JPS6221884A - 基質の着色又は染色法 - Google Patents

基質の着色又は染色法

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JPS6221884A
JPS6221884A JP60156151A JP15615185A JPS6221884A JP S6221884 A JPS6221884 A JP S6221884A JP 60156151 A JP60156151 A JP 60156151A JP 15615185 A JP15615185 A JP 15615185A JP S6221884 A JPS6221884 A JP S6221884A
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Japan
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acid
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water
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JP60156151A
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住谷 光圀
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Nippon Kayaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は基質の着色又は染色法に関する。更に詳しくは
特定の化学構造を有する酸性染料及びアルミニウム強酸
塩更に必要に応じて酸性物質を用いる基質の着色又は染
色法に関する。
「従来技術」 ファッション水着、玩具、教育用品などの分野において
は水にぬらした時発色し乾燥状態で無色になるような検
出材(繊維、樹脂1紙、木製品他)が要望され又食品、
医薬品などの商品が水にぬれた事があったかどうかの商
品履歴や乾燥状態を知るだめの検知用素材(検出材)が
要望されている。
このような要望に応えるークの方法としてpH指示薬に
酸性物質又はアルカリ性物質を添加して置く方法が考え
られるが指示薬は各種堅牢度(例えば水1日光堅牢度)
が弱く基質に対し親和性が乏しいことが多く水にぬれた
場合他の物質を汚染する恐れがあり、また食品、医薬品
にこのような指示薬を含んだ素材を添付する場合その安
全性が確められていないので直ちには実用化出来ないと
いうのが現状である。
「発明が解決しようとする問題点」 水、湿気によって着色するような機能を有する検出材に
おいてそのような検出材と接触している物質を汚染する
ことなく、又食品、医薬品等にも安全に使用出来るよう
な検出材の開発が望まれている。
「問題を解決するだめの手段」 本発明者は前記したような要望に応えるべく鋭意研究を
重ねた結果本発明に至ったものである。
即ち本発明はカラーインデックス、アシッドレッドC以
下C,工、アシッドレッドと略す)51゜87.91,
92,94,95又は98からなるグループより選ばれ
た染料及びアルミニウム強酸塩更に必要により酸性物質
で処理することを特徴とする基質の着色又は染色法を提
供する。このようにして見られた着色又は染色(以下両
者を併せて単に染色という)された基質(但し乾燥状態
では無色)は容易にはとけ出さないのでこのものと接触
している他の物質を汚染することがない。
本発明で用いる前記酸性染料はいずれも公知の染料であ
りその構造式はカラーインデックス(第3版)により公
知であり次のような構造式番号を有している。
染 料 名     (構造式番号) C0工、アシッドレッド51  (C0工、  454
30)92(C,工、45410) 94 (C0工、4’5440) 95(C,工、45425) 98(C,工、45405) これらの染料のうちC1工、アシッド51. 92及び
94等は食品添加物に指定されているのでそれらを用い
ることによって食品、医薬品に対しても安全に適用しう
る検出材を得ることができる。
本発明では基質として比較的高い親水性を示すものが用
いられその具体的な例としては紙;パルプ;木材;木綿
、麻、スフ、レーヨンなどのセルロース繊維;ナイロン
、羊毛、絹などのポリアミド繊維;ポリビニールアルコ
ール系繊維などが挙げられる。それらの基質を処理する
前記の酸性染料、アルミニウム 強醒塩、酸性物質は各
々単独で用いても良いが2種以上混合して使用しても良
い。
アルミニウム強酸塩としては硫酸アルミニウムなどのア
ルミニウム強酸塩の他、明ばん、カリ明ばん、アンモニ
ウム明ばんなどの明ばん類が用いられる。そして前記酸
性染料とアルミニウム強酸塩を各々0.1〜20%好ま
しくは1〜10%含有する同−又は別々の処理浴、又必
要に応じて欠配の酸性物質をアルミニウム強酸塩と一緒
に溶解した処理浴を調製して処理に供される。
必要に応じて用いられる酸性物質としては一般の有機、
無機酸類、酸性塩、酸性を呈す強酸の塩などのうち1%
水溶液のpHが4以下であるものが適しており特に基質
に親和性の高いものが好ましい。その例としては酒石酸
、フマール酸などの脂肪族カルボン]jK、  )ルエ
ンスルホン酸、ナフタリンジスルホン酸などの芳香族ス
ルホン酸類1石炭酸のようなフェノール類、塩酸、りん
酸、第−ビロリン酸、ナトリウムなどの酸性塩、硫酸ジ
ルコニウムなどの強酸塩などが挙げられる。又ポリアク
リル酸、カルボキシメチルセルロースのような高分子化
合物でも良い。
酸性物質の添加は必須ではないが地肌の白色度。
経時変化の抑制1発色、消色のリサイクルの向上の点で
好ましい場合が多い。使用量は0・001〜20%好ま
しくは0.1〜10%の水溶液として単独または経済的
にはアルミニウム強酸塩と一緒に溶解して処理に供され
る。なお経済上、安全上に問題がなければアセトンなど
適当な有機溶媒を併用しても良いが通常は水が前記酸性
染料、アルミニウム強酸・塩、酸性物質等の処理浴調製
の為の溶媒として用いられる。
前記のようにして調製された処理浴を用いる基質の染色
(処理)は1次のように行われる。
処理温度は通常室温(約15℃)から100℃いは酸性
物質浴による処理を行う場合には室温乃至約90℃にお
