JPS6224661B2 - - Google Patents

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JPS6224661B2
JPS6224661B2 JP55017649A JP1764980A JPS6224661B2 JP S6224661 B2 JPS6224661 B2 JP S6224661B2 JP 55017649 A JP55017649 A JP 55017649A JP 1764980 A JP1764980 A JP 1764980A JP S6224661 B2 JPS6224661 B2 JP S6224661B2
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JP
Japan
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nut
elastic
winged
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item
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Application number
JP55017649A
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English (en)
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JPS56116910A (en
Inventor
Akira Saijo
Hitoshi Nomura
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Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP1764980A priority Critical patent/JPS56116910A/ja
Publication of JPS56116910A publication Critical patent/JPS56116910A/ja
Publication of JPS6224661B2 publication Critical patent/JPS6224661B2/ja
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  • Transmission Devices (AREA)
  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はウイング付ナツトに関し、詳しくは自
動車用前照灯のエイミング機構に用いるナツトと
して好適である新規なウイング付ナツトを提供し
ようとするものである。
自動車用前照灯においては、走行の安全性を確
保するために、所定の配光性能を有することが求
められている。また、前照灯の使用状態における
配光は、それが自動車に取り付けられている状
態、即ち、前照灯の車体に対する取付角度如何に
よつて変わつて来るので、前照灯を車体に取り付
けた後にその取付角度を調整する必要がある。そ
して、そのための調整機構をエイミング機構と称
する。このエイミング機構として、ランプボデー
を車体に固定的に取り付けておき、このボデーに
対してその中に配置された反射鏡を動かすように
したものがある。このように、反射鏡をランプボ
デーに対して傾動可能に保持する場合、その方式
は種々あるが、その一に、反射鏡をランプボデー
に3点にて連結し、その一点を球継手機構によ
り、他の2点をボデーと反射鏡との間の前後方向
における相対位置関係を変えるようにした相対位
置可変機構により、それぞれ連結したものがあ
る。そして、この相対位置可変機構は、通常、ラ
ンプボデーに回転可能に支持されたアジヤステイ
ングスクリユーと反射鏡に取着されたナツトから
成り、アジヤステイングスクリユーをナツトに螺
合することにより構成されている。
本発明は、このような相対位置可変機構におい
て用いられて好適なナツトを提供しようとするも
ので、一方の部材と他方の部材とを相対的移動が
可能なように結合する箇所に使用されるウイング
付ナツトであつて、前後方向に貫通形成されたね
じ孔を有するナツト主部と、該ナツト主部の両側
面から側方へ突出した弾性ウイングと、ねじ孔の
延びる方向及び弾性ウイングが張り出す方向に対
して略直交する方向に突出した取付用ピンとが弾
性を有する合成樹脂にて一体に形成されて成り、
