JPS62212529A - 計量インラインシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、スーパーマーケット等において計量値付けさ
れて販売される生鮮食品等の単価等を管理する計量イン
ラインシステムに関する。

従来の技術 従来、スーパーマーケット等で生鮮食品等を販売するた
めの秤として、計量値付けしてラベルを発行する機能を
持つラベルプリンタ付き電子秤がある。このような秤に
あっては、単価、風袋、品名等のラベル発行に必要な各
種情報なＰＬＵ（プライス・ルック・アップ）として各
商品毎にＰＬＵメモリに予め格納しておき、実際に計量
値付けする際にその商品のＰＬＯを呼出すようにしてい
る。ここに、商品、特に生鮮食品にあってはその販売デ
ータ、特に単価は日毎に変更を要する場合が多い。この
ため、単価を管理する人間は値付は作業前にＰＬＵメモ
リの内容を変更することが必要な場合がある。この点、
従来は各秤に備えているＰＬＵメモリに基づきＰＬＵを
呼出した後でも、単価、風袋等の情報を変更することも
可能である。

発明が解決しようとする問題点 ところが、スーパーマーケット等の大型店舗等における
使用形態を考えると、同一商品についての計量値付けを
１台の秤で行なうとは限らず、複数の秤で同一商品の計
量値付けを行なう場合がある。このような場合、従来方
式によると、各秤に同一のＰＬｔＪを持つ必要があると
ともに、例えば単価を変更するようなときには、従来方
式によると同じ変更を各秤について複数回行なう必要が
あり、手間がかかる。又、このように同一変更内容であ
っても個々の秤での変更操作を要するため、拝聞で変更
内容が異なる等の変更ミスも生じやすいものとなる。結
局、複数の秤を備えているような場合の一括管理性に欠
けるものである。

しかして、本発明は、このような点に鑑みなされたもの
で、複数の秤で同一商品を値付けして販売するような場
合、単価等のＰＬＵ内容の変更を秤を扱う現場サイドで
の１回の変更作業で一括して行なうことができ、変更の
作業性のよい計量インラインシステムを得ることを目的
とする。

間厘点を解決するための手段 本発明は、各々プリンタを備えてラベル発行機能を持つ
複数の秤とこれらの秤で要する複数のＰＬＵをＰＬＵフ
ァイルとして予め記憶して一括管理するファイルコント
ローラとをリアルタイム方式でインライン接続し、任意
の前記秤における変更業務により設定された変更内容を
前記ファイルコントローラに伝送して前記ＰＩ、ｔＪフ
ァイル内の該当ＰＬｔＪの内容を変更させる変更通知伝
文を設定したものである。

作用 複数の秤とファイルコントローラとがリアルタイム方式
でインライン接続されており、同一商品を扱う秤が複数
台あっても、その内の任意の秤での単価等の変更操作を
行ない、そのデータを含む変更通知伝文をファイルコン
トローラに送信することにより、ＰＩ、ｔＪファイル内
のＰＬｔＪの内容が変更され、この変更後はＰＬＯファ
イルとして変更内容が各秤に共通に作用し、一度の変更
業務で済む。

実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

まず、第１図はシステム構成を示すもので、１台のファ
イルコントローラ（ＦＣ）ｌには複数台の電子秤２，３
がリアルタイム方式（ループ方式）でインライン接続さ
れている。ここで、前記秤２゜３は何れもラベルプリン
タを備えて計量値付けされたラベルを発行する機能を持
つものであるが、秤２はパックルーム用であり、秤３は
店頭用のものである。又、インライン接続について接続
すると、本実施例のインラインケーブル４はＨＤＬＣ（
ハイレベルデータリンクコントロール）又は５ＤＬＣ（
シンクロナイズデータリンクコントロール）又はこれら
に準する手順により接続するものである。つまり、イン
ラインシステムとしては、各々ＰＬｔＪメモリを持つ秤
をパーソナルコンピュータ等にバッチ方式により接続す
るマルチドロップ方式もあるが、この方式のインライン
システムでは特定の秤との交信中に他の秤が割り込むこ
とは不可能であり、処理に時間がかかる。この点、本実
施例のリアルタイム方式のインラインシステムによれば
、特定の秤２又は３とファイルコントローラｌとの間で
交信があっても、他の秤２又は３が割り込むことができ
る。そして、このようなファイルコントローラｌにはパ
ーソナルコンピュータ（ＰＣ）５が接続線６によりＢＳ
Ｃ手順又はこれに準する手順で接続されている。このパ
ーソナルコンピュータ５は前記ファイルコントローラ１
に設けられるＰＬＵファイル（後述する）の設定、変更
等の業務を行なうものである。

