JPS62249748A - ドツト・マトリツクス・プリンタの動作を静粛にする方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ、産業上の利用分野 本発明は、同時にプリントされるデータ・ドットの数を
減少させることにより、ドット・マトリックス・プリン
タの動作を静かにさせる方法に係る。プリンタのノイズ
を減少させるために１時間間隔を置いて行われるプリン
ト・ヘッドの複数回の走行中にプリントされる複数個の
相補的サブマトリックスにデータが割振られる。

Ｂ、従来技術 ドット・マトリックス・プリンタは、データ処理システ
ムに記憶された又はデータ処理システムにより発生され
た情報を記録する１つの方法である。ドット・マトリッ
クス・プリンタに於て、各文字又はグラフィック・イメ
ージの各セグメントは、ドツト及びブランクで文字を限
定するマトリックスより成る。それらのドツトは、相互
に隣接し、平行であり、そして等間隔に配置された横方
向の行及び縦方向の列を全体で形成する位置のマトリッ
クスとして配列されている。それらの行列の交点がドツ
ト及びブランクの位置を決定し、それらのドツトはマト
リックスの交点の間隔及びドツトの直径に応じて重なる
ことがある。プリントされた文字又はイメージ・セグメ
ントを構成する各ドツト又はブランクは、データ処理装
置に於て、典型的にはドツトを表わす２進１と、典型的
にはブランクを表わす２進Ｏとより成る、２進データ要
素により表わされる。成る典型的な文字を表わすデータ
は、８個のドツト位置より成る縦方向の列の高さと、５
個のドツト位置より成る横方向の行の幅とを有するマト
リックスから形成することができるが、いずれの方向の
ドツト位置の数も必要に応じて変えることができる０本
発明の詳細な説明に於ては、英数字が用いられているが
、それらは例として示されたものであり、グラフィック
スを含むすべてのドツト・マトリックス・データに対し
て本発明の方法を用いることができる。

ドット・マトリックス・プリンタは、典型的には、用紙
の如きウェブ上に文字を形成するために用いられる。横
方向に往復するプリント・ヘッドを含む。プリント・ヘ
ッドは通常、縦方向に配向された７本又は８本のプリン
ト・ワイヤの列より成り、各プリント・ワイヤは、プリ
ント・ヘッドがウェブの各横方向ライン（即ち、プリン
ト・ライン）に沿った移動するに従って１選択的に発射
される。プリント・ワイヤは、発射されたとき。

インク・リボンをウェブ上に打ちつけて、像を転写させ
る。

ドツト・マトリックス型プリンタを含めて、プリンタが
動作中にノイズを伴うことは周知である。

そのノイズは、作業者等の気を散らせ、集中を妨げ、会
話を困難にし、一般的に望ましくないものである。プリ
ンタのノイズを減らすために１種々の試みが成されてお
り、いずれも充分に満足できるものではないが、それら
の幾つかの試みに於て。

プリンタにより発生されるノイズの大きさは同時に発射
されるプリント・ワイヤの数に比例することが明確に認
識されている。成る試みは、プリント・ヘッドが本来的
にノイズを生じるものであることを率直に認め、ノイズ
を封じ込めようとしてプリンタを密閉することに焦点を
置いている。この試みは、成る程度成功したが、根本的
な問題を解決せずに単に症状を覆い隠しているにすぎな
い。

更に、ブランク用紙の給送、プリントされた用紙の取出
し、ケーブルの接続等のために、完全な密閉は本来的に
困難であるので、上記問題をこの方法で充分に解決する
ことは出来ない。

