JPS62218241A - 車両用定速走行装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、手動変速機付き車両の定速走行装置に関する
。

（従来技術） 最近の車両には車両を自動的に一定速度で走行させる定
速走行装置が装備されているものがある。このような車
両においては、運転者が定速走行させたい速度を車速設
定スイッチなどで設定すると、実車速と設定車速との偏
差を零にするようにキャブレタのスロットル弁の開度か
調整されて実車速が設定車速になるように速度制御され
る。

この定速走行装置は高速道路などを一定速度で走行する
場合は常にアクセルペダルを踏んでいる必要がないので
運転者には便利である。

第３図は手動変速機を搭載した従来の車両用定速走行装
置のブロック線図であり、図においてｌはバッテリー、
２はイグニッションスイッチ、３はブレーキペダルを踏
んだときオフするブレーキスイッチ、４はクラッチペダ
ルを踏んだときオフするクラッチスイッチ、５は車両を
希望する車速で定速走行させるときに操作するセットス
イッチ、６は車両を一時的に減速させた場合再びもとの
設定車速に戻すときに操作するりジュームスイ・ンチ、
７は車両を設定車速での定速走行状態からさらに加速さ
せるときに操作するアクセラレートスイッチである。８
は車速に応じたパルスを出力するリードスイッチ式の車
速センサ、９は車速センサ８からのパルスを検知して車
速信号として出力する車速検知回路、１０はセットスイ
ッチ５を操作したとき車速検知回路９からの車速信号を
記憶し、この設定車速と車速センサ８からのパルスに応
じた実車速とを比較し、その差に応じた車速差信号を定
速走行指令信号として出力する定速走行指令回路である
。１１は定速走行指令回路ＩＯの電源回路、１２はブレ
ーキスイッチ３′またはクラッチスイッチ４かオフした
とき定速走行状態を解除する解除信号発生回路、１３は
実車速か設定車速になると点灯するクルーズランプ、１
４は定速走行指令回路ｌＯからの出力に基づいてクルー
ズランプ１３の点、消灯を制御するクルーズランプ駆動
回路、１５は定速走行指令回路ｌＯからの指令信号に基
づいてサーボバルブ１６の負圧導入バルブ１６ａと大気
導入バルブ１６ｂとの開閉動作を制御するバルブ駆動回
路である。１７はサーボハルツ１６の負圧導入バルブ１
６ａからの負圧または大気導入バルブ１６ｂからの大気
圧によって駆動され、スロットルバルブ１８の開度を制
御するアクチュエータ、１９はスロットルバルブ１８の
開閉制御によって車速あるいは加速制御を行なうエンジ
ンである。また、鎖線で囲まれた部分は定速走行装置の
要部となるコントローラである。

ところで、一般に、４速と５速てはギヤ比が離れていて
動力性能に差かあるにもかかわらず、上述した従来の定
速走行装置を備えた手動変速機付き車両においては、１
通りの車速制御を行うようになっているので、４通時と
５速時でそれぞれ定速走行をした場合に回し定速走行性
源が得られない、すなわち４速でも５速でも設定した車
速値にはなるが、坂道などでトルク変化が生じた時には
、復帰する感度か異なり制御の安定性がそこなわれると
いう問題があった。

（発明の目的および構成） 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、ギヤポ
ジションにかかわらず同じ定速走行性能を得ることを目
的とし、この目的を達成するために、ギヤポジションを
検知することにより４速と５速とを識別し、４速と５速
とで同一の定速走行性ス屯か得られるように定速走行制
御を切換えるように構成した。

（実施例） 以下本発明を図面に基づいて説明す−る。

第１図は本発明による定速走行装置の一実施例を示すブ
ロック線図であり、第４図と同じ参照数字は同じ構成部
分を示す。この実施例においモは、第４図に示した従来
の定速走行装置に、ギヤをオーバードライブポジション
に入れたときＯＮするオーバードライブスイッチ２０と
、オーバードライブスイッチ２０かＯＮＬ／たことでオ
ーバードライブ状態すなわちギヤポジションか５速に入
ったことを検知するオーバードライブ検知回路２１とを
新たに”設けるとともに、定速走行指令回路１０’を第
２図に示すように、４速、５速切換回路２２と、４速用
制御式計算回路２３と、５速用制御式計算回路２４と、
定速走行指令信号出力回路２５とで構成した。

次に本発明における定速走行制御について説明する。

＋ｌＬ両がオーバードライブ状態（すなわち５速）で走
行しているとすると、トランスミッション中に設けたオ
ーバードライブスイッチ２０かＯＮし、それによりオー
バードライブ検知回路２１かオーバードライブ状態を検
知して作動し、定速走行指令回路ｌＯ°に出力する。そ
の結果定速走行指令回路ｌＯ°においては、４速、５速
切換回路２２で５速への切換えを行ない、５速用制御式
計算回路２４を作動させ、実車速と設定車速との車速差
と加速度とから式Ｔｓ　＝（ｆ　＋（車速差）＋ｆ２（
加速度））ＸＧ２に基づいて５速の動力性能にマツチン
グしたバルブ出力となるようにバルブ駆動時間Ｔ５を演
算する。定速走行指令信号出力回路２５からはこの駆動
時間Ｔ５を表わす信号がバルブ駆動回路１５（第１図参
照）に出力する。その結果サーボバルブ１６かこの時間
Ｔ５の間開数されてアクチュエータ１７を駆動する。

一方、４速で走行中はオーバードライブスイッチ２０は
ＯＦＦとなっており、才一ハードライブ検知回路２１お
よび４速５速切換回路２２は不作動である。その結果、
４速用制御式計算回路２３では１式Ｔ４　＝　（ｆ　＋
Ｃ車速差）＋ｆ２（加速度））ｘ　Ｇ　＋　（たたしａ
、＜ａ２）に基づいて４速の動力性俺にマツチングした
バルブ出力となるようにバルブ駆動時間Ｔ４を演算する
。アクチュエータ１７はこのようにして演算された駆動
時間Ｔ４だけ作動する。４速用制御式計算回路２３と５
速用制御式計算回路２４には予め４速と５速のギヤ比に
基づいた計算式を変えておく。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によれば、ギヤポジション
を検知することによりオーバードライブ状態かそうでな
い状態かを識別し、それぞれの場合に応じて定速走行制
御の感度を切換えるように構成したので、動力性能の違
う４速と５速とで同一の定速走行性能が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による車両用定速走行装置のブロック線
図、第２図は第１図に示した定速走行指令回路の詳細な
ブロック線図、：ｊＳｓ図は従来の定速走行指令回路の
一例のブロック線図である。 ■・・・バッテリ、２・・・イクニッションスイッチ、
３・・・ブレーキスイッチ、４・・・クラッチスイッチ
、５・・・セットスイッチ、６・・・リジュームスイッ
チ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　手動変速機付きの車両で車速設定操作により設定され
   た速度で定速走行させる装置において、ギヤポジション
   が４速であるか５速であるかを検出するギヤポジション
   検出手段と、ギヤポジションが４速のときと５速のとき
   で同一の定速走行性能が得られるようにそれぞれ所定の
   異なる定速走行制御の感度に切換える制御切換手段とを
   設けたことを特徴とする車両用定速走行装置。