JPS62226423A - 磁気デイスク - Google Patents
磁気デイスクInfo
- Publication number
- JPS62226423A JPS62226423A JP6718986A JP6718986A JPS62226423A JP S62226423 A JPS62226423 A JP S62226423A JP 6718986 A JP6718986 A JP 6718986A JP 6718986 A JP6718986 A JP 6718986A JP S62226423 A JPS62226423 A JP S62226423A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic disk
- thickness
- medium layer
- lubricating
- disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気ディスク装置に使用される磁気ディスクに
係り、特に磁気ディスクの表面保護に好適な潤滑被膜を
付着させた磁気ディスクに関する。
係り、特に磁気ディスクの表面保護に好適な潤滑被膜を
付着させた磁気ディスクに関する。
近年の磁気ディスク装置に於ては、磁気ディスクの起動
・停止時にヘッドと摺動させるいわゆるコンタクト・ス
タート・ストップ方式が一般的となっている。このため
、摺動時の摩擦力を低減して磁気ディスクの表面を保護
するため、フロロカーボン系の潤滑被膜がディスク表面
に設けられる様になった。又、記録密度の向上のため、
ｉ気ヘッドと磁気ディスクの浮上間隙は年々狭小化され
る傾向にある。そのため、ヘッドと磁気ディスクの微小
突起との接触、及び塵埃の侵入によるヘッドとディスク
の接触が生じやすくなっており、磁気ディスク表面の損
傷やヘッドクラッシュを低減するうえからも磁気ディス
ク表面に設けられる潤滑被膜の重要性は増々高くなって
いる。
・停止時にヘッドと摺動させるいわゆるコンタクト・ス
タート・ストップ方式が一般的となっている。このため
、摺動時の摩擦力を低減して磁気ディスクの表面を保護
するため、フロロカーボン系の潤滑被膜がディスク表面
に設けられる様になった。又、記録密度の向上のため、
ｉ気ヘッドと磁気ディスクの浮上間隙は年々狭小化され
る傾向にある。そのため、ヘッドと磁気ディスクの微小
突起との接触、及び塵埃の侵入によるヘッドとディスク
の接触が生じやすくなっており、磁気ディスク表面の損
傷やヘッドクラッシュを低減するうえからも磁気ディス
ク表面に設けられる潤滑被膜の重要性は増々高くなって
いる。
上記した従来技術において、単に潤滑被膜厚さを高め、
磁気ディスクに多量に付着させると、磁気ディスクの停
止中にヘッドとディスクが吸着現象をおこし、再起動時
にヘッド・ディスクが損傷することがある。そのため、
いかに潤滑皮膜を効率よく付着させるかが、磁気ディス
ク装置の信頼性向上のための必要条件となっている。
磁気ディスクに多量に付着させると、磁気ディスクの停
止中にヘッドとディスクが吸着現象をおこし、再起動時
にヘッド・ディスクが損傷することがある。そのため、
いかに潤滑皮膜を効率よく付着させるかが、磁気ディス
ク装置の信頼性向上のための必要条件となっている。
従来、潤滑被膜の被膜厚さは、ディスク半径位置によら
ず均一に付着させる方式が一般的であったが、特開昭５
９−２０３２４１号公報にのべられている様に、潤滑被
膜はディスクの回転による遠心力に従って、長期のうち
には次第に外周方向へ移動し、内周部分の膜厚が減少し
て所望の潤滑効果が得られなくなるという不利があった
。従って、磁気ディスク全域にわたり、長期間潤滑効果
を維持することがディスク装置の信頼性確保のうえで重
要なポイントである。
ず均一に付着させる方式が一般的であったが、特開昭５
９−２０３２４１号公報にのべられている様に、潤滑被
膜はディスクの回転による遠心力に従って、長期のうち
には次第に外周方向へ移動し、内周部分の膜厚が減少し
て所望の潤滑効果が得られなくなるという不利があった
。従って、磁気ディスク全域にわたり、長期間潤滑効果
を維持することがディスク装置の信頼性確保のうえで重
要なポイントである。
本発明の目的は、磁気ディスク表面に付着させた潤滑被
膜の効果を長期間持続させ、磁気ディスク表面の損傷や
