JPS62216798A - ペ−ジ替え装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は冊子類のページ替え装置に関し、特に銀行端末
装置の通帳プリンタにおける通帳のページ替えに好適な
冊子類のページ替え装置に関する。

〔従来の技術〕

従来のこの種の装置は、例えば、実公昭６０−１４６１
０号公報に記載のように１冊子類支持板の前後に間隔を
おいて搬送用駆動ローラと搬送用従動ローラを配設し５
冊子類のページ替え時の負荷を少なくし、また、冊子類
を押えばねで押付け、冊子類とページ替え用の摩擦力ロ
ーラとの間に摩擦力を作用させている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ページ替えのメカニズムは、ページ替えローラと冊子類
との間に作用する摩擦力が、２枚目以降の冊子間の摩擦
力と冊子の座屈荷重の和よりも大きい場合にめくられる
ものである。

上記従来技術は、曲がり癖のついた冊子や表紙と中紙の
ように紙厚や曲げ剛性の紙質の違う冊子のページ替え及
び環境条件の変化に伴う紙質の変化については配慮がさ
れておらず、２枚以上のページ替えが発生する問題があ
った。これは、冊子間の摩擦力が冊子の座屈荷重より大
きい場合に発生するもので、特に冊子の初期たわみや冊
子の剛性不足に起因している。

ところが、これらの冊子の特性変化はページ替え装置と
して受は入れる必要がある。

本発明の目的は、１枚の冊子のめくりが、冊子の剛性や
初期状態に依存すること無く、シかも環境条件の影響を
受けにくい信頼性の高いページ替え装置を提供すること
にある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は１冊子間の送り量の差を利用し、ある一定の
差になると２枚目以降の冊子だけを押圧し、２枚目以降
のめくりを冊子間の摩擦力により防止することで達成さ
れる。

〔作用〕

２枚目以降の冊子類を押圧する手段は、回転自由に支持
された従動ローラをページ替えローラと冊子との接触位
置より冊子の開き部側に配置した。

このため、１枚目の冊子が前記抑圧手段である従動ロー
ラを通過するまでは、２枚目以降の冊子と１枚目の冊子
は同様の力を受ける。通過後は、２枚目以降にはページ
替えローラと冊子との接触位置で１枚目の冊子と同様の
摩擦力が作用するものの、この力に対抗する様に前記抑
圧手段により反対方向に摩擦力が作用する。

これによって、１枚目の冊子が前記抑圧手段である従動
ローラを通過した後２枚目以降の冊子は停止するため、
２枚以上の同時めくりが無くなる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を第１図〜第７図により説明する
。

第１図は本発明の一実施例の要部を示す斜視図。

第２図は第１図の側面図、第３図〜第７図は動作図であ
る。第１の駆動ローラ１と第１の従動ローラ２及び第２
の駆動ローラ９と第２の従動ローラ１０はガイド板４を
境にして、ガイド板４にあけられた開口部において上下
に対となって複数個配設されている。これら第１の駆動
ローラ１及び第２の駆動ローラ９は、ゴムなどの摩擦部
材からなり、この実施例ではガイド板４の下側において
、第１の＠１１及び第２の軸２１にそれぞれ固着されて
いる。これら第１軸１１及び第２の軸２１は側Ｕ（図示
せず）に回軸自在に支持され１図示はされていない駆動
源によって回転をせられる。また、第１の従動ローラ２
及び第２の従動ローラ１０、は、第１のローラフレーム
１２及び第２のローラフレーム２２に回転自在に支持さ
れている。

これら第１のローラフレー１１１２及び第２のローラフ
レーム２は、側壁に設けられた第１の１ＩｉＩ！１１３
及び第２の軸２３に対し、回動自在に支持されている。

そして、これら第１のローラフレーム１２及び第２のロ
ーラフレーム２２は、ばね１４によって通常筒１の従動
ローラ２及び第２の従動ローラ１０をガイド板４の上面
側において第１の駆動ローラ及び第２の駆動ローラ９に
抑圧接触している状態になっている。ページ替え手段と
してのページ替えローラ３はカム形状をしており、外周
の所定長さ部分３ａはゴムなどの摩擦大なる材料となっ
ている。そしてこのページ替えローラ３は。