他の試みは、プリント・ヘッドのプリント・ワイヤの列
を傾けることである０例えば、成るプリント・ヘッドは
、対角線上に配列された８本のプリント・ワイヤを有す
る。しかし、このプリント・ヘッドに於ける傾めのプリ
ント・ワイヤを発射させるタイミングは複雑であり１文
字フォントが特に該プリント・ヘッドに於けるプリント
・ワイヤの列の傾きと異なる傾きを有するように設計さ
れていなければ、同時に発射されるプリント・ワイヤの
数は減少されない。換言すれば、グラフィックス又は特
に指定されていないフォントの文字をプリントする場合
には、ノイズ・レベルは減少しない、成る関連技術に於
ては、文字フォントが、文字の縦方向の列即ちスライス
の各々に於けるドツトの数を減らすように特に設計され
ている。この技術は、各プリント位置に於て同時にプリ
ントされるドツトの数を減少させるが、その特殊なフォ
ントの場合にだけ、動作を静かにし、他のフォント又は
グラフィックスの場合には効果を生じず、又文字の解像
度及び質を低化させる犠牲を伴う。

更に他の技術に於ては、プリント・ヘッドは２回の走行
を行い、各走行に於て１列置きにプリントを行う、この
技術も１個々のプリント位置に於て同時に発射されるプ
リント・ワイヤの数を減少させず、ノイズの問題を解決
しない。

Ｃ０発明が解決しようとする問題点 前述のように、従来技術にはそれぞれ欠点があり、これ
らが本発明により解決されるべき問題点である。

Ｄ０問題点を解決するための手段 本発明の目的は、実質的にすべてのプリント位置にプリ
ントされるすべてのデータ・ドットの数を減少させずに
、実質的にすべてのプリント位置に於て同時に発射され
るプリント・ワイヤの数を減少させるために、各プリン
ト位置にプリントされるべきデータを１時間間隔を置い
て行われる複数回のプリント動作中にプリントされる複
数個の相補的なサブマトリックスに論理的に割振ること
によりドット・マトリックス・プリンタの動作を選択的
に静かにさせる方法を提供することである。

本発明は、プリントされるべきデータを１時間間隔を置
いて行われる複数回のプリント動作に論理的に配分する
ことにより、ドット・マトリックス・プリンタの動作を
静かにさせる方法を提供する。プリントされるべきデー
タ・マトリックスが記憶され、その記憶されたプリント
されるべきデータ・マトリックスからデータ・スライス
が選択される。その選択された。同時にプリントされる
べきデータ・スライスに於けるドツトの数が、そのデー
タを複数個の相補的サブマトリックスに論理的に割振る
ことによって減少される。各データ・サブマトリックス
は１選択されたデータ・スライス全体を表わすように、
各々の対応するサブマトリックスと実質的に整合されて
プリントされる。

各データ・サブマトリックスは、実質的にすべてのプリ
ント位置に於て同時にプリントされるデータ・ドットの
数が減少されるように異なる時間にプリントされる。

Ｅ、実施例 次に、第２図に概略的に示されている典型的な型のドッ
ト・マトリックス・プリンタに適用された本発明の方法
について説明するが１本発明の方法は、他のドツト・マ
トリックス表示装置にも適合することを理解されたい、
典型的には、ドット・マトリックス・プリンタはプラテ
ン１を含み、該プラテン上に於て、プリント媒体即ちウ
ェブ２が２つのトラクタ装置又はピン・フィール駆動装
置３及び４によって移動される。プリント・媒体は、例
えば、縁端部に平行に開孔を有する連続用紙のウェブで
ある。各トラクタ装置は、外方に伸びるピン６を表面上
に設けられたフィール又はベルト５を含む、ピン６は、
確実な駆動が行われるように、上記ウェブ中に形成され
ている開孔７に係合する。２つのトラクタ・フィール５
は共通のシャフト８上に装着されており、該シャフトは
、プラテン上に於て媒体を進めるために、ウェブ・モー
タ９により必要に応じて回転される。ウェブ・モータ９
は、典型的には、第５図に示されている如く、プリント
媒体即ちウェブ制御装置によって制御される。