取付用ピンは先端が小径で後端が大径となる形状
の先端部と該先端部の大径部より小さな径を有し
先端部とナツト主部との間を連結している連結部
とから成り、前記ねじ孔には一方の部材に支持さ
れた調整ねじが螺合され、前記弾性ウイングは一
方の部材に設けられ間隔を置いて対向したナツト
案内面と弾接され、前記取付用ピンは他方の部材
に設けられた取付孔に回動自在に支持されるよう
にしたことを特徴とする。
以下に本発明ウイング付ナツトの詳細を添付図
面に示した実施例に従つて説明する。
第1図乃至第6図は本発明に係るウイング付ナ
ツトを用いた自動車用前照灯を示すものである。
1は合成樹脂製のランプボデイで、その前面開
口がレンズ2にて覆われている。ランプボデイ1
の前部開口縁には前方へ向いた据付溝3が形成さ
れている。レンズ2は透明な材料、例えばガラス
やアクリル樹脂等で形成されており、側方回り込
み部の後端がランプボデイ1の据付溝3内に載置
され接着剤4にて固定される。
5はランプボデイ1とレンズ2とによつて囲ま
れた空間内に配置された金属製の反射鏡で、ラン
プボデイ1に対して傾動可能なように、6,7,
8の3点にてランプボデイ1に連結されている。
そして、連結点6においては球継手機構により連
結されており、連結点7及び8においては相対位
置可変機構により連結されており、本発明に係る
ウイング付ナツトは連結点7における相対位置可
変機構に用いられている。
連結点6における球継手機構は、反射鏡5に固
定された球体9とこの球体9を受ける受座10と
そして受座10を保持する保持部11とから成
る。球体9はベース12から突出された突起13
の先端に設けられており、これら9,12及び1
3は金属で一体に形成されている。そして、ベー
ス12は反射鏡5の下面略中央部にスポツト溶接
等により固定されている。受座10は合成樹脂に
より形成されており、板状のベース14と該ベー
ス14の一面に突設された受体15とが一体に形
成されており、そして、受体15には球状の凹部
16が形成されている。ベース14の両側縁には
受体15の突出側へ突出した立縁17,17が形
成されており、そして、この立縁17,17の突
出量は後方へ行くに従い小さくなるように、即
ち、ベース14の側縁の厚みが前端で厚く後端で
小さくなるように楔状に形成されている。保持部
11は前端が開口し後方へ延びる鞘状部として形
成されており、反射鏡5に対向した壁に前端から
後方へ延びる切欠18が形成されている。しかし
て、反射鏡5に固定された球体9を受座10の受
体15に形成された球状凹部16に嵌入し、それ
から、受座10のベース14を保持部11に挿入
すれば、反射鏡5はこの部分でランプボデイ1に
球継手状に連結される。尚、受座10のベース1
4の側縁を楔状にしておくと、保持部11の受け
入れ空間の厚み方向の大きさを後方へ行くに従つ
て小さくなるようにしておくことによつて、ベー
ス14を保持部11に挿入し押し込むだけで、確
実な固定をすることができる。
次に7の点における反射鏡5とランプボデイ1
との連結について述べる。この連結部7は反射鏡
5に取り付けられたウイング付ナツト19とラン
プボデイ1に回転可能に支持されたアジヤステイ
ングスクリユー20とそして同じくランプボデイ
1に設けられたナツト案内部21とから成る。ウ
イング付ナツト19は弾性を有する合成樹脂例え
ばナイロン樹脂から成り、主部22にはこれを前
後に貫通するねじ孔23が形成されている。又、
主部22の両側面には略U字状の弾性ウイング2
4,24が一体に形成されている。この弾性ウイ
ング24,24はある程度の幅を有しており、そ
して、U字状の一端が主部22の側面に一体化さ
れ、他端24a,24aが前方を向くように設け
られている。主部22の反射鏡5側に向いた端部
には前方へ向つて延びるベース板25が一体に形
成されている。そして、ベース板25前端部の反
射鏡5側に向いた面には取付用ピン26が突設さ
れている。この取付用ピン26は円錐状の先端部
26aと該先端部26a−ベース板25間を連結
している連結部26bとから成り、連結部26b
の外径は先端部26aの大径部外径より小さくさ
れている。又、この取付用ピン26には軸方向に
沿うスリ割27が形成されており、軸方向に垂直
な方向の弾性が付与されている。28はベース板
25の前端から主部22との連結部に至るまでの
部分に形成されたスリツトで、取付用ピン26の
スリ割27と連続されている。29は支持金具で
あり、両側に形成されたL字状の脚片30,30
が反射鏡5の上方部外面にスポツト溶接等により
固定されている。そして、この支持金具29の中