つづいて、前記ファイルコントローラ１が持つＰＬＵフ
ァイル７の内容を第２図に示す。このＰＬＵファイル７
において１アイテムはＰＬＵ番号欄８、品名欄９、単価
欄１０、その他の商品情報（例えば、生産予定数、風袋
等）欄１１によるＰＬＯとして構成されている。このよ
うなＰＬＵファイル７は前記秤２，３で使用する複数の
ＰＬＵを予め記憶して一括管理するもので、最大２００
０アイテムまでＰＬＯが登録可能とされている。

第２図では、−例として商品「だいこん」「トマト」「
ミカン」についての各ＰＬＵの内容の一部を示すもので
ある。

このような構成において、計量値付は作業に伴うファイ
ルコントローラ１と各秤２，３間におけるデータ処理に
ついて第３図及び第４図を参照して説明する。まず、任
意の秤２又は３でＰＬＯ番号を置数入力すると、その秤
２又は３からファイルコントローラ１に対してＰＬＵの
間合せ伝文ＲＰＬＵが送られる。この間合せ伝文ＲＰＬ
Ｕには、例えば第４図（ａ）に示すように秤２又は３の
アドレス（例えば、０１）と呼出したいＰＬＵ番号（例
えば、第２図の「トマト」の場合であれば、００３５）
との情報が含まれる。そして、ファイルコントローラ１
側ではこの間合せ伝文ＲＰＬＵを受信すると、ＰＬＵフ
ァイル７より該当する番号のＰＬＵを探索し、間合せた
秤２又は３に対して応答データ伝文ＡＰＬＵを送信する
。この応答データ伝文ＡＰＬＵには、例えば第４図（ｂ
）に示すようにＰＬＵメモリの情報（つまり、品名、単
価、生産予定数、風袋量等）が含まれている。ここに、
生産予定数は計量値付は販売する際に１目にどの程度バ
ックするかの予定数である。そして、間合せた秤２又は
３ではこの応答データ伝文ＡＰＬＵを受信することによ
り、ラベル発行に必要な情報が得られるので、この情報
がその秤２又は３の表示部に表示されるとともに、計量
した商品についての計量値付は作業が行なわれることに
なる。

このように各秤２，３とファイルコントローラ１との間
でデータの授受が行なわれ、計量値付は作業が行なわれ
るものである。

このようにして、基本的にはファイルコントローラ１内
にＰＬＯファイル７が設けられ、各秤２゜３とはリアル
タイム方式でインライン接続されているので、同一商品
について異なる秤２，３で計量値付け、ラベル発行が行
なわれても、各秤２゜３に同一商品についてのＰＬＵメ
モリを設ける必要がなく、ファイルコントローラ１のＰ
ＬＵメモリ７を共通に使用して、一括ないしは集中管理
することができる。

しかして、本実施例では、更に単価、有効日、生産予定
数等の変更を容易ならしめるものである。

この変更業務の場合のファイルコントローラ１と秤２又
は３との間のデータ処理について第５図ないし第７図を
参照して説明する。まず、第４図の計量値付は時で説明
したように任意の秤２又は３からＰＬＵを呼出した後、
その秤２又は３において設定モードとすることにより変
更操作が行なわれる。具体的には、呼出されて表示部に
表示されているＰＬＵの内容を見ながら変更したい部分
。

例えば単価や生産予定数についての新データをキー人力
することにより行なわれる。この内容変更に際しては、
変更時刻と誰が変更したかについての担当者コードと変
更理由ともキー人力されて変更内容に含まれる。ここで
、変更理由については、ｏＯ：なし、０１：セール、０
２：大量入荷：０３：在庫調整＝０４：入荷価格の変更
等のように各理由に応じたコードがテーブル表等に設定
されているので、そのコードを入力することにより行な
われる。この変更業務の処理を第７図のフローチャート
を参照して説明すると、まず、設定モードにおいて単価
変更理由の入力（例えば、大量入荷による場合であれば
、変更理由コードｏ２が入力される）であれば、そのコ
ードが変更理由メモリに格納される。そして、単価変更
入力であれば新単価メモリに格納され、有効日変更入力
であれば新有効日メモリに格納され、生産予定数変更入
力であれば新生産予定数メモリに各々格納される。

このような設定の後に実行キーを押して転送を指示する
と、第６図に示すように秤のアドレス、ＰＬＵ番号、新
単価、旧単価、変更時刻、変更理由。

新生産予定数、旧生産予定数及び担当者コードを含む変
更通知伝文ＣＰＬＵが作成され、この変更通知伝文ＣＰ
ＬＵがファイルコントローラ１に対して送信される。フ
ァイルコントローラ１はこの変更通知伝文ＣＰＬＵを受
信すると、ＰＬＵファイル７内の該当するＰＬＯにおい
て単価及び生産予定数を旧単価、旧生産予定数から各々
新単価。

