JPS62231168A - アナライト−レセプタ−分析用内部標準を設けるための改良法 - Google Patents

アナライト−レセプタ−分析用内部標準を設けるための改良法

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JPS62231168A
JPS62231168A JP62067695A JP6769587A JPS62231168A JP S62231168 A JPS62231168 A JP S62231168A JP 62067695 A JP62067695 A JP 62067695A JP 6769587 A JP6769587 A JP 6769587A JP S62231168 A JPS62231168 A JP S62231168A
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JP62067695A
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グナース・エドワード・バルカース
リチャード・レイ・アンダーソン
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Hybritech Inc
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    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
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    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54366Apparatus specially adapted for solid-phase testing
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    • G01N33/54366Apparatus specially adapted for solid-phase testing
    • G01N33/54386Analytical elements

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、概して言うと分析を行なうための方法に関す
るものであり、より詳細には、アナライト(analy
se)−レセプター分析用内部標準を設けるための方法
に関するものである。
本出願は、米国特許第4,632.901号の主題に関
連している。本出願はまた、ルーベンシュタイン(A 
、 Rubenstein)のヨーロッパ特許出願第8
6302521.9号の主題に関連している。
これらの参考文献の内容ら本明細書の一部を構成する。
アナライト−レセプター分析法、とりわけイムノアツセ
イは、臨床上重要な疾患およびその他の生理学的症状と
関係のあるアナライトの血清中またはその他の体液中の
存在および濃度についてのイン・ビトロ試験に有用であ
る。分析の1つのタイプである免疫測定分析は、標的ア
ナライトの定量のための特に感度のよい方法である。そ
の他のアナライト−レセプター分析には、核酸プローブ
法を包含する分析がある。
アナライト−レセプター分析とは通常、固相に結合させ
た抗体の様なレセプターと、試料中に存在する標的アナ
ライト、例えば抗原との複合体の形成を意味する。固相
に結合させたレセプターと複合体を形成している標的ア
ナライトに、標識された抗−アナライト抗体の様なレセ
プターコンジュゲートを結合させて、例えば抗体ニアナ
ライト:抗体「サンドイッチ」を形成させる。また、予
め複合体を形成しているレセプターコンジュゲートと標
的アナライトを、固相に固定させたレセプターに結合さ
せてもよい。過去の免疫測定分析はポリクローナル抗体
製剤に頼っていたが、この分析は最近、モノクローナル
抗体の使用によって改良された。米国特許第4,376
.110号は、一方が固相に結合し、他方が検出のため
の例えば酵素、放射性アイソトープまたは蛍光物質で標
識されたモノクローナル抗体のペアを使用する2部位免
疫測定分析を記載している。
アナライト−レセプター分析に使用されるレセプターは
通常、フィルターまたは薄膜の様な固相に固定される。
また、レセプターを多孔質マトリックス内に取り込まれ
た微小球(microsphere)に結合させてもよ
い。レセプターを固相に結合させるための方法は、当該
技術分野では周知である。例えば米国特許第3.645
,090号に記載された方法を使用し、抗体を多糖類ポ
リマーに結合させることができる。
アナライト−レセプター分析に於いて、固相に固定させ
た標的アナライトと結合させるのに使用されるレセプタ
ーコンジュゲートはしばしば、アルカリホスファターゼ
またはホースラディツシュペルオキシダーゼの様な酵素
で標識される。リン酸インドキシルまたはテトラメヂル
ベンジジンの様な基質にさらすと、青色の発色の様なシ
グナルを生じる生成物が形成される。生じたシグナルに
よって固相上の酵素標識されたレセプターの存在を検出
することができる。生じたシグナルは結合した酵素標識
されたレセプターの量に関係しており、ひいては結合し
ている標的アナライトの量に関係シている。これらの酵
素標識されたレセプターm合体は、インキュベートする
と、標的アナライトと複合体を形成し、時間、温度およ
び濃度に依存してアナライト−標識レセプター複合体を
生成する。更に、酵素−基質の反応性も時間、温度およ
び濃度依存性を示す。従って、アナライl−−レセプタ
ー分析において測定可能な応答を生ぜしめるのに使用さ
れる酵素−基質系は、温度、インキュベーション時間お
よび試薬濃度の変化の様な影響に敏感である。
免疫測定分析の様な現在のアナライト−レセプター分析
につきもののこれらの制限がある上、各分析毎に対照実
験または標準実験を行なって分析におけるこれらの影響
の程度を別個に調べて補正を行なう場合、別個の固相上
で行なった分析間の結果を比較するのは不都合であり、
また不可能であることもある。更に、被験試料について
分析の全工程が正確に行なイつれたことを確認し、確証
するために、対照または標準が必要である。定性プロト
コールを使用する場合、分析が正確に行なわれたことを
確認するために、1個の未知被験試料についてポジティ
ブとネガティブの両対照が必要である。以前は、例えば
既知濃度の分析しようとするアナライトを含有している
試料をポジティブ対照として使用し、対照分析を行なう
ことにより確認が行なわれた。定量的結果を得るために
、分析シグナルがアナライト濃度の関数として依存して
いることを確立するのに必要な対照、例えばキャリブレ
ータ−の数は、分析系によりて異なる。シグナルがアナ
ライト濃度の直線関数である最も単純な場合、定量のた
めに2個のキャリブレーション点が必要である。
この様な別個に行なって得たキャリブレータ−および対
照についての問題には、試料成分と分析試薬の非特異的
反応によってシグナルが生じることによる誤ったポジテ
ィブな徴候が現れることである。これは、正の結果を示
すシグナルを与える。
また、例えば標準レセプターと試料アナライトをレセプ
ターコンジュゲートに結合さけるためのインキュベージ
ジン時間、温度および標識レセプター濃度の様な分析パ
ラメーターの変動は、別個検量した分析応答に基づく未
知試料の定量に影響を及ぼす。
アナライト−レセプター分析、とりわけイムノアッセイ
におけるキャリブレータ−の内部6学の使用は、リット
マン等(Litman et al、)のタリノ・ケム
(CIin、 Chen+、)、11.1958(19
83)および米国特許第4,540,659号に記載さ
れており、その1部を構成している。この内部キャリブ
レータ−は、特定の標準シグナルを特定の試料アナライ
トに関連づけることにより確立される。
適当な範囲のアナライト濃度に於いて、対照シグナルと