央部にはウイング付ナツト19に形成された取付
用ピン26の連結部26bの外径より稍大きな内
径を有する支持孔31が形成されている。しかし
て、ウイング付ナツト19に設けられた取付用ピ
ン26をその先端部26aから支持金具29の支
持孔31に挿入する。すると、ピン26の先端部
26aの傾斜面が支持孔31の縁で迫られるため
スリ割27によつて得られた弾性によつてピン2
6が縮径方向に撓わみ先端部26aの大径部が支
持孔31を通過する。すると、縮径方向に撓んで
いたピン26が元に復元し、これによつてピン2
6の支持孔31からの脱落が防止され、ウイング
付ナツト19は支持金具29を介して反射鏡5に
取り付けられたことになる。又、ウイング付ナツ
ト19は支持金具29に対してある程度の相対運
動を許容されている。
アジヤステイングスクリユー20は先端部にね
じ溝が形成されており、又後端部にはローレツト
部32が設けられている。又、ローレツト部32
の稍手前にはフランジ33が形成されている。そ
して、このアジヤステイングスクリユー20は後
端部がランプボデイ1に設けられた挿通孔34に
挿通されローレツト部32がランプボデイ1の後
側に露出される。35は合成樹脂製の回転用ノブ
で、その中心部にアジヤステイングスクリユー2
0のローレツト部32が埋設される。しかして、
アジヤステイングスクリユー20の先端部をウイ
ング付ナツト19のねじ孔23に螺合することに
よつて、ここ7の連結部が構成される。そして、
この連結部7においては、回転用ノブ35により
アジヤステイングスクリユー20を回転すると、
ウイング付ナツト19がアジヤステイングスクリ
ユー20の軸方向に沿つて移動する。即ち、反射
鏡5のウイング付ナツト19を取り付けた部分が
ランプボデイ1に対して前後に移動することとな
る。そして、ナツト案内部21は間隔を置いて対
向されかつ前後方向に延びる2つの壁36,36
から構成されており、ウイング付ナツト19の弾
性ウイング24,24の外側面がこの壁36,3
6に弾接しながら案内される。
点8において、反射鏡5は柱状体41、球体3
7、受体53、連結杆38及びアジヤステイング
スクリユー39を介してランプボデイ1と連結さ
れている。球体37は反射鏡5のフランジ部40
の裏面から後方へ向つて突設された柱状体41後
端に設けられている。柱状体41の基端には板状
ベース42が一体に形成されており、該板状ベー
ス42が反射鏡5のフランジ部40の裏面にスポ
ツト溶接等により固定され、これによつて柱状体
41が反射鏡5に植立せしめられる。連結杆38
は板状の部材から成りその中間部をランプボデイ
1に揺動自在に支持されている。ランプボデイ1
には支持ブロツク43が固定されている。支持ブ
ロツク43は合成樹脂例えばナイロン樹脂にて成
形されており、その両側面には支持溝44,44
が形成されている。支持溝44,44の幅は中央
部で最も小さく両端部で最も大きくなるようにさ
れている。そして、この支持ブロツク43はラン
プボデイ1に形成された支持台45にねじ46に
よつて固定されている。連結杆38の中央部には
取付孔47が形成されており、この取付孔47の
幅は支持ブロツク43に形成された支持溝44,
44の底部間の間隔より稍大きくなるように形成
されている。そして、この取付孔47には支持ブ
ロツク43の正面形状より稍大きな受入孔48が
連設されている。しかして、連結杆38をランプ
ボデイ1前方より挿入し、支持ブロツク43を受
入孔48内に受け入れ、それから、取付孔47の
側縁を支持ブロツク43の支持溝44,44内に
挿入するように連結杆38をスライドさせれば、
連結杆38の取付孔47の側縁が支持ブロツク4
3の支持溝44,44と係合し、これによつて、
連結杆38がその中央部でランプボデイ1に揺動
自在に支持されることとなる。49は合成樹脂例
えばナイロン樹脂から成るセルフロツキングナツ
トで、連結杆38の上端部に固定されている。ア
ジヤステイングスクリユー39は先端部にねじ溝
が形成されており、又後端部にはローレツト部
(図示しない)が設けられている。又、ローレツ
ト部の稍手前にはフランジ50が形成されてい
る。そして、このアジヤステイングスクリユー3
9は後端部がランプボデイ1に設けられた挿通孔
51に挿通されローレツト部がランプボデイ1の
後側に露出される。そして、このローレツト部が
合成樹脂製の回転用ノブ52の中心部に埋設さ
れ、これによつて、アジヤステイングスクリユー
39がランプボデイ1に回転可能に支持される。
そして、このアジヤステイングスクリユー39の
先端部がセルフロツキングナツト49に螺合され
