JPS6222862Y2 - - Google Patents

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JPS6222862Y2
JPS6222862Y2 JP1981169559U JP16955981U JPS6222862Y2 JP S6222862 Y2 JPS6222862 Y2 JP S6222862Y2 JP 1981169559 U JP1981169559 U JP 1981169559U JP 16955981 U JP16955981 U JP 16955981U JP S6222862 Y2 JPS6222862 Y2 JP S6222862Y2
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JP
Japan
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mounting
mounting bracket
watch body
watch
hook
Prior art date
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JP1981169559U
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JPS5874182U (ja
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  • Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は体育館やホール等の壁面の高所に装着
される大型時計の取付装置に関するものである。
第1図は従来の壁面取付型の大型時計とその取
付装置の構造を示すものであり、同図に示すよう
に時計本体1は前枠2と後枠3とから構成されて
おり、両者は蝶番4によつて互いに枢支されてい
る。前枠2には前面ガラス板5と文字板6とが装
着されており、文字板6の後方には時計駆動部7
が装着されている。8は分針、9は時針であり、
これらは時計駆動部7によつて駆動されるように
なつている。10は壁面11に打ち込まれたアン
カーボルトであり、六角ナツト12を締め付ける
ことによつて時計本体1の裏板13を壁面11に
固定できるようになつているものである。しかし
て時計本体1の壁面11への取付手順について説
明すると、まず型紙等を用いて壁面11の所定の
位置にアンカーボルト10を打ち込み、次に時計
本体1をクレーン車などで持ち上げて、時計本体
1の裏板13に設けてある取付穴にアンカーボル
ト10を嵌合させる。さらに時計本体1の前枠2
を開いて六角ナツト12をアンカーボルト10に
締め付けるものである。以上のような手順で取付
工事を行なうものであるが、アンカーボルト10
と時計本体1の裏板13の取付穴とを嵌合させる
場合、および六角ナツト12を締め付ける場合に
は前枠2を開口させながら作業を行なう必要があ
り、このように開口された前枠2を支えながらの
作業は非常に不便であり、また直径700mm程度の
大型時計になると重量が約20〜30Kg程度にもなる
ので、クレーン車を使用して高所で作業を行なう
には危険が大きいという問題があつた。
本考案は従来例のこのような問題点を解決する
ために為されたものであり、高所においても容易
かつ安全に大型時計を装着できるようにした大型
時計の取付装置を提供することを目的とするもの
である。
以下本考案の構成を図示実施例について説明す
る。第2図は本考案の一実施例を示すものであ
り、同図に示すように時計本体1の裏板13の上
端部には引掛金具14が固着されており、また壁
面11には取付金具15が固着されており、取付
金具15の上端部16は引掛金具14に係合され
るようになつている。第3図および第4図は引掛
金具14および取付金具15の具体的な構造を示
しており、まず引掛金具14は時計本体1の裏板
13に装着される固定片17と、取付金具15の
上端部16に係合する係合部18とから構成され
ており、この係合部18は略三角形状の側板19
aと傾斜板19bとを有する下拡がりの形状とな
つており、取付金具15の上端部16に係合し易
いようになつている。引掛金具14の両側の固定
片17はビス止めまたは溶接等の手段によつて時
計本体1の裏板13に固着されるようになつてい
る。取付金具15は第4図に示すように上下両端
に段差部20,21が設けられており、また取付
金具15の壁面11に装着される部分には、時計
駆動部7に接続されるリード線22を貫通させる
ための貫通孔23と、壁面11から突設されるア
ンカーボルト10を貫通させるための取付穴2
4,25とが設けられている。取付穴24,25
に貫通されたアンカーボルト10には第2図に示
すように六角ナツト12が締付固定されるように
なつている。さらに取付金具15の下端部26に
はねじ挿通孔27が形成されており、第2図に示
すように時計本体1の下端部に設けられたL型金
具28を取付金具15の下端部にねじ止めができ
るようになつているものである。なお時計本体1
の構造については第1図に示す従来例の場合とほ
とんど同様であるが、本考案の取付装置を使用す