アナライト濃度間に1対lの対応を確立することはでき
るが、この対応は変動し易く、分析条件によって変動し
易い。これは、例えばコンジュゲートインキュベーショ
ン時間の様な分析パラメーターに於ける対照シグナルと
アナライト濃度間に、l対lの直線的な依存性対応が存
在しないことに起因する。従って、この内部キャリブレ
ータ−につきものの問題は、時間、温度および試薬濃度
の様な特定の分析条件の通常の変動が、内部キャリブレ
ータ−とアナライト濃度間の予め求めた関係を無効にす
ることがあり、その結果、未知試料中のアナライト濃度
の測定が変動し、不正確になりがちであるということで
ある。
上記の内部キャリブレータ−に固有の別の問題は、対照
レセプターは、アナライトの結合のための部位以外の、
標識された種、即ち標識されたレセプター上の部位に結
合しなければならないことである。従って、標識された
種の特異的結合特性における変化はこの内部キャリブレ
ータ−によって反映され得ない。
従って、未知アナライト濃度の測定を、実質上、時間、
温度および試薬濃度の様な分析条件における標準的変動
と無関係に実施することができる内部標準であって、実
質上、試料中の非特異的妨害物質と無関係であるアナラ
イト−レセプター分析用の内部標準が必要とされる。更
に、この分析に使用される標識されたレセプターの特異
的結合特性における変化を反映する内部標準が必要とさ
れる。本発明は、アナライトの定性および/または定量
試験用のアナライト−レセプター分析に、この様な内部
標準を組み込むための方法を提供することによって、こ
れらの必要性を満たすものである。
具体的には、本発明は、試料中の標的アナライトを試験
するために連続アナライト−レセプター分析用内部標準
を設ける方法であって、該分析はシグナル生成系、およ
び試料中の標的アナライト量に正比例した量の標的アナ
ライトを結合させ得るアナライト−レセプターを使用す
るものであり、該方法は、固相の、アナライトレセプタ
ーが結合している独立した試験ゾーンとは別個の独立し
た標準ゾーンに、標的アナライトと複合体を形成し得る
アナライトレセプターコンジュゲートと結合するように
選択された、そして標準レセプターおよび標的アナライ
トに対するアナライトレセプターコンジュゲートの結合
速度が固相に結合された標準レセプターおよび標的アナ
ライトの量に正比例する様にそしてその速度定数が実質
的に等しくなる様に選択された標準レセプターを結合さ
せるものであり、標準ゾーンおよび試験ゾーンにおける
シグナルの生成が、標準および試験ゾーンに結合したア
ナライトレセプターコンジュゲートの量に正比例するこ
とを特徴とする方法を提供するものである。
本明細書に使用する用語を以下の様に定義する;アナラ
イト二体液中の物質であって、アナライト−レセプター
結合ペアの構成要素。
抗体:抗原と複合体を形成し得るタンパク質。
抗原:抗体に特異的に結合する物質。
抗−抗体抗体:抗体分子の定常領域と複合体を形成する
抗体。
抗−イディオタイプ抗体:抗体分子の変異領域と複合体
を形成する抗体。
コンジュゲート:レセプターまたはリガンドと標識の複
合体。本明細書には、2種のコンジュゲートが開示しで
ある。即ちl)アナライトレセプターの様なレセプター
と標識からなるアナライトレセプターコンジュゲート;
および2)リガンドと標識からなるリガンドコンジュゲ
ート;またはリガンドコンジュゲートは標識を自存して
いてらよい。
1次反応速度定散:生体分子反応においてアナライトレ
セプターに対する標的アナライトの結合は、反応速度式
: [Kは、アナライトレセプターと標的アナライトの結合
のための2次反応速度定数である]によって求められる
速度である。ただし、アナライトレセプターの濃度は分
析における結合反応の進行中、実質上一定であるよう、
標的アナライトの濃度より十分過剰であり、結合の速度
は標的アナライトの濃度に正比例しており、1次反応速
度定数はK[アナライトレセプター]である。この場合
、1次反応速度定数はアナライトレセプター濃度の選択
によって変えることができる。このアナライト−レセプ
ター結合反応は全て、同じ原則に従う。
ハプテン;抗体と特異的に反応し得るが、担体タンパク
質分子と一緒でないと抗体産生を刺激し得ない、抗原の
小さな独立した部分。
内部標準ニアナライト−レセプター分析系によって生成
したシグナルの時間、温度および濃度依存性を較正(キ
ャリプレート)するための手段であって、分析しようと
する試料の未知のアナライト濃げに無関係なtlの− 標識:シグナルを生成し得る物質。
リガンド;単独でまたは標識と複合体を形成したリガン
ドコンジュゲートとして、レセプターに特異的に結合す
るタンパク質、酵素、ハプテンまたはオリゴヌクレオチ
ドの様な物質であって、分析しようとする試料の標的ア
ナライトおよび構成成分以外のもの。
レセプター:アナライトルレセプターまノ≧はリガンド
コンジュゲートレセプター結合ペアの一構成要素であっ
て、例えば抗原または抗体、酵素レセプター、ホルモン
レセプター。
標準レセプタm:コンジュゲートと結合することによっ
て分析における内部標準として機能し得るレセプター。
標準ゾーン:標準レセプターが結合する固相上の独立し
たゾーン。
シグナル:視覚または機器的手段によって検出し得る、
標準および試験ゾーンにおいて生成する応答。
シグナル生成系:標準ゾーンおよび試験ゾーンにおいて
検出し得るシグナルを生成させるための、好ましくは酵
素による系であって、シグナルの発生がこれらの独立し
たゾーンに結合したコンジュゲートの量と直線関係にあ
るもの。
試験ゾーン:標的抗原と結合し得るアナライト−レセプ
ターが結合する固相上の独立したゾーン。
本発明は、試料中の少なくとも1個の標的アナライトを
試験するための、シグナル生成系を使用するアナライト
−レセプター分析に内部標準を組み込むための方法を提
供するものである。
本明細書中、「アナライト−レセプター分析」なる語句
は、アナライトと、アナライトと特異的に相互作用し得
るその他の物質、即ちレセプターとの複合体を生成させ
ることによって達成されるアナライトについての分析を
意味する。「アナライト」なる語句は、それに関連する
特異的結合パートナ−1即ちアナライト−レセプター分
析のレセプター、を有する診断上興味深い物質、例えば
抗原、ハプテン、抗体、デオキシリボ核酸(DNA)、
リボ核酸(RNA)、ホルモン、代謝物質およびその他
の天然に存在する物質を包含する。
従って本発明は、適当な標準レセプターを固相の独立し
た標準ゾーンに結合さけることを含む方法を提供するも
のである。この標準ゾーンは、分析中、試料中の標的ア
ナライトの量に正比例したmで標的アナライトと結合し
得るアナライトレセプターが結合する、固相上の独立し
た試験ゾーンとは分離している。アナライトレセプター
は、例えば、アナライトを選択的に結合させる、抗体ま
たはその他の物質とすることができる。例えばアレルギ
ー特異性[gEのための分析では、アナライトレセプタ
ーは、アレルゲンであってよい。標準レセプターは、標
的アナライトと複合体を形成し得るアナライトレセプタ
ーコンジュゲートと結合するように選択される。標準レ
セプターは、標的アナライト、抗−酵素抗体、抗−ハプ
テン抗体、抗−抗体抗体および抗−イディオタイプ抗体
から選択されるのが好ましい。しかしながら、標準ゾー
ンにおける標準レセプターに対するアナライトレセプタ
ーコンジュゲートの結合は、標的アナライトに対するア
ナライトレセプターコンジュゲートの結合とは無関係で
あるということに気付くであろう。
本発明の方法は、標準レセプターおよび標的アナライト
に対するアナライトレセプターコンジュゲートの結合の
速度が、分析中、標準レセプターおよびアナライトレセ
プターを介して固相に結合している標的アナライトの債
に正比例している様な標準レセプターの選択に少なくと
も一部分基礎を置いている。標準レセプターは更に、結
合のための反応速度定数が実質上等しいように選択され
る。「実質上等しい」なる語句は、「統計上等しい」こ
とを意味する。従って、標準および試験ゾーンにおける
