JPS62234989A - 熱転写記録方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱転写記録方法に関する。

〔従来の技術〕

近年、熱転写記録はノンインパクトで無騒音、メンテナ
ンスフリー、低コスト、小型軽食化可能、カラー化可能
等の特徴を有する究めにファクシミリ、コンピュータ一
端末、レコーダー、プリンター等の多くの分野で用いら
れている。特に通電ヘッドに工す通電熱転写する方法は
、中間階調を有するカラー記録に適してかり、今後益々
注目される方法になってき九０通電転写記録については
、詳しくは、例えば、「日経エレクトロニクス」、６４
〜６８頁、６月２５日号、１９７９年を参照されｔい。

熱転写型プリンターに供される熱転写配録シートのイン
クは、熱浴融性であり、熱転写時に固形−溶融−固形の
相変化ｔシャープに行なわせるｔめに、従来からインク
組成の主成分は炭化水素ｔ主体とする天然ワックス又は
合成ワックスに顔料、染料等の着色剤を分散しｔもので
あり、これに皮膜強化、装着性向上等のｔめに若干の合
成樹脂や可凰剤を添加していｔｏ 〔発明が解決しょうとする問題点〕 インク層バインダーの主要取分がワックス系である場合
に幾つかの欠点でもつ、熱転写の印字印画時に、配縁シ
ー）ｋｉｌｌ記録紙に重ねてから、記録ヘッドに工す所
定の押圧を印加する。このとき、押圧により、被記録紙
に記録し九い画像情報以外に、記録したくない部分まで
も転写されてしまう、所謂、字汚れが発生するという欠
点がある。特に夏場の高温環境で字汚れは顕著になる。

ま几、記録シートは、一般商品形態としてロール状に巻
かれている場合が多いが、長期間の保存中に、インク層
の奥面、即ち支持体層側とインク１が、所謂ブロッキン
グ全発生し、互の層の表面の全部又は１部が接着してし
まう現象が発生しｔｏ特に夏場の高温、（４５〜ｓ　ｏ
　’ｃ　）、輸出中の高温になる船倉中の環境で発生す
ることが、しばしば与られ、熱転写記録シートの大きな
欠点であつｔｏ〔問題点？解決するｔめの手段〕 本発明は、前述の字汚れ、ブロッキングを防止して熱転
写する方法全提供するものである。

即ち、本発明の方法で用いる記録シートは、ワックス系
バインダー金含有するインク層の外表面に、室温〜５０
“Ｃでは固体状態を保持できる熱可塑性樹脂の保護層を
膜けるものである。

しかし、熱可塑性樹脂の保護層は、字汚れやブロッキン
グ防止には可動であるが、熱転写インクとしては、ワッ
クス系バインダーに比べて、Ｍ転写効率を極度に低下さ
せてしまう。本発明は、この欠点を解決するために、保
護層に画像情報に対応しｔ高エネルギー密度のレーザー
光を照射して微小孔を穿孔し、微小孔からインクを融解
ｌ流出させて被記録紙に熱転写記録するものである。

この様な考えから、鋭意検討し九結果、本発明に到達し
友。即ち本発明は、支持体層に、染料お工びｌ″＆友は
顔料、お裏び少くとも３５重量％以上のワックス系バイ
ンダー全含有するインク層を設け、該層に隣接して、主
取分として熱可塑性樹脂からｉす、１０５〜３μｍの厚
さの保護層を設けｔ少くとも、支持体層、インク層、保
護層から放る熱転写記録シートにかいて、保護層側がら
保護層に画像情報を有するレーザー光を照射して、保護
層の熱可塑性樹脂全融解して、直径０．１〜１００７７
ｍの微小孔を穿孔し、次いで、保護層に密着して被記録
紙ｔ−ｔｔき、支持体層側から熱付与ヘッドに工す熱を
付与することに工す、画像情報を熱転写させること１．
！￥！！徴とする、熱転写記碌力法。

〔作　用〕

第１図は、本発明の方法で用いる熱転写記録シートヲ示
す。支持体層１は、金属フィルム、プラスチックフィル
ムのいずれでもよいが、ポリエチレンテレフタレート（
１’１ｌｌｔＴ）、＋イロン６、ナイロン６６、ポリカ
ーボネート、ポリエーテルエーテルケント（ＰＥＥＫ）
、等が適してかり、とりわけＰＢＴＺ軸延伸フィルムが
好適である。