ページ替えローラ軸１５上に固着される。押圧板５は、
ガイド板４のページ替えローラ３に対向する部分の開口
部に設けられ、ページ替えローラ３の摩擦大なる材料に
よって作られている部分３ａと図示はされていない通帳
との間に摩擦力が充分に働くように位置している。

押圧板５は、押圧ばね６とソレノイド等によって構成さ
れる抑圧機構７によって通帳をページ替えローラ軸１５
の方向に押し上げる１次に第１図。

第２図に示す実施例における通帳のページ替え動作を第
３１ｍ〜第７図を中心にして説明する。通帳８は第１の
駆動ローラ１及び第１の従動ローラ２と、第２の駆動ロ
ーラ９及び第２従動ローラ１゜によって第３図に示す位
置に送られる（この例では、通帳８は開いた状態で搬入
される）。ここで通帳８の綴目部近傍の第２の駆動ロー
ラ９と第２の従動ローラ１０は、ページ替えの際、通帳
８が搬送方向に動くことを阻止することと、めくろうと
している紙８ａ（この例では中紙８ａ）以外の紙の剛性
を確保している。ページ替えローラ３は、第３図の状態
から第４図の状態のように回転し。

通帳８及び抑圧板５を押し下げる。抑圧板５は。

押圧ばね６によって反力が与えられ、これにより、ペー
ジ替えローラ３は通帳８に対して大きな摩擦力が生じ、
摩擦力大なる部分３ａと接触した中紙８ａは第４図のご
とく大きくたわむ。

ページ替えローラ３が第４図のように回転し、中紙８ａ
は前記のごとく大きくたわむ。２枚目以降の中紙８ｂは
、第１の駆動ローラ１と抑圧手段を兼ねた第１の従動ロ
ーラ２の挟持位置を中紙８ａが通過すると、第１の駆動
ローラ１と第１の従動ローラ２によって作用する摩擦力
により、たわみが停止する。

ページ替えローラ３がさらに第５図のごとく回転すると
中紙８ａがさらに大きくめくられ１図に示すように中紙
８ａが位置するようになる。

この状態でページ替えローラ３を停止し、第１の駆動ロ
ーラ１と第２の駆動ローラ９を回転し、通帳８を矢印Ａ
に示す方向に搬送する。通帳８の搬送に伴い、中紙８ａ
のめくり角度が大きくなり、更に搬送が進むと、第６図
に示すように、通＃４８の中紙８ａは、ページ替えロー
ラ３から離脱し、通帳８の中紙８ａのページ替えは終了
する。

次に、第６図に示す状態で通＠８を矢印Ｂ方向に搬送し
、通帳８の綴目部近傍が第２の駆動ローラ９及び第２の
従動ローラ１０によって拘束される状態とする。この状
態で再びページ替えローラ３を回転する。これによりペ
ージ替えローラ３の摩擦大なる部分３ａと接触した中紙
８ａは、第４図に示すように大きくたわむ。

以下、ページ替え指命信号に基づき、上記の動作が繰返
し行われ、所望するページの開き動作が行われる。

以上のページ替え動作において、ページ替えローラ３が
動作しているときには、第２の従動ローラ１０には制動
力が作用するようにしている。

第７図は通＠８の中紙８ａがめくられている状態を示す
図である。この図からもわかるように、ページ替えロー
ラ３が回転すると、２枚目以降の中紙８ｂは、第１の従
動ローラ２により停止させられる。このことは、中紙の
剛性の違いや、初期たわみのあるものがまざり合った場
合でも高い信頼性でページ替えできることになる。