シグナルの生成は、それぞれ、標準および試験ゾーンに
結合したアナライトレセプターコンジュゲートの倶に正
比例する。その結果、標準ゾーンにおけるシグナルの生
成が試験ゾーンに結合した標的アナライトの定性および
定量試験のための、分析条件における通常の変動に実質
上関係のない:aIi!)本場イIhオ乙ので一太を叫
は宙りケト右田である。
また本発明は、リガンドコンジュゲートと結合するよう
に選択された適当なリガンドコンジュゲートレセプター
を標準レセプターとして使用し得る、アナライト−レセ
プター分析に内部標準を組み込むための方法を提供する
ものである。
本発明は更に、標的アナライトの試験のために、アナラ
イト−レセプター分析を行なうための方法を提供するし
のである。
第1図は、標的アナライトの試験のための、1個の独立
した試験ゾーンと1個の独立した標準ゾーンを有する本
発明に使用し得る固相の平面図である。
第2図は、標的アナライトの定量のための、1個の独立
した試験ゾーンと2個の独立した標準ゾーンを有する本
発明に使用し得る固相の平面図である。
第3図は、固定されたアナライトレセプターである抗−
HCG抗体に対する、標的アナライトである12J標識
I−I CGの結合を示したグラフであ第4図は、標的
アナライトであるLHが結合している試験ゾーンに対す
るアナライトレセプターコンジュゲートである抗−L 
Hコンジュゲートの結合を示したグラフである。
第5図は、標準レセプターである抗−アルカリホスファ
ターゼ抗体が結合している標準ゾーンに対するアナライ
トレセプターコンジュゲートである抗−LH抗体コンツ
ユゲートの結合を示したグラフである。
上述の如く、本発明は、試料中の標的アナライトの定性
および/または定蚤試験用のアナライト−レセプター分
析に、内部標準を組み込むための方法を提供するもので
ある。本発明がとりわけ有用なアナライト−レセプター
分析は、試料中の標的アナライトの量に正比例した量の
標的アナライトと結合し得るアナライトレセプターを使
用する連続アナライト−レセプター分析である。
本発明によれば、アナライトレセプターが結合している
独立した試験ゾーンとは別個の、固相上の独立した標準
ゾーンに、適当な標準レセプターを結合さけることによ
って内部標準が得られる。
標準レセプターは、標的アナライトとも結合し得るアナ
ライトレセプターコンジュゲートと結合するように選択
される。しかしながら、標準ゾーンにおける標準レセプ
ターに対するアナライトレセプターコンジュゲートの結
合は、標的アナライトに対するアナライトレセプターコ
ンジュゲートの結合とは無関係である。標準レセプター
は更に、標準レセプターおよび標的アナライトに対する
アナライトレセプターコンジュゲートの結合の速度が、
分析中の固相に結合された標準レセプターおよび標的ア
ナライトの量に正比例しく即ち結合の1次反応速度)、
その1次反応速度定数が実質上等しくなるように選択さ
れる。この様な条件は、(票qゾーンにおける標準レセ
プターおよび試験ゾーンにおける標的アナライトに対す
るアナライトレセプターコンジュゲートの結合の実験的
に求めた反応速度が1次反応速度となるように、標準レ
セプター、およびアナライトレセプターを介して固相に
結合している標的アナライトの濃度より十分過剰なアナ
ライトレセプターコンジュゲート濃度を使用することに
よって達成される。更に、標準ゾーンおよび試験ゾーン
におけるシグナルの生成は、それぞれ固相上の標準およ
び試験ゾーンに結合したアナライトレセプターコンジュ
ゲートの量に正比例する。
本発明で提供する内部標準は、固相の独立した標準ゾー
ンに結合させる。アナライトレセプターも同相の独立し
た試験ゾーンに結合させる。固相は、アナライト−レセ
プター分析を行なうのに適当な装置内に入れるのが好ま
しい。この様な装置は米国特許第4,632,901号
に記載されており、少なくとも1個の独立した試験ゾー
ンと本発明に係る少なくとも1個の独立した標準ゾーン
が結合された薄膜またはフィルターの様な多孔質固相構
成要素を含有している。この様な装置は更にこの多孔質
固相構成要素を通して液体試料および分析試薬の流動を
容易にするための、多孔質固相構成要素に操作上関連の
ある手段を含有する。また、ヨーロッパ特許出願第86
302521.9号に開示されている様に、固相構成要
素は、アナライトレセプターが結合した微小球が少なく
とも1個の独立した試験ゾーン内に取り込まれており、
標準レセプターが結合した微小球が少なくとも1個の独
立した標準ゾーン内に取り込まれている多孔質質マトリ
ックスであってもよい。
第1図に戻ると、試料中の標的アナライトの試験のため
に本発明に使用し得る固相の平面図を示す。即ち第1図
には、アナライトレセプター6が結合する1個の独立し
た試験ゾーン4、および標準レセプター12が結合する
1個の独立した標準ゾーン8を有する固相2が示されて
いる。第2図は、標的アナライトの定量のために使用し
得る好ましい固相系を表わす。即ち第2図には、アナラ
イトレセプター6が結合する1個の独立した試験ゾーン
4、および標準レセプター12および■4がそれぞれ結
合する独立した標準ゾーン8からIOを有する固相2が
示されている。
本発明によれば、上記の装置を使用し、連続アナライト
−レセプター分析を行なうことができる。
この方法は、標的アナライトを含有していると予想され
る液体試料を固相に導入し、試料中の標的アナライトを
試験ゾーンに結合させることを含む。
次いで、標的アナライトを検出および定量するために、
アナライトレセプターコンジュゲート、即ち標的アナラ
イトに特異的な標識されたレセプターを含有している溶
液を加える。このアナライトレセプターコンジュゲート
は標的アナライトに結合する。アナライトレセプターコ
ンジュゲートは、固相に結合している標準レセプターお
よび標的アナライトの量に正比例し、実質上等しい反応
速度定数を有する反応速度で、標的アナライト、および
固相上に固定された標準レセプターに結合する。
アナライトレセプターコンジュゲートの添加後、短時間
のインキュベーション、および結合しなかったアナライ
トレセプターコンジュゲートを固相から除去するための
洗浄工程を行なってもよい。次いで、固相上の試験およ
び標準ゾーンに結合したアナライトレセプターコンジュ
ゲートの存在を、試料中の標的アナライトの定性および
定量試験を可能とするシグナルの生成によって調べる。
別法として、本発明が提供する連続アナライト−レセプ
ター分析を、標準レセプターとしてリガンドコンジュゲ
ートレセプターを使用することにより行なうことができ
ろ。従って、試料の添加後、アナライトレセプターコン
ジュゲートおよびリガンドコンジュゲートを固相に加え
る。アナライトレセプターコンジュゲートは試験ゾーン
の標的アナライトに結合し、リガンドコンジュゲートは
標準ゾーンのリガンドコンジュゲートレセプターに結合
するが、その量は固相に結合した標的アナライトおよび
リガンドコンジュゲートレセプターの量に正比例し、実
質上等しい反応速度定数を有する。
本発明に係る好適な標準レセプターは、標的アナライト
、抗−酵素抗体、抗−ハプテン抗体、抗−抗体抗体、抗
−イディオタイプ抗体およびリガンドコンジュゲートレ
セプターから選択される。
抗−酵素抗体、抗−ハプテン抗体、抗−抗体抗体、抗−
イディオタイプ抗体およびリガンドコンジュゲートレセ
プターとしての使用に好ましいのは、モノクローナル抗
体である。しかしながら、当業者は、本発明における標
準レセプターとしてポリクローナル抗−血清も使用し得
るということに気がつくであろう。また抗−抗体抗体お
よび抗−イディオタイプ抗体としての使用に好ましいの
は、モノクローナル抗体に特異的な抗体である。
モノクローナル抗体およびその調製法は当業者に周知で
あり、記載する必要はない:例えばケーラー(Kohe
r)およびミルシュタイン(M 1lstein)のネ
イチt−(Nature)256+495−497(1
975)参照。
本発明に使用するのに好ましいアナライトレセプターは
、モノクローナル抗体である。例えばヒトじゅう毛性ゴ
