JPS62236144A - デイスクプレ−ヤにおけるデイスク検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 １亙且１ 本発明は、ディスクプレーヤにおけるディスク検出装置
に関し、特に外径が異なる複数種のディスクの再生がｉ
ｉＪ能な°ディスクプレーヤにおけるディスク検出装置
に関する。

ｌ五且ｊ コンパクトディスクと称されるディジタルオーディオデ
ィスク及び光学式ビデオディスクの両方を再生できるよ
うに、大径のビデオディスクを回転駆動する第１スピン
ドルモータと小径のコンパクトディスクを回転駆動する
第２スピンドルモータとを具備し、第２スピンドルモー
タをピックアップの移動軌跡上でかつ第１スピンドルモ
ータから所定距離だけ離間した位置に選択的に位置せし
めるように構成されたディスクプレーヤが、本願出願人
により提案され（特願昭６０−０６９４６１号）、既に
実用化されている。

かかるディスクプレーヤにおいては、プレーヤ本体外に
引き出されたトレー上にディスクを載置しかつトレーを
手動で本体内に押し込むと、本体内に設けられたサイズ
判別手段によってディスクのサイズが自動的に判別され
、コンパクトディスクの場合には第２スピンドルモータ
が再生位置まで移動せしめられ、以降Ｏ−ディング機構
の動作によってディスクサイズに対応した再生位置にデ
ィスクがセットされるようになっている。

このディスクセットの際に、ユーザが誤ってトレー上に
サイズの異なる２種類のディスクを載置してディスクを
２重にセットしてしまう恐れがある。

及ｍ五 本発明は、上述した点に鑑みなされたもので、ディスク
の２重セットを確実に検出できるディスクプレーヤにお
けるディスク検出装置を提供することを目的とする。

本発明によるディスク検出装置は、大径のビデオディス
クを回転駆動する第１スピンドルモータと小径のコンパ
クトディスクを回転駆動する第２スピンドルモータζを
具備し、第２スピンドルモータをピックアップの移動軌
跡上でかつ第１スピンドルモータから所定距離だけ離間
した位置に選択的に位置せしめるように構成されたディ
スクプレーヤにおいて、ピックアップの出力に基づいて
得られるフォーカスエラー信号の信号レベルが所定レベ
ル以上になったとき検出信号を発生する手段を含み、再
生位置へのディスクセット完了に応答してピックアップ
のフォーｈシング動作を開始し、再生位置へのディスク
セット完了後の所定期間内に前記検出信号が発生されな
いことをもって大径及び小径のディスクが２ｆ［にセッ
トされたことを検出することを特徴としている。

１１Ｊ！ 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。

第１図は、本発明によるディスク検出装置を具備したデ
ィスクプレーヤの全体斜視図である。図において、ディ
スクプレーヤ１のハウジング２の前面部、即ちフロント
パネル３には、左右方向に伸長する長方形の開口部３ａ
が形成されており、当該開口部を介してディスク担持部
（トレー）５がハウジング外に突出し得るように構成さ
れている。但し、ここに言う左右とは矢印Ｙにて示され
る前方に向けてのものであり、矢印Ｘ方向が左方である
。また、矢印Ｚは上方を示す。開口部３ａの近傍には当
該開口部を１１１１するためのドア６が設けられている
。また、フロントパネル３上にはディスクプレーヤの各
種操作をなすためのスイッチ群７が配列されている。ハ
ウジング２内にはシャーシ８が設けられており、当該シ
ャーシの下面所定位置には、第２図に示されるベース部
材１０がネジ１１等によって固定されている。

第２図において、ベース部材１０の一端部には第１スピ
ンドルモータ１３が固設されている。この第１スピンド
ルモータ１３は、直径が約３０ｃｍあるいは２０ＣＩの
光学式ビデオディスク１４を回転駆動するためのもので
あって、高負荷高速回転に適している。第１スピンドル
モータ１３の後方には光学式ピックアップアセンブリ（
以下、単にピックアップと称する）１５が配設されてお
り、このピックアップ１５はビデオディスク１４の半径
方向において第１スピンドルモータ１３のディスク担持
面１３ａを含む平面に沿って移動すべく、ベース部材１
０上に設けられたガイドシャフト１６によって案内され
る。

