JPS6225367Y2 - - Google Patents

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JPS6225367Y2
JPS6225367Y2 JP4225084U JP4225084U JPS6225367Y2 JP S6225367 Y2 JPS6225367 Y2 JP S6225367Y2 JP 4225084 U JP4225084 U JP 4225084U JP 4225084 U JP4225084 U JP 4225084U JP S6225367 Y2 JPS6225367 Y2 JP S6225367Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
belt
back panel
seat
ventilation
ventilation duct
Prior art date
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JP4225084U
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JPS60157313U (ja
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  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車の車室内換気構造に関するも
のである。
〔従来の技術〕
後部座席の後側に設けられる換気構造として
は、例えば、後部座席のシートバツクの上端と後
部窓の下縁の間に配設されているアツパバツクパ
ネルの上面とパツケージボードの間に換気用ダク
トを配設させ、この換気用ダクトのクオータピラ
ー側に延びている端部を、外気に連通しているク
オータダクトに連結させたものがある。
ところで、後部座席用のシートベルトは、トラ
ンクルーム内の内壁に固定されたベルトリトラク
タから引き出され、前記アツパバツクパネルおよ
びパツケージボードのクオータピラー寄りの部位
に開口するベルト取出し口から車室内側に取り出
されてクオータピラーに設けられているスリツプ
ジヨイントに挿通されている。
従つて、前記換気用ダクトと前記シートベルト
とがクオータピラー寄りの部位において交差する
ので、換気ダクトは、前記ベルト取出し口の車前
側に迂回させて配設されている。
しかしながら、クオータピラーの近傍における
アツパバツクパネルおよびパツケージボードの車
前後方向の幅が狭い車体構造の自動車において
は、前述のように換気ダクトをベルト取出し口の
前側に迂回させるだけのスペース的な余裕が少な
いので、換気用ダクトの一般部分よりも外形寸法
が縮小するように絞り成形せざるを得ず、そのた
めに、その絞り成形部分における有効通風路が狭
くなり換気性能を低下させる不都合があつた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記従来の不都合を解消すべくなさ
れたものであつて、換気性能を低下させることな
く換気用ダクトを配設できるようにした自動車の
車室内換気構造を提供することを目的としてい
る。
〔考案の構成〕
このような目的を達成するために、本考案は、
後部座席のシートバツクの上端と後部窓の下縁の
間に配設されているアツパバツクパネルおよびパ
ツケージボードのクオータピラー寄りの部位に開
口されたベルト取出し口であつて、トランクルー
ム内の内壁に固定されたベルトリトラクタから引
き出されているシートベルトが、車室内側に、斜
めに傾斜させて取り出されたベルト取出し口と、 前記アツパバツクパネルの上面とパツケージボ
ードとの間に配設された換気用ダクトであつて、
前記ベルト取出し口からアツパバツクパネルの下
面側にクランク状に曲げられて前記シートベルト
を迂回されて外気と連通したクオータダクトに連
結された換気用ダクトとを具備させたものであ
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図は、クオータピラーの周辺部を車室内側から
図示した切欠き斜視図である。
図において、1は、アツパバツクパネルを示し
ており、このアツパバツクパネル1は、後部座席
のシートバツク(不図示)の上端と後部窓の下縁
の間に配設されている。
そして、このアツパバツクパネル1のクオータ
ピラー2寄りの部位には、ベルト取出し口3が開
口されている。
4はトランクルームR内の内壁に固定されたベ
ルトリトラクタを示しており、このベルトリトラ
クタ4から引き出されたシートベルト5は、前記
ベルト取出し口3を通して車室内側に取り出さ
れ、クオータピラー2の内壁2aに設けられてい
るスリツプジヨイン6に挿通されている。
前記ベルトリトラクタ4とスリツプジヨイント
6の取り付け位置は、車前後方向にずらし、シー
トベルト5が斜めに傾斜して前記ベルト取出し口
3を通過するようにされている。
7は、前記アツパバツクパネル1の上面とパツ
ケージボード(不図示)との間に配設された換気
用ダクトを示しており、この換気用ダクト7は、
前記ベルト取出し口3からアツパバツクパネル1
の下面側にクランク状に曲げられて前記シートベ
ルト5を迂回されて外気と連通したクオータダク
ト(不図示)に連結されている。図の符号7a
は、換気用ダクト7の吸入口を示す。
なお、図示が省略されているパツケージボード
は、アツパバツクパネル1の上面および換気用ダ
クト7をおおい隠すようにアツパバツクパネル1
上に載置されるもので、アツパバツクパネル1の
ベルト取出し口3にほぼ対応する位置に、前記シ
ートベルト5を挿通可能なスリツト状の第2のベ
ルト取出し口が開口され、その第2のベルト取出
し口にアツパバツクパネル1のベルト取出し口3
を通過されたシートベルト5が通されている。
この換気用ダクト7は、ベルト取出し口3の下
方部分において立体交差できるので、外形寸法は
一般部分と同じ大きさに形成でき、従つて、有効
通風路も車室内換気に必要な大きさが十分に確保
できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、シートベルトの最適な取廻し
とともに、換気性能を低下させることなく換気用
ダクトを配設することが可能となり、自動車の車
室内の容積に応じ、必要な換気性能をもつ車室内
換気構造を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は、クオータピラーの周辺部を車室内側から
図示した切欠き斜視図である。 1……アツパバツクパネル、2……クオータピ
ラー、3……ベルト取出し口、R……トランクル
ーム、4……ベルトリトラクタ、5……シートベ
ルト、7……換気用ダクト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 後部座席のシートバツクの上端と後部窓の下縁
    の間に配設されているアツパバツクパネルおよび
    パツケージボードのクオータピラー寄りの部位に
    開口されたベルト取出し口であつて、トランクル
    ーム内の内壁に固定されたベルトリトラクタから
    引き出されているシートベルトが、車室内側に、
    斜めに傾斜させて取り出されたベルト取出し口
    と、 前記アツパバツクパネルの上面とパツケージボ
    ードとの間に配設された換気用ダクトであつて、
    前記ベルト取出し口からアツパバツクパネルの下
    面側にクランク状に曲げられて前記シートベルト
    を迂回されて外気と連通したクオータダクトに連
    結された換気用ダクトとを備えた自動車の車室内
    換気構造。
JP4225084U 1984-03-23 1984-03-23 自動車の車室内換気構造 Granted JPS60157313U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4225084U JPS60157313U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 自動車の車室内換気構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4225084U JPS60157313U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 自動車の車室内換気構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60157313U JPS60157313U (ja) 1985-10-19
JPS6225367Y2 true JPS6225367Y2 (ja) 1987-06-29

Family

ID=30552829

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4225084U Granted JPS60157313U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 自動車の車室内換気構造

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JP (1) JPS60157313U (ja)

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Publication number Publication date
JPS60157313U (ja) 1985-10-19

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