ナドトロピン(hCG)の存在についての試料の免疫測
定分析では、hCGのアルファサブユニットに特異的な
モノクローナル抗体は、固相に結合させるアナライトレ
セプターとして使用するのに好適であり、hCGのベー
タサブユニットに特異的な標識されたモノクローナル抗
体はアナライトレセプターコンジュゲートとして使用す
るのに好適である。その他の標的アナライトには、Ig
E、黄体形成ホルモン(1,H)、卵胞刺激ホルモン(
FSI−1)、タレアチンキナーゼイソ酵素(CKMI
3および(CK M M )、アルファフェトプロティ
ン(AF’P)およびB型肝炎表面抗原がある。例えば
アレルギー特異性IgEは、アナライトレセプターとし
てアレルゲンを、アナライトレセプターコンジュゲート
として標識された抗−IgE抗体を使用することにより
、調べることができる。しかしながら、当業者には、本
発明が種々のその他の標的アナライトの試験に有用であ
ることが容易に理解されるであろう。
アナライトレセプターコンジュゲートの標識成分に使用
される好ましい標識は、酵素標識である。
酵素標識の使用は当該技術分野で周知であり、米国特許
第3.645,090号に一般的に記載されている。酵
素標識の検出は、固相に色素を生成する基質の溶液を加
えて基質を酵素と反応させることによって達成される。
酵素標識としてはアルカリホスファターゼおよびホース
ラディツシュペルオキシダーゼ、また酵素基質としては
リン酸インドキシルおよびテトラメチルベンジジンが好
ましい。当業者には、その他の酵素標識、および放射性
核種、蛍光剤、燐光剤、および染色色素または化学発光
部分を含有しているポリマーも好適に使用できるという
ことが理解されるであろう。
標準レセプターとしてのアナライトは、これが試験ゾー
ンに固定されたアナライトと同じ結合特性を何している
ので、キャリブレーンコンのための直接メカニズムを与
える。直接固定するか、または特異的レセプター−アナ
ライト複合体を固定することにより、アナライトを標準
ゾーンに固定することができる。実際的な方法には、コ
スト、人手し易さ、および抗原または特異的レセプター
−アナライト複合体の固定安定性を考慮することが必要
である。これらの因子が標準ゾーンの形成および実行の
容易さに影響する場合、標準レセプターとしてアナライ
トを使用することはあまり望ましくない。
標準レセプターとして使用するのに好ましいのは、抗−
酵素抗体である。本発明によれば、抗−酵素6帛レセプ
ターに対する、および固定されたアナライトに対するア
ナライトレセプターコンジュゲートの結合の反応速度は
、固相上に固定された抗−酵素標準レセプターおよびア
ナライトの量に正比例しており、その反応速度定数は実
質上等しくなければならない。抗−酵素レセプターの使
用の利点は、試薬のコストおよび入手し易さである。
好ましい抗−酵素レセプターは、アナライトレセプター
コンジュゲートに結合した時に酵素活性を低下させない
モノクローナル抗体である。実質上反応速度定数が等し
いという必要条件が満たされるのなら、標準レセプター
とアナライトレセプターの安定性が匹敵する様に、モノ
クローナル抗体をその安定性質の故に選択することがで
きる。
上述の抗−酵素抗体と同じ利点を有する抗−抗体抗体も
標準レセプターとして好ましい。
抗−イディオタイプ抗体も標準レセプターとしての使用
に好適である。抗体の過変異領域ではなく、変異領域に
結合する抗−イディオタイプ抗体は、抗−酵素抗体と同
じ利点を有している。しかしながら、抗体の過変異領域
に結合する抗−イディオタイプ抗体を選択することは、
更にその他の利点がある。具体的には、レセプターの不
安定性に起因するアナライトレセプターコンジュゲート
の結合特性の変化は、試験ゾーンに固定されたアナライ
トに対するアナライトレセプターコンジュゲートの結合
におけるのと同じ程度に、標準ゾーンにおける標準レセ
プターに対するコンジュゲートの結合に反映され得る。
ある種の適用では、リガンドコンジュゲートレセプター
が標準レセプターとして好ましい。リガンドコンジュゲ
ートレセプターを漂孕レセプターとして使用する場合、
アナライトレセプターコンジュゲートに加えてリガンド
コンジュゲートを使用する。本発明に使用し得るリガン
ドは、例えばニワトリ卵白リゾチーム、ウシ血清アルブ
ミン、ホースラディツシュペルオキシダーゼ、プロメリ
ン、フルオレスセインおよび金属キレート類である。標
準レセプターとして抗−酵素抗体を使用する際の利点は
全て、標準レセプターとしてのリガンドコンジュゲート
レセプターの使用に当てはまる。リガンドコンジュゲー
ト標準レセプターに対するリガンドコンジュゲートの結
合速度は、当然、固定されたリガンドコンジュゲート標
準レセプターのMに正比例でなけらばならず、固定され
た標的アナライトに対するアナライトレセプターコンジ
ュゲートの結合速度は固相に固定されたアナライトの量
に正比例しなければならない。更に、各々の種の結合の
ための反応速度定数は、実質上等しくなければならない
。しかしながら、得られる利点は、試験ゾーンに対する
アナライトレセプターコンジュゲート結合の2次速度定
数と、標準ゾーンに対するリガンドコンジュゲート結合
の2次反応速度定数の間の相違に関りなく、標準ゾーン
に対するリガンドコンジュゲート結合の1次反応速度定
数は、試験ゾーンに対するアナライトレセプターコンジ
ュゲート結合の1次反応速度定数に実質上等しくなるよ
うに独立して変えることができるということである。こ
れは、試験および標ωゾーンの製造の後で、リガンドコ
ンジュゲート濃度を適当に調節することによって達成し
得る。
更に本発明は、固相に導入する前に、試料中の標的アナ
ライトを、アナライトレセプターコンジュゲートとリガ
ンドコンジュゲートを含有する溶液と接触させる、アナ
ライト−レセプター分析用内部標準を得るための方法を
示唆するものであるということは、当業者には理解され
るであろう。従って、標準ゾーンにおける標準レセプタ
ーとしてリガンドコンジュゲートレセプターを使用し、
アナライトレセプターコンジュゲートと標的アナライト
との間で予め複合体を形成させて標的アナライト複合体
を得るために、アナライトレセプターコンジュゲートを
既定量の試料と接触させる。標的アナライトは、試料中
の標的アナライトの量に正比例した量でアナライトレセ
プターコンジュゲートと複合体を形成する。標的アナラ
イト複合体とリガンドコンジュゲートを固相に加えると
、標的アナライト複合体は、固相に加えられた標的アナ
ライト複合体に正比例した量で試験ゾーンのアナライト
レセプターに結合する。リガンドコンジュゲ−1・は、
固相に加えられたりガンドコンンユゲートの量に正比例
した量で標準ゾーンのりガンドコンノユゲートレセブタ
ーに結合する。シグナルの生成が、試験および標準ゾー
ンにそれぞれ結合した標的アナライト複合体およびリガ
ンドコンジュゲートの量に正比例しているので、試験ゾ
ーンに対する標的アナライト複合体の結合および漂梨ゾ
ーンに対するりガンドコンンユゲートの結合のための比
例定数は実験的に求めることができる。従って、本発明
によって、標準ゾーンおよび試験ゾーンで測定されたシ
グナル間の量的関係を求めることができる。あるアナラ
イト濃度を含有している試料によって試験ゾーンで生成
されたシグナルに等しくなるように、標準ゾーンで生成
したシグナルを独立して変えることができる。これは、
試験および標準ゾーンの製造の後、リガンドコンジュゲ
ート濃度を適当に調節することによって達成することか
できる。
上の分析方法について、試験ゾーンと標準ゾーンで生成
したシグナルの間の関係がわかるであろう。試験ゾーン
のアナライトレセプターに対する標的アナライト複合体
の結合の1次反応速度定数および標準ゾーンのリガンド
コンジュゲートレセプターに対するリガンドコンジュゲ
ートの結合の1次反応速度定数が実質上等しい場合、標
準ゾーンと試験ゾーンにおけるシグナルの生成の関係は
、分析中のインキュベーション時間、温度および試薬濃
度における通常の変動とは実質上無関係となるであろう