また、第１図〜第７図で説明した実施例では。

高い信頼性で中紙のページ替えを行うことができるが、
紙の剛性が大幅に大となる通帳の表紙のめくりには、第
１の従動ローラ２の負荷が逆に妨げとなる。このため、
第８図に示す実施例では、第１のローラフレーム１２を
支持する第１の軸１３及び第２のローラフレーム２２を
支持する第２の軸２３に、ソレノイド等の機構から構成
されている第１の浮上機ｖ４６及び第２の浮上機構２６
を配設している。そして、これら第１の浮上機構１６及
び第２の浮上機構２６を作動させ、紙の剛性が特に大き
い場合に、第１の従動ローラ２を通帳８から浮上させる
。

これにより、通＠８の表紙と中紙などその曲げ剛性の異
なる紙のページめくりを高い信頼性で行うことができる
。

第９図〜第１８図は、本発明の他の実施例を説明する図
で１通帳の表紙と中紙など、その曲げ剛性の異なる紙の
ページめくりに最適な例である。なお第９図〜第１８図
において、第１図〜第８図と同一符号は同一部分あるい
は相当部分を示している。第９図は本実施例の要部を示
す斜視図、第１０図は第９図の側面図である。本実施例
においては、第１図〜第８図に示した実施例における押
圧板５、押圧ばね６及び押圧機構７を各々２組設けてい
る。即ち、ガイド板４のページ替えローラ３に対向する
部分のｙ１口部には、通＃Ａ８の中紙をめくる時にペー
ジ替えローラ軸１５の方向に通帳を押し上げる第１の抑
圧板５１と通帳の表紙をめくる時にページ替えローラ軸
１５の方向に通帳を押し上げる第２の抑圧板５２が配設
されている。

これら第１の抑圧板５１と第２の抑圧板５２は各々第１
の押圧ばね６１と第２の押圧ばね６２を介して第１の押
圧機構７１と第２の押圧機構７２が配設されている。

これら第１の抑圧機構７１及び第２の抑圧機構７２は、
いずれもソレノイド等によって構成されている。そして
、前述したように、これら第１の抑圧機構７１及び第２
の抑圧機構７２の作動によリ、第１の抑圧板５１及び第
２の抑圧板５２は、ページ替えローラ軸１５の方向に押
し上げられる。

次に第９図、第１０図に示す実施例における通帳の中紙
のページ替え動作を第１１図〜第１４図を中心にして説
明する６通＃！８は第１の駆動ローラ１及び第１の従動
ローラ２と第２の駆動ローラ９及び第２の従動ローラ１
０によって第１１図に示す位置に送られる（この例では
１通＠８は開いた状態で搬入される。）ここで通帳８の
綴目部近傍の第２の駆動ローラ９と第２の従動ローラ１
０はページ替え際５通帳８が搬送方向に動くことを阻止
するとともに、めくろうとしいる紙８ａ（この例では中
紙８ａ）以外の紙の剛性を確保している。この例のよう
に中紙８ａをめくる時は第２の抑圧板５２ば、第２の押
圧機構７２によりガイド板４の下部に位置するよう動作
させる。ページ替えローラ３は、第１１図の状態から第
１２図の状態のように回転し１通帳８及び第１の抑圧板
５１を押し下げる。第１の抑圧板５１は第１の押圧ばね
６１によって反力が与えられ、これにより、ページ替え
ローラ３は通＃！８に対して大きな摩擦力が生じ、摩擦
力大なる部分３ａと接触した中紙８ａは第１２図のごと
く大きくたわむ。

ページ替えローラ３が第１２図のように回転し、中紙８
ａは前記のごとく大きくたねむ。２枚目以降の中紙８ｂ
は、第１の駆動ローラ１と押圧手段を兼ねた第１の従動
ローラ２の挟持位置を中紙８ａが通過すると、第１の駆
動ローラ１と第１の従動ローラ２によって作用する摩擦
力により、たわみが停止する。

