JPS62223280A - インクジエツト記録用インク - Google Patents

インクジエツト記録用インク

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Publication number
JPS62223280A
JPS62223280A JP61067769A JP6776986A JPS62223280A JP S62223280 A JPS62223280 A JP S62223280A JP 61067769 A JP61067769 A JP 61067769A JP 6776986 A JP6776986 A JP 6776986A JP S62223280 A JPS62223280 A JP S62223280A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
contact angle
recording
jet recording
meniscus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61067769A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Ito
伊東 良將
Masayoshi Miura
眞芳 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP61067769A priority Critical patent/JPS62223280A/ja
Publication of JPS62223280A publication Critical patent/JPS62223280A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気流と静電力を用いインク液を微少開口部よ
シ吐出させ、文字・図形等の画像を被記録物に形成する
インクジェット記録装置に用いられるインクジェット記
録用インクに関するものである。
従来の技術 空気流と静電力を用いたインクジェット記録へるが、簡
単にインク液の吐出原理を述べる。
図が原理図である。図中1はインク流入口でインクタン
ク(図示せず)よりインクが供給され、空気流入口2よ
シ空気が供給される。7がこの状態で形成されるインク
メニスカスである。さらにインク中に電極3が設置され
ており、この電極3と対向して電極4が設けられている
。この電極3.4間に電圧を加えると同時に、空気室5
を流れる空気流とによって、インクが吐出する。6はイ
ンク室で、一般に油性インクが充填されている。
空気流入口2よシ流入した空気流は空気室5中を急激な
曲りを形成しながら空気吐出口より常時流出する。非記
録時にインクはこの空気流により形成される圧力勾配中
にメニスカス7を保持している。この状態で電極3.4
間に記録信号が加えられると、記録信号に応じてインク
液滴が吐出し、記録が行われる。
発明が解決しようとする問題点 空電制御型の本ヘッドを用いたプリンターに使用するイ
ンクは、油性インクであるが、どの様な油性インクでも
可能と云う事ではない。つまり本ヘッドの特徴の1つで
ある高品位記録を安定に得るためには、一定したインク
滴が安定に吐出しななければならない。一般にこれらを
考慮しないインクを使用した場合、初期の吐出は可能で
あるが、長時間使用していると、不安定な記録となる。
この原因を詳細に検討したところ、インクメニスカスの
形成状態に依存すると予想された。又この現象は空気流
と静電力を用いたヘッドに特有なものである事も知られ
た。本発明では、この様な不安定吐出にともなう不安定
な記録が生じないインク、つまり長時間安定な吐出可能
なインクを提供しようとするものである。
問題点を解決するだめの手段 上記目的を達成するために、本発明は油性インクのフッ
素フィルムにおける接触角を47度以上となるようにし
たものである。
作用 フッ素フィルム上での接触角が47度以上であると、空
気流の存在によってもインクのメニスカスが常に安定し
ており、記録特性が安定化される。
実施例 空電制御型ヘッドは、静電力以外に空気流を用いる事に
より、応答性の向上や、インク滴の微細化による高画質
等の特徴を達成するものであるが、果、このインクメニ
スカスの形状が不安定となった場合、インク吐出方向の
曲シが生じやすい事、又メニスカスの大きさの変化によ
り、記録濃度むらが生じやすい事等がわかった。この原
因はインク吐出口に形成されるインクメニスカスの接触
角に依存するものと思われる。
メニスカスの形状を不安定にする要因として、空電制御
型ヘッド特有の空気流がある。この空気流は、メニスカ
ス周辺部において微視的に乱流が生じていると思われ、
そのために、メニスカスの不安定性が生じている。特に
、水性インクとは異なり、油性インクにおいては、接触
角が小さい、このためメニスカス底辺部の広がりは、空
気流の変化により、不安定となりやすい。この状態に、
メニスカスの安定性の必要性は、空電制御型ヘッドに特
有のものである。この事から、本ヘッドに使用されるイ
ンクは、空気流によるメニスカスの不安定化の力に耐え
る必要があり、そのためインクのヘッドノズル材質に対
する接触角が重要である事が知られた。つまり種々の溶