。同様に、試験ゾーンのアナライトレセプターに対する
標的アナライト複合体の結合および標準ゾーンのリガン
ドコンジュゲートレセプターに対するリガンドコンジュ
ゲートの結合が平衡に近づいた時、シグナルの生成は分
析条件における変動と実質上無関係となろう。
アナライトレセプターコンジュゲートと標的アナライト
で予め複合体を形成させる分析方法に関する本発明の制
限は、標的アナライト複合体の生成がインキュベーショ
ン時間の関数であるということである。従って、標準お
よび試験ゾーンで生成されるシグナル間の関係は、試料
とアナライトレセプターコンジュゲートのインキュベー
ション時間が一定である場合に成立する。しかしなから
、アナライトレセプターコンジュゲートに対する標的ア
ナライトの複合体形成を平衡に近づかせることによって
、分析精度のインキュベーション時間への依存性はだん
だん重要ではなくなる。
更に、当業者には、本発明の開示に従って、試料中の1
種の標的アナライトまたは複数の標的アナライトの定性
および定量試験のために1つのアナライト−レセプター
分析系に複数の内部標準を組み込むことができるという
ことが理解されるであろう。1個のアナライトレセプタ
ーコンジュゲートが結合し得る通常の部位を有する複数
の標的アナライト、例えばL I−IとF S Hlお
よびCKMBとCKMMの定性および定量試験も本発明
に従って行なうことができる。更に、例えばアナライト
レセプターコンジュゲートとして抗体、好ましくはIg
EのFc部分に対するモノクローナル抗体を使用し、複
数のアレルゲンに対するIgE抗体について分析するこ
とができる。この様な試験では、■または複数の標準ゾ
ーンが各標的アナライトに関する個々のアナライト濃度
についてのシグナルの生成を決める。定量試験の場合、
2個の内部標準がシグナルの生成の勾配および切片を標
的アナライト濃度の関数として決定する。試験ゾーンは
その各々の標的アナライトを結合させるために種々の反
応速度を有することができるので、標的アナライト濃度
の関数としてのシグナルの生成の勾配および切片を、同
じ2個の標準を使用し、各標的アナライトについて変え
ることができる。従って、標準ゾーンについてアナライ
トに与えられる値は、各々のアナライトに特定して割り
当てられる。
また、本発明によれば、同(複)数のアナライトレセプ
ターコンジュゲートとリガンドコンジュゲートを使用し
、複数の標的アナライトを試験することができる。この
適用においては、アナライトレセプターコンジュゲート
とリガンドコンジュゲートのそれぞれの濃度を、各々の
標的アナライトに対する、および標準レセプターに対す
る結合の反応速度定数か実質上等しくなるように調節し
なければならない。複数のアナライトと複数のアナライ
トレセプターコンジュゲートを含有する試料を固相に誘
導する前にインキュベーションする分析法の場合、標準
ゾーンに結合したリガンドコンジュゲートによって生成
したシグナルは、各々のアナライトの個々の試料濃度と
、試験ゾーンに結合したこれらのアナライトによって生
成したシグナルについて一定の関係を有するであろう。
当業者には、本発明が、種々のアナライト−レセプター
分析に適用し得るものであるということが理解されるで
あろう。例えば本発明は、疾患に対する免疫応答に関連
する抗体についての分析およびアレルギー特異性抗体に
ついての分析、特にラジオーアレルゴーソルベント(r
adio −al lerg。
−5orbent)テスト(RAST)分析の様な、標
的アナライトが試料中の特異抗体である分析に適用する
ことかできる。この様な分析の場合、試験ゾーンに結合
させるアナライトレセプターは抗体とすることができ、
アナライトレセプターコンジュゲートは標識された抗−
抗体とすることができる。
更に本発明は、本発明の開示によって、核酸プローブ法
を含む分析のための、内部標準の使用を示唆するもので
ある。核酸プローブ法を含む分析の場合、試験ゾーンに
結合させるアナライトレセプターは、標的アナライトの
核酸配列の1部分に相捕的な核酸配列とすることができ
、アナライトレセプターコンジュゲートは標的アナライ
トの核酸配列の別の部分に相捕的な標識された核酸配列
とすることができる。
本発明を更に明確に示すために、分析範囲内の標的アナ
ライト濃度とシグナルの生成の間に必要な調和を確立す
るのに必要とされる条件を論する。
記述した様に、標的アナライトは、試験ゾーンのアナラ
イトレセプターに、試料中のアナライトの初期量に正比
例した量で結合しなければならない。
更に、固定された標的アナライトと標準レセプターに対
するアナライトレセプターコンジュゲートの結合の速度
は、そのそれぞれの試験および標準ゾーンに固定された
これらの種の量に正比例していなければならず、その反
応速度定数は実質上等しくなければならない。即ち分析
を行なう間に生じがちな通常起こり得る温度の変動下で
反応速度定数の実質上の同等性が維持されねばならない
それによって試験ゾーンに固定されろアナライトレセプ
ターコンジュゲートの量は、試料中の最初のアナライト
濃度に正比例する。また、標準ゾーンに結合させる6梨
レセプターの爪は、試験ゾーンに結合される標的アナラ
イトの選ばれた量によって結合されるのと同じ曇のアナ
ライトレセプターコンジュゲートと結合するように選ば
れる。これは、ひいては試料中の標的アナライトの特定
の濃度を表す。最後に、シグナルの生成は、標準および
試験ゾーンに結合されるアナライトレセプターコンジュ
ゲートの量に正比例していなければならない。
従って、上の条件が満たされる場合、試料中の標的アナ
ライト濃度は、試料の分析の結果生成したアナライト−
特異シグナルに正比例するであろう。更に、標的アナラ
イト濃度の関数としてのシグナルの勾配および切片は、
種々のアナライト濃度を代表している内部標準によって
きめることができる。1個の内部標準の使用は、分析範
囲内のアナライトの特定の濃度についての分析応答を表
し、従って、定性用キャリブレーションポイントとして
使用することができる。また、2またはそれ以上の内部
標準を定量用キヤリブレーシヨンのために使用すること
ができる。定性または定量のいずれの方法においてら、
内部標準は、アナライトレセプターコンジュゲートの結
合の間、およびシグナルの生成の間、時間、温度および
濃度の変動に応答して一定のアナライト濃度によって生
成されるシグナルに対するその対応性を維持する。
標準ゾーンに対してアナライト値を帰属させるために、
特定の分析諸条件下、既知のアナライト濃度を有する試
料によって試験ゾーンで生成されるシグナルの量を最初
に測定することが必要である。同一の諸条件下、6賭ゾ
ーンに結合される標準レセプターの量を、実質上等しい
シグナルが得られるように調節する。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳しく説明するが、
これらは本発明の範囲を限定するものではない。
実施例1 固定された抗−1−I CGレセプターに対
する”’l−11CGの結合の試験 数回の別個の実験において、多孔質支持物質上に直接固
定された抗−r−r c cレセプターからなる独立し
た試験ゾーンを有する本発明に従って製造された分析装
置の固相に、既知の範囲のHCG 6度を含有している
一定量の尿または血清を加えた。
抗−〇 〇 〇レセプターは、)(CGのアルファサブ
ユニットに特異的なモノクローナル抗体であった。
第3図および第1表に示した様に、固定された抗−HC
Gレセプターに対する12J  HCGの結合は、30
00IU/Lまでの1JCGa度について、個々の試料
体積についての溶液のHCG濃度に正比例している。第
1表は、種々の体積の尿および血清における、加えられ
たHCGffiに対する結合した1tJ−標識HCGの
線形回帰の結果を示したものである。
第1表 各々、n=50 a:  10.000国際単位/して加えたtl CG
の結合からのデータ(r+−10)を除く。
*: これらの結果をグラフで示した第3図では、a 
−Cはそれぞれ、尿試料0.25.0.50および1.