ページ替えローラ３がさらに第１３図のごとく回転する
と、中紙８ａがさらに大きくめくられ、図に示すように
中紙８ａが位置するようになる。

この状態でページ替えローラ３を停止し、第１．の駆動
ローラ１と第２の駆動ローラ９を回転し、通帳８を矢印
Ａに示す方向に搬送する。通帳８の搬送に伴い、中紙８
ａのめくり角度が大きくなり、更に搬送が進むと、第１
４図に示すように通帳８の中紙８ａは、ページ替えロー
ラ３から離脱し、通帳８の中紙８ａのページ替えは終了
する。

次に、第１４図に示す状態で通帳８を矢印Ｂ方向に搬送
し、通帳８の綴目部近傍が第２の駆動ローラ９及び第２
の従動ローラ１０によって拘束される状態とする。この
状態で再びページ替えローラ３を回転する。これにより
ページ替えローラ３の摩擦大なる部分３ａと接触した中
紙は、第１２図に示すように大きくたわむ、以下、ペー
ジ替え指令信号に基づき、上記の動作が繰返し行ねれ、
所望する中紙のページの開き動作が行われる。

以上のページ替え動作において、ページ替えローラ３が
動作しているときには、第２の従動ローラ１０には制御
力が作用するようにしている。

次に、第１５図から第１８図により通帳８の表紙８ｃを
めくる動作を説明する。

通帳８は、第１の駆動ローラ１及び第２の従動ローラ２
と第２の駆動ローラ９及び第２の従動ローラ１０によっ
て第１５図に示す位置に送られる。

（この例では、通＠８は閉じた状態で搬入される。）こ
こで通帳８の綴目部近傍の第２の駆動ローラ９と第２の
従動ローラ１０は、表紙めくりの際、通帳８が搬送方向
に動くことを阻止している。この例のように、中紙８ａ
と比べて剛性の高い表紙８ｃをめくる時は、第１の抑圧
板５１と第２の抑圧板５２は、第１の抑圧機構７１と第
２の抑圧機構７２により、通帳８をページ替えローラ軸
１５の方向に押し上げるように動作させられている。

ページ替えローラ３は、第１５図の状態から第１６図の
状態のように回転し、通帳８及び第１の抑圧板５１と第
２の抑圧板５２を押し下げる。第１の抑圧板５１と第２
の抑圧板５２は、第１の押圧ばね６１と第２の押圧ばね
６２によって反力が与えられ、これにより、ページ替え
ローラ３は通帳８に対して前記中紙８ａのページ替え時
よりも大きな摩擦力が生じ、摩擦力大なる部分３ａの接
触した表紙８ｃは第１６図のごとく大きくたわむ。

ページ替えローラ３が第１６図のように回転し。

表紙８ｃは前記のごとく大きくたわむ。

ページ替えローラ３がさらに第１７図のごとく回転する
と１表紙８ｃがさらに大きくめくられ、図に示すように
表紙８ｃが位置するようになる。

この状態でページ替えローラ３を停止し、第１の駆動ロ
ーラ１を回転し、通帳８を矢印Ａに示す方向に搬送する
。通＃１８の搬送に伴い、表紙８Ｃのめくり角度が大き
くなり、更に搬送が進むと。

第１８図に示すように通帳８の表紙は８Ｃ、ページ替え
ローラ３から離脱し、通帳８の表紙８ｃのページ替えは
終了する。

次に、第１４図に示す状態で通帳８を矢印Ｂの方向に搬
送し、通帳８の綴目部近傍が第２の駆動ローラ９及び第
２の従動ローラ１０によって拘束される状態とする。そ
して、次に第２の、抑圧機構７２を作動させて第２の抑
圧板５２を押し下げ第１１図に示した状態とする。この
状態で再びページ替えローラ３を回転する。これにより
、以下、ページ替え指令に基づき、通帳８の中紙のペー
ジ替えの動作が行われる。

