JPS62225842A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPS62225842A
JPS62225842A JP61071733A JP7173386A JPS62225842A JP S62225842 A JPS62225842 A JP S62225842A JP 61071733 A JP61071733 A JP 61071733A JP 7173386 A JP7173386 A JP 7173386A JP S62225842 A JPS62225842 A JP S62225842A
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JP
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room
pressure
air
heat load
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JP61071733A
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Inventor
Nobuo Otsuka
大塚 信夫
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、各部屋の室温を独立に調節できる可変風量
制御システムを採用したダクト式の空気調和機、特にそ
の送風圧力や送風温度の可変制御に関するものである。
〔従来の技術〕
エアーダクトを用いて温度調節された空気を各部屋へ分
配して空気調和(以下空調と呼ぶ)を行なうセントラル
空調システムは、加湿器や高性能フィルターが容易に組
込め、外気処理や全熱交換器の採用も可能で質の高い空
気調和が可能であり、また空調する部屋には吹出口と吸
込口しかなく、室内スペースが有効に使えるほか、熱搬
送系のトラブルも少ないなど、ヒートポンプチラー・フ
ァンコイル方式やパッケージエアコン分散配置方式など
に比べ多くのメリットを有し、このためビル空調等に多
(採用されている。その中でも省エネルギー運転が可能
な可変風量制御方式(以下VAV方式と呼ぶ)は、熱負
荷の異なる各部屋を独立に温度制御でき、使用しない部
屋の空調を停止させる事も可能であり、かつ必要送風量
の大小に応じ送風機の容量を可変して運転費を低減させ
る事もでき、また同時使用率を考慮することにより熱源
機の能力を小さく設計することができる。
上記VAV方式には風量調節用ダンパの形式に応じて2
つの方式がある。1つはバイパス形VA■ユニットを用
いる方式で、室内負荷に応じて室内へ吹出す風量と直接
熱源機へ戻す(バイパスさせる)風量の比率を調節する
ものである。この方式は送風量が一定のため熱源機の能
力制御がむずかしいパッケージエアコンを用いたシステ
ムに用いられることが多いが、送風機制御による省エネ
ルギー効果はない。
もう1つの方式は絞り形VA、Vユニットを用いる方式
である。この方式はダンパの開度に応じて変化するダク
ト内の圧力を検出し、この値が設定値になるよう送風機
の容量を制御するもので、負荷が少なくなれば(風量が
少なくなっても送風温度は一定に制御される)、熱源機
の所要能力が小さくなると同時に送風機の動力も低減さ
れる。
絞り形VAVユニットを用いた従来技術には、特公昭6
0−47497号公報や、日本冷凍協会発行の冷凍空調
便覧(新版・第4版・応用編)の中にある図2. 10
 (a)が知られている。第4図はこれら従来における
空気調和機のシステム構成図である。同図において、1
は空調される部屋で、ここでは4部屋の場合を示してい
る。2は部屋lの天井内に配置された室内機で、エアー
フィルター3.熱交換器4.送風機5から構成されてい
る。
6は室内機2の空気吹出口に接続された主ダクト、7は
この主ダクト6から部屋数に応じて分岐した4本の技ダ
クト、8はこの枝ダクト7の途中に挿入された絞り形の
VAVユニット、9はこのVA■ユニット8内に回転可
能に取付けられたダンパ、lOは上記技ダクト7の末端
に取付けられた吹出口、11は上記部屋1のドアー下部
に設けられた吸込口、12は廊下天井面に設けられた天
