JPS62235002A - パツクシ−ル機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は卵や食肉その他の食品等を包装する蓋と容器が
一体になった所謂バックを内容物収納後にシールするパ
ックシール機に関するものである。

〈従来の技術） 例えば卵のパックには薄い樹脂製のバックケースが使用
されており、その合せ縁を従来はホチキス止めや熱処理
シール法等によりｌじていた。しかし従来の閉じ構造は
、開封が面倒であるとか、開封できても開じぐせのため
中味を出しにくい問題があったため、本発明者はさきに
パックの合せ縁をテープによりシールし開封し易くした
構造のパックそしてそのパックをシールする機械につい
て出願した。

（技術的課題） 本発明はそうした一連の開発、研究の結果なされたもの
で、その目的は蓋が容器と一体になったパックの蓋を折
込み、接着テープ類により閉じ、かつテープを切断する
までの一連のシール作業が自動的に行なえるパックシー
ル機を提供することにある。　　′ （技術的手段） 前記目的を達する本発明の要旨は、容器と蓋が一体のパ
ックを一定区間移送する機構と、この移送機構上でパッ
クの蓋を容器上に折込んで開じ状態にする折込み機構と
、移動するパックに沿って接着テープ類を繰り出し、器
と容器の合せ縁に接着するテープ接着機構とテープ切断
機構及び＃？着工程でパックを抑えるパック抑え機構と
から成り、前記テープ接着機構として、蓋と容器の合せ
縁に沿ってテープを断面略横Ｖ字型乃至Ｕ字型に折曲げ
る折曲げ輪と、折曲げたテープの開ぎ側を蓋と容器の合
せ縁に誘導するガイド部材の後段に上下の圧むロールを
設け、少なくとも圧着ロールは上下動可能に機台に装谷
したことを特徴とするパックシールｂ１である。

（実施例） 以下本発明の詳細な説明する。図示の実施例に於いて、
１は容３１ａと蓋１ｂが一体に成形されている薄い合成
樹脂製のパック、１ｃ、１ｄはそれぞれの合せ縁、１ｅ
は容′ｐＨａと１１ｂの境界の折曲げ部、２はパック１
を１合せ縁１ｃＳｄでシールするため機台１０上を移動
させる移送機構で、機台両端の０−ル１１．１２間に掛
回したコンベア１３、その搬送方向に沿った両側に並設
した側縁部材１４．１５を右する。１４′　は接着工程
に側縁部材１４の一部として設けたガイドバー、また１
６はコンベア１３の駆ｖＪ機構である。

３はパック１の蓋１ｂを容器１ａ上に折畳みかつシール
完了まで閉じ状態を保つ折込み機構で、半開き状のｎ１
ｂを折畳む折畳み杆より成り、折畳み杆はコンベア１３
の始端付近の一側から中央部の側方まで斜めに伸びかつ
前゛ｒにＭｌｂを徐々に閉じる方向ヘガイドする傾斜ア
ーチ部３ａをイ１し、後端付近には下方へ突出した垂下
部３ｂが設けてあり、その後段のパック抑え機構４へ閉
蓋状態のパック１を送り出ず。抑え機構４は、パック１
を上方から抑える多数の抑えロール１７から成る縦方向
抑え部５と、パック１を外側から接着工程Ｂ方向へ抑え
る多数のロール１８から成る横方向抑え部６を有し、夫
々ロール１７．１８をパック１に弾接させるばねを内装
した弾力アーム１９．２０を介して機台１０に取付けら
れている。縦横の抑え部５．６は第２図に例示したよう
にロールでなく長手方向のガイド片１７’　、１８’　
でも良く、またロール１７．１８に無端ベルトを掛回す
るようにずれば凹凸あるパック１を円滑に抑えられる。

