JPS6224711Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6224711Y2 JPS6224711Y2 JP1978107591U JP10759178U JPS6224711Y2 JP S6224711 Y2 JPS6224711 Y2 JP S6224711Y2 JP 1978107591 U JP1978107591 U JP 1978107591U JP 10759178 U JP10759178 U JP 10759178U JP S6224711 Y2 JPS6224711 Y2 JP S6224711Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vertical
- lattice
- frame
- horizontal
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 31
- 239000011324 bead Substances 0.000 claims description 12
- 244000145845 chattering Species 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
- 238000007665 sagging Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Grates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は格子体を組み込んだガラス障子に関
するものである。
するものである。
予め組立てた格子体を、ガラス板を保持する框
体に組込んでなるガラス障子には格子体の框体に
対する組込み形式により、種々のものが知られて
いるが、従来品はいずれも組込み形式に問題があ
り、障子の開閉時の振動又は交通振動、風などに
より、格子体と框体、あるいは格子体とガラス板
の相対運動を生じ易いため、格子体がガラスを保
護する機能がなく、かつ、軋み音や叩打音あるい
はビビリ音を発生する欠点があつた。
体に組込んでなるガラス障子には格子体の框体に
対する組込み形式により、種々のものが知られて
いるが、従来品はいずれも組込み形式に問題があ
り、障子の開閉時の振動又は交通振動、風などに
より、格子体と框体、あるいは格子体とガラス板
の相対運動を生じ易いため、格子体がガラスを保
護する機能がなく、かつ、軋み音や叩打音あるい
はビビリ音を発生する欠点があつた。
この考案は格子体にガラス保護の機能を備える
とともに、格子体と框体との間のみならず、格子
体とガラス板との間の相対運動をも防止して、開
閉時や受風時における軋み音やビビリ音の発生を
皆無にすることを目的とする。
とともに、格子体と框体との間のみならず、格子
体とガラス板との間の相対運動をも防止して、開
閉時や受風時における軋み音やビビリ音の発生を
皆無にすることを目的とする。
次に、この考案の実施例を図面に基いて説明す
る。框体Ａは左右の縦框a1，a1′と上下の横框a2，
a2′とを矩形に連結してなる。縦框a1，a1′は第２
図に示すように同一構造を有し、室内側の縦壁１
と室外側の縦壁２の互いに他の縦框側の端部至近
から両縦壁１，２に対して直角な垂直面に沿つて
対向する方向に延びる突縁３，４により嵌挿溝５
が形成され、かつ、前記縦壁１，２の突縁３，４
よりも他の縦框側に突出させた端部により係止縁
６，７が形成されている。
る。框体Ａは左右の縦框a1，a1′と上下の横框a2，
a2′とを矩形に連結してなる。縦框a1，a1′は第２
図に示すように同一構造を有し、室内側の縦壁１
と室外側の縦壁２の互いに他の縦框側の端部至近
から両縦壁１，２に対して直角な垂直面に沿つて
対向する方向に延びる突縁３，４により嵌挿溝５
が形成され、かつ、前記縦壁１，２の突縁３，４
よりも他の縦框側に突出させた端部により係止縁
６，７が形成されている。
横框a2，a2′も同様に室内側の縦壁８と室外側
の縦壁９の、上下の横框が対向する側の端部か
ら、両縦壁に対して直角な水平面に沿つて対向す
る方向に延びる突縁１０，１１により、前記嵌挿
溝５と等幅の嵌挿溝１２が形成されている。そし
て、各突縁１０，１１と縦壁８，９との接続部に
直角な肩部１３，１４が形成されている。また、
上下の横框a2，a2′の縦壁８，９の外側面間の距
離は前記縦框の係止縁６，７の内側面間の距離に
等しい。
の縦壁９の、上下の横框が対向する側の端部か
ら、両縦壁に対して直角な水平面に沿つて対向す
る方向に延びる突縁１０，１１により、前記嵌挿
溝５と等幅の嵌挿溝１２が形成されている。そし
て、各突縁１０，１１と縦壁８，９との接続部に
