JPS62237401A - 反射防止膜 - Google Patents

反射防止膜

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JPS62237401A
JPS62237401A JP61079899A JP7989986A JPS62237401A JP S62237401 A JPS62237401 A JP S62237401A JP 61079899 A JP61079899 A JP 61079899A JP 7989986 A JP7989986 A JP 7989986A JP S62237401 A JPS62237401 A JP S62237401A
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JP
Japan
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film
antireflection film
thickness
antireflection
light
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Pending
Application number
JP61079899A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Tozawa
戸沢 和夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/548Amorphous silicon PV cells

Landscapes

  • Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は反射防止膜、特に太陽電池のガラス基板のよう
に広い面積を有する基板上に被着するのに好適な反射防
止膜に関するものである。
(従来の技術) 従来、種々の光学機器において反射防止膜が用いられて
いる。特にレンズや眼鏡にはすぐれた特性を有する反射
防止膜が用いられているが、これらの反射防止膜は波長
450nm〜650nrnの可視域の光に対してのみ有
効である。したがって例えばガラス等の透光性基板上に
作られた光電変換装置に基板側から光を入射する場合は
より広い波長範囲に亘って低い反射率を有する反射防止
膜が必要である。
(発明が解決しようとする問題点) 太陽電池など入射面積のきわめて広い装置に反射防止膜
を被着する場合、その膜厚の分布のばらつきが大きくな
る。従来の反射防止膜においては膜厚のばらつきが多少
でも有ると、反射防止特性は著しく劣化してしまう欠点
がある。すなわち、従来の反射防止膜は、特に多層の透
光性薄膜より成るものは各薄膜の厚さが最適な膜厚から
僅かにずれただけでも反射率が顕著に増加する欠点があ
った。
したがって本発明の目的は上述した欠点を除去し、透光
性薄膜の膜厚が多少変化しても低い反射率を維持するこ
とができ、また従来の可視域よりも広い400〜750
nmの波長範囲に亘って十分に低い反射率を有する反射
防止膜を提供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、透明基板上に被着された単層または多層の透
光性薄膜より成る反射防止膜において、少なくとも一層
の透光性薄膜が500〜10000 Aの大きさの結晶
粒より成る凹凸構造を有することを特徴とするものであ
る。
(作 用) 本発明の反射防止膜では凹凸構造を有しているため基板
への入射光が反射防止膜において散乱、回折、多重反射
を受ける。その結果、反射率が低下し、透過光量が増大
することになる。また反射防止膜を凹凸構造とすると光
の干渉の効果は弱くなり、膜厚の制御に対する制限は緩
くなり、膜厚が多少変化しても反射率の増大は認められ
ない。
さらに光の干渉効果が弱くなることから低反射率を呈す
る波長範囲が従来の450〜650nmから4QQnm
〜750nmに広がることになる。
(実施例) 第1図は本発明による反射防止膜の一実施例の構成を示
す断面図であり、三層の透光性薄膜を積層して形成した
ものである。すなわち、ガラス基板1上に屈折率が約1
.62のCeF3より成る第1の透光性薄膜2を850
人の厚さに堆積する。今、中心波長λを5500人とす
ると、この850への厚さはλ/4に相当する。このC
eF3薄膜2の上に屈折率が約2.0のITO(In2
03とSnO2との混合物)より成る第2の透光性薄膜
3を1375A (λ/2)の厚さに堆積する。このI
TO薄膜3は結晶粒により構成されているので、その表
面は凹凸構造となっている。
このITO薄膜3の上にさらに屈折率が約1.38のM
gF2より成る第3透光性薄膜4を1000人の厚さく
λ/4)に堆積形成する。この第3薄膜4は凹凸構造を
有する第2透光性薄膜3の表面上に形成されるので凹凸
状となる。
次に上述した反射防止膜の製造方法について説明する。
先ずガラス基板1を真空蒸着装置内の基板ホルダに設置
する。真空槽内を2 X 1O−6Torr以下の圧力
に減圧し、基板ホルダに隣接して設けたヒータによりガ
ラス基板1を200〜300℃の温度に加熱する。この
状態でCeF3を蒸着し、第1透光性薄膜2を堆積形成
する。次いでITOを酸素分圧lXl0−’〜5 Xl
0−’Torrの圧力で蒸着する。このとき、基板側に
1〜数KVの負電圧を印加するイオンブレーティング法
や直流アーク放電によるイオン化を併用して蒸着速度を
15〜30人/秒に調整すると、ITOは柱状結晶粒と
なり、凹凸構造を有する第2透光性薄膜3が形成される
