JPS6224609Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6224609Y2 JPS6224609Y2 JP1980115601U JP11560180U JPS6224609Y2 JP S6224609 Y2 JPS6224609 Y2 JP S6224609Y2 JP 1980115601 U JP1980115601 U JP 1980115601U JP 11560180 U JP11560180 U JP 11560180U JP S6224609 Y2 JPS6224609 Y2 JP S6224609Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- door
- prevention member
- intrusion prevention
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 28
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60J—WINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
- B60J5/00—Doors
- B60J5/04—Doors arranged at the vehicle sides
- B60J5/042—Reinforcement elements
- B60J5/0456—Behaviour during impact
- B60J5/0458—Passive coupling of the reinforcement elements to the door or to the vehicle body
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/02—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
- B60N2/04—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable
- B60N2/06—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the whole seat being movable slidable
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/42—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats
- B60N2/4207—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats characterised by the direction of the g-forces
- B60N2/4235—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats characterised by the direction of the g-forces transversal
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/24—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
- B60N2/42—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats
- B60N2/4249—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles the seat constructed to protect the occupant from the effect of abnormal g-forces, e.g. crash or safety seats fixed structures, i.e. where neither the seat nor a part thereof are displaced during a crash
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車両が側面衝突を受けた場合に、ドア
が車室内に侵入するのを防止するドア侵入防止部
材を設けた車両側面衝突保護装置に関する。
が車室内に侵入するのを防止するドア侵入防止部
材を設けた車両側面衝突保護装置に関する。
従来の車両用座席装置として、第1図に示すも
のが広く実用されている。これを説明すると、1
は車体のフロアパネルで、サイドシル2と中央の
トンネル3との間には、互いに平行で車体の前後
方向に延在する一対のシートスライド装置のロア
レール4が取り付けられている。これらのロアレ
ール4にはアツパレール5がそれぞれ摺動自在に
支持され、このアツパレール5上にシートクツシ
ヨンフレーム6が取り付けられている。また、こ
のシートクツシヨンフレーム6にはブラケツト7
およびリクライニングデバイス8を介して、シー
トバツクフレーム9が前後方向に回転自在に取り
付けられている。そしてこれらの乗員が着座する
