JPS6222068B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6222068B2
JPS6222068B2 JP19887983A JP19887983A JPS6222068B2 JP S6222068 B2 JPS6222068 B2 JP S6222068B2 JP 19887983 A JP19887983 A JP 19887983A JP 19887983 A JP19887983 A JP 19887983A JP S6222068 B2 JPS6222068 B2 JP S6222068B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling water
shell
solution
discharge port
supply port
Prior art date
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Expired
Application number
JP19887983A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6091166A (ja
Inventor
Hiroyuki Sumitomo
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hisaka Works Ltd
Original Assignee
Hisaka Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hisaka Works Ltd filed Critical Hisaka Works Ltd
Priority to JP19887983A priority Critical patent/JPS6091166A/ja
Publication of JPS6091166A publication Critical patent/JPS6091166A/ja
Publication of JPS6222068B2 publication Critical patent/JPS6222068B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 イ 技術分野 この発明は吸収式ヒートポンプ等において使用
する吸収器に関するもので、特に、互いに掌合し
て相互間に冷却用と吸収用の交互のチヤンネルを
形成する複数のプレートからなるプレート式吸収
器に関する。
ロ 従来技術 従来プレート式吸収器としては、吸収チヤンネ
ルに面するプレートに***を穿設し、この***を
通して吸収ガスを吸収チヤンネル内を流れる溶液
中に吹き込んでこれに吸収せしめるようにしたも
のが知られている。しかしながら、この場合、小
穴より溶液中に噴出させるため吸収余剰ガスの処
理が必要となり、また、圧力の高い吸収ガスが必
要となり、エネルギーロスが多いといつた欠点が
ある。
ハ 発明の目的 この発明は従来のこの種吸収器における上に述
べたごとき欠点を解消せんとするものである。す
なわち、この発明の目的は、高い吸収ガス供給圧
力を要さず、したがつて省エネルギー効果の高い
プレート式吸収器を提供することである。
ニ 発明の構成 かかる目的を達成するためにこの発明のプレー
ト式吸収器は、上部に蒸気供給口2を備えるとと
もに下部に溶液排出口3を備え、かつ、冷却水の
供給口4ならびに排出口5を備えたシエル1;シ
エル1内に収容され、ガスケツト13,14
14を介し互いに掌合して相互間に上部、両側
部ならびに下部における開口15〜15にて
シエル1の内部空間Cと連絡する一方、冷却水の
供給口4ならびに排出口5に対して閉塞した第1
の通路Aと、シエル1の内部空間Cに対して閉塞
するとともに冷却水の供給口4ならびに排出口5
と連絡する第2の通路Bとを交互に形成する、鉛
直に延在する複数のプレート9;および第1の通
路Aの上部および側部の開口15〜15から
通路内方に向けて溶液を噴射するための多段に配
置したノズル16群;を包含する。
ホ 発明の作用 ノズル16から通路A内に向けて溶液を噴射す
ることにより、その液滴によつてプレート9の伝
熱面上に薄い流下液膜が形成され、同時に蒸気供
給口2からシエル1内に供給される蒸気が各通路
A内に流入し、しかして蒸気と溶液とが相接触し
て吸収発熱作用が生ずる。この発熱により、供給
口4から通孔11を通つて隣位の通路B内に流入
する冷却水が蒸発せしめられる。生成した高温の
水蒸気は未蒸発の冷却水分とともに、通孔12を
経て排出口5へ至る。
水蒸気は気液分離20を経て取出口22から取
り出され、水蒸気と分離された冷却水は再循環せ
しめられる。
ヘ 発明の効果 この発明によれば、溶液は薄い膜状であるため
液圧をもたず、それゆえ比較的低い圧力で吸収ガ
スを送り込むことで、所期の性能を得ることがで
きる。また、伝熱面上に薄い膜状に供給すればよ
いこと、および伝熱長さの短いプレートを使用す
ることから、溶液の送給に要するポンプ動力もか
なり小さくてすむ。かくしてこの発明は、省エネ
ルギー効果の高いプレート式吸収器を提供するこ
とができる。
ト 実施例 以下、図面に示すこの発明の実施例について詳
細に説明する。
まず第1図を参照すると、シエル1は水平方向
に延伸する楕円形断面の筒状を呈しており、上部
に蒸気供給口2を備え、下部に溶液排出口3を備
えている。冷却水の供給口4ならびに排出口5は
シエル1の端面6に設けてある。シエル1の他端
は参照数字7で指すごとく開口しており、端板8
をシエル1にフランジ止めすることにより閉塞さ
れている。
複数のプレート9がシエル1と端板8との間に
緊締されている。各プレート9は第2図からわか
るように略矩形であつて、伝熱長さの短い(好ま
しくは4m以下)伝熱面を備えるとともに、冷却
水の流過を許容する通孔11,12を有する。プ
レート9は鉛直に延在し、互いに掌合した状態で
は総ての通孔11および12が各々整列し、通孔
11は冷却水の供給口4と、また、通孔12は冷
却水の排出口5と連通する。
これらの複数プレート9がガスケツトを介して
互いに掌合することにより、プレート相互間に交