ヘッドクラッシュを長時間に亘って防止することが可能
な磁気ディスクを提供することにある。
膜の効果を長期間持続させ、磁気ディスク表面の損傷や
ヘッドクラッシュを長時間に亘って防止することが可能
な磁気ディスクを提供することにある。
本発明の磁気ディスクは、潤滑被膜の膜厚を磁気ディス
クの最内周部で最大とし、ディスク半径の増大と共に単
調に減少する様な分布でもって付着させたことを特徴と
している。
クの最内周部で最大とし、ディスク半径の増大と共に単
調に減少する様な分布でもって付着させたことを特徴と
している。
本発明によれば、回転による遠心力によって外周方向へ
移動しやすいディスク内周域の潤滑被膜をＪ’Ｘ ＜形
成するため、遠心力によって潤滑剤が外周域に移動して
も、長期間所望の潤滑効果を得ることができる。
移動しやすいディスク内周域の潤滑被膜をＪ’Ｘ ＜形
成するため、遠心力によって潤滑剤が外周域に移動して
も、長期間所望の潤滑効果を得ることができる。
以下、添付の図面に示す実施例により、更に詳細に本発
明について説明する。
明について説明する。
第１図は磁気ディスクの断面を示したもので。
高純度のＡＱ基板１上に酸化鉄（図示せず）及びエポキ
シ系樹脂（図示せず）を塗布して、一定温度で熱硬化し
て磁性媒体層２を形成する。この磁性媒体層２は補強剤
としてフィラー（アルミナ粒子）３を含んでいる。潤滑
被膜４は、磁性媒体層２の表面に存在し、ディスク表面
を保護する。なお、実際の潤滑被膜４の膜厚は磁性媒体
層２の膜厚の１／１００程度であるが、誇張して描いで
ある。
シ系樹脂（図示せず）を塗布して、一定温度で熱硬化し
て磁性媒体層２を形成する。この磁性媒体層２は補強剤
としてフィラー（アルミナ粒子）３を含んでいる。潤滑
被膜４は、磁性媒体層２の表面に存在し、ディスク表面
を保護する。なお、実際の潤滑被膜４の膜厚は磁性媒体
層２の膜厚の１／１００程度であるが、誇張して描いで
ある。
第２図は磁気ディスクのディスク半径と潤滑膜厚の関係
の一例を示す図である。図示する様に。
の一例を示す図である。図示する様に。
磁気ディスクの内周部にて膜厚が最大で、外周にいくに
つれて減少する様塗布されている。
つれて減少する様塗布されている。
潤滑液ｌＩ！！ｉ４の形成には、潤滑剤溶液をスプレ一
方式によりノズルから磁気ディスク表面に吹き付け、吹
付量を制御することより膜厚を制御する方法が有効であ
る。
方式によりノズルから磁気ディスク表面に吹き付け、吹
付量を制御することより膜厚を制御する方法が有効であ
る。
次に、具体例を挙げて説明する。外径１４インチの磁気
ディスク及び外径８インチの磁気ディスクについて、潤
滑被膜の膜厚を内周〉外周としたもの及び従来の様に均
一としたものの両者につき、８０℃、 ６０００ｒｐｍ
条件にて３５００時間回転させ、回転の前後の被膜厚を
比較した。その結果を表１に示す。
ディスク及び外径８インチの磁気ディスクについて、潤
滑被膜の膜厚を内周〉外周としたもの及び従来の様に均
一としたものの両者につき、８０℃、 ６０００ｒｐｍ
条件にて３５００時間回転させ、回転の前後の被膜厚を
比較した。その結果を表１に示す。
表 １
表１から明らかな様に、１４インチの磁気ディスクと８
インチの磁気ディスクの両方とも、初めに潤滑被膜の膜
厚を内周〉外周とすれば、３５００時間経過しても、内
周域に十分な厚さの潤滑被膜が残ることがわかる。
インチの磁気ディスクの両方とも、初めに潤滑被膜の膜
厚を内周〉外周とすれば、３５００時間経過しても、内
周域に十分な厚さの潤滑被膜が残ることがわかる。
次に、表１に示した３５００時間経過後の磁気ディスク
に対して、コンタクト・スタート・ストップ試験を行な
ったところ、磁気ディスクの半径方向に潤滑被膜を均一
に塗布した従来品では１４インチの磁気ディスクで６５
０回、８インチの磁気ディスク８１０回でキズが発生し
たのに対し５本実施例品では１４インチ、８インチ共に
１０００回以上異常なく終了した。
に対して、コンタクト・スタート・ストップ試験を行な
ったところ、磁気ディスクの半径方向に潤滑被膜を均一
に塗布した従来品では１４インチの磁気ディスクで６５
０回、８インチの磁気ディスク８１０回でキズが発生し
たのに対し５本実施例品では１４インチ、８インチ共に
１０００回以上異常なく終了した。
以上の説明から明らかな様に、本実施例によれば、磁気
