JPS6225283Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6225283Y2
JPS6225283Y2 JP10783782U JP10783782U JPS6225283Y2 JP S6225283 Y2 JPS6225283 Y2 JP S6225283Y2 JP 10783782 U JP10783782 U JP 10783782U JP 10783782 U JP10783782 U JP 10783782U JP S6225283 Y2 JPS6225283 Y2 JP S6225283Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
quill
punching rod
center tool
hole
support
Prior art date
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Expired
Application number
JP10783782U
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English (en)
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JPS5912503U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10783782U priority Critical patent/JPS5912503U/ja
Publication of JPS5912503U publication Critical patent/JPS5912503U/ja
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Publication of JPS6225283Y2 publication Critical patent/JPS6225283Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は中空クイルに保持されるセンター工具
を、中空クイル内でセンター工具の後端面に当接
して配設せられる抜き棒によりセンター工具を抜
く形式の旋削工作機械の心押台に関するものであ
る。
この種の心押台にあつては、従来センター工具
の後端面を後方から抜き棒を衝突させその衝撃力
によりセンター工具を抜いている。その概要を第
3図に基づいて説明すると、クイル3内でセンタ
ー工具1後端面に当接する抜き棒4が配され、該
抜き棒4はその後部でピストンよりなる支持体5
で案内され摺動可能になつており、かつネジ45
によりその位置を前後移動して設定できるように
なつている。また、上記支持体5は供給口8,9
からの油圧により往復運動をし、前進および後退
する。そして上記支持体5はクイル3に螺着一体
化しているのでクイル3も同様に前進、後退動作
を行う。
かかる構造において、そのセンター工具1を抜
く手順について説明すると、まず供給口8に圧力
を加えると支持体5は左方に前進し、クイル3及
びセンター工具1も前進する。この時抜き棒4は
そのままの位置であるのでセンター工具1の後端
と抜き棒4の先端は離間する。この時点でネジ4
5をまわし抜き棒4を上記前進したセンター工具
1方向にある程度前進せしめる。この状態で抜き
棒4を設定し、次に供給口9に圧力を加えると、
支持体5及びクイル3が後退する。このとき抜き
棒4は静止しているので、クイル3に強く嵌着し
ているセンター工具1の後端面は上記抜き棒に衝
突し、この衝撃力によりクイル3から外れる。
しかしながら上記形式の抜き棒は極めて長いも
のとなり衝撃力による座屈の危険性があること、
支持体が中空加工の必要性があること、ネジの操
作等作業が繁雑となり作業時間が長くなること、
又抜くに際し圧力を高くして行うが、加工時は常
に高圧とは限らないのでその都度圧力設定をやり
直さねばならない等の欠点があつた。
更に一般的な心押台の後方から操作してセンタ
ー工具を抜く方法は、特に心押台が長い場合には
抜く操作と抜かれるセンター工具を支える操作が
一人の作業者で同時に行うのが難しい場合が生じ
る。従つて心押台の形状にとらわれることなく抜
く操作位置とセンターとの距離はなるべく短くす
ることが望ましいのである。
本考案は、上述の事情に鑑み開発されたもので
抜き棒を短くし上記欠点を解消した構造の旋削工
作機械の心押台を提供することを目的とするもの
である。
以下図面に示す実施例に基づいて本考案を説明
する。本考案は第1及び2図に示すが、従来例を
示す第3図との関係において同一部分には同一符
号を付してある。
本考案は第1図に示すように、従来と同様のク
イル3を採用している。クイル3は中空になつて
おり前部にテーパ面31を有しセンター工具1を
保持し、中央部から後部にかけては中空穴32と
なつていてその中に抜き棒4が配されており、該
抜き棒4の先端は丸みが付いておりセンター工具
1の後端面11に当接している。
本考案によると上述のクイル3において、該ク
イル3後方に、上記抜き棒4の後部を軸方向に支
持する支持部52を有する支持体5が配設されて
いる。上記抜き棒4はフランジ又はスナツプリン
グ等よりなる当接部41を有し、支持体5の支持
部先端は上記当接部41の後面に当接している。
上記支持体5はボルト、ナツト等の手段によりク
イル3と一体的に運動するように結合されてい
る。
また支持体5とシリンダ57との間には支持体
5の摺動部56を挟んで油室が設けられ、該油室
へは油圧供給口8,9が配設されている。この支
持体5の前後進の動作は本来加工動作に従つて行
われるものであつて特に長いワークを加工する際