る。53は合成樹脂製の受体で、前面に開口した
球状凹部54を有しており、後部両側面には係合
溝55,55が形成されている。尚、後部の形状
を正方形とした場合には係合溝を4面に設けてお
くと良い。連結杆38の下端部には取付孔56が
形成されており、この取付孔56の幅は受体53
の係合溝55,55の底部間の間隔より稍大きく
なるように形成されている。そして、この取付孔
56には受体53の背面形状より稍大きな受入孔
57が連設されている。しかして、受体53を受
入孔57内に挿入位置させ、それから、受体53
を取付孔56の方へ移動させてその係合溝55,
55に取付孔56の側縁を係合させれば受体53
は連結杆38の下端部に取り付けられる。そして
この受体53の球状凹部54に反射鏡5に設けら
れた球体37を嵌合し、これによつて反射鏡5の
この点8がランプボデイ1と連結される。尚、5
8は反射鏡5に取着された白熱電球である。
以上のような車輛用前照灯においては、連結点
7における操作を行うことにより、反射鏡5をラ
ンプボデイ1に対して上下方向へ傾動せしめるこ
とができる。即ち、回転用ノブ35を操作してア
ジヤステイングスクリユー20を回転すると、該
アジヤステイングスクリユー20はランプボデイ
1に回転可能だが軸方向への摺動が不可能なよう
に支持されているので、これと螺合しているウイ
ング付ナツト19がスクリユー20の軸に沿つて
前後方向に移動する。従つて、反射鏡5のウイン
グ付ナツト9が取り付けられている部分が前後方
向に移動する力を受ける。そして、反射鏡5は、
6の点においてランプボデイ1に、又、8の点に
おいて連結杆3を介してランプボデイ1に、それ
ぞれ球継手状に連結されているので、点6と8と
を結ぶ線を傾動軸として傾動されることになる。
又、回転用ノブ52の操作を行うことにより、反
射鏡5をランプボデイ1に対して水平方向へ傾動
せしめることができる。即ち、回転用ノブ52を
操作してアジヤステイングスクリユー39を回転
すると、該アジヤステイングスクリユー39はラ
ンプボデイ1に回転可能だが軸方向への摺動が不
可能なように支持されているので、これと螺合し
ているセルフロツキングナツト49がスクリユー
39の軸に沿つて前後方向に移動する。従つて、
連結杆38のセルフロツキングナツト49が取り
付けられた部分、即ち上端部が前後方向に移動す
ることとなる。そして、連結杆38はその中間部
にて揺動自在に支持されているので、セルフロツ
キングナツト49が取着されたのと反対側の端
部、即ち下端部は上端部の移動方向とは反対の方
向に移動する。従つて、この下端部に取着された
受体53と球体37を介して連結された反射鏡5
の部分が後又は前へ移動する力を受ける。そし
て、反射鏡5は、6の点においてランプボデイ1
と球継手状に、7の点においてランプボデイ1と
アジヤステイングスクリユー20を介して連結さ
れたウイング付ナツト19と回動自在に、連結さ
れているので、点6と7とを結ぶ線を傾動軸とし
て傾動されることとなる。
以上に記載したように、本発明に係るウイング
付ナツトにおいては、ナツト主部から取付用ピン
が突出されているので、この取付用ピンを係合さ
せる適当な孔が相手方の部材、例えば反射鏡に形
成されていさえすれば、該取付孔にピンを挿入嵌
合するのみでナツトを相手方の部材に取り付ける
ことができ、相対位置可変機構の組立がきわめて
容易となる。又、ナツト主部の両側面からは弾性
ウイングが突出形成されているので、対向した2
の壁によつてナツト案内部を形成してやれば、弾
性ウイングが対向する2つの壁に弾接しながら進
むことになるため、この相対位置可変機構におけ
るガタの発生を防止すると共に、それにもかかわ
らず、該機構におけるスムースな操作性を保障す
る。特に上記実施例に示したナツト19のように
案内部の壁面と当接する部分に適当な幅がある
と、アジヤステイングスクリユーの回転に伴うナ
ツト19の回転を防止することができ、かつ、そ
のために案内部の構造を複雑にしなくとも済むと
いう利点がある。更に、取付用ピンの係合によつ
て相手方部材例えば反射鏡に取り付けられ、かつ
全体が弾性を有する合成樹脂によつて形成されて
いるので、反射鏡の傾動によるランプボデイとの
位置的ズレを反射鏡と取付用ピンとの間の相対的
回転とナツト自体の弾性による撓みとによつて吸
収することができ、相対位置可変機構や反射鏡等
に無理な力が加わるのを防止することができる。
特に、ナツト主部と取付用ピンとの間にベース板
が介在されたものにおいては、このベース板が上
記撓みの効果を顕著に現わし好適である。
本発明ウイング付ナツトは以上の如きものであ