以上説明したように、第９図、第１０図に示すような構
成にすることにより１通帳の表紙と中紙のように曲げ剛
性の異なろ紙のページ替えも、確実に行うことができる
。

第１９図は本発明の更に他の実施例を示す要部概略側面
図である。

この実施例は、第８図、第１０図に示す実施例において
、第１の従動ローラ２及び第２の従動ローラ１０を支持
する第１のローラフレーム１２及び第２のローラフレー
ム２２に、第１の浮り機ｔｉ９１１６及び第２の浮上機
構２６を配設したものである。これら第１の浮上機構１
６及び第２の浮上機構２６は、ソレノイドなどの機構で
構成されており、ページ替えされる紙の剛性に応じて作
動され。

第１の従動ローラ２及び第２の従動ローラ】０の負荷を
調整するようにしている。これにより１曲げ剛性の異な
る紙のページ替えを更に確実に行うことができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば１冊子類の紙質の
種類や変化に影響されずに、確実に１１枚のページ替え
を高信頼に行うことができる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す要部概略斜視図、第２
図は第１図の側面図、第３図〜第６図は第１図、第２図
に示す実施例におけるページ替え動作を説明する図、第
７図は第１図、第２図に示した実施例における冊子類の
ページ替えにおける紙の変形状態を示す図、第８図は本
発明の他の実施例の要部概要側面図、第９図は本発明の
他の実施例を示す要部概略斜視図、第１０図は第９図の
側面図、第１１図〜第１８図は第９図、第１０図に示す
実施例におけるページ替え動作を説明する図、第１９図
は本発明の他の実施例の要部概要側面図である。 １・・・第１の駆動ローラ、２・・・第１の従動ローラ
。 ３・・・ページ替えローラ、４・・・ガイド板、５・・
・押圧板、６・・・押圧ばね、７・・・抑圧機構、８・
・・通帳、９・・・第２の駆動ローラ、１０・・・第２
の従動ローラ。 １３・・・第１の軸、１５・・・ページ替えローラ軸、
１６・・・第１の浮上機構、２３・・・第２の軸、２６
・・・第２の浮上機構、５１・・・第１の抑圧板、５２
・・・第２の押圧板、６１・・・第１の押圧ばね、６２
・・・ｆｆ１２の押圧ばね、７１・・・第１の抑圧機構
、７２・・・第２第　１　　日 第　２　図 ７　押圧機構 第　４　目 ８・・・通−１Ｉｋ ／４・・・１１”ね 第　５１２］ 第　６　目 ４・・１を句 第　７　図 第　８　口 ３−ｙ−リ１えローラ 早　９　閉 第　７０　図 ７ｚ゛弔２ｃｎｎ７ｆＦｌｌｎ 乎　／ｌ　凹 ７ｚ・・・第２め胛圧惺槓 早　７３　ｆｉｌ 早　／Ｉ 第　／ｑ　口 １．、塔１べ騒動ローラへ ２１１．第１のイ芝動ローラへ ３・・・ベージＭＬローラ ４・・・ｊ“イド木灰 ７２・・・第２ｎＰＰシ做構

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、冊子類をガイド板上において所定方向に搬送するた
   めの搬送手段と、冊子類の所定のページ替えを行うため
   のページ替え手段を備えるページ替え装置において、前
   記ページ替え手段は、前記搬送手段を支持する軸上に配
   設し、前記冊子類の綴目部と反対側の開き部側先端近傍
   に冊子類押圧手段を設け、前記冊子類押圧手段で前記冊
   子類を押圧した状態でページ替えを行うことを特徴とす
   るページ替え装置。 ２、冊子類をページ替え手段に少なくとも２段階の荷重
   で押付ける構造としたことを特徴とする特許請求の範囲
   第１項記載のページ替え装置。