JPS62232361A - 栄養食品 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な栄養食品に関する。詳しくは低カロリー
、高蛋白質、高栄養で栄養のバランスに優れた栄養食品
、就中クツキー状の栄養食品に間する。

〔従来技術〕

栄養学の進歩、運動量の相対的な減少、あるいは健康へ
の関心の高まりなどを背景にして、最近の食生活は以前
に比べて格段の変化を見せている。

特に、カロリー制限、或いは疾病の予防といった人々の
欲求に対する対応はめざましいものがある。

カロリー制限は肥満に悩む人々のみならず、通常人にと
っても深刻かつ情実な問題となってきており、各種の方
法が採用されている。

ところが、一般的な食事制限あるいは従来のダイエツト
食品では、栄養が偏りがちになったり、必要な栄養分（
たとえば、蛋白質等）が不足したり、献立等の栄養管理
に手間がかかるなどの問題点があり、必ずしも有利なカ
ロリー制限の方法とはいえない。

そこで本発明者らは、従来の食事制限、ダイエツト食品
の如く、単にカロリーを低減させることのみにたよるの
ではなく、必要栄養分を人工的に調整して、栄養管理と
カロリー制限の調和を図ることが要求されることに着目
した。

本発明の目的は低カロリー、高蛋白、高栄養で栄養バラ
ンスに優れた栄養食品を提供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、本発明、すなわち総量２４０　ｇ当たり、
熱量９００〜１０００キロカロリー、蛋白価が９５〜１
００の蛋白質６０〜６５ｇを含有させてなる栄養食品に
よって達成される。

本発明において、総量２４０ｇ当たり、熱ｆｌｔ９００
〜１０００キロカロリー、好ましくは９４０〜９８０キ
ロカロリーを取得するためのカロリー源としては、主と
してたとえば炭水化物、脂質、蛋白質等が使用され、通
常、総量２４０　ｇ当たり、炭水化物１００〜１２０ｇ
、脂質２５〜３５ｇ（ただし、脂質中小飽和脂肪酸１０
〜１５ｇ含有）が使用される。

炭水化物としては、主として、たとえば小麦粉、蔗糖、
三温糖等が使用される。

脂質としては、主として、たとえばマーガリン、鶏卵、
大豆胚芽、バター等の当該脂質含有物が使用される。

脂質は、本発明栄養食品総ｆｆｔ２４０ｇ当たり、２５
〜３５ｇ、好ましくは２９〜３４ｇ〔ただし、脂質中年
飽和脂肪酸（たとえば、リノール酸など）１０〜１５ｇ
、好ましくは１１〜１３ｇ含有〕配合される。

蛋白質としては、蛋白価が９５〜１００のものが使用さ
れ、かかる蛋白質としては、主として、たとえば脱脂粉
乳、卵白（好ましくは粉末状）、鶏卵、小麦粉、大豆蛋
白等由来のものが使用される。

蛋白質は、本発明栄養食品総ｆｉ２４０　ｇ当たり、６
０〜６５ｇ、好ましくは６０〜６３ｇ配合される。

本発明の栄養食品には更に、ミネラル（カルシウム、ナ
トリウム、カリウム、鉄、リン等）、ビタミン類（たと
えば、ビタミンＡ１ビタミンＢ、、ビタミンＢ２、ビタ
ミンＢｂ、ビタミンＣ、ビタミンＤ、ビタミンＥ１ナイ
アシン、葉酸、ビタミンＢ、を等）、繊維！（セルロー
ス等）、膨潤剤（炭酸水素塩等）、香料、調味料（塩分
、天然甘味料、チーズフレーバー、レモン末等）、その
他通常の食品に配合される添加剤を配合してもよい。

ミネラル類は、たとえば、第ニリン酸カルシウム、塩化
カルシウム、塩化ナトリウム２、炭酸水素ナトリウム、
ピロリン酸第二鉄等の形で配合される。その配合量は、
カルシウムが７００〜９００ｍｇ、カリウムが２０００
〜２４００ｑｒ、−１−１−ＩＪ　ラムが１１００〜１
３００ｍｇ、鉄が１０−１５ｗ、リンが７００〜９００
■であることが好ましい。

ビタミン類は、それぞれのビタミン自体で、また当該ビ
タミン含有物として配合される。即ち、たとえばＬ−ア
スコルビン酸、ニコチン酸アミド、ピリドキシン塩酸塩
、チアミン硝酸塩、リボフラビン、大豆胚芽、レモン果
汁、マーガリン等が好ましく、その配合量は、たとえば
ビタミンＡとして１６００〜２０００１Ｕ、ビタミンＢ
１として２、５〜２　弯、ビタミンＢ２として２〜３　
ａｔ、ビタミンＢ、とじて３〜４ｍｇ、ビタミンＣとし
て５〜１０ｍｇ、ビタミンＤとして９０〜ｌｌ０ＩＵ、
ビタミンＥとして２５〜３５１１１ｒおよびナイアシン
として１０〜２０■である。

本発明の栄養食品としては、たとえばクツキー状のもの
、単に固形化されたもの、練り合わせたもの等が例示さ
れ、特にクツキー状のもの（具体的にはクツキー、ビス
ケット、クラッカー等）が好ましい、なお、液状品では
、下痢等の副作用、成分の分解、味覚性、携帯性に劣り
、また摂取が煩雑となりがちであるからであるから固形
状のものが好ましい。