。次いで再び真空槽内を2 X 1O−6Torr以下
の圧力に減圧し、MgF。
を蒸着して第3透光性薄膜4を形成する。本例では上述
したように第2透光性薄膜3を形成する際の蒸着速度を
15〜30人/秒と従来よりも高くすることにより柱状
結晶粒の凹凸構造を形成することができる。
第2図は分光反射率特性を示すものであり、曲線Aは上
述した第1図に示す本発明の反射防止膜の分光反射率を
示し、曲線Bは従来の3層構造の反射防止膜の分光反射
率を示す。この従来の3層反射防止膜はガラス基板上に
850人の膜厚のCeF3膜、1380への膜厚のIT
O膜、1000人の膜厚のMgF2膜を順次に堆積して
形成したものである。
第3図は膜厚が最適値からずれた場合の分光反射率を示
すものであり、CeF3膜の膜厚が770 A。
[TO膜の膜厚が1510人、MgF2膜の膜厚が90
0Aとなった場合であり、曲線Aが本発明、曲線Bが従
来の反射防止膜の分光反射率を示すものである。
これら第2図および第3図に示すグラフから明らかなよ
うに、本発明の反射防止膜では400〜750nmとい
う広い波長範囲に亘って反射率がきわめて小さくなって
いるとともに膜厚が最適値からずれた場合でも反射率は
それほど増大しないのに対し、従来の反射防止膜におい
ては450〜650nmと云った狭い可視波長域におい
て反射率が小さくなっているとともに膜厚の変動によっ
て反射率が著しく増大する。したがって本発明の反射防
止膜は広い面積の基板上に堆積形成するのに特に好適で
ある。
その理由はこのように広い反射防止膜では膜厚を全面に
亘って均一とすることは非常に困難であり、変動が生じ
易いためである。
第4図は本発明の反射防止膜を具える太陽電池の一例の
構成を示す断面図である。ガラス基板11の一方の表面
上に透明導電膜12を形成し、さらにその上にアモルフ
ァス・シリコン膜13を堆積形成し、その上にはさらに
金属電極膜14が蒸着されている。ガラス基板11の他
方の表面には本発明による′反射防止膜15が堆積形成
されている。本実施例では、この反射防止膜15は、屈
折率1.62のCeF、より成るλ/4の膜厚の第1透
光性薄膜16と、屈折率2のZrO□より成るλ/2の
膜厚の第2透光性薄膜17と、屈折率1.38のMgF
2より成る膜厚λ/4の第3透光性薄膜1Bとを順次堆
積して形成する。この場合ZrO□の蒸着速度を速くし
て柱状結晶粒による凹凸構造を形成する。
(発明の効果) 上述した本発明の反射防止膜においては反射防止膜を構
成する透光性薄膜の少なくとも一層が500〜1ooo
o人の大きさの結晶粒による凹凸構造を有しているため
、入射光が散乱、回折、多重反射を受けるため反射率が
低下し、透過光量が増大する。
また、凹凸構造とすることによって光の干渉効果が弱く
なるため膜厚が多少変化しても反射率の増加は殆んど現
われない。したがって広い面積の反射防止膜として特に
有効である。また干渉′効果が弱くなるため、400〜
750nmと云ったきわめて広い波長範囲に亘って低い
反射率を呈する効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の反射防止膜の一実施例の構成を示す断
面図、 第2図および第3図は本発明の反射防止膜および従来の
反射防止膜の分光反射率特性を示すグラフ、 第4図は本発明の反射防止膜を有する太陽電池の一実施
例の構成を示す断面図である。 1・・・ガラス基板

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、透明基板上に被着された単層または多層の透光性薄
    膜より成る反射防止膜において、少なくとも一層の透光
    性薄膜が500〜10000Åの大きさの結晶粒より成
    る凹凸構造を有することを特徴とする反射防止膜。 2、前記凹凸構造を有する透光性薄膜が、In_2O_
    3またはIn_2O_3とSnO_2の混合物より成る
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の反射防止
    膜。
JP61079899A 1986-04-08 1986-04-08 反射防止膜 Pending JPS62237401A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01191102A (ja) * 1988-01-26 1989-08-01 Canon Inc 反射防止膜
US6327086B1 (en) * 1996-07-09 2001-12-04 Canon Kabushiki Kaisha Optical diffraction device and exposure apparatus
JP2013210682A (ja) * 2006-05-31 2013-10-10 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置
JP2014160667A (ja) * 2006-05-31 2014-09-04 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置

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JP2013210682A (ja) * 2006-05-31 2013-10-10 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置
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