ベース部材１０上には更に、直径約１２ＣＩ１１のコン
パクトディスク１８を回転駆動するための第２スピンド
ルモータ１９が固設されている。この第２スピンドルモ
ータ１９は第２図に実線で示される第１位置と二点鎖線
で示される第２位置との間で移動可能となっている。゛
この第１位置とは、第２スピンドルモータ１９のディス
ク担持面１９ａが第１スピンドルモータ１３のディスク
担持面１３ａと略同一平面上にあり、かつ、第１デイス
ク１３との回転中心間距離が担持すべきコンパクトディ
スク１８の半径Ｄ２　　（但し、Ｄ２はコンパクトディ
スク１８の直径）及び第１スピンドルモータ１３のディ
スク担持面半径Ｒ１の和よりも大なる位置にある。すな
わち、第１位置にある第２スピンドルモータ１９上に載
置されたコンパクトディスク１８の外周が、第１スピン
ドルモータ１３に接触しないようになされているのであ
る。また、上記第２位置とは、第１スピンドルモータ１
３のディスク担持面１３ａを含む平面及びピックアップ
１５の移動軌跡から離脱する位置である。この第１位置
と第２位置との間における第２スピンドルモータ１９の
移動は、当該第２スピンドルモータの回転中心軸の向き
を変える回転移動であり、図示せぬ移動手段によってな
される。

再び第１図において、ディスク担持部５は、ビデオディ
スク１４を担持する第１キヤリイ３２及　　、びコンパ
クトディスク１８を担持する第２キヤリイ３３を有して
いる。第１キヤリイ３２の上面には直径約３０ｃ−及び
２０ｃ＋ａの光学式ビデオディスクが各々嵌装される２
つの円形状の浅い凹部３２ａ、３２ｂが同心状に形成さ
れている。また、第２のキャリイ３３の上面にはコンパ
クトディスク１８・が嵌装可能な円形状凹部３３ａと、
直径２０ｃｍのビデオディスク用に第１キヤリイ３２に
形成された上記円形凹部に連続し得る部分３３ｂとが形
成されている。なお、第１図には第２キヤリイ３３が移
動する前の状態が示されており、この状態において、第
２キヤリイ３３に形成されたコンパクトディスク表装用
の円形状凹部３３ａは、第１キヤリイ３２に形成された
ビデオディスク嵌装用の円形状凹部３２ａ、３２ｂに対
して同心的に位置している。そして、ローディング動作
中には、図示せぬ増速機構により第１キヤリイ３２に対
して第２キヤリイ３３が相対的に移動する構成となって
いる。

かかる構成において、ディスクの再生に際しては、まず
、第１図に示されるようにハウジング２外に突出したデ
ィスク担持部５上にディスクを載置し、しかる後ディス
ク担持部５を手動にてハウジング２内の所定位置まで押
し込む。ディスク担持部５が所定位置に達すると検知ス
イッチ（図示せず）が作動し、これに応答して図示せぬ
０−ディング機構が作動を開始し、その後回示せぬサイ
ズ判別手段によって０−ディング中のディスクのサイズ
が判別される。

ローディング中のディスクがビデオディスクである−と
判別されると、ビデオディスク１４は第３図に示される
如く第１スピンドルモータ１３上に載置されかつクラン
パ２０によってクランプされる。Ｏ−ディング中のディ
スクがコンパクトディスクであると判別された場合には
、第２図において二点鎖線で示される第２位置にある第
２スピンドルモータ１９が実線で示される第１位置に図
示せぬ移動手段によって移動せしめられ、コンパクトデ
ィスク１８は第４図に示される如く第２スピンドルモー
タ１９上に載置されかつクランパ２１によってクランプ
される。再生が終了してピックアップ１５がその移動限
界位置に達したことが図示せぬ検知スイッチにより検知
されると、ピックアップ１５及びスピンドルモータ１３
又は１９の駆動が停止され、ローディング機構の上記と
逆の動作によってディスクのイジェクト動作が行なわれ
るのである。

