JPS62213343A - 同軸ｌａｎノ−ド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、同軸ＬＡＮ（ローカル・エリア・ネットワー
ク）においてトランシーバとネットワークコントローラ
を有する同軸ＬＡＮノードに関する。

従来の技術 従来この種の装置は第２図（イ）に示すように、同軸ケ
ーブルｌに対してデータの送受信を行うトランクーパ２
と、通信制御を行う回路３ａを有するネットワークコン
トローラ３より概略構成され、ネットワークは第２図Ｃ
口）に示すように、複数のノードが同軸ケーブル１を介
して接続され、同軸ケーブル３の終端にはデータの反射
を防止する終端回路４が配着されていた。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、かかる構成によれば、同軸ケーブル３が
損傷等した場合にはこの損傷箇所で電気信号が反射し、
損傷箇所の同軸ケーブル３の両側のノード間ばかりでな
く全てのノード間で通信不能になり、システム全体が動
作を停止するという問題点がある。

本発明は上記問題点に鑑み、同軸ケーブルが損傷したり
、まだ損傷が復旧しなくてもシステム全体が動作を停止
しない同軸ＬＡＮノードを提供することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 本発明は上記問題点を解決するために、トランシーバの
両側に接続される同軸ケーブルをそれぞれ当該トランシ
ーバに対して開放又は終端する終端回路と、他のトラン
シーバに対して同軸ケーブルを開放又は終端する終端回
路と、同軸ケーブルを接続又は切断する遮断回路”とを
設け、同軸ケーブルに異常がある場合にトランシーバの
どちらの方向の同軸ケーブルに異常があるかを検出し、
異常のある方向の同軸ケーブルを終端及び切断するとい
う構成を備えたものである。

作用 本発明は上記構成により、同軸ケーブルに異常が発生し
た場合に異常の生じた方向の同軸ケーブルを終端、切断
するために、異常の生じていない方向の同軸ケーブルに
接続されたノード間の通信が可能となり、システム全体
が動作を停止することがない。

実施例 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。第１図
（イ）は、本発明に係る同軸ＬＡＮノードの一実施例を
示すブロック図、第１図（ロ）は第１図（イ）のノード
により構成されるシステムのブロック図である。

この同軸ＬＡＮノードのトランシーバ１ｏの両端が接続
される同軸ケーブル１１には、そのトランシーバｌＯの
方向に対して同軸ケーブル１１を開放又は終端する終端
回路１２ａ　、１２ｂと、同軸ケーブル１１を接続又は
切断する遮断回路１３ａ。

１３ｂと、他のトランシーバ１０の方向に対して同軸ケ
ーブル１１を開放又は終端する゛終端回路１４ａ、１４
ｂが配置されている。

ネットワークコントローラ２ｏは、通信制御回路２１と
、トランシーバ１０からの送受信データａにより同軸ケ
ーブル１１の損傷等を検出Ｌ−ｔｌ−同軸ケーブル異常
信号すを出力する同軸ケーブル異常検出回路２２と、こ
の回路２２からの同軸ケーブル異常信号すによりそれぞ
れの方向の終端回路１２ａ、１２ｂ、１４ａ、１４ｂ及
び遮断回路１３ａ　、１３ｂを制御するための同軸ケー
ブル制御信号Ｃａ、Ｃｂを出力する同軸ケーブル制御回
路２３を有する。

第１図（ロ）は、第１図（イ）の同軸ＬＡＮノードを複
数用いてネットワークを構成したブロック図を示し、各
ノードは同軸ケーブル１１を介して直列に接続される。

次に、上記の如く構成された同軸ＬＡＮノードについて
その動作を説明する。

まず、同軸ケーブル１１が正常の場合には、ネットワー
クコントローラ２０の異常検出回路２２は、トランシー
バｌＯに対する信号の反射を検出せず、したかっ、て同
軸ケーブル制御回路２３は、終端回路１２ａ、１２ｂ、
１４ａ、１４ｂが同軸ケーブル１１を開放するように、
かつ遮断回路１３ａ　＋　１３　ｂが同軸ケーブル１１
を接続するように制御する。このとき、全ノード間が通
信可能である。

他方、同軸ケーブル１１に損傷等の異常が発生すると、
ネットワークコントローラ２ｏの異常検出回路２２は、
送受信データａより反射を検出し、同軸ケーブル制御回
路２３に対し異常信号すを出力する。

次いで、同軸ケーブル制御回路２３は、トランシーバｌ
Ｏの一方向の終端回路１２ａ　＊　１４ａ及び遮断回路
１３ａに制御信号Ｃａを出力して一方向の同軸ケーブル
１１を終端及び切断し、更に異常検出回路２２が送受信
データａから反射があるかどうかを検出する。また、同
軸ケーブル１１の他の方向についても同様な動作を行う
。

上記の動作により、トランシーバｌＯが接続すれている
同軸ケーブル１１のうちどちらの方向が異常であるかを
検出することができ、異常のある方向の同軸ケーブル１
１の終端回路１２　ａ　ｅ　１４　ａ又は１２ｂ、１４
ｂ、遮断回路１３ａ又は１３ｂを制御してケーブル１１
を終端、切断する。したがって、終端、切断されなかっ
た方の同軸ケープル１１に接続されているノード間の通
信が可能である。

また、ネットワークコントローラ２０の異常検出回路２
２が常時、或いは走査等により一定時間間隔毎にデータ
の反射を検出するようにすれば、ケーブル１１の損傷が
回復したときに全ネットワークの通信を再開することが
できる。

発明の効果 以上鱒、明したように本発明は、トランシーバの両側に
それぞれ、同軸ケーブルを開放又は終端する終端回路と
同軸ケーブルを接続又は切断する遮断回路とを設け、同
軸ケーブルに異常が生じた場合にどちらの方向の同軸ケ
ーブルに異常が生じたかを検出し、異常の生じた方向の
同軸ケーブルを終端、遮断するように構成したので、同
軸ケーブルに異常が生じても全てのノード間で通信不能
となってシステム全体が動作を停止することがない。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）は、本発明の一実捲例に係る同軸ＬＡＮノ
ードを示すブロック図、第１図（ロ）は第１図（イ）の
同軸ＬＡＮノードにより構成されるシステムのブロック
図、第２図（イ）は従来例の同軸ＬＡＮメートのブロッ
ク図、第２図←）は第２図（イ）の同軸Ｌ　ＡＮノード
により構成されるシステムブロック図である。 １０・・・トランシーバ、１１・・・同軸ケーブル、１
２ａ、１２ｂ、１４ａ、１４ｂ・・・終端回路、１３ａ
、１３ｂ・・・遮断回路、２２同軸ケ一ブル異常検出回
路、２３・・・同軸ケーブル制御回路。 代理人の氏名　　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第
２図 （Ｏ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トランシーバの両端に接続される同軸ケーブルをそれぞ
   れ当該トランシーバの方向に対して、開放又は終端する
   第１の終端回路と、前記トランシーバが接続される他の
   トランシーバに対してそれぞれ同軸ケーブルを開放又は
   終端する第２の終端回路と、前記トランシーバの両端の
   同軸ケーブルをそれぞれ接続又は切断する遮断回路と、
   同軸ケーブルの異常を検出する回路と、前記検出回路が
   同軸ケーブルの異常を検出した場合に前記トランシーバ
   のどちらの方向の同軸ケーブルが異常かを検出し、異常
   のある方向の第１及び第２の終端回路が同軸ケーブルを
   終端するとともに異常のある方向の遮断回路が同軸ケー
   ブルを切断するように制御する回路とを有する同軸ＬＡ
   Ｎノード。