JPS62245405A - 数値制御装置のエラ−表示システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、工作機械等の軸移動量を加工プログラムに
従って制御するものにおいて、その加工プログラムのエ
ラー状況を表示できるようにする数値制御装置のエラー
表示システムに関する。

〔従来の技術〕

第４図は従来の数値制御装置（以下、ＮＣ装置という）
における加工プログラムのエラー表示システムを示すブ
ロック接続図であり、１は演算制御部、２は画面表示制
御回路であシ、これがエラー番号表示制御回路２ａとシ
ステムにょシ予め定められた固定的なメツセージを表示
する固定メツセージ表示制御回路２ｂとから構成される
。３は表示指令信号であり、上記画面表示制御回路２に
人力され、表示データをＣ几Ｔ表示装置（以下、ＣＲＴ
という）４に表示する。

次に動作について説明する。ユーザマクロプロダラムを
含む加工プログラムは、数値制御装置の演算制御部１に
よって処理され、その処理中に、プログラム上の誤りが
発見された場合は、画面表示制御回路２にエラー番号、
エラーメツセージおよびエラー処理を指令する表示指令
信号３を出力する。この表示指令信号にもとづき、画面
表示制御回路２は、第５図に示すようにＣＢｒ４にエラ
ー番号５とエラーメツセージ６を出力して、例えば、第
５図に示すような画面を表示する。また、この時　表示
されるエラーメツセージ６は、汎用性を持たせるために
抽象的なメツセージであり、このメツセージからは具体
的内容は把握できない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来の数値制御装置のエラー表示システムは以上のよう
に構成されているので、上記のようにユーザマクロのエ
ラー番号とエラーメツセージが表示されても、その表示
された番号とエラーメツセージがユーザマクロのどのよ
うな内容のエラーなのかを容易に判別できないなどの問
題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ユーザマクロ等の具体的なエラー内容をエラ
ーメツセージとして、ユーザマクロを含む加工プログラ
ム内に定義することができ、そのユーザマクロのエラー
メツセージをＣＲＴに表示させることができる数値制御
装置のエラー表示システムを得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明にかかる数値制御装置のエラー表示システムは
、演算制御部において加工プログラムを処理するととも
に、この加工プログラムに誤りがあったときエラー番号
、エラーメツセージおよびエラー処理表示の表示指令の
各信号を出力し、上記各エラー信号にもとづき、エラー
番号表示制御回路がエラー番号をＣＲＴ表示装置に表示
し、エラーの種類に応じて予め定めた固定的なエラーメ
ツセージを、固定メツセージ表示制御回路に記憶させる
とともに、これを上記ＣＲＴ表示装置に表示できるよう
になし、また非固定メツセージ表示制御回路が上記加工
プログラムで定義した具体的な非固定のエラーメツセー
ジを記憶し、かつその非固定メツセージをＣＲＴ表示装
置に表示できるようにし、これらの固定および非固定の
エラーメツセージの一方または両方の上記表示を、選択
回路によって選択的に可能にする構成としたものである
。

〔作　用〕

この発明における選択回路は、エラーメツセージが加工
プログラムで定義されている場合に、非固定メツセージ
表示制御回路の出力である非固定メツセージをＣ几Ｔ表
示装置に入力することによシ、その非固定メツセージの
具体的エラー内容を容易に（、’ＲＴ表示装置上におい
て確認できるようにする。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、１は演算制御部、２は画面表示制御回路で
あシ、これがエラー番号表示制御回路２ａｓ固定メツセ
ージ表示制御回路２ｂ、非固定メツセージ表示制御回路
２Ｃおよび選択回路２ｄから構成されている。３は演算
制御部１から出力される表示指令信号であシ、ＣＢｒ４
への表示を指令する。７はメツセージデータ信号として
の、加工プログラムで定義されたエラーメツセージで、
非固定メツセージ表示制御回路２Ｃに入力されて記憶さ
れる。８は具体的なエラーメツセージの選択信号である
。