0x12を表し、dおよびeはそれぞれ、血清試料0.
25および0.50dを表す。
実施例2 試験および標準ゾーンに対する抗−LHコン
ジュゲートの結合の反応速度定数の決定実施例3で使用
する固相を以下のようにして調製した。抗−LH抗体を
ラテックス製微小球に吸着させ、この微小球の懸濁液を
多孔質ナイロン薄膜固体支持体上に付着させて独立した
試験ゾーンを作成した。抗−アルカリホスファターゼ抗
体である標めレセプターをウシ血清アルブミンで希釈し
、ラテックス製微小球に吸着さけ、多孔質固体支持体上
に付着させて独立した標準ゾーンを作成した。また、ウ
シ血清アルブミンによる抗−アルカリホスファターゼの
希釈は、標準ゾーンに対する抗−L Hコンジュゲート
の結合の速度が標準ゾーンの抗−アルカリホスファター
ゼの量に正比例するように、またこの結合のための反応
速度定数が抗−アルカリホスファターゼの量に無関係で
あるように選択した。
上で調製した固相を使用し、試験ゾーンに固定されたt
、 i−r抗原−抗−LH抗体および標準ゾーンに固定
された抗−アルカリホスファターゼ抗体に対する、アル
カリホスファターゼにコンジュゲートされた坑−L H
抗体の結合の反応速度定数を求めた。標準ゾーンの抗−
アルカリホスファターゼ抗体爪の関数として、また試験
ゾーンの抗−L H抗体によって固定されたL I−1
のmの関数として反応速度定数を求めた。第2表に示し
たように、結合の反応速度定数は、試験ゾーンおよび標
準ゾーンのいずれに結合する場合も全て実質上等しいと
いうことがわかった。更に第4表および第5表に示した
ように、反応速度定数は擬1次定数である。
反応速度定数が擬1次であり、実質上等しいので、これ
らはインキュベーンヨン時間およびコンジュゲート濃度
の変動に関係なく常に実質上等しい。
以下の第2表は、標準ゾーンおよび試験ゾーンに対する
抗−LHコンジュゲートの結合の反応速度定数を示した
ものである。
第2表 実施例3 前記の方法で、各固相上に1個の試験ゾーンと2個の標
準ゾーンを有する分析装置を製造した。
リフレクトメーターを使用してその拡散反射密度を測定
し、次いでそのシグナルレベルを、同じ分析条件下、既
知のアナライト濃度の試料の分析からのレベルと比較す
ることにより、標準ゾーンをアナライト値に帰属さけた
。次ぎに3個の未知試料をアナライト値の決められた標
準ゾーンと一緒に流し、その反射を測定した。1個の装
置内の2個の6県ゾーンからの反射濃度によって求めた
勾配および切片からの直線の回帰によって未知試料のア
ナライト値を計算し、産業上利用し得る定量分析(Ta
ndemO−E IIcG、 l1ybritech 
Incorporated、 San Diego、 
CA92126)を使用して求めた分析値と比較した。
第3表に示した様に、内部標準を使用する分析で求めた
定量値は、産業上利用し得る定m分析を使用することに
より求めた値に類似している。第3表に未知のHCG抗
原濃度を含有する血清試料の定量を示す。
第3表 第3表(続き) * /IICGの定量のために産業上利用し得る分析に
より求めた11CG(Tanden−E■IICG A
s5ay、 1lybritech Incorpor
ated。
San Diego、 CA、) 本明細書は、本発明を例示し、説明するために本発明の
具体的な態様について記載したものであり、本発明の精
神および範囲を逸脱しない改良法および変法も可能であ
ることは、当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、標的アナライトの試験のための、1個の独立
した試験ゾーンと1個の独立した標準ゾーンを何する本
発明に使用し得る固相の平面図であり、第2図は、標的
アナライトの定量のための、1個の独立した試験ゾーン
と2個の独立した標準ゾーンを有する本発明に使用し得
る固相の平面図であり、第3図は、固定されたアナライ
トレセプターとしての抗−tl CG抗体に対する標的
アナライトとしての12Jで標識された[I CGの結
合性を示したグラフであり、第4図は、標的アナライト
であるL I−1が結合している試験ゾーンに対するア
ナライトレセプターコンジュゲートとしての抗−L I
−1コンツユゲートの結合性を示したグラフであり、第
5図は、標めレセプターである抗−アルカリホスファタ
ーゼ抗体が結合している標準ゾーンに対する、アナライ
トレセプターコンジュゲートである抗−L I−[抗体
コンツユゲートの結合性を示したグラフである。 2・・・固相、4・・・試験ゾーン、6・・・アナライ
トレセプター、8.10・・・標準ゾーン、I2.14
・・・標準レセプター。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、試料中の標的アナライトの試験のための連続アナラ
    イト−レセプター分析用内部標準を設ける方法であって
    、該分析がシグナル生成系、および試料中の標的アナラ
    イトの量に正比例した量で標的アナライトと結合し得る
    アナライトレセプターを使用するものであり、該方法は
    固相の、アナライトレセプターが結合する独立した試験
    ゾーンとは別個の独立した標準ゾーンに、標準レセプタ
    ーおよび標的アナライトに対するアナライトレセプター
    コンジュゲートの結合の速度が、固相に結合された標準
    レセプターおよび標的アナライトの量に正比例するよう
    に、そして該反応の速度定数が実質的に等しくなる様に
    、かつ、標的アナライトと複合体を形成し得るアナライ
    トレセプターコンジュゲートと結合するように選択され
    た標準レセプターを結合させることからなり、これによ
    り標準ゾーンおよび試験ゾーンにおけるシグナルの生成
    が、標準および試験ゾーンに結合されたアナライトレセ
    プターコンジュゲートの量に正比例することを特徴とす
    る方法。 2、該標準レセプターが標的アナライト、抗−酵素抗体
    、抗−ハプテン抗体、抗−抗体抗体または抗−イディオ
    タイプ抗体である第1項に記載の方法。 3、該抗−酵素抗体、該抗−ハプテン抗体、該抗−抗体
    抗体または該抗−イディオタイプ抗体がモノクローナル
    抗体である第2項に記載の方法。 4、抗−抗体または抗−イディオタイプ抗体がモノクロ
    ーナル抗体に特異的である第2項に記載の方法。 5、該アナライトレセプターがモノクローナル抗体であ
    る第1項に記載の方法。 6、アナライトレセプターがモノクローナル抗体であり
    、標的アナライトがHCG、LH、FSH、CKMB、
    CKMM、AFPまたはB型肝炎表面抗原である第1項
    に記載の方法。 7、アナライトレセプターがアレルゲンであり、標的ア
    ナライトがアレルゲン−特異性IgEである第1項に記
    載の方法。 8、試料中の標的アナライトの試験のための連続アナラ
    イト−レセプター分析用内部標準を設ける方法であって
    、該分析がシグナル生成系、および試料中の標的アナラ