るが、いくつかの変形例が考えられる。そこで、
特に弾性ウイングに関する変形例をいくつか紹介
する。尚、以下の変形例はそれぞれ弾性ウイング
のみが異なり、他の部分は前記実施例のものと同
様であるので、弾性ウイング以外の部分について
は前記実施例における同一の符号を付するのみで
詳細な説明を省略する。
第7図及び第8図に示すもの19,19
は、それぞれU字状の弾性ウイング59,60を
有し、その両端がナツト主部22の両側面に一体
に固定されて成るものである。そして、第7図の
もの19と第8図のもの19とはそれぞれ弾
性ウイング59,60の形成向きが異なるだけで
ある。尚、これらのナツト19,19にあつ
ては、弾性ウイング59,60の適当な箇所に切
欠を設けて、より大きな弾性を有するようにして
も良い。
第9図に示すナツト19は略L字状の弾性ウ
イング61を有するものである。この弾性ウイン
グ61の一端がナツト主部22の側面に一体に固
定され、他端61aが遊端とされている。また、
この遊端61aは僅かにナツト主部22側へ湾曲
されている。このような弾性ウイング61は先端
が遊端となつているため、構造的により大きな弾
性を有することができる。尚、このウイング19
は第7図に示したウイング59の後部側を多く
切欠くとできる。
第10図に示したもの19は弾性を有する合
成樹脂から成る棒状の弾性ウイング62を有する
ものであり、この棒状の弾性ウイングはある程度
の長さを有している。棒状の弾性ウイング62
は、その基端がナツト主部22の側面に一体に固
定され、先端には球体63が形成されている。し
かして、この弾性ウイング62の球体63が案内
壁36,36を摺接するわけであるが、案内壁3
6,36による案内が確実に行なわれるように案
内壁36,36に前記球体63が摺接する案内溝
を形成しておくと良い。
第11図は本発明に係るウイング付ナツトにお
けるナツト主部の変形例を示すものである。この
ナツト19に係るナツト主部22はブロツク
状の主体65と該主体65の後端に一体に形成さ
れた板状部66とから成る。そして、ねじ孔23
は主体65を前後に貫通して設けられ、弾性ウイ
ング67,67の基端は板状部66の両側部に一
体に形成されており、又、ベース板25はその後
端が板状部66の反射鏡8側端部に一体に連結さ
れている。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明に係るウイング付ナ
ツトを使用した前照灯の例を示すもので、第1図
はレンズを外した状態の正面図、第2図はレンズ
を被着した状態で第1図の−線に沿つて切断
した断面図、第3図は反射鏡とランプボデイとの
間の連結点の一を示す分解斜視図、第4図は本発
明に係るウイング付ナツトを使用した相対位置可
変機構を示す分解斜視図、第5図はレンズを被着
した状態で第1図の−線に沿つて切断した断
面図、第6図は第5図に示した部分の分解斜視
図、第7図乃至第10図はそれぞれ弾性ウイング
の変形例を示し、それぞれA図は正面図、B図は
平面図、第11図はナツト主部の変形例を示す斜
視図である。 符号の説明、19,19,19,19
19,19,19……ウイング付ナツト、
22,22……ナツト主部、23……ねじ孔、
24……弾性ウイング、25……ベース板、26
……取付用ピン、26a……先端部、26b……
連結部、27……スリ割、28……スリツト、5
9,60,61,62,67……弾性ウイング、
65……主体、66……板状部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一方の部材と他方の部材とを相対的移動が可
    能なように結合する箇所に使用されるウイング付
    ナツトであつて、前後方向に貫通形成されたねじ
    孔を有するナツト主部と、該ナツト主部の両側面
    から側方へ突出した弾性ウイングと、ねじ孔の延
    びる方向及び弾性ウイングが張り出す方向に対し
    て略直交する方向に突出した取付用ピンとが弾性
    を有する合成樹脂にて一体に形成されて成り、取
    付用ピンは先端が小径で後端が大径となる形状の
    先端部と該先端部の大径部より小さな径を有し先
    端部とナツト主部との間を連結している連結部と
    から成り、前記ねじ孔には一方の部材に支持され
    た調整ねじが螺合され、前記弾性ウイングは一方
    の部材に設けられ間隔を置いて対向したナツト案
    内面と弾接され、前記取付用ピンは他方の部材に
    設けられた取付孔に回動自在に支持されるように