第２図は本発明を適用したＮＣ装置に対する加工プログ
ラムの一例であり、エラー番号とエラーメツセージを対
応させて定義するプログラムを含んでいる。

次に動作について説明する。第２図に示す要領で作成さ
れた加工プログラムは、演算制御部１で処理され、上記
加工プログラムで定義されたエラーメツセージは、メツ
セージデータ信号７として非固定メツセージ表示制御回
路２Ｃに入力されて、記憶される。一方、加工プログラ
ム処理中に、この加工プログラム上に誤シがあれば、演
算制御部１は画面表示制御回路２に表示指令信号３を出
力する。同時にエラーメツセージが加工プログラムで定
義されている場合には、選択信号８を出力して、選択回
路２ｄによシ表示指令信号を切り換え、固定メツセージ
を表示する固定メツセージ表示制御回路２ｂおよび加工
プログラムで定義された非固定メツセージを表示する非
固定メツセージ表示制御回路２Ｃの中から非固定メツセ
ージを表示する非固定メツセージ表示制御回路２Ｃを選
択し、第３図に示すように、エラー番号５と共に非固定
メツセージ（例えば６ａ）を、ＣＲＴ４に出力し、表示
させる。

なお、上記実施例では加工プログラムで定義されたエラ
ーメツセージをＣＲＴ４に表示するときは、固定的なエ
ラーメツセージは、ＣＲＴＩＣ表示しないようＫしたが
、２種類のエラーメツセージをＣＲＴ４に同時に表示で
きるようにしてもよい。

また、上記実施例では、エラーメツセージを加工プログ
ラムに定義するようにしたが、このようにはせず、新た
にエラーメツセージ定義画面を設け、ユーザマクロのエ
ラー番号に対応したエラーメツセージを定義できるよう
にし、これをＣＲＴ４に表示するようにしてもよい。

さらに、上記実施例では、加工プログラムに定義された
エラーメツセージをｌ’−ＵＳＥ几　Ｍ　Ａ　ＣＲ００
ＶＥＲＦＬＯＷＪとしたが、これは−例であって、ＮＣ
装置が許す限シどのような語や文字でもよい。

また、ユーザマクロに限定されることなく、他の加工プ
ログラムのエラー表示に応用することも容易である。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、加工プログラムで定
義できる非固定エラーメツセージを表示制御する非固定
メツセージ表示制御回路と、従来の固定メツセージ表示
制御回路とを選択回路によシ選択し、非固定の具体的な
内容を持つエラーメツセージおよび固定エラーメツセー
ジを選択的にまたは同時に表示できるように構成したの
で、ＣＲＴ５のエラーメツセージを見れば、ユーザマク
ロのどのような内容のエラーなのかが直ちにかつ容易に
判別できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による数値制御装置のエラ
ー表示システムを示すブロック接続図、第２図はこの発
明を適用した数値制御装置に用いる加工プログラムの説
明図、第３図は本発明を用いたＣＲＴ表示画面の説明図
、第４図は従来の数値制御装置のエラー表示システムを
示すブロック接続図、第５図は従来のＣＲＴ表示画面説
明図である。 １は演算制御部、２ａはエラー番号表示制御回路、２ｂ
は固定メツセージ表示制御回路、２Ｃは非固定メツセー
ジ表示回路、２ｄは選択回路、４はＣＲＴである。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。 特許出願人　　三菱電機株式会社 （外２名） 第２図 第３図 手続補正書（自発）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加工プログラムを処理するとともに、この加工プログラ
   ムに誤りが発見されたときエラー番号、エラーメッセー
   ジおよびエラー処理表示の表示指令の各信号を出力する
   演算制御部と、上記エラー番号の信号にもとづきＣＲＴ
   表示装置にエラー番号を表示させるエラー番号表示制御
   回路と、エラーの種類に応じて予め定めた固定的なエラ
   ーメッセージを記憶し、かつこの固定的なエラーメッセ
   ージは上記ＣＲＴ表示装置に表示させる固定メッセージ
   表示制御回路と、上記加工プログラムで定義した具体的
   な非固定的のエラーメッセージを記憶し、かつこの非固
   定的なエラーメッセージを上記ＣＲＴ表示装置に表示さ
   せる非固定メッセージ表示制御回路と、上記固定的なメ
   ッセージおよび非固定的なエラーメッセージのいずれか
   一方または両方を選択して、上記ＣＲＴ表示装置による
   表示を可能にする選択回路とを備えた数値制御装置のエ
   ラー表示システム。