上記プリンタは、媒体２がプラテン１とプリント・ヘッ
ド１１との間を通過するようにプラテン１の上方に延び
ている支持体１２上に装着されている、横方向に移動す
るプリント・ヘッド１１を含む。プリント・ヘッド１１
は、支持体１２に沿って、プリント・ヘッド・モータ１
３により、ベルト又はねじ切りされている回転シャフト
によって移動される。プリント・ヘッドの移動は、第５
図に示されている如く、プリント・ヘッド移動制御装置
！３６により制御される。用紙の移動とプリント・ヘッ
ドの移動とを組合わせることにより。

プリント・ヘッドは、媒体２の表面上の殆どすべての点
に達することができる。

プリント・ヘッド１１の衝撃端部は、典型的には、第３
図に示されている如く、プリント・ヘッドの本体部分１
５中に支持されており、縦方向に配向された１×８のマ
トリックス状に配列されている。８個のプリント素子１
４の列を有するように形成されている。プリント素子１
４は、典型的には１例えば電磁石により選択的に軸方向
に移動される別個のワイヤである。各ワイヤは、プリン
ト・ヘッド１１の移動と時間的に関連して、必要に応じ
て個々に発射されるように、電磁石に別個に連結されて
いる０発射された各プリント・ワイヤは、インク・リボ
ン（図示せず）を媒体２上に駆動させて、ドツトを該媒
体上に形成する。

プリント・ヘッド１１が支持体１２の長さに沿って用紙
の幅を横断するに従って、プリントされるべき文字を限
定す°るデータが、関連するプリント・ワイヤを発射さ
せる整合された時間的シーケンスで、電磁石に与えられ
る。プリント・ワイヤ１４は、矢印１８により示される
如く、左から右へ移動し、始めに文字の左側の縦方向の
列全体を同時にプリントし、それから最も右側の列がプ
リントされる迄、続く縦方向の列を列毎に順次プリント
するように１選択的に動作される。具体的に説明すると
、第３図に示されている如く、プリント・ヘッド１１が
文字Ｅの列０のプリント位置に達するとともに、プリン
ト・ワイヤ“１”乃至“７”が同時に発射され、リボン
をプリント媒体に打ちつけて、列０の７個のドツトをプ
リントし、それから引戻される。プリント・ヘッドが列
１のプリント位置に近づくとともに、プリント・ワイヤ
“１”　＃　４１１．及び“７Ｎが同時に発射され、プ
リント・ヘッドが列２．３及び４のプリント位置を経て
移動するに従ってこのプロセスが継続して行われ、最終
的に文字全体が図に示されている如くプリントされる。

横方向に於ける文字の大きさ及び位置並びに隣接するド
ツトの間隔は、プリント素子の動作のタイミングに関す
るヘッドの移動速度を変えることによって制御される。

縦方向に於けるドツトの間隔は、プリント素子１４の間
隔及びウェブの移動又は位置に対応する。

文字をプリントするためには、各マトリックスが各文字
の形状を少なくとも部分的に限定している。２進データ
のマトリックスを記憶し又は利用できることが必要であ
る。第４図は、そのデータを１及び０として示しており
、第３図の文字Ｅの形状を限定する２進データ要素を表
わすように文字データ記憶装置に記憶される論理１及び
Ｏを示している。そのマトリックスは、例えば、ラベル
０乃至４を付された５つの縦方向の列及びラベル０乃至
７を付された８つの横方向の行を含み、それらの行列は
各文字を限定する５×８のマトリックスを形成している
。２進１がデータ記憶位置に記憶されているときは、対
応するプリント素子が動作されて、プリント媒体上にド
ツトをプリントし、２進Ｏが記憶されているときは、プ
リント素子は動作されない。

第５図は、本発明の方法に従って通常のモード又は静か
なモードで選択的にプリントすることができるドツト・
マトリックス文字を表示するための装置の一例を概略的
に示している。その回路は、制御装置１３１、文字デー
タ記憶装置３２．論理袋Ｗ１３３、ウェブ・モータ９に
接続されたプリント媒体即ちウェブ制御袋ｆｉ！３４．
プリント・ヘッド・モータ１３に接続されたプリント・
ヘッド移動制御装置３６．及び個々のプリント・ワイヤ
１４の作動を制御するためにプリント・ヘッドの本体部
分１５に接続されたプリント・ヘッド・アクチュエータ
３５を含む。