７はシール用の接着テープ２１を供給する機構で、コン
ベア１３の側方に配置したテープリール２２とパックテ
ンションをかけるためのロール群２３、テープ繰出し位
置に配置した円筒状の繰出しロール２４を有し、テープ
接着機構８は蓋１ｂと容器１ａの合Ｖ縁１Ｃ１１ｄに沿
ってテープ２１を横Ｖ宇型に折曲げる折曲げ輪２５、折
曲げられた接着テープ２１の折曲げ端を一定幅接着させ
るゴムその仙弾力材製の端部接着ロール２６、さらにそ
の断面路Ｙ字型になったテープ２１の開き側２１ａをＭ
ｌｂと容器１ａの合せ縁に誘導するため、進行方向にテ
ーパ状のガイド部材２７及びその後段に設けた上下一対
の圧着ロール２８．２８から成り、図示の実施例ではテ
ーパ状ガイド部材２７より後段の部材を、機台側方に立
設したガイド桿２９に沿って吊下げばね３０により上下
動可能に設けた取付は板３１に装着している。

これによりパック１の合せ縁の上下位置が多少ずれても
そのまま追従可能である。３２は取付は根３１に固定し
たスライド部材、３３．３３′　は圧着ロール２８．２
８と同軸に設けたギＳフ、３４は下位ギヤを軸支した可
動片で、取付は板３１に回動可能に軸支され、ばね３５
により下位ギψ３３′　を上位ギ１３へ付勢する。上位
ギヤ３３には、同軸に２枚のカム３３ａ、３３ａ′が設
けてあり、カム３３ａの長めの切欠３３ｂに係合して切
替わる検知片３３ｃの動きでスイッチ３３ｄが通電し次
に述べるストッパー３６の作動を制御し、他方のカム３
３ａ′は切欠３３ｂ′に係合する検知片３３Ｃ′　によ
りスイッチ３３ｄ′　が通電し、後述のカッター４０を
作動させるものである。

また実施例では接着テープ２１の接着工程Ｂの前段にス
１〜ツバ−３６を設はパック１前後の端部より突出させ
るべきＨの長さを調節するようにしており、３７はス１
〜ツバ−３６を駆動するソレノイド、３８はそのロッド
と略り字型に形成したス１〜ツバ−３６を連繋したリン
ク、３９は戻しばねを示す。接着テープ２１の切断機構
９は圧着ロール２８．２８の後段に設けられ、テープ幅
内に突端が位置する山型カッター刃４０と、その取付は
アーム４１、及び駆動用ソレノイド４２から成る。なお
、４３は操作釦を設けた操作部、４４はパック検出セン
サ、２２′　は予備のテープリールである。

（発明の作用） 以上の構成に於いて、各部が作動状態にありパック１が
内容物を収納した状態でコンベア１３に載ると、中央方
向へ移動する間に半開き状の蓋１ｂが折畳み杆のまず傾
斜アーチ部３ａにより閉じ方向へ徐々に曲げられ、最後
に垂下部３ｂを通過して移動することにより略完全な閉
じ状態に保たれ、抑え機構４の縦方向抑え部５でも閉じ
の状態に維持されるから、テープ２１の先端を最初だり
圧着ロール２８に喰えさせておくか或いはパック１の合
せ縁１Ｃ１１ｄの前端に接着させておくと、パック１の
移動に伴なってテープ２１は圧着ロール２８．２８を通
過する間に合せ縁１ｃ、ｌｄに接着し、更に切断機構９
により切断されて接着テープ２１によるシールを完了す
る。ここでテープ２１はパック１への接着に先立って折
曲げ端にテープ同士の折曲接着部２１ｂが形成されるた
め、パック１の合せ縁はぴったりととじられ、隙間のあ
く可能性がなくなり、かつテープ自体も丈夫になる。な
おテープシールに続けて日付けその他の表示をテープ表
面に施し、その後先行のパックと後続のパックのテープ
を切断しても良い。切断の際は、切断位置をストッパー
３６によりパック１の前端より若干前方に設定し、パッ
クから突出する耳即ち摘み片を形成することができるの
で剥離時指掛かりどなって便利である。尚、接着テープ
２１は、パック１の移動、シールの進行に伴って引出さ
れるが、供給機構７のロール群２３によるパックテンシ
ョンが加えられるので一定の速度と、一定の引出張力に
保持される。またパック１の移送速度と接着テープ２２
を切断するカッター刃４０の同期即ち、切断位置を正確
に決めないと、４部分の長さが単に不揃いになるだけで
なく必要テープ長が増すおそれもあるが、前記の如く構
成すればコンベア１３の移送速度の管理と、切断機構９
のカッター刃作動の原点調整を正確に行なえば良いので
実施が容易である。