ワークの先端を支持してスムースな加工を施すこ
とにある。従来センタ抜きの動作はこの動作を利
用して行うにあつた。
上記支持体5は、支持部52に軸線を横切る貫
通穴51を備えており、上記抜き棒4の後端が該
貫通穴51に臨むように配設されている。上前記
抜き棒4のフランジ部41とクイル3の段部33
との間にバネ42が配され抜き棒4はクイルに対
して離れる方向へ付勢されている。即ちピストン
側へ常に付勢され密着されている状態にある。
上記貫通穴51には、センター工具1を抜くた
めに、抜き棒4の端部を押すコツタ6が用意され
ている。該コツク6は抜き棒との当接そして貫通
穴への打ち込みが容易なように第2図のごとく先
端にはテーパ面を有している。また抜き棒4の後
端面43も上記コツタ6のテーパ面に適した面に
することが望ましい。
次に以上の構成になる本考案について、センタ
ー工具がどのようにして抜かれるかを説明する。
既述のごとく抜き棒4の後端43が貫通穴51
に臨むように設定されているので、上記貫通穴5
1にコツタ6を打ち込むと、該コツタ6のテーパ
面が抜き棒4を前方に衝撃的に押しセンター工具
1を抜き出す。
前記抜き棒4は前記バネ42によりピストン側
へ戻る程度に付勢されているので、コツタ6の挿
入により抜き棒4はクサビ作用により強制的に左
行しセンター工具1の後端部へ当接する。この当
接はコツタ6をハンマー等で打込むと衝撃力とし
てセンター工具1に加わることになり、しかも抜
き棒4の前進距離は一定距離に制限されているか
らセンターを前方へ必要以上に飛び出すことなく
確実に抜くことができる。
以上のように本考案は抜き棒を短縮ししかも、
コツタを用いて該抜き棒を押し出すようにしたの
で、装置の構造が簡単化し、抜き棒の移動操作を
する必要もなく作業が容易となり迅速となつた。
しかもセンター工具の出具合をみながらさらにセ
ンターを支えながら作業者側からコツタを叩くこ
とができるのでセンター工具は不必要に急激に飛
び出すことはなく安全性が向上するとともに、確
実性も増すこととなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る装置の一実施例を示す断
面図、第2図は第1図のA−A断面図、そして第
3図は従来の装置の断面図である。 1……センター工具、11……センター工具の
後端面、3……クイル、31……テーパ内面、3
2……中空穴、4……抜き棒、41……フラン
ジ、5……支持体、51……貫通穴、52……支
持部、6……コツタ、61……テーパ面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中空クイル3の前部のテーパ内面31でセンタ
    ー工具1を保持し、上記クイル3の中空穴32内
    にセンター工具1の後端面11に当接する抜き棒
    4を配する形式のものであつて、下記条件A,B
    およびCを備えることとする旋削工作機械の心押
    台。 (A) 上記クイル3の後方には、当接部41を有す
    る抜き棒4の後部を支持する支持部52を有
    し、かつクイル3と一体的に結合されている支
    持体5と、常体において抜き棒4を支持体5に
    押し付ける付勢手段42を、当接部41とクイ
    ル3間に配設されている。 (B) 上記支持体5は、該支持体5の軸線を横切る
    貫通穴51を備えており、上記抜き棒4の後端
    が該貫通穴51に臨む位置に配されている。 (C) センター工具1を抜く際、上記貫通穴51に
    打ち込まれる先細テーパ面61を有するコツタ
    6を備えている。
JP10783782U 1982-07-16 1982-07-16 旋削工作機械の心押台 Granted JPS5912503U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10783782U JPS5912503U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 旋削工作機械の心押台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10783782U JPS5912503U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 旋削工作機械の心押台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5912503U JPS5912503U (ja) 1984-01-26
JPS6225283Y2 true JPS6225283Y2 (ja) 1987-06-29

Family

ID=30251820

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10783782U Granted JPS5912503U (ja) 1982-07-16 1982-07-16 旋削工作機械の心押台

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JP (1) JPS5912503U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5985354B2 (ja) * 2012-10-30 2016-09-06 Dmg森精機株式会社 心押台及び工作機械

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Publication number Publication date
JPS5912503U (ja) 1984-01-26

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