制御装置３１は、“′静かな書込”のモードを可能にす
る手段、データ処理及びプリンタの機械的機能を支配し
そして協調させる手段、並びにホスト・コンピュータと
通信する手段を含む。データ処理の管理は１文字データ
記憶装置３２及び論理袋［３３の制御を含む、プリンタ
の機械的動作の制御は、ウェブ及びプリント・ヘッドの
移動の制御、並びにウェブ及びプリント・ヘッドの移動
と時間的に調整されたシーケンスでのプリント・ワイヤ
の作動を含むことができる。

文字要素を限定する２進データは文字データ記憶装置３
２に記憶され、該文字データ記憶装置３２は半導体メモ
リの如き複数個の記憶装置を含むことができる。文字デ
ータ記憶袋［３２の動作は制御装置３１により支配され
る。横方向の行及び縦方向の列に配列された位置のマト
リックスに於けるドツト又はブランクのいずれかを表わ
す２進データが記憶され、文字の如きプリントされるべ
きデータを表わす、又は、そのデータ、ホスト・データ
・プロセッサにより供給されてもよい。更には１文字デ
ータ記憶装置３２は、プリントされるべきグラフィック
・イメージを表わすデータを含むプリント・バッファで
あってもよい。

論理装置３３は、制御装置３１及び文字データ記憶装置
３２からの信号（データを含む）に応答し、文字データ
記憶装置３２からデータ・スライスを選択する手段と、
そのデータを複数個の相補的サブマトリックスに割振る
ことによりデータ・ドットの数を論理的に減少させる手
段と、そのデータをプリント・ヘッドに時間的に適切に
調整されたシーケンスで出力する手段とを含む。制御装
置３１からの命令に従って、論理装置３３のパ静かな書
込″の機能は、オペレータが必要に応じてプリンタの前
部パネル上の押ボタン・スイッチを押すこと等によりエ
ネーブルさせることができる。

ウェブ制御装置３４は、制御装置３１からの信号に応答
して、プラテン上に於てプリント・ヘッドを通過するウ
ェブ２の移動を制御するために、ウェブ・モータ９に信
号を供給する。

プリント・ヘッド移動制御装置３６は、制御装置３１か
らの信号に応答して、支持体１２に沿ってウェブ２を横
断するプリント・ヘッドの並進移動を制御するために、
プリント・ヘッド・モータ１３に信号を供給する。

プリント・ヘッド・アクチュエータ３５は、制御装置３
１からの信号に応答して、文字データ記憶袋［１３２及
び論理装置３３からのデータ信号に従って、プリント・
ヘッド１１の個々のプリント素子１４を作動させる信号
を供給する。制御装置３１は、典型的には、プリント・
ヘッド・アクチュエータへのデータの流れをプリント・
ヘッドの物理的移動と協調させる。

前述の如く、プリント・ヘッドのノイズは、任意の瞬間
的時間に於て同時に発射されたプリント・ワイヤの数の
関数である。従って、本発明の方法は、同時に発射され
るワイヤの数を減少させることにより、プリンタのノイ
ズを減少させる。これは、プリントされるべきデータ・
ドットを、時間間隔を置いて行われる複数回のプリント
動作、例えばプリント媒体を横断するプリント・ヘッド
の複数回の走行、に論理的に割振る即ち配分することに
よって行われる。プリント・ヘッドの各走行に於て発射
されるべきワイヤを慎重に選択することにより、ノイズ
を最小限にするとともにデータのスルーブツトを最適化
することができる。データのスループットの最適化は、
必要とされる走行数を最小限にし、それらの走行を可能
な最大速度でプリントすることによって得られる。