ために必要な部材5,6,7をシート部と呼んで
いる。なお、シートクツシヨンフレーム6はアツ
パレール5に取り付けられたシートスライドロツ
ク機構10に依り、ロアレール4の任意の位置で
ロツク可能となつている。11はシートバツクフ
レーム9の隣りに取り付けられたコンソールボツ
クスである。
のが広く実用されている。これを説明すると、1
は車体のフロアパネルで、サイドシル2と中央の
トンネル3との間には、互いに平行で車体の前後
方向に延在する一対のシートスライド装置のロア
レール4が取り付けられている。これらのロアレ
ール4にはアツパレール5がそれぞれ摺動自在に
支持され、このアツパレール5上にシートクツシ
ヨンフレーム6が取り付けられている。また、こ
のシートクツシヨンフレーム6にはブラケツト7
およびリクライニングデバイス8を介して、シー
トバツクフレーム9が前後方向に回転自在に取り
付けられている。そしてこれらの乗員が着座する
ために必要な部材5,6,7をシート部と呼んで
いる。なお、シートクツシヨンフレーム6はアツ
パレール5に取り付けられたシートスライドロツ
ク機構10に依り、ロアレール4の任意の位置で
ロツク可能となつている。11はシートバツクフ
レーム9の隣りに取り付けられたコンソールボツ
クスである。
ところが、かかる座席構造にあつては、この車
両に他の車両が側面衝突した場合、図外のフロン
トドアが変形してこれが車室内に侵入し、シート
クツシヨンフレーム6やシートバツクフレーム9
が押しつぶされることがある。かかる場合には、
シート上の乗員が侵入してきたドアとコンソール
ボツクス11との間に挾まれて、腰部や腹部に大
きな負傷を受けることがある。
両に他の車両が側面衝突した場合、図外のフロン
トドアが変形してこれが車室内に侵入し、シート
クツシヨンフレーム6やシートバツクフレーム9
が押しつぶされることがある。かかる場合には、
シート上の乗員が侵入してきたドアとコンソール
ボツクス11との間に挾まれて、腰部や腹部に大
きな負傷を受けることがある。
本考案はかかる従来の問題点に着目したもの
で、車両が側面衝突を受け、ドアなど車体の一部
が変形して車室内に侵入するのを防止する侵入防
止部材を、ドアの下部と重畳するようにシートス
ライドレールに変形することにより、上記車体の
一部の車室内侵入を効果的に抑制する様にした車
両側面衝突保護装置を提供することを目的とす
る。
で、車両が側面衝突を受け、ドアなど車体の一部
が変形して車室内に侵入するのを防止する侵入防
止部材を、ドアの下部と重畳するようにシートス
ライドレールに変形することにより、上記車体の
一部の車室内侵入を効果的に抑制する様にした車
両側面衝突保護装置を提供することを目的とす
る。
以下に、本考案の実施例を第2図乃至第4図に
ついて詳細に説明する。図に於いて、12はド
ア、13はサイドシル2とフロアパネル1との間
及びトンネル3とフロアパネル1との間に、それ
ぞれ跨つて配設された一対のブラケツトで、これ
らにアツパレール5とロアレール4を有するシー
トスライドレール40のロアレール4がサイドシ
ル2に近接して取り付けられている。また、ドア
12側のアツパレール5上には、上下方向に起立
片14aおよび垂下片14bを有する侵入防止部
材がドア12の下部と重畳するように固設され、
その垂下片14bと他側のアツパレール5とに、
それぞれ断面コの字状のシートクツシヨンフレー
ム6がボルト15によつて固定されている。16
はシートクツシヨンスプリングで、対向するシー
トクツシヨンフレーム6間に張設され、これの上
にシートクツシヨン17が取り付けられている。
なお、19は侵入防止部材14の補強部材であ
る。この実施例では侵入防止部材14はアツパレ
ール5と別体になつているが、アツパレール5に
侵入防止部材を形成してもよい。また、20はシ
ートバツクフレーム9に取り付けられたシートバ
ツクで、これに任意に傾動するリクライニングデ
バイス8が取り付けられている。また、このリク
ライニングデバイス8の可動腕はボルト21でシ
ートバツクフレーム9の一側面に結合され、固定
腕はボルト22でシートクツシヨンフレーム6に
結合されている。23はシートバツクフレーム9
の一側面の下端に固設されたブラケツトで、ボル
ト24によりシートクツシヨンフレーム6の一部
に回転自在に結合されている。なお、ブラケツト
23とリクライニングデバイス8との回転の中心
は一致している。25はヘツドレスト、26はシ
ートバツクスプリング、27はシートスライドの
ロツク操作レバである。
ついて詳細に説明する。図に於いて、12はド
ア、13はサイドシル2とフロアパネル1との間
及びトンネル3とフロアパネル1との間に、それ
ぞれ跨つて配設された一対のブラケツトで、これ
らにアツパレール5とロアレール4を有するシー
トスライドレール40のロアレール4がサイドシ
ル2に近接して取り付けられている。また、ドア
12側のアツパレール5上には、上下方向に起立
片14aおよび垂下片14bを有する侵入防止部
材がドア12の下部と重畳するように固設され、
その垂下片14bと他側のアツパレール5とに、
それぞれ断面コの字状のシートクツシヨンフレー
ム6がボルト15によつて固定されている。16
はシートクツシヨンスプリングで、対向するシー
トクツシヨンフレーム6間に張設され、これの上
にシートクツシヨン17が取り付けられている。