ところで、ディスクの再生に際し、ディスク担持部５に
コンパクトディスク１８が載置されているにも拘らず、
誤ってユーザが更にビデオディスク１４をも載置する、
いわゆるディスクの２重セットがあった場合には、ロー
ディング中のサイズ判別ではビデオディスクと判別され
、以降ビデオディスクの場合のローディング動作が行な
われることになる。したがって、第２スピンドルモータ
１９の第１位置（第２図の実線位置）への移動は行なわ
れないので、コンパクトディスク１８はディスク担持部
５と共に降下し、第５図に示す如くピックアップ１５上
に載ってしまうことになる。

この状態では、いずれのディスクの再生も不可能であり
、又再生終了も検知できないことになる。

本発明は、コンパクトディスク１８がピックアップ１５
上に載った状態では、ピックアップ１５のフォーカスを
ロックさせようとしても、ワーキングディスタンスが無
いので、フォーカスロック信号が得られないという事実
に鑑み、このフォーカスロック信号の有無に基づいてデ
ィスクが２重セットされているか否かを検出しようとす
るものであり、その構成が第６図に示されている。

第６図において、レーザビームを収束させることによっ
て得られる３つのスポット光、即ち記録情報検出用スポ
ット光Ｓ１とこのスポット光Ｓ１のディスクに対する相
対的移動に際してそれぞれ先行及び後続する一対のトラ
ッキング情報検出用スポット光Ｓ　２．　Ｓ　３とが図
示の位！！関係をもって、ピックアップ１５からディス
クの記録トラックＴに対して照射される。これらスポッ
ト光による反射光はピックアップ１５に内蔵された光電
変換素子６０及び６１．６２に入射する。

光電変換素子６０は、受光面を互いに直交する２本の直
線により４分割する如く配置されかつ互いに独立した４
個の受光エレメントによって構成されている。光電変換
素子６０の互いに対角線上に位置するように配置された
エレメント同士の加算出力は減算３１１６３で減算され
る。この、減算出力は記録情報検出用スポット光Ｓ１の
収束点のズレ方向及びズレ量に対応しており、合焦点近
傍でいわゆる８字カーブ特性を示すフォーカスエラー信
号となる。このフォーカスエラー信号の信号レベルはコ
ンパレータ６４で所定基準レベルＥ１と比較され、その
比較出力はインバータ６５を介してフリップフロップ６
６の一人力となる。

一方、一対の光電変換素子６１．６２の加算出力はコン
パレータ６７で所定基準レベルＥ２と比較され、その比
較出力はＡＮＤゲート６８の一人力となる。ＡＮＤゲー
ト６８の個入力としては、ディスクのスピンドルモータ
ー３又は１９へのセットが完了したとき高レベルとなる
セット完了検出信号が供給される。このセット完了検出
信号に応答してピックアップ１５のフォーカシング動作
がｌ１１１始されることになる。ＡＮＤゲート６８の出
力はフリップ７０ツブ６６の個入力となる。フリップフ
ロップ６６の出力はフォーカスロック信号として出力さ
れると共に、検出回路６９にも供給される。この検出回
路６９はセット完了検出信号をも入力としている。

かかる構成のディスク検出装置の回路動作について第７
図の波形図を参照しつつ説明する。

Ｏ−ディング機構によるディスクのセットが完了すると
、まず、セット完了信号（ａ）が発生する。これにより
、ピックアップ１５において光源であるレーザダイオー
ドが点灯しかつフォーカスアクチュエータによるフォー
カシング動作が開始される。このフォーカシング動作に
よりピックアップ１５の対物レンズがディスクに近づく
と、ディスクからの戻り光量の増大により光電変換素子
６１．６２の加算出力（ｂ）の直流レベルが上昇し、コ
ンパレータ６７の基準レベル６２以上になると、コンパ
レータ６７の出力（Ｃ）が低レベルから高レベルに遷移
する。これに応答して、ＡＮＤゲート６８の出力（ｄ）
も低レベルから高レベルに遷移する。

