JPS62232364A - 静菌剤の製造法 - Google Patents

静菌剤の製造法

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Publication number
JPS62232364A
JPS62232364A JP7344786A JP7344786A JPS62232364A JP S62232364 A JPS62232364 A JP S62232364A JP 7344786 A JP7344786 A JP 7344786A JP 7344786 A JP7344786 A JP 7344786A JP S62232364 A JPS62232364 A JP S62232364A
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JP
Japan
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bamboo
aqueous medium
bacteriostatic
water
fatty acid
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Pending
Application number
JP7344786A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Kageyama
影山 治夫
Mariko Ishikawa
真理子 石川
Hiromichi Kato
加藤 博通
Buan Chiyuen Guyuen
グユエン・ヴアン・チユエン
Tadahiko Hozumi
穂積 忠彦
Shiyoushichirou Kawashima
川嶋 正七郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUAASUTO TRADING KK
SEVEN TEC KK
Yaizu Suisan Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
FUAASUTO TRADING KK
SEVEN TEC KK
Yaizu Suisan Kagaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Food Preservation Except Freezing, Refrigeration, And Drying (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、竹類を原料とした抽出法による静菌剤の新規
な9I造法に関する。
〔従来の技術〕
本発明は、竹類を原料とした抽出法による静菌剤の!!
!遣法に関するものであるが、抽出法により食品保存料
などの有効物質を取得する方法は、従来より種々提案さ
れている。例えば、特公昭39−28548号公報には
、アルカリ溶液で加熱抽出する方法が、特公昭40−2
2398号公報には、熱水にて抽出し、減圧濃縮、有機
溶媒による精製を施す方法が、特公昭49−4363号
公報には、強電解質の塩を添加したアルカリ溶液で加熱
抽出する方法が、特開昭54−46815号公報には、
熱水で二段煮沸溶出し濃縮する方法が、それぞれ開示さ
れている。また、特公昭56−5510号公報には、[
原料の笹類の葉または茎をアルカリ水溶液で処理し、p
f13’l整してから酵素処理したのち、生成水性相な
いし処理済笹類を有機溶媒抽出に付して得られる抽出液
中の抗菌性区分を有効成分とする」という竹類がらの食
品保存料のfjI!遣方法が開示されている。
〔発明の解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の抽出法においては、抽出効率が低
い、高温長時間の煮沸が必要、中和工程が必要などの難
点が認められ、また、使用する有機溶媒が食品添加物と
して規制される上、抗菌性を示す保存料の添加濃度が比
較的高く、かつカラム繰作により有効成分を分取するな
ど経済面からも実用化が難しい問題点があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前述の従来法の問題点を解決すべくなされた
ものであり、竹類を原料として、水系媒体で静菌作用物
質を抽出することからなる静菌剤の製造法において、上
記水系媒体にHLB7以−ヒの界面活性剤を添加して抽
出を行うことを特徴とする静菌剤の製造法を新規に提供
するものである。
本発明においては、水単独あるいは水/有機溶剤の如き
水系媒体で抽出する際に、HLB7以上の界面活性剤を
添加することが重要である。
これによって、有効成分を効率的に抽出することができ
、有機溶剤としてもエタ/−ルを主とする食品添加物上
支障のないものが採用可能となる。また、得られる静菌
剤は、使用する濃度が低い場合でも、充分な静菌性を示
し、実用化が容易であるという特徴を有する。一方、H
LB7未満の界面活性剤には、竹類がら静菌作用を有す
る成分を抽出する効果が認められず、本発明におけるH
L87以上になって初めて竹類から静菌作用を有する成
分を容易に抽出することができる。
なお、界面活性剤自体に抗菌性、静菌作用があるといわ
れ、市販されているが、実用には風味の問題があり、ま
た作用する菌に制約がある。
本実験で用いた界面活性剤を単独に静菌テストした。標
準寒天培地[グイゴJ pH7,0で28℃、5日問培
養した。結果を表−1に示すが、一般に言われる静菌作
用は殆ど認められなかった。
本発明において、水系媒体としては、水単独あるいは有
機溶剤/水混合物が採用され、有機溶剤としては、アル
コールまたはアセトンのような水と易溶なものが適して
おり、特にエタ/−ルの如き食品添加物上支障のないも
のが選定される。
本発明において、竹類としては、例えばマグケ、ナリヒ
ラダケなどの竹類、クマザサ、メグケ、カンチクなどの
笹類、ホウライチク、シチクなどのバンブー類が例示さ
れ、主としてその葉または茎を用いる。竹の葉は新鮮な
原料を採取し、直ちに細断して用いるが、あるいは採取
後乾燥して用いても良い。
竹類よりの静菌作用物質の抽出は、加熱して行うが、特