なお、19は侵入防止部材14の補強部材であ
る。この実施例では侵入防止部材14はアツパレ
ール5と別体になつているが、アツパレール5に
侵入防止部材を形成してもよい。また、20はシ
ートバツクフレーム9に取り付けられたシートバ
ツクで、これに任意に傾動するリクライニングデ
バイス8が取り付けられている。また、このリク
ライニングデバイス8の可動腕はボルト21でシ
ートバツクフレーム9の一側面に結合され、固定
腕はボルト22でシートクツシヨンフレーム6に
結合されている。23はシートバツクフレーム9
の一側面の下端に固設されたブラケツトで、ボル
ト24によりシートクツシヨンフレーム6の一部
に回転自在に結合されている。なお、ブラケツト
23とリクライニングデバイス8との回転の中心
は一致している。25はヘツドレスト、26はシ
ートバツクスプリング、27はシートスライドの
ロツク操作レバである。
次に、上記構成の作用について説明する。
上記構成になる座席装置では、従来のものと同
じく、シートスライドのロツク操作レバ27およ
びリクライニングデバイス8の操作レバ28によ
つて、乗員が着座したシートクツシヨン17の前
後方向の位置ならびに傾動角度の調節が任意に行
える。そしてシートスライドのロツク操作レバ2
7によつてシートを前後に移動すると、アツパレ
ール5に固設された侵入防止部材14も一体的に
移動するため、かかる侵入防止部材14を車体側
に固設する場合に比較して、次の様な利点が得ら
れる。
じく、シートスライドのロツク操作レバ27およ
びリクライニングデバイス8の操作レバ28によ
つて、乗員が着座したシートクツシヨン17の前
後方向の位置ならびに傾動角度の調節が任意に行
える。そしてシートスライドのロツク操作レバ2
7によつてシートを前後に移動すると、アツパレ
ール5に固設された侵入防止部材14も一体的に
移動するため、かかる侵入防止部材14を車体側
に固設する場合に比較して、次の様な利点が得ら
れる。
シートクツシヨン17が移動しても、侵入防
止部材14やシートクツシヨン17とともに移
動するため、侵入防止部材14とシートクツシ
ヨン7に着座した乗員との位置関係が変わらな
いため、車両が側面衝突を受けても、ドア12
が侵入防止部材14の起立片14aにて侵入が
規制され、乗員のドアなどに依る直接的な衝撃
が避けられ、安全である。
止部材14やシートクツシヨン17とともに移
動するため、侵入防止部材14とシートクツシ
ヨン7に着座した乗員との位置関係が変わらな
いため、車両が側面衝突を受けても、ドア12
が侵入防止部材14の起立片14aにて侵入が
規制され、乗員のドアなどに依る直接的な衝撃
が避けられ、安全である。
侵入防止部材14を車体に固設すると、特
に、2ドア車などでは後席乗員の乗降のじやま
になつて不便であるが、シート側に侵入防止部
材14を取り付けたことによつて、シートクツ
シヨン7の移動とともにその侵入防止部材14
も移動するので、乗降性が良くなる。
に、2ドア車などでは後席乗員の乗降のじやま
になつて不便であるが、シート側に侵入防止部
材14を取り付けたことによつて、シートクツ
シヨン7の移動とともにその侵入防止部材14
も移動するので、乗降性が良くなる。
更に本考案においては、車体の前後方向に配
設されるサイドシル2とフロアパネル1との間
に跨つて断面逆L字状のブラケツト13を配設
し、ブラケツト13の上面13aにサイドシル
2に近接してシートスライドレール40を固着
するとともに、シートスライドレール40にド
ア12の下部と重畳するように侵入防止部材1
4を形成したので次に示す効果がある。
設されるサイドシル2とフロアパネル1との間
に跨つて断面逆L字状のブラケツト13を配設
し、ブラケツト13の上面13aにサイドシル
2に近接してシートスライドレール40を固着
するとともに、シートスライドレール40にド
ア12の下部と重畳するように侵入防止部材1
4を形成したので次に示す効果がある。
側面衝突による衝撃力をサイドシル2及びそ
の周辺によつて対抗する構造としており、シー
トやフロア等に特別な加工を施す必要がないの
で、構造が簡単で組立工数も少い。
の周辺によつて対抗する構造としており、シー
トやフロア等に特別な加工を施す必要がないの
で、構造が簡単で組立工数も少い。
サイドシル2の周辺は、サイドシル2、フロ
アパネル1、サイドシル2とフロアパネル1と
の間に跨つて配設されたブラケツト13及びサ
イドシル2に近接してブラケツト13の上面1
3aに固着されたシートスライドレール40等
の密接結合した構造であり、しかもシートスラ
イドレールは元来剛性の高い部材であるので、
サイドシル2の周辺はきわめて剛性が高くなつ
ているため、側面衝突の衝撃力に十分に耐える
ことができる。
アパネル1、サイドシル2とフロアパネル1と
の間に跨つて配設されたブラケツト13及びサ
イドシル2に近接してブラケツト13の上面1
3aに固着されたシートスライドレール40等
の密接結合した構造であり、しかもシートスラ
イドレールは元来剛性の高い部材であるので、
サイドシル2の周辺はきわめて剛性が高くなつ
ているため、側面衝突の衝撃力に十分に耐える
ことができる。
次に、第5図乃至第8図は本考案の他の実施例
を示す。なお、第1図乃至第4図に示すものと同
一の構成部分には同一符号を付す。図に於いて、
29は上記侵入防止部材14の起立片14aに穿