第１図は、静かなモードでプリントするために必要な論
理動作の順次的流れを示すブロック図である。ブロック
５１に於て、プリントされるべきデータ・マトリックス
が記憶される。そのデータは、ホスト・コンピュータか
らの出力として供給されてもよく、又はプリンタ内の読
取専用メモリに記憶されてもよく、典型的には、前述の
８行及び５列のマトリックスとして記憶される。そのデ
ータは任意の従来の方法で記憶又は処理できることは当
業者に明らかである。しかし１本発明の詳細な説明に於
ては、第４図に示されている如く、データ・ドットを実
質的にそれらがウェブ上にプリントされるように表わす
パターンでデータが記憶されるものと仮定する。

ブロック５２に於て、プリントされるべきデータからデ
ータ・スライスが選択される。そのデータ・スライスは
、通常は１つのプリント位置に於てプリント・ワイヤに
より同時にプリントされる、１つの縦方向の列のデータ
全体である。従って、そのデータ・スライスは、プリン
ト・ヘッドのプリント・ワイヤ１４により限定される直
線的プリント・マトリックスに平行な方向に取出される
。

図に示されている実施例に於ては、そのスライスは、８
個の２進データ・ビットより成る縦方向に配向された列
Ｏ乃至４の任意の１つにより表わされる（第４図参照）
。

ブロック５３に於ては、同時にプリントされるべき、上
記の選択されたデータ・スライスに於けるデータ・ドッ
トの数が、そのデータを複数個の相補的サブマトリック
スに論理的に割振ることにより減少される。そのデータ
は１両者で選択されたデータ・、スライス全体を構成す
る一対の相補的サブマトリックスを形成するように、そ
れを実質的に半分に論理的に分割することにより割振ら
れる。しかし、そのデータを上記と異なる数のサブマト
リックスに割振ることも可能であることを理解されたい
。

ブロック５４Ａ及び５４Ｂに於て、各データ・サブマト
リックスは、実質的にすべてのプリント位置の各々に於
て同時にプリントされるデータ・ドットの数が減少され
るように、異なる時間にプリントされる。各サブマトリ
ックスは他の１つ又はそれ以上の相補的サブマトリック
スと整合されており、プリント動作が終了したとき、そ
のデ−タ・スライス全体がプリントされている。

次に、第６図乃至第８図を参照して、選択されたスライ
スに於けるデータの論理的割振りについて更に詳細する
。第６図に於て、第４図のマトリックスに記憶されてい
るデータの列Ｏから、第１データ・スライスが選択され
ている。このデータ・スライスは、第６図に示されてい
る如く、オリジナルのワイヤ発射パターン６０を表わし
、ビット位置０乃至７を有し、それらの位置Ｏ乃至３及
び４乃至７は各々下位ニブル及び上位ニブルとして定義
される。

どのようにオリジナル・データが２つの相補的サブマト
リックス６２及び６３に論理的に配分されるかを決定す
るために、オリジナル・ワイヤ発射パターンの上位及び
下位ニブルをアドレスとして用いて、索引テーブル６１
がアクセスされる。

その索引テーブル（第８図）は、すべての可能なニブル
・パターン、即ち２４即ち１６の可能な組合わせ、に於
ける２回の走行による静かなワイヤ発射パターンを含む
。そのデータ・スライスは。

プリント媒体を横断するプリント・ヘッドの各走行に於
てどのワイヤが発射されるべきかを決定するためにアド
レスされなければならないビットの組合わせの数を減ら
すために、上位ニブル及び下位ニブルに分割されている
。又は、２ｓのアドレス位置又は他の寸法を有する索引
テーブルを本発明の方法に於て用いることも可能である
。

第５図の制御装置３１の如き適当な制御手段が、プリン
ト・ヘッドは第１及び第２走行のいずれにあるか１選択
されたスライスは奇数番目及び偶数番目のいずれである
か、そして上位及び下位ニブル・データ・パターンのい
ずれが索引テーブルをアドレスするために用いられてい
るかを記録する。