井吸込口、13はこの天井吸込口12と上記室内機2の
吸込口を連絡する吸込ダクト、14は上記各部屋1に各
々取付けられ、室温検出器と室温設定器(共に図示せず
)を備えたルームサーモスタット、15は上記主ダクト
6内に取付けられた温度検出器、16は同じく主ダクト
6内に設けられた圧力検出器、17は上記熱交換器4に
接続したヒートポンプ等の熱源機である。
上記のように構成された従来の空気調和機において、各
ルームサーモスタソ1−14で使用者が設定した設定室
温と検出された現在の室温との温度差に応じてダンパ9
の開度を任意の位置に各々調節する。そしてダンパ9の
開度に応じ、主ダクト6内の圧力が変化し、これを圧力
検出器16が検出し、予め設定した設定圧力になるよう
送風機5の容量を変化させる。また、送風量の変化に伴
ない熱交換器4の出口側の送風温度が変わるため、この
温度を温度検出器15で検出し、予め設定しておいた送
風温度になるよう熱源機17の能力を制御する。このよ
うに略一定温度に調節された空気は吹出口IOから室内
熱負荷の大小に応じた風量で部屋1内へ吹き出す。部屋
lを空調した空気は吸込口11から廊下環のスペースを
通り天井吸込口12へ流れ、吸込ダクト13を経由して
再び室内機2へ戻る。
第5図は上記冷凍空調便覧2.14に示された冷房負荷
に対するVAVユニットの通過風量の制御の様子を表わ
す線図である。同図において、横軸は冷房負荷、縦軸は
風量を表わしているが、冷房負荷は現在の室温と設定室
温の差に、風量はダンパ9の開度に置きかえることがで
きる。冷房運転により室温が低下し設定室温との差が小
さくなるに従いダンパ9は徐々に閉まり、熱負荷とバラ
ンスした風量を吹出口10より部屋1内へ吹き出す。
なお、第5図において、冷房負荷がある値以下に減少し
た場合、風量は一定となり、送風温度が負荷の減少に伴
ない高くなるように制御されている。これは、ビル等に
おいて最小換気量を確保するだめの制御で、最小風量を
維持しながら送風温度を変え負荷に対応していく制御で
ある。
−i的なVAVシステムは設計された熱負荷に応じて送
風温度と送風圧力の最適値を決定し、これら値が略一定
になるように熱源機と送風機の容量を制御していた。し
かし特別に大きい熱負荷のある部屋がある場合、その部
屋の室温が設定値に到着しない場合があり、また熱負荷
が小さい場合過剰圧力になって騒音の発生や送風機動力
が低減しないなどの問題があった。
これらの問題点を解消するために、送風温度や送風圧力
を可変に制御する方法が提案されている。
例えば特公昭55−24022号公報、実公昭56−5
712号公報などでは外気温に比例させて送風温度や送
風圧力を可変制御していた。また特開昭49−1114
47号公報、特公昭55−44854号公報などでは代
表室温やリターン空気の温度に比例させて送風温度や送
風圧力を可変制御していた。さらには、上記した特公昭
60−47497号公報では、VAVユニット内に風量
センサーを組込み、いずれかのダンパにおいて全開にも
かかわらずルームサーモスタットで設定された要求風量
が満足されない場合、送風機の容量を上げ送風量を増加
させていた。また特開昭59−32732号公報などで
は、ダンパがいずれも全開でない場合は送風機容量を下
げ、1つのダンパに全開以上の信号が入った場合は送風
機容量を上げる制御をしていた。また起動時の室温立上
り時間を短くする方法として、起動後一定時間熱源機や
送風機を最大能力で運転する制御が実公昭56−356
94号公報で提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の絞り形VAVユニットを用いた空気
調和機では、VAVユニット8のダンパ9が各部屋の熱
負荷に応じた風量を自動調節していたが、熱負荷は外気
温や室内発生熱などにより大きくことなり、吹出空気温
度とダクト内圧力がいつも一定に制御される場合、吹出
空気温度と圧力の設定値のとり方によっては、熱負荷が
大きい時ダンパ9を全開にしても能力が不足して室温が
設定値に到達しない部屋がでる場合や、熱負荷が小さい
時は、風量を下げるため各ダンパをすべて絞り込んで圧
力損失の大きい状態で運転するという問題がある。そこ