    イトの量に正比例した量で標的アナライトと結合し得る
    アナライトレセプターを使用するものであり、固相の、
    アナライトレセプターが結合する独立した試験ゾーンと
    は別個の独立した標準ゾーンに、標準レセプターに対す
    るリガンドコンジュゲートの、および標的アナライトに
    対するアナライトレセプターコンジュゲートの結合の速
    度が、固相に結合された標準レセプターおよび標的アナ
    ライトの量に正比例するように、そして該コンジュゲー
    トの結合のための反応速度定数が実質上等しくなる様に
    選択され、かつ、リガンドコンジュゲートと結合するよ
    うに選択されたリガンドコンジュゲート標準レセプター
    を結合させ、それにより標準ゾーンにおけるシグナルの
    生成が標準ゾーンに結合されたリガンドコンジュゲート
    の量に正比例し、該試験ゾーンにおけるシグナルの生成
    が該試験ゾーンに結合されたアナライトレセプターコン
    ジュゲートの量に正比例することを特徴とする方法。 9、リガンドがタンパク質、酵素、ハプテンまたはオリ
    ゴヌクレオチドである第8項に記載の方法。 10、リガンドがニワトリ卵白リゾチーム、ウシ血清ア
    ルブミン、ホースラディッシュペルオキシダーゼ、ブロ
    メリン、フルオレスセインまたは金属キレートである第
    9項に記載の方法。 11、標準レセプターおよび該アナライトレセプターが
    モノクローナル抗体である第8項に記載の方法。 12、アナライトレセプターコンジュゲートの標識成分
    が酵素である第1項または第8項に記載の方法。 13、酵素がアルカリホスファターゼまたはホースラデ
    ィッシュペルオキシダーゼである第12項に記載の方法
    。 14、試料中の標的アナライトの試験のためのアナライ
    ト−レセプター分析法であって、 a)標的アナライトを含有していると予想される試料を
    、標的アナライトと結合し得るアナライトレセプターを
    結合させた独立した試験ゾーンを含有している固相上に
    導入し(ここで固相は更に標準レセプターを結合させた
    少なくとも1個の独立した標準ゾーンを含有し、アナラ
    イトレセプターは試料中の量に正比例した量の標的アナ
    ライトが試験ゾーンに結合するように結合されているも
    のである)、 b)試験ゾーンおよび該標準ゾーンに対するアナライト
    レセプターコンジュゲートの結合の速度が、固相に結合
    された標的アナライトおよび標準レセプターの量に正比
    例するように、そしてその速度定数が実質上等しくなる
    様に、アナライトレセプターコンジュゲートを標的アナ
    ライトおよび標準レセプターに対し結合させる目的で、
    アナライトレセプターコンジュゲートの溶液を加え(こ
    こでアナライトレセプターコンジュゲートはシグナルの
    生成によって検出できるように標識されているものであ
    る)、 c)試験および標準ゾーンに結合されたアナライトレセ
    プターコンジュゲートによって生じるシグナルの生成を
    調べることを特徴とする方法。 15、試料中の標的アナライトの試験のためのアナライ
    ト−レセプター分析法であって、 a)標的アナライトを含有していると予想される試料を
    、標的アナライトと結合し得るアナライトレセプターを
    結合させた独立した試験ゾーンを含有している固相上に
    導入し(ここで固相は更にリガンドコンジュゲート標準
    レセプターを結合させた少なくとも1個の独立した標準
    ゾーンを含有しており、アナライトレセプターは、該試
    料中の量に正比例した量の該標的アナライトが該試験ゾ
    ーンに結合するように結合されているものである)、b
    )試験ゾーンに対するアナライトレセプターコンジュゲ
    ート、および標準ゾーンに対する該リガンドコンジュゲ
    ートの結合の速度が、固相に結合された標的アナライト
    および標準レセプターの量に正比例するように、そして
    その速度定数が実質上等しくなる様に、該アナライトレ
    セプターコンジュゲートを該標的アナライトに、そして
    該リガンドコンジュゲートを標準レセプターに結合させ
    る目的で、アナライトレセプターコンジュゲートおよび
    リガンドコンジュゲートを含有する溶液を加え(ここで
    アナライトレセプターコンジュゲートおよびリガンドコ
    ンジュゲートはシグナルの生成によって検出できるよう
    に標識されているものである)、 c)試験ゾーンに結合されたアナライトレセプターコン
    ジュゲートおよび標準ゾーンに結合されたリガンドコン
    ジュゲートによって生じるシグナルの生成を調べること
    を特徴とする方法。 16、少なくとも2個の標準レセプターを該固相に結合
    させる第1項または第8項に記載の方法。 17、固相が少なくとも2個の標準レセプターを含有す
    る第14項または第15項に記載の方法。 18、試料中の複数の標的アナライトの試験のための連
    続アナライト−レセプター分析用内部標準を設ける方法
    であって、標的アナライトが、アナライトレセプターコ
    ンジュゲートと結合し得る共通部位を有しており、該分
    析がシグナル生成系、および試料中の標的アナライトの
    量に正比例した量で標的アナライトと結合し得るアナラ
    イトレセプターを使用するものであり、固相の、アナラ
    イトレセプターが結合する独立した試験ゾーンとは別個
    の独立した標準ゾーンに、標準レセプターおよび標的ア
    ナライトに対するアナライトレセプターコンジュゲート
    の結合の速度が、固相に結合された標準レセプターおよ
    び標的アナライトの量に正比例するように、そしてその
    コンジュゲートの結合の反応速度定数が実質上等しくな
    る様に、かつ、アナライトレセプターコンジュゲートと
    結合するように選択された少なくとも1個の標準レセプ
    ターを結合させ、これにより標準ゾーンおよび試験ゾー
    ンにおけるシグナルの生成が、標準および試験ゾーンに
    結合されたアナライトレセプターコンジュゲートの量に
    正比例する様にすることを特徴とする方法。 19、標的アナライトがFSHとLH、またはCKMB
    とCKMMである第18項に記載の方法。 20、試料中の複数の標的アナライトの試験のための連
    続アナライト−レセプター分析用内部標準を設ける方法
    であって、該分析がシグナル生成系、リガンドコンジュ
    ゲート、該試料中の標的アナライトの量に正比例した量
    で該標的アナライトと結合し得るアナライトレセプター
    、および調べようとする標的アナライトの数に等しい数
    のアナライトレセプターコンジュゲートを使用するもの
    であり、固相の、アナライトレセプターが結合する独立
    した試験ゾーンとは別個の独立した標準ゾーンに、リガ