に加熱せず常温で浸漬あるいは攪拌することによっても
達せられる。抽出は一晩抽出溶液中に浸漬後処理する方
法が一般的であるが、数時間の攪拌によっても容易に目
的が達せられる。
添加の有無については特に規制はないが、通常p114
〜12程度で支障はない。
本発明の特徴であるHLB7以上の乳化剤を添加する場
合の使用量は、原料100重1部に対して1〜20重量
部である。余りに使用量が少ない場合は、静菌剤有効成
分の抽出効率の向上効果が期待できず、一方余りに多量
に使用する場合は、濾過、濃縮など製造工程時における
発泡が者しく、作業上困難な問題を生じる。
本発明において、HL87以上の界面活性剤としては、
通常は食品添加物上支障のない高級脂肪酸エステルが採
用され、具体的には、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、シシ糖脂肪
酸エステルなどが例示される。
11菌作用成分の抽出工程において、竹Mvf有の有臭
成分も同時に抽出されるため、用途によってはこの有臭
成分が障害となる場合がある。かかる場合には活性炭な
どによる脱色工程を経る本発明によって得られる静菌作
用成分は、使用に際しては水および溶剤、または水を蒸
発除去して粉末状にするか、またはその侭あるいは濃縮
して担体に保持させるが、あるいは溶液状に調整して使
用することができる。担体としては例えば乳糖、澱粉な
どの材料が使用できる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例により、さらに具体的に説明する
が、かかる説明によって本発明が限定されるものでない
ことは勿論である。
実施例1 乾燥したクマザサ100gに60%濃度のエタノール1
,300gを添加し、さらにHL B 16の93M脂
肪酸エステル6gを加え、常温で1晩浸漬せしめた後、
濾過して得た濾液1 、140gを40℃ロータリーエ
バポレーター″c570gl:?l縮した。この半濃縮
液に活性炭11.4gを加え、脱色、脱臭した。
脱色脱臭濾液510gをさらに濃縮して64gの茶褐色
液No、1を得た。
対照として乾燥したクマザサ100gに60%濃度のエ
タ/−ル1,300gを添加し、常温で1晩浸漬せしめ
た後、濾過して得た濾液1,060gを40℃ロータリ
ーエバどレータ−で濃縮し、同じ<64gの茶褐色lN
o、2を得た。
静菌性テストは標準寒天培地「グイゴJ pt17.0
でPenicillum notatun+ IAM7
168およブ^5perHillus niger l
AM2020に対して28℃、5日間培養し、そのコロ
ニー数を比較して行った。結果を表−2に示す。
実施例2 乾燥粉砕したクマザサの葉50gを40%エタノール5
00gt:浸漬し、HLB16のショ糖脂肪酸工人チル
5gを添加し、10分間超音波処理後直ちに濾過し、4
0’Cロータリーエバポレーター濃縮し、25g茶色液
No、 3を得た。対照として乾燥粉砕したクマザサの
葉50gを40%エタ/−ル500gに浸漬し、10分
間超音波処理後直ちに濾過し、40°Cロータリーエバ
ポレーター濃縮し、同じく25g茶色液No、4を得た
。No、 3、No、 4の濃縮波谷2.5gを74%
濃度エタノール溶液97.5gと混合した。
小麦粉100g、水分40cc、食塩2gに上記エタノ
ール混合液2mlを添加し生麺を作り、室内放置して外
観による変化を観察した。結果を表−・3に示す。
+  変色、異臭発生 実施例3 実施例2で得られたNo、 1抽出液2.5%をエタノ
ール74%、グリシン0.4%、リンゴ酸0.1%、蒸
留水23%と混合しNo、 5溶液とした。
対照としてエタノール74%、り’) シン0.4%、
リンゴ酸0.1%、蒸留水25.5%を混合した、No
6溶液を用いて、静菌性テストを行った。条件は実施例
1と同じであった。結果を表−・1に示す。
〔発明の効果〕
本発明は、抽出法による竹類がらの111菌剤の製造法
において、特定の界面活性剤の添加により、有効成分の
抽出効率を向上せしめ、その結果、得られる静菌削は、
使用する濃度が低い場合でも、光分な静菌性を示し、実
用化が容易であるという優れた効果を有する。また、本
発明の製造法には、特に中和工程の必要もなく、高温長
時間の煮沸を要することもなく、食品添加物上支障のな
いアルコールなどで抽出可能であるという利点も認めら
れる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)竹類を原料として、水系媒体で静菌作用物質を抽
    出することからなる静菌剤の製造法において、上記水系
    媒体にHLB7以上の界面活性剤を添加して抽出を行う
    ことを特徴とする静菌剤の製造法。
  2. (2)水系媒体が水単独又はエタノール/水混合物もし
    くはアセトン、アセトン/水混合物である特許請求の範
    囲第1項記載の製造法。
  3. (3)竹類原料100重量部に対してHLB7以上の界
    面活性剤1〜20重量部添加する特許請求の範囲第1項
    〜第2項のいずれかに記載の製造法。
JP7344786A 1986-03-31 1986-03-31 静菌剤の製造法 Pending JPS62232364A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02180804A (ja) * 1989-01-06 1990-07-13 Nippon Oil & Fats Co Ltd 抗菌剤
JPH02292206A (ja) * 1989-05-02 1990-12-03 Nippon Oil & Fats Co Ltd 静菌剤の製造法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02180804A (ja) * 1989-01-06 1990-07-13 Nippon Oil & Fats Co Ltd 抗菌剤
JPH02292206A (ja) * 1989-05-02 1990-12-03 Nippon Oil & Fats Co Ltd 静菌剤の製造法

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