新生産予定数に置き換えて変更する。このようにして、
任意の秤２又は３において変更業務を行ない、ファイル
コントローラ１に対して変更通知伝文ＣＰＬＵを送信す
ることによりＰＬＵファイル７内の必要なＰＬＵについ
てのデータ変更が行なわれ、変更後は各秤２，３に対し
て新データが共通に有効となる。つまり、同一商品を複
数の秤で扱うような場合において単価等の変更を要する
場合であっても、実際に生鮮商品等を扱う現場サイドで
の１台の秤２又は３での１回の変更業務で済むものであ
り、変更業務が簡略化される。特に、生鮮食品等にあっ
ては、現場での主任クラスの販売者が単価、生産予定数
等の決定権を持つことが多いので、本実施例のような変
更業務によれば実際に即したものとなる。なお、このよ
うな単価変更業務等は計量値付は業務等と組合せて実行
されるようにしてもよい。

ところで、ファイルコントローラ１はこのような変更通
知伝文ＣＰＬＵを受信して単価等の変更を行なう際、こ
れに並行して第８図に示すように変更通知伝文ＣＰＬＵ
の内容に基づき変更内容明細ファイル１２を作成する。

そして、スーパーマーケット等における管理部門では、
必要な時にパーソナルコンピュータ５によりファイルコ
ントローラ１からこの変更内容明細ファイル１２を吸い
上げることにより、秤での単価等の変更内容を詳細に知
ることができ、単価変更ミス等を早期に発見することが
できる。特に、本実施例では、変更内容に変更理由につ
いての情報も含んでいるので、第７図に示すような変更
内容明細ファイル１２の内容を見ることにより、変更理
由と照らし合わせて変更が適切なものであるか等の判断
、管理をすることができる。これは、担当者コード等の
情報を含んでいる点からも適切な判断を下せる。

ところで、本実施例では、秤２，３側の変更業務に基づ
きファイルコントローラ１で実際のＰＬＵデータの変更
を行なっているので、秤使用上有利なものとなる。即ち
、秤２，３にあっては常に商品を計量し得る状態にある
ことが要求されるものであり、変更業務等による計量不
可状態はできるだけ短時間にすることが望まれる。この
点、各秤２，３とパーソナルコンピュータ５とをインラ
イン接続しても単価等の変更は可能であるが、その変更
処理が済むまでインライン状態となって計量不可となる
時間が長くなる。しかるに、本実施例では、秤２又は３
からファイルコントローラ１に対して変更通知伝文ＣＰ
ＬＵを送信すれば後はファイルコントローラ１内で変更
処理を行なうことになり、秤２，３は変更終了まで待つ
ことなく直ちに計量可能な状態となる。このようにして
、秤２，３本来の計量可能な状態を確保しやすいものと
もなる。

発明の効果 本発明は、上述したように複数台の秤とＰＬＵファイル
を備えた１台のファイルコントローラをリアルタイム方
式によりインライン接続し、単価等の変更時には任意の
秤において変更業務を行ない、その変更内容を変更通知
伝文をファイルコントローラに伝送させることにより行
なうようにしたので、同一商品について異なる秤で計量
値付けしてラベル発行するような場合であっても、変更
業務は現場サイドにおいて１台の秤での１回の変更業務
で済み、この変更後のＰＬＵ内容で全ての秤を管理する
ことができ、この際、変更内容には変更理由についての
情報も含むので、変更ミスチェック等の判断材料に供し
、変更の適否を早急に行”なうことができるものである
。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図はシステ
ム全体の配線図、第２図はＰＬＵファイルの説明図、第
３図は計量値付は時のデータ授受のシーケンス図、第４
図は伝文のフォーマット図、第５図は変更業務時のデー
タ授受のシーケンス図、第６図は伝文のフォーマット図
、第７図はフローチャート、第８図は変更内容明細ファ
イルの説明図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、各々プリンタを備えてラベル発行機能を持つ複数の
   秤とこれらの秤で要する複数のＰＬＵをＰＬＵファイル
   として予め記憶して一括管理するファイルコントローラ
   とをリアルタイム方式でインライン接続し、任意の前記
   秤における変更業務により設定された変更内容を前記フ
   ァイルコントローラに伝送して前記ＰＬＵファイル内の
   該当ＰＬＵの内容を変更させる変更通知伝文を設定した
   ことを特徴とする計量インラインシステム。 ２、変更内容に変更理由を含むことを特徴とする特許請
   求の範囲第１項記載の計量インラインシステム。