設された複数の長孔であり、これに対向するドア
12のインナーパネル12aの内側下部に、第6
図に示す様な補強部材30が取り付けられてい
る。そして、この補強部材30には上記インナー
パネル12aを貫通して外部に延びる複数の突起
31が設けられ、これらは上記各長孔29に対向
して、ドア12を閉じたとき、各長孔29に各突
起31が挿入される様になつている。この場合に
於いて、上記突起31と侵入防止部材14の長孔
29とは、シートスライド操作によるシートクツ
シヨン7の移動によつても必ずかみ合う様にする
必要がある。例えば、突起31をシートスライド
のロツクピツチlと等間隔に設け、突起31の直
径d以上の長孔29を侵入防止部材14に設ける
か、突起31を2の等間隔で設置し、各長孔2
9長を+d以上とする。なお、32はインナー
パネル12a下端の外側に取り付けられたパツド
材であり、通常は突起31の先端と面一かあるい
は幾分厚目に形成されている。かかる状態を第7
図に示す。
を示す。なお、第1図乃至第4図に示すものと同
一の構成部分には同一符号を付す。図に於いて、
29は上記侵入防止部材14の起立片14aに穿
設された複数の長孔であり、これに対向するドア
12のインナーパネル12aの内側下部に、第6
図に示す様な補強部材30が取り付けられてい
る。そして、この補強部材30には上記インナー
パネル12aを貫通して外部に延びる複数の突起
31が設けられ、これらは上記各長孔29に対向
して、ドア12を閉じたとき、各長孔29に各突
起31が挿入される様になつている。この場合に
於いて、上記突起31と侵入防止部材14の長孔
29とは、シートスライド操作によるシートクツ
シヨン7の移動によつても必ずかみ合う様にする
必要がある。例えば、突起31をシートスライド
のロツクピツチlと等間隔に設け、突起31の直
径d以上の長孔29を侵入防止部材14に設ける
か、突起31を2の等間隔で設置し、各長孔2
9長を+d以上とする。なお、32はインナー
パネル12a下端の外側に取り付けられたパツド
材であり、通常は突起31の先端と面一かあるい
は幾分厚目に形成されている。かかる状態を第7
図に示す。
かかる構成になる座席装置では、通常は、ドア
12を閉じた状態に於いて、突起31と侵入防止
部材14の長孔29とはかみ合つておらず、ドア
侵入防止部材14がシートクツシヨン7とともに
車体の前後方向に、上記の如く移動可能である。
このとき、シートスライドのロツクピツチと突起
31の設置間隔および長孔29の長さが上記の如
く設定されているため、シートクツシヨン7の移
動によつても突起31は長孔29に常に対向する
関係にある。そこで、車両が側面衝突を受けた場
合には、第8図に示す様に、ドア12が変形して
車室内に侵入しようとするが、上記突起31が長
孔29内に嵌合するとともに、ドア12下端が侵
入防止部材14の起立片14aに依つて車室内へ
の侵入が規制され、ドア12がそれ以上車室内に
喰い込むのを防止できる。すなわち、かかる実施
例によれば、上記侵入防止部材14の起立片14
aによる、ドア12の車室内への侵入をさらに有
効に防止することができる。
12を閉じた状態に於いて、突起31と侵入防止
部材14の長孔29とはかみ合つておらず、ドア
侵入防止部材14がシートクツシヨン7とともに
車体の前後方向に、上記の如く移動可能である。
このとき、シートスライドのロツクピツチと突起
31の設置間隔および長孔29の長さが上記の如
く設定されているため、シートクツシヨン7の移
動によつても突起31は長孔29に常に対向する
関係にある。そこで、車両が側面衝突を受けた場
合には、第8図に示す様に、ドア12が変形して
車室内に侵入しようとするが、上記突起31が長
孔29内に嵌合するとともに、ドア12下端が侵
入防止部材14の起立片14aに依つて車室内へ
の侵入が規制され、ドア12がそれ以上車室内に
喰い込むのを防止できる。すなわち、かかる実施
例によれば、上記侵入防止部材14の起立片14
aによる、ドア12の車室内への侵入をさらに有
効に防止することができる。
以上説明した様に、本考案に依れば、車体の前
後方向に配設されるサイドシルとフロアパネルと
の間に跨つて断面逆L字状のブラケツトを配設
し、該ブラケツトの上面に前記サイドシルに近接
してシートスライドレールを固着するとともに、
該シートスライドレールにドアの下部と重畳する
ようにドアなどの車体の一部が変形して車室内に
侵入するのを防止する侵入防止部材を設けたこと
に依つて、シートクツシヨンを含むシート部上の
乗員が上記ドアなど車体の一部によつて直接的な
衝撃を受けることがなくなり、人体の安全が保た
れる。また、侵入防止部材がシート部とともに前
後に移動するため、乗員の乗降性に悪影響を与え
ることがなく、実用性に富む。更に側面衝突によ
る衝撃力をサイドシル及びその周辺によつて対抗
できるので、シートやフロア等に特別な加工を施
す必要がないため、構造が簡単で組立工数が少い
という実用上のすぐれた効果がある。
後方向に配設されるサイドシルとフロアパネルと
の間に跨つて断面逆L字状のブラケツトを配設
し、該ブラケツトの上面に前記サイドシルに近接
してシートスライドレールを固着するとともに、
該シートスライドレールにドアの下部と重畳する
ようにドアなどの車体の一部が変形して車室内に
侵入するのを防止する侵入防止部材を設けたこと