媒からなるインクを試作し、記録状態をテストした結果
と、このインクをフッ素フィルム上での接触角の測定結
果の比較から、安定な記録を得るためには、接触角が、
47度以上を有するインクが必要である事が知られた。
きない。一方、インク吐出状態に依存する記録物の状態
と、フッ素フィルム上でのインクの接触角と相関がある
事から、フッ素フィルム上での接触角を測定し検討した
。フッ素フィルムを用いた理由は、化学的に安定である
事から、再現性あるデータが得られる事である。実際に
使用したフッ素フィルム上、東し■トヨフロンPEP 
(4フツ化エチレンと6フツ化プロピレンの共重合体)
である、測定に際しては、アセトン及び、インプロピル
アルコールで洗浄後80℃で2時間乾燥後使用した。又
この基板上でのインクの接触角測定には、ERMA 0
PTIKAL WORKS Co、 LTD製ノ測定器
ヲ用いた。
1)染料 1.5部 テトラリン  7部 オレイン酸  3部 からなるインクを試作した。接触角は67度であった。
このインクは数時間以上の記録においても安定な状態を
示した。
2)染料  2部 エチルセロソルブ 10部 メシチレン 10部 よりなるインクを試作した。このインクの接触角は53
度であった。記録状態は1)のインクと同様に長時間安
定な記録であった。
3)染料  1部 テトラリン  8部 より成るインクの接触角は47度であり、目視による記
録状態には問題ない。記録物の正確な観察として、実体
顕微鏡による、記録物のドツト状態を観察の結果、記録
3時間後より、多少のドツト位置ずれが見られた。しか
し、目視による観察では問題とならず、実用上使用可能
である。
4)染料  2部 メシチレン  8.5部 より成るインクの接触角は41度であり、記録開始後、
3時間後には、目視による観察においても、記録ドツト
の位置ずれが見られ、実用的には使用不可能なインクで
ある事がわかった。
以上の様にフッ素フィルムとしてFBPを使用し、その
接触角と、そのドツトの記録状態との使用可能な関係を
得る事ができたが、同様に、東し■のトヨフロンI) 
F Aフィルム(4フッ化エチレンドパ−70口アルコ
キシエチレントノ共重合体)においても実験の結果はと
んど同じ結果が得られた。
なお、実施例における評価パターンは、8ドツト/mf
f1の記録密度で、1ドツトの記録速度は300μSに
より行なったものである。
以上のように、フッ素フィルム上でのインク接触角が4
7度以上であれば、本実施例の溶媒にかぎらず、他の溶
媒によっても可能である事はいうまでもない。
この様なインクを使用すると、空電制御型インクヘッド
を用いたインクジェットプリンタにおいて長時間安定な
記録を得る事ができる。
発明の効果 以上のように、本発明は油性インクのフッ素フィルム上
での接触角を47度以上としたインクジェット記録用イ
ンクで、空気流と静電力を用いた空電制御型インクジェ
ット記録装置に使用したとき安定したメニスカスが得ら
れ、吐出特性が安定し高品位の記録が可能となる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明によるインクジェット記録用インクの適用さ
れる空電制御型インクジェット記録装置のヘッド部分断
面図である。 1・・・インク流入口、2・・・空気流入口、3・・・
インク電極、4・・・対向電極、5・・・空気室、6・
・・インク室、7・・・インクメニスカス。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男ほか1名、5空
気室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. フッ素フィルム上の接触角が47度以上である油性イン
    クを主体とするインクジェット記録用インク。
JP61067769A 1986-03-26 1986-03-26 インクジエツト記録用インク Pending JPS62223280A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61067769A JPS62223280A (ja) 1986-03-26 1986-03-26 インクジエツト記録用インク

Applications Claiming Priority (1)

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JP61067769A JPS62223280A (ja) 1986-03-26 1986-03-26 インクジエツト記録用インク

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JPS62223280A true JPS62223280A (ja) 1987-10-01

Family

ID=13354478

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61067769A Pending JPS62223280A (ja) 1986-03-26 1986-03-26 インクジエツト記録用インク

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