直角な肩部１３，１４が形成されている。また、
上下の横框a2，a2′の縦壁８，９の外側面間の距
離は前記縦框の係止縁６，７の内側面間の距離に
等しい。
Ｇは前記框体Ａにビード１５を介して保持され
るガラス板であり、Ｂは同様に框体Ａに一部がビ
ード１５を介して保持されている格子体である。
格子体Ｂは左右の縦桟b1，b1′と上下の横桟b2，
b2′とを既知の方法により矩形に連結し、縦格子
b1″…，横格子b2″…を備えて構成されている。縦
桟b1，b1′は同一の構造を有し、内側端縁１６と
横桟当接部１７と、外側端縁１８とを一体に有し
て断面ほぼ角形Ｊ字状をなしている。そして、外
側端縁１８は前記縦框a1，a1′の係止縁６又は７
の内側に係止される段部１８′を有している。
るガラス板であり、Ｂは同様に框体Ａに一部がビ
ード１５を介して保持されている格子体である。
格子体Ｂは左右の縦桟b1，b1′と上下の横桟b2，
b2′とを既知の方法により矩形に連結し、縦格子
b1″…，横格子b2″…を備えて構成されている。縦
桟b1，b1′は同一の構造を有し、内側端縁１６と
横桟当接部１７と、外側端縁１８とを一体に有し
て断面ほぼ角形Ｊ字状をなしている。そして、外
側端縁１８は前記縦框a1，a1′の係止縁６又は７
の内側に係止される段部１８′を有している。
また、前記横桟b2，b2′は同様に、内側端縁１
９と縦桟当接部２０と、外側端縁２１とを一体に
有して断面ほぼ角形字状をなしている。そして、
外側端縁２１は前記横框a2，a2′の肩部１３又は
１４の外側に係止される段部２１′を有してい
る。
９と縦桟当接部２０と、外側端縁２１とを一体に
有して断面ほぼ角形字状をなしている。そして、
外側端縁２１は前記横框a2，a2′の肩部１３又は
１４の外側に係止される段部２１′を有してい
る。
縦格子b1″…はその上下両端面を横桟b2，b2′の
縦桟当接部２０に当接させるとともに、横格子
b2″…はその左右両端面を左右の縦桟b1，b1′の横
桟当接部１７に当接させ、かつ中間部を縦格子
b1″…に設けた切欠孔２２に嵌合してそれぞれ縦
桟b1，縦格子b1″…，縦格子b1′内部に圧入したね
じ持ち部材２３にねじ２４をねじ込み、縦桟b1，
b1′の外側から横格子b2″…のビスホール２５にタ
ツピングビス２６をねじ込むことにより、格子体
Ｂが組立てられている。
縦桟当接部２０に当接させるとともに、横格子
b2″…はその左右両端面を左右の縦桟b1，b1′の横
桟当接部１７に当接させ、かつ中間部を縦格子
b1″…に設けた切欠孔２２に嵌合してそれぞれ縦
桟b1，縦格子b1″…，縦格子b1′内部に圧入したね
じ持ち部材２３にねじ２４をねじ込み、縦桟b1，
b1′の外側から横格子b2″…のビスホール２５にタ
ツピングビス２６をねじ込むことにより、格子体
Ｂが組立てられている。
そして、左右の縦桟b1，b1′の内側端縁１６及
び上下の横桟b2，b2′の内側端縁１９は図示の実
施例では一つの垂直面上を矩形状に連続してお
り、かつ、その各矩形は前記ガラス板Ｇの外周と
一致する大きさである。また、縦格子b1″の背面
と横格子b2″の背面も前記内側端縁１６，１９と
共通の垂直面上に存在する。
び上下の横桟b2，b2′の内側端縁１９は図示の実
施例では一つの垂直面上を矩形状に連続してお
り、かつ、その各矩形は前記ガラス板Ｇの外周と
一致する大きさである。また、縦格子b1″の背面
と横格子b2″の背面も前記内側端縁１６，１９と
共通の垂直面上に存在する。
こうして、この考案による障子を組立てるに
は、まず、格子体Ｂの裏面、すなわち、外周の桟
の内側端縁及び各格子の背面をガラス板Ｇに当接
して、内側端縁をガラス板の外周とともにビード
１５の凹溝に嵌合する。そして、そのビード１５
を前記縦框a1，a1′の嵌挿溝５に嵌合して、ビー
ドの係止縁１５ａ，１５ｂを突縁３，４に係止す
ると同様に、縦桟b1，b1′の外側端縁１８を係止
縁６の内側面に係止させる。これにより、格子体
は室内方向の移動が阻止される。従つて、格子体
はガラスの風圧によるたわみを防止する。また、
ビード１５の上下両横辺を、前記横框a2，a2′の
嵌挿溝１２に嵌合してビードの係止縁１５ａ，１
５ｂを突縁１０，１１に係止させると同時に、横
桟b2，b2′の外側端縁２１を横框の外側面に係止
させた状態で、各框a1，a1′，b2，b2′を上下の横
框に設けたビスホール２７を用いて通常の方法に
より連結固定する。これにより、横桟b2，b2′は
ガラス面に対して前後いずれの方向にも動かない
ように固定され、従つて、格子体にガラス面に向
かう力が加えられても外側端縁２１が框a2，
a2′に係止されて前記力がガラス板に加わらない
から、ガラスの破損が防止される。
は、まず、格子体Ｂの裏面、すなわち、外周の桟