に依つて、シートクツシヨンを含むシート部上の
乗員が上記ドアなど車体の一部によつて直接的な
衝撃を受けることがなくなり、人体の安全が保た
れる。また、侵入防止部材がシート部とともに前
後に移動するため、乗員の乗降性に悪影響を与え
ることがなく、実用性に富む。更に側面衝突によ
る衝撃力をサイドシル及びその周辺によつて対抗
できるので、シートやフロア等に特別な加工を施
す必要がないため、構造が簡単で組立工数が少い
という実用上のすぐれた効果がある。
第1図は従来の車両用座席装置の正面図、第2
図は本考案にかかる車両用座席装置の一実施例を
示す背面図、第3図は同じく側面図、第4図は同
じく要部の破断斜視図、第5図は他の実施例を示
す背面図、第6図は同じく要部の破断斜視図、第
7図は第6図のA−A線に於ける断面図、第8図
は第6図に示すドアの変形状態を示す同じくA−
A線に於ける断面図である。 1……車体、4……ロアレール、5……アツパ
レール、6……シートクツシヨンフレーム、8…
…リクライニングデバイス、12……ドア、14
……侵入防止部材、20……シートクツシヨン。
図は本考案にかかる車両用座席装置の一実施例を
示す背面図、第3図は同じく側面図、第4図は同
じく要部の破断斜視図、第5図は他の実施例を示
す背面図、第6図は同じく要部の破断斜視図、第
7図は第6図のA−A線に於ける断面図、第8図
は第6図に示すドアの変形状態を示す同じくA−
A線に於ける断面図である。 1……車体、4……ロアレール、5……アツパ
レール、6……シートクツシヨンフレーム、8…
…リクライニングデバイス、12……ドア、14
……侵入防止部材、20……シートクツシヨン。
Claims (1)
- 車体の前後方向に配設されるサイドシルとフロ
アパネルとの間に跨つて断面逆L字状のブラケツ
トを配設し、該ブラケツトの上面に前記サイドシ
ルに近接してシートスライドレールを固着すると
ともに、該シートスライドレールにドアの下部と
重畳するように侵入防止部材を形成したことを特
徴とする車両側面衝突保護装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980115601U JPS6224609Y2 (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 | |
EP81106009A EP0046227B1 (en) | 1980-08-14 | 1981-07-30 | A vehicle seat assembly having a door stopper |
DE8181106009T DE3169044D1 (en) | 1980-08-14 | 1981-07-30 | A vehicle seat assembly having a door stopper |
US06/290,073 US4451078A (en) | 1980-08-14 | 1981-08-04 | Vehicle seat assembly having a door stopper |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980115601U JPS6224609Y2 (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5737651U JPS5737651U (ja) | 1982-02-27 |
JPS6224609Y2 true JPS6224609Y2 (ja) | 1987-06-23 |
Family
ID=14666659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980115601U Expired JPS6224609Y2 (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4451078A (ja) |
EP (1) | EP0046227B1 (ja) |
JP (1) | JPS6224609Y2 (ja) |
DE (1) | DE3169044D1 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63195038A (ja) * | 1987-02-06 | 1988-08-12 | Mazda Motor Corp | 自動車のシ−トスライド装置 |
DE3807386C2 (de) * | 1988-03-07 | 1994-02-17 | Opel Adam Ag | Sitz für Kraftfahrzeuge, insbesondere Personenkraftwagen |
DE3928869B4 (de) * | 1988-09-07 | 2004-08-05 | Volkswagen Ag | Sicherheitseinrichtung für ein Kraftfahrzeug |
DE4039446A1 (de) * | 1990-12-11 | 1992-06-17 | Bayerische Motoren Werke Ag | Kraftfahrzeug mit mindestens einem sitz |
