正するようになって
いる。
第14図及び第15図の実施例の場合も前記実施例の場
合と同様の作用効果を奏する。
なお、第14図及び第15図の実施例において、傾斜し
たテープガイド151.301 は、スペース的に可能
であれば傾斜テープガイド60.6Iと同様にフレーム
又はシャーシに固定してもよい。こうずれば傾斜テープ
ガイド60.61のみでなくテープガイド151.30
1も位置固定となるので、テープ2の傾斜補正は更に行
い易くなる。
(発明の効果) 本発明によれば、テープローディング動作に伴って移動
する二つのテープガイドだけでテープをシリンダドラム
の円面に導(のではなく、上記二つのテープガイドと位
置固定の(頃斜テープガイドとによってテープをシリン
ダドラムに導き、かつ上記傾斜テープガイドによってテ
ープの傾斜を補正するため、傾斜シリンダドラムの周面
に対してテープの良好な摺接状態を容易に維持すること
ができる。しかも上記傾斜テープガイドは位置固定のた
め、構成が簡単で位置決め精度を出し易く、シリンダド
ラムに対するテープの適切な摺接状態を容易に得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る磁気記録再生装置の−実施例を示
す平面図、第2図は同」二実施例中の第1のピンチロー
ラ部分を示す平面図、第3図は同上第1のピンチローラ
部分の断面正面図、第4図は上記実施例中の第2のピン
チローラ部分を示す平面図、第5図は上記実施例のテー
プローディング状態における二つのピンチローラの態様
を示す平面図、第6図は同上二つのピンチローラを第5
図の線■−■方向から見た側面図、第7図は上記実施例
中の選択レバ一部分の=一部断面正面図、第8図は同じ
くピンチローラ移動機構の一部を示す断面正面図、第9
図は同じくピンチローラ移動機構の別の部分の断面正面
図、第1O図は上記実施例中のテープガイド機構の一部
を示す断面正面図、第11図は上記実施例の異なる作動
態様を第1図に準して示す平面図、第12図は」−記実
施例中のガイド溝板を示す平面図、第13図は」二記実
施例中の二つのテープガイド手段の部分を他の部分との
関係で概略的に示す平面図、第14図は本発明に係る磁
気記録再生装置の別の実施例をテープローディング状態
で示す平面図、第15図は同上実施例中のテープガイド
機構部分を概略的に示す平面図である。 1・・カセット、 2・・テープ、 4・・シリンダド
ラム、 15.30・・テープガイド、60.61・・
(頃斜テープガイド。 最14El

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転式磁気ヘッドを保持して所定方向に傾斜したシリン
    ダドラムの周面に二つのテープガイドによってカセット
    内よりテープを引き出して摺接させ、上記回転式磁気ヘ
    ッドにより上記テープに記録又は再生を行うようにした
    磁気記録再生装置において、上記各テープガイドがテー
    プローディング位置に位置決めされたとき、上記各テー
    プガイドと上記シリンダドラムとの間に介在してテープ
    の傾斜を補正する位置固定の傾斜テープガイドを設けた
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
JP62006958A 1987-01-14 1987-01-14 磁気記録再生装置 Pending JPS62256257A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62006958A JPS62256257A (ja) 1987-01-14 1987-01-14 磁気記録再生装置

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