JPS62251427A - 石炭ガス化プラントのブ−スタ圧縮機制御方法 - Google Patents

石炭ガス化プラントのブ−スタ圧縮機制御方法

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JPS62251427A
JPS62251427A JP9484786A JP9484786A JPS62251427A JP S62251427 A JPS62251427 A JP S62251427A JP 9484786 A JP9484786 A JP 9484786A JP 9484786 A JP9484786 A JP 9484786A JP S62251427 A JPS62251427 A JP S62251427A
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pressure
booster compressor
gasifier
gas
compressor
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Hiroshi Hanaoka
花岡 浩
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、石炭ガス化プラントの制御方法に係り、特に
、運用性を広げる為に行なう変圧運転に際して、ブース
タ圧縮機の好適な圧力制御を行い得る制御方法に関する
ものである。
〔従来技術〕
従来、石炭ガス化プラントは、定圧運転で検討されてお
り、ブースタ圧縮機出口圧力は一定値制御されていた。
この種の制御技術にいては米国文献“化石燃料エネルギ
ー(Fossil Energy)” 1980年3月
号が公知である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、ガス系統圧力(ガス他炉〜ガスタービ
ン間)が定圧運転であるとしていた。一方、ガス化炉の
型式が流動層タイプであったり、脱硫装置が最新技術で
ある乾式の流動層タイプの脱硫方式であったりする場合
は、流動層の運転範囲拡大の為に、ガス流動にほぼ比例
したガス圧力とする事が望ましい。この場合、流動層運
転に必要なガス流速を確保する為には、低負荷時にガス
圧力を下げる事が必要となり、逆にいえば一定圧力の場
合には、負荷運用可能な最低負荷限度が大きくなるとい
う事になる。
この様な変圧運用のニーズに応じて、ブースタ圧縮機に
おける圧力制御も変圧に対応するものとする必要が生じ
た。
つまり、ブースタ圧縮機量ロ圧カ一定のままでは、ガス
化炉入口圧力とブースタ圧縮機出口の間にある。ガス化
炉空気供給弁の差圧が、高負荷では小さく、低負荷では
大きくなって、制御性が悪くなる。更に、低負荷で絞り
損失が大きくなるという問題点がある。
本発明は上述の事情に鑑みて為されたもので、ブースタ
圧縮機の出口圧力を必要以上に高くしてブースタ駆動用
動力を浪費することを防止でき、更に、ガス化炉空気制
御弁の制御性を向上せしめ得る、ブースタ圧縮機の制御
方法を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成する為に創作した本発明方法の基本的
な原理は、ブースタ圧縮機の出口空気圧を、ガス化炉圧
力に比して一定差圧だけ高くすることにより、ブースタ
圧縮機の出口圧力が必要以上に高くなることを防止する
ものである。
上記の原理に基づいて前記の目的を達成するため、本発
明に係る制御方法は、ガス化炉で発生したガスを燃料と
するガスタービンと、上記ガスタービンによって駆動さ
れる空気圧縮機と、上記空気圧縮機の抽気を加圧して前
記ガス化炉に供給するブースタ圧縮機とを備え、かつ、
前記ガスタービンの負荷に応じてガス化炉の出口ガス圧
力を変化させる方式の運転を行う石炭ガス化プラントに
おいて、前記のブースタ圧縮機の出口側空気圧力を、ガ
ス化炉で発生したガスの圧力に対応せしめて制御するこ
とを特徴とする。
〔作用〕
上記のように制御すると、ブースタ圧縮機出口圧力は、
ガス化炉が必要とする圧力以上に高くならないので、該
ブースタ圧縮機の駆動用動力を節減することが出来る。
〔実施例〕
以下5本発明の一実施例を第1図により説明する。ガス
化炉10でガス化されたガスは、脱硫装置や脱塵装置を
含んだガスクリーンアップ設備11を経由し、ガスター
ビンの燃料1lllI弁12により流量を調整されて、
ガスタービン燃焼器3へ導かれ、燃焼後、ガスタービン
2を駆動し、その駆動力によってガスタービン圧縮機1
.及び発電機4を駆動する。
一方、ガスタービン圧縮機出口の空気の一部は燃焼器3
へ導かれるとともに、残部はブースタ圧縮機5で加圧さ
れ、ガス化炉空気供給弁9を経てガス化炉10へ導かれ
、燃焼用空気として使用される。ブースタ圧縮機の駆動
源は2本例ではタービン6であり、タービン加減弁7に
よって駆動力がamされる。ブースタ圧縮機には低流量
制限があり、その制限以下となってサージング領域に入
る事を防止する為にサージング防止弁8が設けられてい
る。
ブースタ圧縮機5はガス化炉1〇への供給圧力を確保す
る為に設置されるものであり、その圧力設定は、当然ガ
ス化炉入口圧力よりも高い値とする必要がある。
第21!lは1石炭ガス化プラントの負荷と圧力との関
係を示す表である。
P五、 Pz 、 Ps e P4 、 Pllは、第
1図の系統上の場所At + At 、Aa + A4
 e Asに夫々対応する特性である。
ガスタービンの負荷特性上、ガスタービン圧縮機出口A
2の圧力は、負荷降下に伴って低下するpzの如き特性
を示す、ブースタ圧縮機人口A1の圧力P1は、P2か
ら若干低下する程度である。
一方、ガス系統は、ガス化炉等の運用特性から必要なガ
ス化炉入口圧力P4と、該圧力P4から摩擦損失による
圧力降下を差引いた値となるガスタービン入口Asの燃
料圧力Pδの特性で示される。
ガス他炉圧カ一定の従来プラントではガス化炉入口圧力
はP4’  によって示される。ブースタ圧縮機出口圧
力は、従来の定圧プラントVはPR’  に示す一定圧
力制御で良かったが、変圧プラントの場合は、ガス化炉
入口圧力P4に伴って変化するよう、Psのような特性
を持たせる事が、ガス化炉空気供給弁の流量制御上から
望ましいものとなる。
第3図は、上記のような特性を持たせる為の具体的制御