互の通路A,Bが形成される。詳しく述べるなら
ば、第3図からよくわかるように、溶液の通路A
は、部分的に切除されたガスケツト14〜14
により通孔11,12とは断絶する一方、ガス
ケツトの切除部分すなわち上部、両側部、および
下部の開口15〜15を通じてシエル1の内
部空間Cと連絡している。冷却水の通路Bは、プ
レート9の外周に沿つて延伸するガスケツト13
によつてシエル1の内部空間Cに対しては閉塞さ
れる一方、通孔11,12と、したがつて、ま
た、冷却水の供給口4ならびに排出口5と連絡す
る。
溶液を各通路A内へ噴射するためのノズル16
群を配設したヘツダー17が、各々、通路Aの上
部の開口15ならびに側部の開口15,15
にノズル16を臨ませるごとく位置する。図示
例ではノズル群は3段に設けてあるが、必要に応
じて2段もしくは4段以上設けてもよい。
再び第1図を参照すると、冷却水の供給口4な
らびに排出口5は各々管路18,19を介して気
液分離器20と接続しており、管路18には給水
ノズル21を取り付けてある。22は水蒸気の取
出口である。
次ぎに上述のごとき構成のプレート式吸収器に
おける作用について述べる。
まず濃溶液が、第3図において破線で示すよう
に、ノズル16から上部および両側部の開口15
〜15を通して通路A内へ噴射される。しか
して通路Aに面するプレート9の伝熱面上に濃溶
液の液滴によつて薄い流下液膜が形成される。さ
らにこの通路A内には、蒸気供給口2からシエル
1内に供給された蒸気が、上部ならびに両側部の
開口15,15から流入する。この結果、濃
溶液が蒸気を吸収して稀溶液となるとともに、吸
収発熱作用が生ずる。稀溶液は伝熱面に沿つて流
下し、下部の開口15からシエル1の底部に落
下し、溶液排出口3から器外へ取り出される。
一方、供給口4から供給される冷却水は、第3
図において実線で示すように、通孔11から各通
路Bへ流入して12へ向かう。その際、隣位の通
路A内における前記の吸収発熱作用によつて加熱
され、高温の蒸気が発生する。生成した水蒸気と
未蒸発の冷却水は通孔12、排出口5、および管
路19を経て気液分離器20へ至る。この気液分
離器20により水蒸気と冷却水とが分離され、水
蒸気は取出口22から取り出される。冷却水は管
路18を通して再循環せしめられる。
なお、蒸発分を補給するための、あるいはそれ
とは独立して一定の、新たな冷却水が給水ノズル
21から供給されるが、これは冷却水の循環作用
を促進する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明のプレート式吸収器の一実施例
を示すもので、第1図は縦断面図、第2図は第1
図の−線に沿う横断面図、第3図はプレート
の重合要領および流体の流通状態を示す分解斜視
図である。 1……シエル、2……蒸気供給口、3……溶液
排出口、4……冷却水供給口、5……冷却水排出
口、9……プレート、11,12……通孔、1
3,14〜14……ガスケツト、15〜1
……開口、16……ノズル、20……気液分
離器、A……溶液通路、B……冷却水通路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上部に蒸気供給口を備えるとともに下部に溶
    液排出口を備え、かつ、冷却水の供給口ならびに
    排出口を備えたシエル;シエル内に収容され、ガ
    スケツトを介し互いに掌合して相互間に上部、両
    側部ならびに下部における開口にてシエルの内部
    空間と連絡する一方、冷却水の供給口ならびに排
    出口と連絡する第2の通路とを交互に形成する、
    鉛直に延在する複数のプレート;および第1の通
    路の上部および側部の開口から通路内方に向けて
    溶液を噴射するための多段に配置したノズル群;
    を包含してなるプレート式吸収器。 2 前記冷却水の供給口ならびに排出口が気液分
    離器に接続しており、しかして冷却水が循環する
    ことを特徴とする特許請求の範囲の記載1のプレ
    ート式吸収器。
JP19887983A 1983-10-24 1983-10-24 プレート式吸収器 Granted JPS6091166A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19887983A JPS6091166A (ja) 1983-10-24 1983-10-24 プレート式吸収器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19887983A JPS6091166A (ja) 1983-10-24 1983-10-24 プレート式吸収器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6091166A JPS6091166A (ja) 1985-05-22
JPS6222068B2 true JPS6222068B2 (ja) 1987-05-15

Family

ID=16398435

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19887983A Granted JPS6091166A (ja) 1983-10-24 1983-10-24 プレート式吸収器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6091166A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6273059A (ja) * 1985-09-26 1987-04-03 株式会社 日阪製作所 プレ−ト式吸収器
SE501503C2 (sv) * 1993-05-14 1995-02-27 Electrolux Ab Absorbator för absorptionskylapparat

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6091166A (ja) 1985-05-22

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