インク層２に用いる着色材は顔料お裏びｌまたは染料で
ある。インク層は少くとも５５重量％以上はワックスで
ある。ワックスとしては、パラフィン、マイクロクリス
タリン等の石油系ワックス、カルナウバ、キャンデリラ
等の植物系ワックス、等の天然ワックス、フィッシャー
トロプシュ等ノ合成炭化水素、変性ワックス、等の合成
ワックス、配合ワックス等がある。ワックスの含有量が
５５重８％エリ少ない場合、インク層物質？熱付与ヘッ
ドで溶融して、被記録紙に転写するときの転写効率が低
下する。

ワックス以外に、エチレン！酢酸ビニル共重合体（Ｆｉ
ＶＡ）、エチレンｌエチルアクリレート共重合体（ＥＩ
ＥＡ）、ナイロン１２、スチレンｌブタジェン共重合体
（ＳＢ）等の樹脂を添加して、凝集力を向上させｔす、
ロジン誘導体、テルペン樹脂誘導体、石油樹脂等の粘着
付与剤全適当量添加することができる。その他に、粘度
調節剤、酸化防止剤、耐湿剤、可塑剤等を添加すること
ができる。

保護層５は、７０〜２０Ｇ“Ｃで熱的に融解し、流動を
生ずる熱可塑性樹脂から放る。ポリスチレン、ポリエチ
レン、ポリプロピレン等のポリオレフィン、ブチラール
、塩化ビニル、酢酸ビニル、ＰＥＴ変性物、ポリアミド
変性物等がある。

第２図は、本発明の方法で用いる記録シートにレーザー
元？照射して保護層に微小孔で穿孔する一実施態様を示
す。光学レンズで集光して高密変化し九し−ザー光ｓ？
保１１１３に画偉情報に対応して照射する。

レーザー光に照射され７？＋部分４に熱が蓄積し、熱せ
られ高温になった保護層の部分４に融解する。

融解し友部分４は流動可能になるが、中心部分よりも周
辺部の温度の方が低く、中心部１ら周辺部に温度勾配が
できるｔめに、融解樹脂の表面張力は中心部は周辺部り
りも小さく、やはり、表面張力勾配ができる。この勾配
の九めに、融解樹脂は周辺部に引張り張力を受けて、微
小孔が穿孔される。

微小孔の形状は第２図（１：＋）６．７に示される如く
、周辺部７は若干盛り上っている。

レーザ光の光源として［、Ａｒ　　イオン、Ｋｒ”イオ
ン％Ｎ　ｅ　−Ｈｅ、Ｈｅ−Ｃｄ、ＹＡＧ。

ＧａＡｓ、００２　レーザーがある。レーザー出力は、
小さいほど消費電力上望ましいが、０．２５〜１Ｗが使
用される。画偉品質の点からは、屏偉度を上げることが
望ましいが、微小孔のサイズは直径１．１〜１００μｍ
、好ましくは、１〜２５　ｎ　ｍである。前記のレーザ
ー出力で、前記のサイズの微小孔を穿孔するには、保護
膜の厚さは１０５〜５μｍ、好ましくは［１，５〜１．
０μｍである。

第５図は、穿孔された微多孔位置で、記録シートに重ね
た被記録紙８［Ｃ，熱付与ヘッドとして発熱抵抗体？埋
設したサーマルヘッド°１０に二り、インク層を融解転
写している実施態様を示す。支持体層１側からサーマル
ヘッドを熱付与しｔ場合、画儂情報に対応して穿孔され
ｔ保護層３の微小孔７０部位に対応するインク層２０部
分のみが融解して流動し、被記録紙８九転写してドツト
９會形底し、記録される。

ま友、２１！４図に示す如く、熱付与ヘッドとして、サ
ーマルヘッドの代りに、通電記録電極ヘッド１２全用い
文通電熱転写方式で熱転写配備することもできる。この
場合に、支持体１１、インク層６以外に、抵抗層１１″
ｆｒ−支持体層上に設は交通電熱転写記録シートヲ用い
る。記録電極１２から帰路１１ｔ＠１３に同けて電流１
４が抵抗層１１の中を流れることにより、抵抗層中にオ
ーム熱が発生し、この熱で利用して通電熱転写記録がな
される。