（発明の効果） 従って本発明によれば蓋が容器と一体になったパックの
蓋を折込み手段により折り込みかつ閉じ状態に保ちなが
ら接る機構により蓋と容器の合せ縁にテープを接着する
作業が、確実に行なえる効果があり、特にパックの合せ
縁の高さに応じて上下動する圧着ロールによりしっかり
とテープでシールでき、かつまたテープ接着に先立つテ
ープ折曲げのため折曲げ輪を備えているので、平たいテ
ープを徐々に断面略横Ｖ字型乃至Ｕ字型に変形させてパ
ックの合せ縁に接着することができるとともに、移送機
構の速度変化に追従しやすく、各部の同期をとりやすい
ことと相俟って高速でパックシールを行なえる特徴があ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るパックシール機の一実施例を示すも
ので、第１図は斜視図、第２図は抑え機構の変形例の斜
視図、第３図はパックの一例の断面図、第４図は接着工
程部分の断面図、第５図、第６図、第７図は接着工程の
拡大断面図、第８図は圧着ロール部の裏面図、第９図は
ストッパ一部の平面図、第１０図はテープ切断機構の正
面図である。 １・・・パック、２・・・移送機構、３・・・折込みＩ
Ｉ横、４・・・抑え機構、７・・・テープ供給機構、８
・・・テープ接着機構、９・・・テープ切断機構、１０
・・・機台。 特　許　出　願　人　株式会社　ウチナミ代理人　　　
弁理士　几　　沢　　　　ｆｆ’ｉＪ　　　、、。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）容器と蓋が一体のパックを一定区間移送する機構
   と、この移送機構上でパックの蓋を容器上に折込んで閉
   じ状態にする折込み機構と、移動するパックに沿って接
   着テープ類を繰り出し、蓋と容器の合せ縁に接着するテ
   ープ接着機構とテープ切断機構及び接着工程でパックを
   抑えるパック抑え機構とから成り、前記テープ接着機構
   として、蓋と容器の合せ縁に沿ってテープを断面略横Ｖ
   字型乃至Ｕ字型に折曲げる折曲げ輪と、折曲げたテープ
   の開き側を蓋と容器の合せ縁に誘導するガイド部材の後
   段に上下の圧着ロールを設け、少なくとも圧着ロールは
   上下動可能に機台に装着したことを特徴とするパックシ
   ール機。
2. （２）移送機構は、機台の両端部に掛回したコンベアと
   、その長手方向両側に沿設した側縁部材とを有する特許
   請求の範囲第１項記載のパックシール機。
3. （３）接着機構は、折曲げ輪で折曲げた端部でテープ同
   士を接着させる端部接着ロールを有する特許請求の範囲
   第１項又は第２項記載のパックシール機。
4. （４）パック抑え機構は、移送機構に対しパックを抑え
   る縦方向抑え部と、接着工程側の側縁にパックを抑える
   横方向抑え部とから成る特許請求の範囲第１項乃至第３
   項記載のパックシール機。
5. （５）パック抑え機構の縦方向抑え部は、上下動可能に
   機台に装着されている特許請求の範囲第４項記載のパッ
   クシール機。