クツキー状のものの製造法としては、たとえば次の如き
方法が例示される。即ち、前記した成分を適量の水と均
一に練合した後、分塊、成型して、適温（たとえば、１
２０〜２２０℃、好ましくは、１５０〜２００℃）で、
１０〜３０分間程度の条件下で焼き上げることによって
製造される。

本発明の栄養食品は、１食分で８０ｇ程度、１日分で２
４０ｇ程度を食することが好ましい、即ち、本発明の栄
養食品を１日２４０ｇ程度を食することによって蛋白質
、および熱量が摂取出来、さらにはミネラル、ビタミン
類等を過不足なく摂取することが出来る。

〔効果〕

本発明の栄養食品は、低カロリー、高蛋白、高栄養で栄
養的にバランスのとれたものである。

従って、本発明の栄養食品はダイエツト食品として、栄
養調整あるいは栄養補充用の食品として優れたものであ
り、特に肥満者の代替食品として日常生活、臨床のいず
れの場においても極めて優れたものである。

〔実施例〕

実施例１ 小麦粉８４ｇ、大豆蛋白３９ｇ、三重ｔ１３５ｇ、マー
ガリン３０ｇ、鶏卵３０ｇ、脱脂粉乳１０ｇ、大豆胚芽
ｌｏｇ、卵白末１０ｇ、レモン果汁５ｇ、チーズフレー
バ−４ｇ１セルロース３ｇ１塩化カリウム３ｇ、第ニリ
ン酸カルシウム（無水）２．５ｇ１重炭酸アンモニウム
２．５　ｇ　、昆布末２ｇ、炭酸水素ナトリウム１．５
ｇ、塩化ナトリウム０．５ｇ、Ｌ−アスコルビン酸８０
ｍｇ、ピロリン酸第二鉄３５ｍｇ、ニコチン酸アミド１
８ｍｇ、ピリドキシン塩酸塩５ｍｇ、チアミン硝酸塩３
ｍｇ、リボフラビン２■を水２４１１７と混合し、よく
練合した後、分塊、成型して常法によって１７０℃で２
０分間の条件下で、クツキー状（固形）（＆ｆｆｉ！２
４０ｇ）に焼き上げた。

この栄養食品は２４０　ｇ当たり、カロリー約９６０キ
ロカロリー、蛋白質（蛋白価９８）６０ｇであった。よ
り詳細な成分組成は第１表の通りである。

（以下余白） 第１表 し−ご二〕

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. （１）総量２４０ｇ当たり、熱量９００〜１０００キロ
   カロリーであり、かつ蛋白価が９５〜１００の蛋白質６
   ０〜６５ｇを含有させてなることを特徴とする栄養食品
   。
2. （２）総量２４０ｇ当たり、炭水化物１００〜１２０ｇ
   、脂質２５〜３５ｇ（ただし、脂質中不飽和脂肪酸１０
   〜１５ｇ含有）を含有させてなる特許請求の範囲第（１
   ）項記載の栄養食品。
3. （３）繊維質を含む特許請求の範囲第（１）項または第
   （２）項記載の栄養食品。
4. （４）繊維質の量が２〜６ｇである特許請求の範囲第（
   ３）項記載の栄養食品。
5. （５）ミネラル類を有させてなる特許請求の範囲第（１
   ）〜（４）項のいずれかに記載の栄養食品。
6. （６）ミネラル類が、カルシウム、カリウム、ナトリウ
   ム、鉄、リンから選ばれる少なくとも一種である特許請
   求の範囲第（５）項記載の栄養食品。
7. （７）カルシウムの量が７００〜９００ｍｇ、カリウム
   の量が２０００〜２４００ｍｇ、ナトリウムの量が１１
   ００〜１３００ｍｇ、鉄の量が１０〜１５ｍｇ、リンの
   量が７００〜９００ｍｇである特許請求の範囲第（６）
   項記載の栄養食品。
8. （８）ビタミン類を含有させてなる特許請求の範囲第（
   １）〜（７）項のいずれかに記載の栄養食品。
9. （９）ビタミン類が、ビタミンＡ、ビタミンＢ＿１、ビ
   タミンＢ＿２、ビタミンＢ＿６、ビタミンＣ、ビタミン
   Ｄ、ビタミンＥおよびナイアシンから選ばれる少なくと
   も一種である特許請求の範囲第（８）項記載の栄養食品
   。
10. （１０）ビタミンＡの量が１６００〜２０００ＩＵ、ビ
    タミンＢ＿１の量が１．５〜２ｍｇ、ビタミンＢ＿２の
    量が２〜３ｍｇ、ビタミンＢ＿６の量が３〜４ｍｇ、ビ
    タミンＣの量が５〜１０ｍｇ、ビタミンＤ（７）の量が
    ９０〜１１０ＩＵ、ビタミンＥの量が２５〜３５ｍｇお
    よびナイアシンの量が１０〜２０ｍｇである特許請求の
    範囲第（９）項記載の栄養食品。
11. （１１）クッキー状の態様にある特許請求の範囲第（１
    ）〜（１０）項のいずれかに記載の栄養食品。