ブロックを示すものである。
第3図(A)は、ガス化炉入口圧力15に所定の圧力増
分16を加えてこれをブースタ圧縮機出口圧力の目標値
とし、ブースタ圧縮機出口圧力13との偏差に応じてブ
ースタ圧縮機タービン加減弁7を制御し、ブースタ圧縮
機回転数を変えるものである。
第3図(B)は、ガスタービン或いはガス化炉への負荷
指令値21の関数(第2図のP6設定に対応する)とし
てブースタ圧縮機比ロ圧力設定を行ない、以下は、第3
図(A)と同様の制御を行なうものである。
又、第3図(C)は、ガス化炉入口圧力15に所定の圧
力増分16を加えた信号と、ガスタービン等の負荷指令
値21の関数で与える信号との内高い方の値を選びブー
スタ圧縮機出口圧力設定を行ない、以下は第3図(A)
と同様の制御を行なうものである。
第3は、ガス化炉入口圧力15に所定の圧力増分16を
加えた信号をブースタ圧縮機出口圧力目標値とし、ブー
スタ圧縮機出口圧力13との偏差制御信号にガスタービ
ン等の負荷指令値21の関数で与える先行信号を加えブ
ースタ圧縮機タービン加減弁7を制御するものである。
第4図は前記と異なる実施例を説明するための系統図で
ある。この実施例は1発電機負荷設定23と発電機負荷
25との偏差とにより制御演算してガスタービン燃料調
整域12に開度指令を与え、またガス化炉10へもガス
圧力補正等の指令を与える。
また、本実施例(第4図)では、ブースタ圧縮機5の駆
動源をタービン6としたが、これをモータに置き換える
事も可能である。この場合の回転数制御には、流体継手
、サイリスタ制御等を適用することが出来る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ブースタ圧縮機出口圧力を、必要以上
に高くしないで済むので、圧縮機動力の軽減を図るとと
もに、ガス化炉空気供給弁の制御性向上を図ることが出
来るという優れた実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例を説明する為の石炭ガス
化プラント系統図である。第2図は石炭ガス化プラント
の負荷と圧力との関係を示す図表である。第3図(A)
、(B)、(c)、(D)は、それぞれ前記実施例に適
用し得る制御方法のブロック図である。第4図は前記と
異なる実施例を説明する為の石炭ガス化プラントの系統
図である。 5・・・ブースタ圧縮機、6・・・ブースタ圧縮機駆動
用タービン、12・・・燃料調整弁。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ガス化炉で発生したガスを燃料とするガスタービン
    と、上記ガスタービンによつて駆動される空気圧縮機と
    、上記空気圧縮機の抽気を加圧して前記ガス化炉に供給
    するブースタ圧縮機とを備え、かつ、前記ガスタービン
    の負荷に応じてガス化炉の出口ガス圧力を変化させる方
    式の運転を行う石炭ガス化プラントにおいて、前記のブ
    ースタ圧縮機の出口側空気圧力を、ガス化炉で発生した
    ガスの圧力に対応せしめて制御することを特徴とする石
    炭ガス化プラントのブースタ圧縮機制御方法。 2、前記のブースタ圧縮機の出口側空気圧力をガス化炉
    で発生したガスの圧力に対応せしめて制御する場合、ブ
    ースタ圧縮機の出口側空気圧力がガス化炉発生ガス圧に
    対して一定圧力だけ高くなるように制御することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の石炭ガス化プラン
    トのブースタ圧縮機制御方法。 3、前記のブースタ圧縮機の出口側空気圧力をガス化炉
    で発生したガスの圧力に対応せしめて制御する場合、ガ
    スタービンの負荷に基づいてガス化炉で発生したガスの
    圧力を推定し、ガスタービン負荷デマンドに応じてブー
    スタ圧縮機の出口側空気圧力を制御することを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の石炭ガス化プラントの
    ブースタ圧縮機制御方法。 4、前記のブースタ圧縮機の出口側空気圧力をガス化炉
    で発生したガスの圧力に対応せしめて制御する場合、ガ
    スタービンの負荷に基づいてガス化炉で発生したガスの
    圧力を推定し、ガスタービン負荷デマンドに応じたブー
    スタ圧縮機の出口側空気圧力制御目標値Aを求めると共
    に、ブースタ圧縮機の出口側空気圧力がガス化炉発生ガ
    ス圧に対して一定圧だけ高くなるように出口側空気圧力
    制御目標値Bを求め、前記双方の制御目標値A、Bの内
    の高値を選択することを特徴とする特許請求の範囲第1
    項に記載の石炭ガス化プラントのブースタ圧縮機制御方
    法。
JP61094847A 1986-04-25 1986-04-25 石炭ガス化プラントのブ−スタ圧縮機制御方法 Expired - Lifetime JPH0643809B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5688296A (en) * 1992-12-30 1997-11-18 Combustion Engineering, Inc. Control system for IGCC's
JP2010144730A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 General Electric Co <Ge> 複合サイクル発電プラントを運転するための方法及びシステム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5797023A (en) * 1980-10-17 1982-06-16 Gen Electric Power plant, operation and control method thereof and control system thereof
JPS62223421A (ja) * 1985-10-14 1987-10-01 Hitachi Ltd 石炭ガス化複合発電プラント

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