で送風温度や送風圧力を可変制御する方法が各種提案さ
れていた。
しかし、外気温により送風温度や送風圧力を制御し冷房
あるいは暖房能力を増減させても、各部屋の熱負荷は内
部発生熱や部屋の方位により一律には変化せず熱負荷に
見合った最適な運転能力が得られるとは限らず、また、
この制御方式では立上り時間の短縮はできなかった。
また、代表室温により制御する場合では、代表室が全部
屋の熱負荷を代表しているわけでなく、熱負荷も最大と
は限らない。さらに代表室を使用しない場合でも、そこ
のダンパを閉じてしまうことから制御上できず無駄に空
調してしまうことがあった。代表室温の代りにリターン
空気温度により制御する場合、リターン空気温度は空調
中の部屋が1室でも多室でもあまり変わらず、特に空調
室数が減少しても温度はあまり変化せず、全体の熱負荷
状態を反映していない。このため最適な制御が行なえな
かった。また各VAVユニット内に風量センサーを備え
る方式では、センサーの価格と信頼性が大きな障害とな
った。起動時の立上り時間を短縮するために一定時間最
大能力で運転する方式では、時間の設定のしかたが難し
く、短かすぎれば立上り時間は長くなり、長すぎれば過
大能力で運転する時間帯ができるという問題があった。
この発明は上記問題を解決するためになされたもので、
各室内の熱負荷の大小に応じて最適な送風量、送風温度
の設定を行なうことにより、立上り時間が短く、一部の
部屋の熱負荷が大きい時も室温を正確に設定値に制御す
ることができ、熱負荷が小さい時は送風機の動力をより
一層低減し、熱源機の発停も最少に低減することができ
る空気調和機を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る空気調和機は、ルームサーモスタットの
検出信号を入力とし、各部屋の熱負荷を測定する熱負荷
測定手段と、この測定結果に基づき熱源機に接続された
ダクトに設けられたダンパの開度を制御するダンパ制御
手段と、上記熱負荷測定手段によって測定された各部屋
の一定時間内における最大熱負荷または総熱負荷に基づ
きダクト内の設定圧力と設定温度の両方またはどちらか
一方を決める設定圧力決定手段及び設定温度決定手段と
、この各決定結果と圧力検出器および温度検出器からの
検出信号を入力とする圧力温度測定手段の出力に基づき
送風機の容量及び熱源機の能力を決定する送風量決定手
段及び能力決定手段と、この各出力に基づいて送風機の
容量及び熱源機の能力を制御する送風機制御手段及び能
力制御手段を設けたものである。
〔作用〕
この発明においては、設定圧力決定手段と設定温度決定
手段の両方またはどちらか一方が、送風圧力と送風温度
の設定値を各部屋の最大熱負荷または総熱負荷に比例さ
せた圧力および温度に決定し、かつこの状態で一定時間
経過しても室温が設定室温に到達しない部屋がある場合
は能力が大きくなる方向に設定値を変更することになり
、これによって高熱負荷時の正確な室温制御、および低
熱負荷時の送風機動力の低減を可能にする。
〔実施例〕
第1図はこの発明による空気調和機の一実施例を示す全
体のシステム構成図である。第1図から明らかなように
、室内機2の熱交換器4と接続されたヒートポンプ等の
熱源機17と、熱交換器4により発生する冷温風を搬送
する送風機5と、この送風機5に接続した主ダクト6と
、この主ダクト6の枝ダクト7内に配置された風it調
節用のダンパ9と、上記主ダクト6内の圧力を検出する
圧力検出器16および送風温度を検出する温度検出器1
5と、各部屋1に取付けられたルームサーモスタット1
4を備えている。また、上記各ルームサーモスタット1
4は熱負荷測定手段18に接続され、この熱負荷測定手
段18は各ルームサーモスタット14からの設定温度信
号と検出温度信号との差から各部屋1の熱負荷の大小を
測定するもので、その熱負荷信号はダンパ制御手段19
に入力される。ダンパ制御手段19には各ダンパ9の開
度操作を各別に行うステッピングモータ(図示せず)が
接続されており、測定された各部屋の熱負荷に応じた制
御出力信号でそれぞれのステッピングモータを作動させ
、それぞれのダンパ9の開度を熱負荷に応じて制御する
。また、20は各部屋1の一定時間内における最大熱負