いて行われる。
次に処理時間は特に制限はなく通常は含浸するだけで十
分であるが必要に応じて15〜30分の範囲で処理され
る。
なお1つの処理が終ってから次の処理に移る場合乾燥し
てもよいが単に脱水するだけでもよい。
処理浴には染料、アルミニウム強酸塩の基質への浸透性
をよくするためにアニオン界面活性剤、ノニオン界面活
性剤、無機電解質(食塩、芒硝等)等が添加されていて
もよい。
なお水性の処理浴を調製して処理する場合には前記した
ように染料を含む処理浴及びアルミニウム強酸塩又はア
ルミニウム強酸塩と酸性物質を含む処理浴で任意の順序
で処理されるのであるがこれらの薬剤でインキ、捺染糊
を調製して捺染を行うことも出来る。その場合はそれら
の薬剤を一つのインキ基剤又は糊剤に前記2つ又は5つ
の薬剤を含有せしめてインキ又は捺染糊を調製して基材
に捺染すればよい。
このような方法は酸性染料がアルミニウム強酸塩と作用
して沈澱をおこし同一処理浴に溶解することができない
ような場合に殊に有益な方法である。
なお発色、消色時間を変えるなどの目的で前記の処理後
水分を通す保護膜(例えばエチルセルロースポパール膜
、カルボキンメチルセルロース膜等)を表面に形成させ
たり一般の染料で染色し色彩効果を期待することもでき
る。このようにして得られた染色基材(検出材)は水分
が残留していると地発色をおこすおそれがあるので加熱
乾燥して水分を十分除いておくのが望ましい。
「実施例」 本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1 C1工6アシツドレッド510.2%(対処理浴重量%
、以下同じ)処理浴でパルプ製7紙を20℃で15分間
処理後含水率約40チ迄脱水する。この含浸F紙を硫酸
アルミニウム7%と硫酸ジルコニウム0.5%を溶解さ
せた処理浴で20℃、15分間処理後脱水し乾燥する。
次いで約70℃で熱風乾燥すると白色のν紙(検出紙)
が得られた。本検出紙は水に触れると直ちに赤色に発色
し乾燥すると消色した。又発色した検出紙に白紙をおし
あてても白紙の汚染はなかった。
実施例2 C1工、アシッドレッド92の0.1%水溶液を三菱製
紙製上質紙に紙に対して60%の量になる様に塗布する
。乾燥後、硫酸アルミニウム5チの水溶液を塗布し乾燥
する。最後に熱風乾燥して白色の検出紙を得た。本検出
紙はその塗布面に水を接触させると約10秒後に青味赤
に発色しこの発色は水分を除いても消えず過去に水との
接触を示す検出材として有効であった。本検出紙の処理
面にエチルセルロースの厚さ約70μの保護膜を形成さ
せると水と接触してから約10分後に発色する検出紙が
得られた。
実施例3 常法によりC0工、アシッドレッド940.5%(対繊
維重量比)で染色したナイロン布を硫酸アルミニウム5
%、2−ヒドロキシ−4−メトキシベ/シフエノン−5
−スルホン酸(酸性を示す紫外線力 安定剤)2%および分子量約100☆のポリアクリル酸
5%より成る処理浴で50℃にて15分間処理したのち
水洗乾燥すると白色のナイロン布が得られ、このものは
水に接触すると鮮明な背味赤色を呈し、乾くと消色した
。この検出布の耐光堅牢度が良好であり水に接触して発
色した布が他の繊維を汚染することはなかった。
実施例4 実施例1に於て硫酸アルミニウムの代りに明ばん10%
を用いる他は実施例1と同様に処理して処理2紙(検出
紙)を得た。このものは乾燥状態で無色であるが水と接
触して赤色を呈した。
実施例5〜15 実施例1に準じて第1表に示される染料の処理浴を用い
て処理し次いでアルミニウム硫酸塩及び酸性物質からな
る処理浴を用いてF紙を処理して処理戸紙(検出紙)を
得た。見られた検出紙はいずれも乾燥状態で無色だが水
分と接触すると赤色を呈した。赤色に着色した検出紙は
他の物質を汚染しなかった。
第1表 7                      + 
 イミノ−2−酢酸 18             
  + フマール酸 I9             
  + マレイン酸 110            
           +  インニコチン散 111
                 + ジクロル酢酸
l゛詩チ  ・  + 実施例16 実施例1において硫酸ジルコニウムを用いない他は実施
例1と同様に処理した。但しC0工・アシッドレッド5
1及び硫酸アルミニウムの処理浴で処理したあと硫酸セ
シウム5%の処理浴で20℃で10分間処理して検出紙
を得た。このものは水と接触すると赤色に発色し乾燥す
ると消色【、た。
「発明の効果」 水、湿気によって着色し乾燥することによって消色する
ような機能を有する検出材においてそのような検出材と
接触する物質を汚染することがなく又染料を選択するこ
とによりンで食品、医薬品等にも安全に使用出来る水分
の検出材がえられた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カラーインデックス、アシッドレッド51、87
    、91、92、94、95又は98からなるグループよ
    り選ばれた染料及びアルミニウム強酸塩更に必要により
    酸性物質で処理することを特徴とする基質の着色又は染
    色法。
JP60156151A 1985-07-17 1985-07-17 基質の着色又は染色法 Pending JPS6221884A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5729628A (en) * 1980-07-28 1982-02-17 Teijin Ltd Hemp like two layered fused processed yarn and method
EP1199065A3 (de) * 2000-10-19 2004-01-02 Henkel Kommanditgesellschaft auf Aktien Mittel zum Färben von keratinhaltigen Fasern
JP2007321247A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Seiren Co Ltd ポリアミド系繊維構造物

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