US5110176A (en) * | 1991-06-24 | 1992-05-05 | Davidson Textron Inc. | Automotive side impact protection apparatus |
DE4302505C2 (de) * | 1993-01-29 | 1998-07-30 | Daimler Benz Ag | Fahrgastzelle mit einer im Bereich der Sitze angeordneten Querversteifung |
US5549349A (en) * | 1995-05-01 | 1996-08-27 | Chrysler Corporation | Side impact protection system |
US5716094A (en) * | 1997-03-06 | 1998-02-10 | General Motors Corporation | Vehicle seat with pusher block |
US5954390A (en) * | 1997-12-18 | 1999-09-21 | Chrysler Corporation | Vehicle dynamic side impact system |
DE19910086C2 (de) | 1999-03-08 | 2002-11-28 | Daimler Chrysler Ag | Kraftfahrzeug mit Fahrzeugsitz |
DE10128864B4 (de) * | 2001-06-15 | 2013-06-27 | Volkswagen Ag | Fahrzeugtür mit einer Sicherheitseinrichtung |
US6857698B2 (en) | 2003-02-21 | 2005-02-22 | Lear Corporation | Seat side impact resistance mechanism |
JP4631327B2 (ja) * | 2004-06-28 | 2011-02-16 | アイシン精機株式会社 | 車両用シート装置 |
KR100554019B1 (ko) * | 2004-08-17 | 2006-02-22 | 현대모비스 주식회사 | 차체의 횡강성 보강장치 |
FR2874545B1 (fr) * | 2004-08-30 | 2006-11-24 | Peugeot Citroen Automobiles Sa | Vehicule automobile comprenant une porte coulissante et des moyens pour retenir la porte coulissante en cas d'impact |
JP4380565B2 (ja) * | 2005-03-10 | 2009-12-09 | トヨタ自動車株式会社 | 側突荷重伝達構造 |
DE102008044180B4 (de) * | 2008-11-28 | 2013-05-29 | Faurecia Innenraum Systeme Gmbh | Seitenkonsole für ein Kraftfahrzeug |
DE102010029592A1 (de) * | 2010-06-01 | 2011-12-01 | Ford Global Technologies, Llc | Türverkrallung für ein Kraftfahrzeug |
FR2962967B1 (fr) * | 2010-07-23 | 2013-02-22 | Renault Sa | Chassis automobile avec renfort lateral de soutien d'assise |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53128817A (en) * | 1977-04-14 | 1978-11-10 | Volvo Ab | Impact protector system of each side panel for automobile |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3491979A (en) * | 1967-02-27 | 1970-01-27 | Howell Ind Inc | Latch mechanism |
US3887227A (en) * | 1968-11-02 | 1975-06-03 | Daimler Benz Ag | Installation for the protection of motor vehicle bodies against lateral impacts |
IT942895B (it) * | 1971-11-19 | 1973-04-02 | Fiat Spa | Perfezionamenti nelle carrozzerie di autoveicoli |
DE2237532C2 (de) * | 1972-07-31 | 1982-06-16 | Volkswagenwerk Ag, 3180 Wolfsburg | Türanordnung für Fahrzeuge, insbesondere Kraftfahrzeuge |