    したことを特徴とするウイング付ナツト。 2 弾性ウイングが略U字状をしており、その一
    方の端部がナツト主部の側面に一体に固定されて
    おり、他方の端部が前方又は後方を向くようにさ
    れたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のウイング付ナツト。 3 弾性ウイングが略U字状をしており、その両
    端がナツト主部の側面に一体に固定されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のウイ
    ング付ナツト。 4 弾性ウイングの一部が切欠かれていることを
    特徴とする特許請求の範囲第3項記載のウイング
    付ナツト。 5 弾性ウイングが棒状を為しており、その一端
    がナツト主部の側面に一体に固定され、他端に曲
    面にされた当接塊が形成されたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のウイング付ナツト。 6 取付用ピンにその軸方向に沿うスリ割が形成
    されたことを特徴とする特許請求の範囲第1項、
    第2項、第3項、第4項又は第5項記載のウイン
    グ付ナツト。 7 ナツト主部がブロツク状の主体と該主体の後
    端に一体に形成された板状部とから成り、ねじ孔
    が主体を前後に貫通するように設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2項、
    第3項、第4項、第5項又は第6項記載のウイン
    グ付ナツト。 8 一方の部材と他方の部材とを相対的移動が可
    能なように結合する箇所に使用されるウイング付
    ナツトであつて、板状のベース板と、該ベース板
    の一方の面の後端部に設けられたナツト主部と、
    該ナツト主部の両側面から側方へ突出した弾性ウ
    イングと、ベース板前端部の他方の面に突設され
    た取付用ピンとが弾性を有する合成樹脂にて一体
    に形成されて成り、ナツト主部にはそれを前後方
    向に貫通されたねじ孔が設けられ、取付用ピンは
    先端が小径で後端が大径となる形状の先端部と該
    先端部の大径部より小さな径を有し先端部とベー
    ス板との間を連結している連結部とから成り、前
    記ねじ孔には一方の部材に支持された調整ねじが
    螺合され、前記弾性ウイングは一方の部材に設け
    られ間隔を置いて対向したナツト案内面と弾接さ
    れ、前記取付用ピンは他方の部材に設けられた取
    付孔に回動自在に支持されるようにしたことを特
    徴とするウイング付ナツト。 9 弾性ウイングが略U字状をしており、その一
    方の端部がナツト主部の側面に一体に固定されて
    おり、他方の端部が前方又は後方を向くようにさ
    れたことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載
    のウイング付ナツト。 10 弾性ウイングが略U字状をしており、その
    両端がナツト主部の側面に一体に固定されている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第8項記載のウ
    イング付ナツト。 11 弾性ウイングの一部が切欠かれていること
    を特徴とする特許請求の範囲第10項記載のウイ
    ング付ナツト。 12 弾性ウイングが棒状を為しており、その一
    端がナツト主部の側面に一体に固定され、他端に
    外端が曲面にされた当接塊が形成されたことを特
    徴とする特許請求の範囲第8項記載のウイング付
    ナツト。 13 取付用ピンにその軸方向に沿うスリ割が形
    成されてことを特徴とする特許請求の範囲第8
    項、第9項、第10項、第11項又は第12項記
    載のウイング付ナツト。 14 ベース板に前後方向に延びるスリツトが形
    成され、該スリツトが取付用ピンのスリ割と連通
    していることを特徴とする特許請求の範囲第13
    項記載のウイング付ナツト。 15 ナツト主部がブロツク状の主体と該主体の
    後端に一体に形成された板状部とから成り、ねじ
    孔が主体を前後に貫通するように設けられている
    ことを特徴とする特許請求の範囲第8項、第9
    項、第10項、第11項、第12項、第13項又
    は第14項記載のウイング付ナツト。
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