次に、合焦点近傍になると減算器６３の出力端には８字
カーブの信号（ｅ）がフォーカスエラー信号として導出
され、その信号レベルがコンパレータ６４の基準レベル
Ｅ＋以上になると、コンパレータ６４の出力（ｆ）が低
レベルから高レベルに、インバータ６５の出力（Ｑ）が
高レベルから低レベルにそれぞれ遷移する。これに応答
して、フリップ７０ツブ６６の出力（ｈ）が高レベルか
ら低レベルに遷移し、この低レベルの信号がフォーカス
ロック信号として出力されることになる。

以上は、ディスクが正常にセットされた場合の動作であ
るが、ユーザが誤ってコンパクトディスクとビデオディ
スクとを２重にセットした場合には、先述した如く、第
２スピンドルモータ１９の第１位Ｗ１（第２図の実線位
置）への移動は行なわれなく、コンパクトディスク１８
がピックアップ１５上に載ってしまい、ピックアップ１
５のフォーカスをロックさせようとしても、ワーキング
ディスタンスが無いので、８字カーブのフォーカスエラ
ー信号（ｅ）が得られなく、よってフォーカスロック信
号（ｈ）が得られないことになる。このとき、検出回路
６９はセット完了信号（ａ）の発生時点から所定期間Ｔ
の間にフォーカスロック信号（ｈ）が発生されない場合
には、ディスクが２重にセットされたと判断して一点鎖
線で示す如く２重セット検出信号（＋）を発生する。

この２重セット検出信号（＋）が発生された場合には、
例えば、モニタランプ又はブザー等でディスクが２重に
セットされたことをユーザに告知すると共に、ローディ
ング機構を起動せしめてディスクのイジェクト動作が行
な°われる。

なお、上記実施例においては、ディスクの２重７　−　
セットを検出する場合について説明したが、電源、１： 投入時にもフォーカシング動作を行ない、電源投入時点
から所定期間内にフォーカスロック信号が発生されたか
否かを判別することにより、再生位置におけるディスク
の有無を検出することも可能である。

１ＪＪと１里 以上説明したように、本発明によるディスク検出装置に
よれば、フォーカスロック信号を用いてディスクセンス
を行なう構成となっているので、コンパクトディスクと
ビデオディスクとが２重にセットされた場合にはフォー
カスロック信号が得られないことから、ディスクの２重
セットを確実に検出できることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるディスク検出装置を具備したディ
スクプレーヤの全体斜視図、第２図はかかるプレーヤに
おける各スピンドルモータとその周辺部材を示す斜視図
、第３図はビデオディスク”のセット状態を示す図、第
４図はコンパクトディスクのセット状態を示す図、第５
図はディスクが２重にセットされた状態を示す図、第６
図は本発明によるディスク検出装置の一実施例を示す回
路図、第７図は第６図の各部の波形図である。 主要部分の符号の説明 ５・・・・・・ディスク担持部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）大径のディスクを回転駆動する第１スピンドルモ
   ータと、前記第１スピンドルモータに載置されたディス
   クの半径方向において移動しつつディスクの記録情報を
   読み取るピックアップと、前記ピックアップの移動軌跡
   上でかつ前記第１スピンドルモータから所定距離だけ離
   間した位置に選択的に位置せしめられて小径のディスク
   を回転駆動する第２スピンドルモータとを具備したディ
   スクプレーヤにおけるディスク検出装置であって、前記
   ピックアップの出力に基づいて得られるフォーカスエラ
   ー信号の信号レベルが所定レベル以上になつたとき検出
   信号を発生する手段と、再生位置へのディスクセット完
   了後の所定期間内に前記検出信号が発生されないことを
   もつて前記大径及び小径のディスクが２重にセットされ
   たことを検出する検出手段とを含み、再生位置へのディ
   スクセット完了に応答して前記ピックアップのフォーカ
   シング動作を開始することを特徴とするディスクプレー
   ヤにおけるディスク検出装置。
2. （２）前記フォーカシング動作を電源投入時にも行ない
   、前記検出手段は電源投入後の所定期間内に前記検出信
   号が発生されたか否かを検出することによつて前記再生
   位置におけるディスクの有無をも検出することを特徴と
   する特許請求の範囲第１項記載のディスクプレーヤにお
   けるディスク検出装置。