DE2364632A1 (de) * | 1972-12-30 | 1974-08-08 | Nissan Motor | Kraftfahrzeugsicherheitseinrichtung |
GB1427122A (en) * | 1973-03-12 | 1976-03-10 | Nissan Motor | Automobile door and door pillar assembly preventing detach ment of door during collision |
FR2424146A1 (fr) * | 1978-04-27 | 1979-11-23 | Tubauto | Ensemble plancher et sieges pour vehicule assurant une rigidification transversale importante |
US4307911A (en) * | 1980-02-04 | 1981-12-29 | The Budd Company | Reinforcement means for resisting side impacts against an automobile door |
-
1980
- 1980-08-14 JP JP1980115601U patent/JPS6224609Y2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-07-30 EP EP81106009A patent/EP0046227B1/en not_active Expired
- 1981-07-30 DE DE8181106009T patent/DE3169044D1/de not_active Expired
- 1981-08-04 US US06/290,073 patent/US4451078A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53128817A (en) * | 1977-04-14 | 1978-11-10 | Volvo Ab | Impact protector system of each side panel for automobile |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0046227A2 (en) | 1982-02-24 |
EP0046227B1 (en) | 1985-02-20 |
JPS5737651U (ja) | 1982-02-27 |
DE3169044D1 (en) | 1985-03-28 |
EP0046227A3 (en) | 1982-03-17 |
US4451078A (en) | 1984-05-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS6224609Y2 (ja) | ||
JP5477537B2 (ja) | 車両のシートベルト装置 | |
EP0590237A1 (en) | Automotive seat having integrally mounted seat belt assembly | |
US5401072A (en) | Tethered seat back for preventing rearward movement of a seat back during a vehicle rear-end collision | |
JP2001187538A (ja) | シートスライド装置 | |
US6293622B1 (en) | Seat device | |
US6698795B2 (en) | Seat belt system for vehicles | |
JP4120073B2 (ja) | 自動車の下部車体構造 | |
JP2006001352A (ja) | 車両のシート設置構造 | |
US4984822A (en) | Adjustable vehicle seat for use with a passive seat belt | |
JP3137381B2 (ja) | 自動車のシートスライド構造 | |
JP3094873B2 (ja) | 車両用シート | |
JPH0724293Y2 (ja) | 自動車のシートベルト装置 | |
JP3182149B2 (ja) | 側部ドアシルを備えた乗用車 | |
JP2742194B2 (ja) | 自動車用シート | |
JPH03118254A (ja) | 車両におけるシートの取付構造 | |
JPH04353037A (ja) | 自動車のシート装置 | |
JP2706606B2 (ja) | 自動車用シート | |
JP3952839B2 (ja) | 車両用シートベルト装置およびその組付け方法 | |
JP4296953B2 (ja) | 車両用シートベルト装置 | |
JPH07205755A (ja) | 構造簡単な取り付け機構を備えた乗客拘束システム | |
JP2561664Y2 (ja) | 車両用シート | |
JPS6347139Y2 (ja) | ||
US4094533A (en) | Seatbelt system for motor cars | |
JPS604819Y2 (ja) | 自動車の運転室 |