の内側端縁及び各格子の背面をガラス板Ｇに当接
して、内側端縁をガラス板の外周とともにビード
１５の凹溝に嵌合する。そして、そのビード１５
を前記縦框a1，a1′の嵌挿溝５に嵌合して、ビー
ドの係止縁１５ａ，１５ｂを突縁３，４に係止す
ると同様に、縦桟b1，b1′の外側端縁１８を係止
縁６の内側面に係止させる。これにより、格子体
は室内方向の移動が阻止される。従つて、格子体
はガラスの風圧によるたわみを防止する。また、
ビード１５の上下両横辺を、前記横框a2，a2′の
嵌挿溝１２に嵌合してビードの係止縁１５ａ，１
５ｂを突縁１０，１１に係止させると同時に、横
桟b2，b2′の外側端縁２１を横框の外側面に係止
させた状態で、各框a1，a1′，b2，b2′を上下の横
框に設けたビスホール２７を用いて通常の方法に
より連結固定する。これにより、横桟b2，b2′は
ガラス面に対して前後いずれの方向にも動かない
ように固定され、従つて、格子体にガラス面に向
かう力が加えられても外側端縁２１が框a2，
a2′に係止されて前記力がガラス板に加わらない
から、ガラスの破損が防止される。
さらに、格子体の外周の外側端縁１８，２１に
段部１８′，２１′を形成し、段部１８′で係止縁
６に係止させ、段部２１′で肩部１３に係止させ
た場合は、格子体のガラス面と平行な相対移動も
阻止されるから、障子の開閉時に騒音を発生する
ことが防止される。
段部１８′，２１′を形成し、段部１８′で係止縁
６に係止させ、段部２１′で肩部１３に係止させ
た場合は、格子体のガラス面と平行な相対移動も
阻止されるから、障子の開閉時に騒音を発生する
ことが防止される。
上述のように、この考案によれば、格子体の外
周に設けた内側端縁をガラス板の周縁とともにビ
ードの凹溝に嵌合し、そのビードをガラス障子の
框体の嵌挿溝に嵌着しているので、従来のガラス
障子の框体をそのまま使用して格子体を簡単に装
備することができる。
周に設けた内側端縁をガラス板の周縁とともにビ
ードの凹溝に嵌合し、そのビードをガラス障子の
框体の嵌挿溝に嵌着しているので、従来のガラス
障子の框体をそのまま使用して格子体を簡単に装
備することができる。
また、格子体の内側端縁はビードに嵌着され、
かつ、外側端縁は框体に係止されて、室内方向又
は室外方向に動かないように固定されるので、格
子体にガラス面に向かう力が加えられても、外側
端縁が框により係止され、ガラス板に前記力が加
わらないから、ガラス板の破壊が防止される。
かつ、外側端縁は框体に係止されて、室内方向又
は室外方向に動かないように固定されるので、格
子体にガラス面に向かう力が加えられても、外側
端縁が框により係止され、ガラス板に前記力が加
わらないから、ガラス板の破壊が防止される。
さらに、格子体はビードに嵌着された内側端縁
と框に係止された外側端縁とにより、ガラス板に
対して前後いずれの方向にも動かないように固定
されるので、障子の開閉時や受風時に格子体とガ
ラス板との間に相対運動が生じないから、軋み音
や微振動による騒音が発生しない。とくに、格子
体の全部の桟の背面が共通の垂直面上に置かれた
場合は、より優れた騒音防止効果が得られるとと
もに、ガラス板が風圧による破壊から保護され
る。
と框に係止された外側端縁とにより、ガラス板に
対して前後いずれの方向にも動かないように固定
されるので、障子の開閉時や受風時に格子体とガ
ラス板との間に相対運動が生じないから、軋み音
や微振動による騒音が発生しない。とくに、格子
体の全部の桟の背面が共通の垂直面上に置かれた
場合は、より優れた騒音防止効果が得られるとと
もに、ガラス板が風圧による破壊から保護され
る。
図面はこの考案の一実施例を示すものであつ
て、第１図は格子体付きガラス障子の正面図、第
２図は第１図の−線断面図、第３図は第２図
の一部拡大図、第４図は第１図の−線断面
図、第５図は第４図の一部拡大図である。 Ａ……框体、a1，a1′……縦框、a2，a2′……横
框、５……嵌挿溝、６，７……係止縁、Ｂ……格
子体、b1，b1′……縦桟、b2，b2′……横桟、１
６，１９……内側端縁、１８，２１……外側端
縁、１８′，２１′……段部。
て、第１図は格子体付きガラス障子の正面図、第
２図は第１図の−線断面図、第３図は第２図
の一部拡大図、第４図は第１図の−線断面
図、第５図は第４図の一部拡大図である。 Ａ……框体、a1，a1′……縦框、a2，a2′……横
框、５……嵌挿溝、６，７……係止縁、Ｂ……格
子体、b1，b1′……縦桟、b2，b2′……横桟、１
６，１９……内側端縁、１８，２１……外側端
縁、１８′，２１′……段部。
Claims (1)
- 格子体の外周に配された縦桟及び横桟にそれぞ
れ内側端縁と外側端縁とを設け、前記内側端縁は
ガラス板の周縁とともにビードの凹溝に嵌合し、