この情報を用いて、索引テーブルに於てアドレスされた
データが、プリント・ヘッドの第１及び第２走行の各々
に於てプリントされるべきデータ・ドットを決定する。

この例に於ては、７個のデータ・ドットより成るオリジ
ナル・データ・スライスが各々４個のドツト及び３個の
ドツトより成る２つのサブマトリックスに配分されてお
り１両サブマトリックスはオリジナル・ワイヤ発射パタ
ーン６０を構成する。

本発明の方法は、静かなワイヤ発射パターンがプリント
・ヘッドの移動と時間的に調整されたシーケンスで発生
される実時間モードで実施することができる。そのモー
ドに於ては、文字データ記憶袋［３２又は他のプリント
・ライン・バッファからのオリジナル・ワイヤ発射パタ
ーンは、プリント・ヘッドの移動と時間的に調整された
シーケンスで読出される。静かなワイヤ発射パターンの
データは、索引テーブルから読出され、１つの列全体（
上位及び下位ニブル）に組立てられて、プリント・ヘッ
ド・アクチュエータ３５に供給され。

従って静かなワイヤ発射パターンのデータを記憶する必
要はない。第１走行が完了すると、第２走行のための相
補的な静かなワイヤ発射パターンを組立てるために、同
一のオリジナル・ワイヤ発射パターンのデータが再び時
間的に調整されたシーケンスで選択される。又は１両方
の静かなワイヤ発射パターンを発生させて、一方を現在
のプリント走行のために実時間で用い、他方を続くプリ
ント走行に於て用いるために、記憶しておいてもよい。

前述の如く、プリント・ヘッドの２回の走行で、すべて
の記憶されたデータが最終的にプリントされる。奇数番
目のスライスと偶数番目のスライスとの区別は、より厳
密にデータを半分に配分して、すべての場合にノイズの
減少を最適化するために行われる０例えば、２つの横方
向の行に於ける隣接する又は重なっているデータ・ドッ
トをプリントする場合には、一方の走行に於てすべての
ドツトがプリントされそして他方の走行に於ては全くド
ツトがプリントされないという結果が生じる可能性があ
る。第１走行と第２走行とを異ならせることにより、隣
接するドツトは、プリント・ヘッドの１回置きの走行に
任意の割振られてプリントされ、ノイズが減少される。

従って、偶数番目のスライスのための第１走行に於ては
、プリントされるべきビット・パターンの上部は上位ニ
ブルによりアドレスされて、第８図の第１列のデータか
ら選択され、プリントされるべきビット・パターンの下
部は下位ニブルによりアドレスされて、第８図の第２列
のデータから選択される。同様に。

奇数番目のスライスに於ては、上位ニブルによりアドレ
スされるビット・パターンは第２列のデータから選択さ
れ、下位ニブルによりアドレスされるビット・パターン
は第１列のデータから選択され机 次に、本発明の方法を、特に図に示されている文字ｔｇ
Ｅ”のプリントについて説明するが、その説明は、プリ
ントされるべき如何なるデータにも拡張することができ
ることを理解されたい、プリントされるべき文字“Ｅ”
を表わす２進データは、第４図に於て、２進１及び２進
Ｏのデータ・ビットのマトリックスとして示されている
。そのデータが第５図の文字データ記憶装置！３２に転
送される。左から右へプリントが行われるものと仮定す
ると、選択された第１データ・スライスは、第６図に示
されている如く、ビット位置Ｏに２進０を含みそしてビ
ット位置１乃至７に２進１を含む、最も左側の列である
。従来技術に於ては、７個のすべてのビットがプリント
・ヘッドの１回の走行に於て同時にプリントされていた
０本発明の方法に於ては、上記スライスが、ビットＯ乃
至３　（０１１１）より成る下位ニブルと、ビット４乃
至７（１１１１）より成る上位ニブルとに分割される。