ディスク内周域の潤滑被膜の膜厚が最大であるので、遠
心力によって潤滑剤が外周域に移動しても、長時間所望
の潤滑効果を得ることができる。
ディスク内周域の潤滑被膜の膜厚が最大であるので、遠
心力によって潤滑剤が外周域に移動しても、長時間所望
の潤滑効果を得ることができる。
本発明によれば長時間に亘り所望の潤滑効果を得ること
ができるので、磁気ディスクの表面の損傷やヘッドクラ
ッシュを長時間に亘って防止することができ、磁気ディ
スク装置の信頼性向上に効果がある。
ができるので、磁気ディスクの表面の損傷やヘッドクラ
ッシュを長時間に亘って防止することができ、磁気ディ
スク装置の信頼性向上に効果がある。
第１図は磁気ディスクの部分断面図、第２図は磁気ディ
スクのディスク半径と潤滑膜厚の関係の一例を示す図で
ある。 １・・・ＡＱ基板、２・・・磁性媒体層、４・・・潤滑
被膜。 代理人弁理士 秋 本 正 実 第１図 第２図
スクのディスク半径と潤滑膜厚の関係の一例を示す図で
ある。 １・・・ＡＱ基板、２・・・磁性媒体層、４・・・潤滑
被膜。 代理人弁理士 秋 本 正 実 第１図 第２図
Claims (1)
- １、基板上に情報を記録するための磁性媒体層を有し、
上記磁性媒体層の表面に潤滑被膜を塗布した磁気ディス
クにおいて、上記潤滑被膜の膜厚が、磁気ディスクの半
径位置に対して、最内周部で最大となり、外周側にいく
に従って減少することを特徴とする磁気ディスク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6718986A JPS62226423A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 磁気デイスク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6718986A JPS62226423A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 磁気デイスク |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62226423A true JPS62226423A (ja) | 1987-10-05 |
Family
ID=13337702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6718986A Pending JPS62226423A (ja) | 1986-03-27 | 1986-03-27 | 磁気デイスク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62226423A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0453027A (ja) * | 1990-06-20 | 1992-02-20 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 耐久性に優れた磁気ディスクの製造方法 |
| US7440233B2 (en) | 2004-11-17 | 2008-10-21 | Fujitsu Limitd | Magnetic recording medium and information reproducing apparatus |
-
1986
- 1986-03-27 JP JP6718986A patent/JPS62226423A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0453027A (ja) * | 1990-06-20 | 1992-02-20 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | 耐久性に優れた磁気ディスクの製造方法 |
| US7440233B2 (en) | 2004-11-17 | 2008-10-21 | Fujitsu Limitd | Magnetic recording medium and information reproducing apparatus |
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