荷または総熱負荷の値からダクト6内の圧力をいくらに
するかを決定する設定圧力決定手段、21は上記と同様
に上記最大熱負荷または総熱負荷の値からダクト6内の
送風温度をいくらにするかを決定する設定温度決定手段
であり、22は上記圧力検出器16及び温度検出器15
の検知信号に基いて圧力及び温度を測定する圧力・温度
測定手段である。また、23は上記設定圧力決定手段2
0及び圧力・温度測定手段22からの出力信号を入力し
、これら信号に基いて送風機5の送風容量を決定する送
風量決定手段であり、この送風量決定手段23の出力に
は送風機制御手段24が接続され、この送風機制御手段
24は送風機5の回転速度を制御することでダクト内送
風量が設定圧力によるようにコントロールするものであ
る。25は上記設定温度決定手段21及び圧力・温度測
定手段22からの出力信号を入力し、これら信号に基い
て熱源機17の能力を決定する能力決定手段であり、こ
の能力決定手段25の出力には熱源機制御手段26が接
続され、この熱源機制御手段26は熱源機17の能力(
圧縮機の場合はその回転速度)を制御することでダクト
内温度が設定温度となるようにコントロールするもので
ある。
なお、第1図において、第4図と同一符号は同−又は相
当部分を示している。
次に上記実施例の動作を第2図のフローチャートおよび
第3図の設定圧力・設定温度の説明線図を参照しながら
暖房時について説明する。なお、これら制御はマイクロ
コンピュータを利用して実現させるものであるが、その
回路は省略した。また熱負荷に見合った送風量を調節す
るためのダンパ9の開度制御法についての詳細説明は省
略した。
空気調和機が暖房運転されると、第2図に示す制御プロ
グラムがスタートし、まず、ステップ30で各部屋1の
ルームサーモスタット14から各々の設定室温(To)
と実際の室温(TR)の値が入力され、これに基づいて
ステップ31で示す各ダンパの開度決定がなされる。こ
こで、室温が設定室温と等しければダンパ9の開度変更
は行なわれず、室温が低ければダンパ9を開ける方向に
、高ければ閉める方向に制御する(ステップ32)。
次のステップ33では非空調室を除く各部屋の室温Tl
lと各々の設定室温T0との差から求められた熱負荷の
内の最大値を求める。なお、ここでは熱負荷−設定室温
T。−室温T、と定義する。また最大熱負荷の代りに各
部屋の熱負荷の積算値つまり総熱負荷の値を用いてもよ
い。次のステップ34において、Po −P6 min
 +A (To−丁、)の計算を行ないP。を求める。
なお、P。
は設定圧力、P、minは送風機5が安定して運転でき
る範囲内で定めた下限設定圧力(定数)、Aは定数であ
る。次のステップ35において最大の(To  TR)
の値が一定時間(例えば5分前より現在までの間)中あ
る値(例えばOdeg)より大きい状態であったかどう
かが判定され、大きければ能力が不足していることにな
るので、次のステップ36でP、に定数Cが加えられ新
たなP。
となる。上記ステップ35でrNOJと判定された場合
はステップ36の次のステップ37へ進む。
設定温度P。の値は、ステップ37で下限設定圧力(P
、 min )を下回っているか否かが判定され、下回
っていれば、次のステップ38でP、=Pominと設
定する。一方、ステップ37での判定結果がrNOJの
ときは、ステップ39に移行して設定圧力P0が上限設
定圧力(Pomax)を上回っていないか否かが判定さ
れ、上回っていれは、ステップ40でP。=Polla
Xと設定する。
次のステップ41では、T=Tmin +B (To−
TR)の計算を行ないTを求める。なお、Tは設定温度
、T minは室内の快適性や熱源機17の特性を考慮
して定めた下限設定温度(定数)、Bは定数である。
次のステップ42では上記ステップ35と同様最大の(
’ro  R8)の値が一定時間中ある値より大きい状
態であったかどうか判定され、大きければ次のステップ
43でTに定数りが加えられ新たな設定温度Tとなり、
時間の判定に使われたタイマーカウンターはゼロにリセ
ットされる。上記ステップ42で「NO」と判定された
場合はステップ43の次のステップ44へ進む。設定温
度Tの値はステップ44で下限設定温度(T m1n)
を下回っていないかどうか判定され、下回っていれば、