これは、プリントされるべき第１スライスであるので、
任意に偶数番目のデータ・スライスｉｔ　Ｏ”に割当て
られる。それから、プリント・ヘッドの第１走行に於て
どのデータ・ドットがプリントされるべきかを決定する
ために、上位及び下位ニブルに於けるデータをアドレス
として用いて、ワイヤ発射変換テーブルをアクセスする
。従って、そのテーブルは、偶数番目のデータ・スライ
ス、第１走行、下位ニブル、及びビット・パターンｏ１
１１の場合については、ビット・パターン００１０が第
１成分として識別されることを示す、同様に、偶数番目
のデータ・スライス、第１走行、上位ニブル、及びビッ
ト・パターンの場合１１１１については、ビット・パタ
ーン１０１ｏが第２成分として識別される。それらのビ
ット・パターン成分は組合わされて、ワイヤ発射パター
ン００１０１０１０　（第６図及び第７図参照）が形成
され。

該パターンが第１走行に於てプリント・ヘッドに出力さ
れる。次のデータ・スライス、即ち第４図の列１は、下
位ニブル０１００及び上位ニブル１００１に分割される
データ・ビット０１００１００１を有する。それらのニ
ブル自体を再び用いて、索引テーブルの適切なデータ位
置をアドレスする。

これは、奇数番目のスライスであるので、索引テーブル
から得られる第１走行のプリント・データはビット・パ
ターン０１０００００１である。このプロセスが、第１
走行の各データ・スライスについて順次反復される。そ
れから、第１走行のプリントが完了したことを示す信号
が送られる。これは、第２走行のプリントに対応する索
引テーブルの部分をエネーブルさせる。

第２プリント走行も、左から右へ行われるものと仮定す
ると、第１走行に用いられたものと同一のデータを含む
、プリントされるべき第１データ・スライス、即ち偶数
番目のデータ・スライス“′０”から開始される。上記
データも、下位ニブルのビット・パターン０１１１と、
上位ニブルのビット・パターン１１１１に分割される。

しかし、この第２走行に於てプリントされるべきデータ
は、索引テーブルの異なる部分に於て決定され、第１走
行に於てプリントされたものと相補的なデータである。

従って、下位ニブルに対応する第１成分は００１０であ
り、上位ニブルに対応する第２成分は１０１０である。

このようにして、プリント・ヘッドの第２走行が行われ
ると、列０のスライス全体のプリントが完了する。それ
から１次のデータ・スライス、即ち列１が処理のために
選択される。

該データ・スライスは、２進データ０１００１００１を
含み、索引テーブルをアドレスするために下位ニブル０
１００と上位ニブル１００１とに分割される。第２プリ
ント走行に於ける奇数番目のスライスのための索引テー
ブルからの対応するデータはｏｏｏｏ及び１０００であ
り、各々プリント・ヘッドに出力される。用いられてい
るスライスがすべてプリントされる迄、このプロセスが
反復される。

索引テーブルは、各プリント位置に於て同時に発射され
るデータ・ドットの数を約半分に減少させるとともに１
例えば第７図に示されている如く、隣接するドツトを縦
及び横の両方向に成る間隔だけ離隔させることにより各
ワイヤの発射頻度を減少させるように設計されている。

このように発射頻度を減少させることにより、プリント
・ヘッド速度を増加させ且つ所望のプリント密度を達成
することができる。これは１本発明の方法に於て本来的
なスループットの減少を補償する。更に、プリント・ヘ
ッドの速度の増加及び走行数の増加は。

ヘッドの移動を更に増加させ、ヒート・シンク上の気流
を増加させて、熱の蓄積を減少させる。

以上に於て、本発明の方法をその一実施例について特定
の用語を用いて説明したが、それらは一般的に示された
ものであり、何ら本発明を限定するものではない。行及
び列を取換えてもよく、プリント・ワイヤの配向を変更
してもよい、更に。