    ンドコンジュゲートと結合するように選択されたリガン
    ドコンジュゲート標準レセプターを結合させ(ここで該
    リガンドコンジュゲートおよび該アナライトレセプター
    コンジュゲートは標準レセプターに対するリガンドコン
    ジュゲート、および標的アナライトに対するアナライト
    レセプターコンジュゲートの結合の速度が、固相に結合
    された標準レセプターおよび標的アナライトの量に正比
    例するように、そして該標準レセプターに対するリガン
    ドコンジュゲートの結合および標的アナライトに対する
    該アナライトレセプターコンジュゲートの結合の反応速
    度定数が実質上等しくなる様に選択されるものである)
    、これにより標準ゾーンおよび試験ゾーンにおけるシグ
    ナルの生成が、標準ゾーンに結合されたリガンドコンジ
    ュゲートの、および試験ゾーンに結合されたアナライト
    レセプターコンジュゲートの量に正比例することを特徴
    とする方法。 21、該標的アナライトがFSHとLHまたはCKMB
    とCKMMである第20項に記載の方法。 22、試料中の標的アナライトの試験のための連続アナ
    ライト−レセプター分析用内部標準を設ける方法であっ
    て、該分析は、該アナライトレセプターコンジュゲート
    が該標的アナライトと予め混合されて該試料中の該標的
    アナライトの量に正比例した量で標的アナライトと複合
    体を形成しているアナライト−レセプターコンジュゲー
    ト、該標的アナライト複合体の量に正比例した量で該標
    的アナライト複合体と結合し得るアナライトレセプター
    、リガンドコンジュゲートおよびシグナル生成系を使用
    するものであり、該方法が、固相の、アナライトレセプ
    ターが結合する独立した試験ゾーンとは別個の独立した
    標準ゾーンに、リガンドコンジュゲートと結合するよう
    に選択されたリガンドコンジュゲート標準レセプターを
    結合させ(ここで該標準レセプターおよび該アナライト
    レセプターが該標準レセプターに対する該リガンドコン
    ジュゲートの結合の速度、および該アナライトレセプタ
    ーに対する該標的アナライト複合体の結合の速度が、該
    リガンドコンジュゲートおよび該標的アナライト複合体
    の量に正比例するように選択されるものである)、これ
    により標準ゾーンにおけるシグナルの生成が標準ゾーン
    に結合されたリガンドコンジュゲートの量に正比例し、
    試験ゾーンにおけるシグナルの生成が試験ゾーンに結合
    された標的アナライト複合体の量に正比例することを特
    徴とする方法。 23、該リガンドがニワトリ卵白リゾチーム、ウシ血清
    アルブミン、ホースラディッシュペルオキシダーゼ、ブ
    ロメリン、フルオレスセインおよび金属キレート類から
    選ばれる第22項に記載の方法。 24、該アナライトレセプターコンジュゲートおよび該
    リガンドコンジュゲートの標識成分が酵素、放射性物質
    、蛍光剤、リン光剤または染色物質または化学発光部分
    を含有するポリマーから選ばれる第22項に記載の方法
    。 25、該標識が酵素である第24項に記載の方法。 26、該酵素がアルカリホスファターゼまたはホースラ
    ディッシュペルオキシダーゼである第25項に記載の方
    法。 27、試料中の複数の標的アナライトの試験のためのア
    ナライト−レセプター分析用内部標準を設ける方法であ
    って、該分析は調べようとする標的アナライトの数に等
    しい数のアナライト−レセプターコンジュゲート(ここ
    で、該アナライトレセプターコンジュゲートは標的アナ
    ライトと予め混合され、試料中の標的アナライトの量に
    正比例した量で標的アナライト複合体を形成しているも
    のである)、該標的アナライト複合体の量に正比例した
    量で標的アナライト複合体と結合し得るアナライトレセ
    プター、リガンドコンジュゲートおよびシグナル生成系
    を使用するものであり、該方法が、固相の、アナライト
    レセプターが結合する独立した試験ゾーンとは別個の独
    立した標準ゾーンに、リガンドコンジュゲートと結合す
    るように選択されたリガンドコンジュゲート標準レセプ
    ターを結合させることからなり(ここで該標準レセプタ
    ーおよび該アナライトレセプターは、標準レセプターに
    対するリガンドコンジュゲートの速度、およびアナライ
    トレセプターに対する標的アナライト複合体の結合の速
    度が、リガンドコンジュゲートおよび標的アナライト複
    合体の量に正比例するように選択されるものである)、
    これにより標準ゾーンにおけるシグナルの生成が該標準
    ゾーンに結合されたリガンドコンジュゲートの量に正比
    例し、試験ゾーンにおけるシグナルの生成が試験ゾーン
    に結合された標的アナライト複合体の量に正比例するこ
    とを特徴とする方法。 28、試料中の標的アナライトの試験のためのアナライ
    ト−レセプター分析用装置であって、a)多孔質固相構
    成要素が、該標的アナライトと結合し得るアナライトレ
    セプターが結合する1個の独立した試験ゾーン、および
    標準レセプターが結合する少なくとも1個の独立した標
    準ゾーンを含有し、該標準レセプターが該標的アナライ
    トと結合し得るアナライトレセプターコンジュゲートと
    結合するように選ばれ、該標準レセプターが、該標準レ
    セプターおよび該標的アナライトに対する該アナライト
    レセプターコンジュゲートの結合の速度が、該固相に結
    合した該標準レセプターおよび該標的アナライトの量に
    正比例するように、また反応速度定数が実質上等しくな
    るように選ばれ、これにより該標準ゾーンおよび該試験
    ゾーンにおけるシグナルの生成が、該標準ゾーンおよび
    該試験ゾーンに結合する該アナライトレセプターコンジ
    ュゲートの量に正比例することを特徴とする装置。 29、該固相構成要素が、アナライトレセプターの結合
    した微小球が独立した試験ゾーン内に取り込まれており
    、標準レセプターの結合した微小球が独立した標準ゾー
    ン内に取り込まれている多孔質マトリックスである第2
    8項に記載の装置。 30、該多孔質固相構成要素を通る該液体試料および分
    析試薬を流れ易くするための、該多孔質固相構成要素と
    操作上関連する手段を含有する第28項または第29項
    に記載の装置。
JP62067695A 1986-03-21 1987-03-19 アナライト−レセプタ−分析用内部標準を設けるための改良法 Pending JPS62231168A (ja)

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