ステップ45でT=Tminと設定する。また、ステッ
プ44での判定結果が「NO」のとき、ステップ46で
設定温度Tが上限設定温度(T max)を上回ってい
ないかどうか判定され、上回っていれば、ステップ47
でT=Tmaxと設定する。
ステップ48は圧力検出器15と温度検出器16から信
号を取込み、現在のダクト内の圧力(P)と温度(T、
)を測定するものである。この処理が終了すると、次の
ステップ49に移行して各ダンパ9がすべて全閉または
運転限界を越える全閉に近い状態かどうかを判定し、全
閉でないならば、次のステップ50で現在熱源機17が
運転されているかどうかを判定する。運転されていれば
、次のステップ52へ進み、停止していれば熱源機17
と送風機5を運転させるステップ51を経てステップ5
2へ進む。ステップ52ではPとP。との値が比較され
、PG>Pの関係ならば送風機5の容量、即ち回転数r
pmがPとPoとの差に応じてアップされ(ステップ5
3)、PG<Pの関係ならば、ダウンされる(ステップ
54)。また、PがPoの不感帯内ならば、回転数の変
更を行なわず、次のステップ55へ進む。
ステップ55では、位相制御器等により送風機5の回転
数制御が行なわれる。
そして次のステップ56に移行してTとT、の値が比較
され、T > T sの関係ならば熱源機17の能力(
熱源機がヒートポンプの場合は圧縮機の回転数)がTと
T、の差に応じてアップされる(ステップ57 ) o
 T <Tsの関係ならばダウンされる(ステップ58
)。またTがT、の不感帯内ならば回転数の変更を行な
わず、次のステップ59へ進む。ステップ59ではイン
パーク等により熱!l;+機17の回転数制御が行なわ
れる。なお、ステップ49で各ダンパ9がすべて全閉と
判定された場合はステップ60へ進み、ここで送風機5
と熱源機17を停止させる。
以上の制御は一定時間間隔で繰り返される。これら一連
の制御により、ある特定の一室あるいは複数室の室温が
設定室温を大幅に下回っている場合は、設定圧力と設定
温度の値は高目に設定され、さらに一定時間経過しても
状態が改善されない場合、設定値はより高目に設定され
暖房能力は大きくなる。また、ダンパ9開度も熱負荷の
大小に比例するため最大熱負荷の部屋1のダンパ9はほ
ぼ全開状態となる。その結果、最大熱負荷の部屋へは高
温で大風量の温風が供給され、その室温を急速に高める
。一方、室温がほぼ満足されている部屋lのダンパ9は
絞ぼられ適切な風量の温風が供給される。また、各部屋
lの室温がすべて設定室温に近づき、最大熱負荷または
総熱負荷の値が小さくなると、設定圧力と設定温度の値
は下げられ、送風量と送風温度は低下する。この風量と
温度の低下に伴い室温が低下すると、各ダンパ9は開く
方向に動作し、最終的には低い設定圧力・設定温度でダ
ンパ9は全開に近い状態で運転される。したがって少な
い圧力損失で送風機5が運転される事になり、送風機入
力は低減する。また熱負荷に見合った能力で熱源機17
が運転されるようになるためその発停回数も少なくなる
なお、上記実施例の第3図では設定圧力(Po)と設定
温度(T)の値を(To  To)の値がゼロの時から
P6minまたはT lll1nに固定するようにして
いたが、これは必ずしもゼロの時からでなくとも良い。
また、上記実施例では送風機5を位相制御器により、熱
源機17をインバータにより回転数制御することで送風
量・能力を制御していたが、これは他の制御手段によっ
てもよい。
さらに、上記実施例では最大熱負荷(各空調中の部屋の
設定室温−室温の値の最大値)または総熱負荷の値に基
づいて設定圧力と設定温度の値を決定するようにしたが
、熱負荷の求め方は毎制御タイミングごとの計測、ある
間隔をおいての計測、ある時間内の積算値あるいは平均
値としての計測値として求めることができる。
なお、ダンパ9の制御のしかたには上記したように熱負
荷に比例して比例的に開度を設定する方式以外にも、全
開と全閉の2位置に制御する方式もある。
また上記実施例では送風圧力と送風温度の設定値の両方
を熱負荷に応じて可変制御するようにしていたが、どち
らか一方のみを可変制御するようにしてもよい。この場
合は能力可変幅が上記実施例と同等になるよう制御整数