本発明の方法は、重複するドツトに用いることもでき、
必要な応じてデータを２個よりも多数のサブマトリック
ス又は２個よりも多数のニブルに割振ることもできる。

Ｆ０発明の効果 本発明の方法によれば、実質的にすべてのプリント位置
にプリントされるすべてのデータ・ドットの数を減少さ
せずに、実質的にすべてのプリント位置に於て同時に発
射されるプリント・ワイヤの数を減少させるために、各
プリント位置にプリントされるべきデータを１時間間隔
を置いて行われる複数回のプリント動作中にプリントさ
れる複数個の相補的なサブマトリックスに論理的に割振
ることにより、ドット・マトリックス・プリンタの動作
を選択的に静かにさせる方法が得られる。

【図面の簡単な説明】 第１図はデーラダをプリント・ヘッドの２回の走行に於
て静かにプリントさせる本発明の方法に於て用いられる
論理動作のシーケンスを示すブロック図、第２図は本発
明の方法を用いることができる典型的なドット・マトリ
ックス・プリンタを示す概略図、第３図は第２図のプリ
ンタに於て用いることができる典型的な８−ワイヤのド
ット・マトリックス・プリンタのためのプリント・ヘッ
ドの衝撃端部及びプリント・ヘッドがプリント・ライン
に沿って移動するに従って該衝撃端部及びプリント・ヘ
ッドがプリント・ラインに沿って移動するに従って該衝
撃端部により形成された文字“Ｅ”を示す概略図、第４
図は第３図に示されている如く文字ＩＩ　Ｅ　９１をプ
リントするために記憶することができる５個のスライス
の２進データを示す概略図、第５図は本発明の方法を行
うための装置を示す概略図、第６図は本発明の方法の一
実施例に於て静かな動作が行われるようにプリントされ
るべきデータ・スライスを論理的に配分するために行わ
れる論理動作を示す図、第７図は第３図の文字“Ｅ”を
表わすデータ・ドット並びに本発明の方法による静かな
動作に於けるプリント・ヘッドの第１及び第２走行の各
々に於てプリントされたデータ・ドットを示す図、そし
て第８図はデータ・ドットがプリントされるシーケンス
を決定するためにプリントされるべきデータによりアド
レスされる索引テーブルの一例を示す図である。 １・・・・プラテン、２・・・・プリント媒体即ちウェ
ブ、３．４・・・・トラクタ装置又はピン・フィール駆
動装置、５・・・・フィール又はベルト、６・・・・ピ
ン、７・・・・開孔、８・・・・シャフト、９・・・・
ウェブ・モータ、１１・・・・プリント・ヘッド、１２
・・・・支持体、１３・・・・プリント・ヘッド・モー
タ、１４°°・・プリント素子（ワイヤ）、１５・・・
・プリント・ヘッドの本体部分、６２．６３・・・・２
つの相補的サブマトリックス。 出願人　　インターナショナル・ビジネス・マシーンズ
・コーポレーション 代理人　　弁理士　　岡　　１）　次　　生（外１名） 靜４・なモート露論理釦作の流と 第１日 オフ回 水介朗す弘１行うたのの戒１ 才う　回

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 プリントされるべきデータ・マトリックスを記憶装置に
   記憶し、 記憶されたデータ・マトリックスから１つのデータ・ス
   ライスを選択し、 選択されたデータ・スライスを複数の相補的サブマトリ
   ックスに割り振ることによつて、該選択されたデータ・
   スライスにおける同時にプリントされるべきデータ・ド
   ットの数を少なくさせ、該選択されたデータ・スライス
   全体を表わすよう、各サブマトリックスを他の対応する
   サブマトリックスと一致した位置にプリントする、 ステップより成り、各サブマトリックスは互いに異なる
   時間にプリントされるようにしたことを特徴とするドッ
   ト・マトリックス・プリンタの動作を静粛にする方法。