〔実施例〕

実施例１ 支持体層としてＰＫＴＺ軸延伸フィルム（５，７μｍ眉
、東し＠！！りに、次のインク層組放ヲ有するインク層
ｔホントメルト塗工法１ｃエリ塗工した（厚さ、５．０
μｍ）。

インク層組成； 顔料；カーボンブラック１ｏｗｔ＊（三菱化成製） パラフィンワックス：　４５ｖｒｔ％（日本精ろうａ） 酸化ワックス：３０ｗｔ％（日本精ろう！！りＦｉＦｉ
Ａ：　１５ｗｔ％（日本ユニカー製）次いで、次の組成
の保護層樹脂の溶液全作り、溶液法塗工（メイヤーバー
）に二り、塩ビｌ酢ビ樹脂から成る保護層を形底しｔ（
厚さ、ｆ、　Ｇ　ＩＩ　ｒｒｌ　）。

保護層樹脂溶液組成： 塩ビｌ酢ビ樹脂：２８ｗｔ％（ｕｃｃ製）メチルエチル
ケトン：　７２１ｖｔチ かくして、本発明の熱転′８記録シート全全九九実施例
２ ｙ！、抱・列１で得られ友記録シートの保護層側にＡｒ
　　のレーザー光（波長５ｆ５ｎｍ）をレンズで集光さ
せ、約２５μｍ径のビーム７作り、レーザー出力５００
ｍｗにて照射した所、直径約１０／１　ｍのほぼ円形の
微小孔全得九〇 実抱例５ 実抱例２で得られた微小孔？有する記録シートの保護層
に、被記録紙（熱転写用紙ＴＴＲ，三菱裂紙Ｉ！！！り
ｔ−重ねた。支持体層側から、サーマルヘッド（抵抗体
２２０Ω、使用電圧２２Ｖ、パルス＠１８ｍ（３）、押
圧ａｏｏｐ／ｍ）に工す熱付与した。直後に、把碌シー
トと被記録紙を剥離しｔ所、直径が約１０μｍのドツト
が印画された。

〔発明の効果〕

本発明の熱転写記録シートは、従来の熱転写ワックスイ
ンクの工うなブロッキングを解消し、印画中の被記鍮へ
の字汚れを防止する。

ま九レーザー光に工す、画像情報の書込み、を行なうの
で、印画、印字速度を高速にできる。

本発明は、レーザーの高速書込みと、従来のサーマルヘ
ラｈ”又ａａ電記録電極ヘッドによる熱転写という、新
しいタイプのプリンター？提供するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の熱転写配備シート？示す図。 ここで、１；支持体層、２：インク層、３；保護層。第
２図ｃ＆）は保護層にレーザー光５を照射している図、
第２図（１））ｉレーザー光にエリ保護層に微小孔７が
穿孔された図。第３図は、保護層を穿孔され光記録シー
トの支持体層側に発熱抵抗体？埋設したサーマルヘッド
’１０ｖｃよる熱付与に工す、被記録紙８にインク９を
転写している実権態様？示す図。第４図は、支持体層１
の上に通電抵抗層１１を有する記録シートに、通電記録
電極１２と帰路電標１３に工り、被記録紙８にインク９
を転写している実施態様を示す図。 以上 特　許出願人 セイコーエプソン株式会社 一、−Ｉ 第１ｖｌＪ （α１ （ｂ） 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 支持体層に、染料および／または顔料、および少くとも
   ３５重量％以上のワックス系バインダーを含有するイン
   ク層を設け、該層に隣接して、主成分として熱可塑性樹
   脂から成り、０．０５〜３μｍの厚さの保護層を設けた
   、少くとも支持体層、インク層、保護層から成る熱転写
   記録シートにおいて、保護層側から保護層に画像情報を
   有するレーザー光を照射して、保護層の熱可塑性樹脂を
   融解して、直径０．１〜１００μｍの微小孔を穿孔し、
   次いで、保護層に密着して被記録紙を置き、支持体層側
   から熱付与ヘッドにより熱を付与することにより、画像
   情報を熱転写させることを特徴とする、熱転写記録方法
   。