(A、B)、  (C。
D)の値を大きく設定する。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、ダクト内の設定圧力と
設定温度を最大熱負荷または総熱負荷の大小に応じて決
定する手段を設け、この決定に基づいて適切な送風量と
送風温度の冷温風を各部屋へ与え得るように構成したの
で、立上り時等の熱負荷が大きい時でも室温を設定値に
正確に制御でき、熱負荷の小さい時は少ない搬送動力で
送風機を運転することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による空気調和機の一実施例を示すシ
ステム構成図、第2図は第1図の制御動作を示すフロー
チャート、第3図は熱負荷と設定値の関係を示す説明線
図、第4図は従来における空気調和機の構成説明図、第
5図は従来の冷房負荷と風量の関係を示す説明線図であ
る。 ■・・・部屋、5・・・送風機、6・・・ダクト、7・
・・技ダクト、9・・・ダンパ、14・・・ルームサー
モスタット、15・・・温度検出器、16・・・圧力検
出器、17・・・熱源機、18・・・熱負荷測定手段、
19・・・ダンパ制御手段、20・・・設定圧力決定手
段、21・・・設定温度決定手段、22・・・圧力・温
度測定手段、23・・・送風量決定手段、24・・・送
風機制御手段、25・・・能力決定手段、26・・・熱
源機制御手段。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)温風または冷温風を発生させる能力変形の熱源機
    と、この熱源機の冷温風を各部屋へ分配供給するダクト
    および容量可変形の送風機と、上記ダクトの枝部分に配
    置された風量調節用のダンパと、各部屋に設置されたル
    ームサーモスタットを備えた空気調和機において、上記
    ルームサーモスタットで設定された室温および検出され
    た室温の信号を入力としてその差より各部屋の熱負荷を
    測定する熱負荷測定手段、この熱負荷測定手段の出力に
    基づき上記ダンパの開度を制御するダンパ制御手段、上
    記熱負荷測定手段によって測定された各部屋の一定時間
    内における熱負荷の内の最大の値または総熱負荷の値に
    基づきダクト内の設定圧力を決定する設定圧力決定手段
    、および同様にして送風温度の設定値を決定する設定温
    度決定手段、ダクト内の圧力検出器および温度検出器か
    らの検出信号を入力とする圧力・温度測定手段、この測
    定手段の圧力信号出力と上記設定圧力決定手段の出力に
    基づき送風機の容量を決定する送風量決定手段、この送
    風量決定手段の出力に基づき送風機を制御する送風機制
    御手段、上記設定温度決定手段の出力と上記圧力温度測
    定手段の温度信号出力に基づき熱源機の能力を決定する
    能力決定手段、この能力決定手段の出力に基づき熱源機
    の能力を制御する熱源機制御手段を備えた空気調和機。
  2. (2)設定圧力決定手段は、ダクト内の設定圧力を各室
    の熱負荷(設定室温と実際室温の温度差)の最大値また
    は総熱負荷に比例させ、かつ一定時間以内に熱負荷の値
    が小さくならないときには設定圧力を高い値に修正する
    ようになっていることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の空気調和機。
  3. (3)設定温度決定手段は、ダクト内の設定温度を各室
    の熱負荷(設定室温と実際室温の温度差)の最大値また
    は総熱負荷に比例させ、かつ一定時間以内に熱負荷の値
    が小さくならないときには設定温度を能力が大きくなる
    ように修正するようになっていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の空気調和機。
JP61071733A 1986-03-26 1986-03-26 空気調和機 Pending JPS62225842A (ja)

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