る場合には時計本体1の前枠2を開閉できるよう
にしておく必要はないので、前枠2と後枠3とを
一体化して時計本体1を形成し、全体としての重
量を軽量化しているものである。さらに第5図は
本考案の取付装置を用いて時計本体1にリード線
22を接続する場合の動作を示しており、同図に
示すように引掛金具14は取付金具15の上端部
16を軸として矢印Aに示す方向に回動し得るよ
うになつているものであるから、時計本体1を取
付金具15により支持した状態でリード線22を
時計本体1内に導入できるようになつているもの
である。
本考案は以上のように構成されており、大型時
計の裏面上端部に装着される下方開口の引掛金具
と、この引掛金具を係合する上方突出部を有し、
壁面等の造営物に装着される取付金具とから構成
されているものであるから、重量の大きな大型時
計を壁面等に装着する際には壁面等に予め装着さ
れた取付金具に引掛金具を係合させるだけで取付
操作を行なうことができ、したがつて取付工事そ
のものが容易となり、従来例のように時計本体の
前枠を開けたままの不安定な状態でアンカーボル
トを裏板に装着したりあるいは六角ナツトを締め
付けたりするような必要がないので高所において
不安定な状態で作業を行なう必要がなくなり、大
型時計のような重量の大きなものを高所において
取り付ける際の危険性が少なくなるという利点が
ある。さらにまた本考案の取付装置を使用する場
合には、時計本体の前枠を開閉自在とする必要が
なくなるので時計枠を一体化することができて、
高所に装着される大型時計の重量を全体として軽
くすることができるという利点をも有するもので
あり、長尺帯状の金属板の長手方向の一端部に段
差部を設けてこの段差部を上方突出部とする取付
金具を形成し、この取付金具の巾とほぼ同巾で下
拡がりの傾斜板と、この傾斜板の両端部を支持す
る一対の略三角形状の側板とを有する引掛金具と
を設けてあるから、取付金具の上端部を軸として
時計本体を回動させ、時計本体の下端部を壁面か
ら離間することができて壁面から引き出したリー
ド線を時計本体内に容易に導入することができ、
更に時計本体を傾斜させた状態で取付けることも
可能となるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の一部破断側面図、第2図は本
考案の一実施例の一部破断側面図、第3図は同上
に用いる引掛金具の斜視図、第4図は同上に用い
る取付金具の斜視図、第5図は同上の使用状態を
示す側面図である。 1は時計本体、14は引掛金具、15は取付金
具、19aは側板、19bは傾斜板、20,21
は段差部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大型時計の裏面上端部に装着される下方開口の
    引掛金具と、この引掛金具を係合する上方突出部
    を有し、壁面等の造営物に装着される取付金具と
    から成る大型時計の取付装置において、長尺帯状
    の金属板の長手方向の一端部に段差部を設けてこ
    の段差部を上方突出部とする取付金具を形成し、
    この取付金具の巾とほぼ同巾で下拡がりの傾斜板
    と、この傾斜板の両端部を支持する一対の略三角
    形状の側板とを有する引掛金具とを設けて成る大
    型時計の取付装置。
JP16955981U 1981-11-14 1981-11-14 大型時計の取付装置 Granted JPS5874182U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16955981U JPS5874182U (ja) 1981-11-14 1981-11-14 大型時計の取付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16955981U JPS5874182U (ja) 1981-11-14 1981-11-14 大型時計の取付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5874182U JPS5874182U (ja) 1983-05-19
JPS6222862Y2 true JPS6222862Y2 (ja) 1987-06-10

Family

ID=29961547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16955981U Granted JPS5874182U (ja) 1981-11-14 1981-11-14 大型時計の取付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5874182U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4926567U (ja) * 1972-06-05 1974-03-07

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5874182U (ja) 1983-05-19

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