そのビードをガラス障子の框体の嵌挿溝に嵌着す
るとともに、前記格子体の縦桟の外側端縁を前記
ガラス障子の框体の縦框の前記嵌挿溝を形成する
突縁よりも他の縦框側に突出された係止縁の内側
に係止させ、横桟の外側端縁を前記框体の横框の
肩部に係止させたことを特徴とする格子体付きガ
ラス障子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978107591U JPS6224711Y2 (ja) | 1978-08-05 | 1978-08-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978107591U JPS6224711Y2 (ja) | 1978-08-05 | 1978-08-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5524443U JPS5524443U (ja) | 1980-02-16 |
| JPS6224711Y2 true JPS6224711Y2 (ja) | 1987-06-24 |
Family
ID=29051853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978107591U Expired JPS6224711Y2 (ja) | 1978-08-05 | 1978-08-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6224711Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60474Y2 (ja) * | 1979-04-26 | 1985-01-08 | ワイケイケイ株式会社 | 装飾部材付きガラス障子 |
| JPS58181892U (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-05 | 新日軽株式会社 | 格子付建具 |
| JPS60138994U (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-13 | 新日軽株式会社 | 格子取り付け装置 |
| JPS6120686U (ja) * | 1984-07-05 | 1986-02-06 | ワイケイケイ株式会社 | ガラスと格子の取付装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5339408Y2 (ja) * | 1973-08-31 | 1978-09-25 |
-
1978
- 1978-08-05 JP JP1978107591U patent/JPS6224711Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5524443U (ja) | 1980-02-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6224711Y2 (ja) | ||
| JP2860364B2 (ja) | 連 窓 | |
| JP3216016B2 (ja) | 引違い窓 | |
| KR200340264Y1 (ko) | 도어 프레임 조립구조 | |
| JP3076223B2 (ja) | 窓枠付き収納ユニット | |
| JP2007154609A (ja) | 建物構造体、玄関構造及び建物 | |
| JP3416814B2 (ja) | 段窓サッシ | |
| JPH042319Y2 (ja) | ||
| JP2663374B2 (ja) | 複合窓サッシの縦枠連結構造 | |
| JPH0321422Y2 (ja) | ||
| JPH0425511Y2 (ja) | ||
| JPS5931910Y2 (ja) | 格子体付きガラス障子 | |
| JP3137602B2 (ja) | 連窓サッシ | |
| JPS6231582Y2 (ja) | ||
| JPH0345509Y2 (ja) | ||
| JPH029030Y2 (ja) | ||
| JP4211988B2 (ja) | ドア | |
| JPS6229599Y2 (ja) | ||
| JPH0520859Y2 (ja) | ||
| JPH0125189Y2 (ja) | ||
| JPS6134476Y2 (ja) | ||
| JP6746519B2 (ja) | 建具の額縁 | |
| KR200175792Y1 (ko) | 미닫이창의 구조 | |
| JPH0130544Y2 (ja) | ||
| JPH10140936A (ja) | 合成樹脂製障子 |