JPS62211300A - 無人フオ−クリフトにおける荷取り制御装置 - Google Patents

無人フオ−クリフトにおける荷取り制御装置

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Publication number
JPS62211300A
JPS62211300A JP61050426A JP5042686A JPS62211300A JP S62211300 A JPS62211300 A JP S62211300A JP 61050426 A JP61050426 A JP 61050426A JP 5042686 A JP5042686 A JP 5042686A JP S62211300 A JPS62211300 A JP S62211300A
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JP
Japan
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fork
pallet
distance
claw
distance sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP61050426A
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English (en)
Inventor
錦 哲也
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP61050426A priority Critical patent/JPS62211300A/ja
Publication of JPS62211300A publication Critical patent/JPS62211300A/ja
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、フォークリフトの走行、制動、操舵。
昇降機構による荷役作業等すべての動作を自動運転する
無人フォークリフトに関するものである。
従来の技術 従来の無人フォークリフトは、直積みされた荷物を取出
すとき、まずフォーク爪の先端に設けられた爪先光セン
サによって荷取り段のパレットの隙間を検出し、検出し
た位置にフォーク爪を固定し、フォークリフトの車体を
前進させ、フォーク爪をパレットの隙間に挿入し、その
後フォーク爪を上昇させて荷物を取出していた。
発明が解決しようとする問題点 直積みされた荷物は第11図に示すように、1つの荷物
5の上に直接他の荷物5を積み重ねるため、荷物5がダ
ンボール箱等でできている場合、上の荷物5の重さで下
の荷物5がつぶれ、上段の荷物5が少し傾くことがある
。このような場合、荷物5を載せたパレット4の隙間を
爪先光センサで検出し、その位置で車体を前進させフォ
ーク爪をその隙間に差込んだときフォーク爪がパレット
4に当接し、その結果、車体の前進によりフォーク爪が
パレット4及び荷物5を押し、積荷を崩す原因となって
いた。
そこで本発明は、上記問題点を解決し、直積みされた荷
物を取り下ろすとき、パレットの傾きすなわち荷物の傾
きをも測定し、フォーク爪をパレットの隙間に差込んだ
ときフォーク爪がパレットに当接しないようにフォーク
爪の上下位置を自動的に補正し、その後フォーク爪をパ
レットの隙間に差込むようにしたもので、また、荷物の
傾きが大きく、フォーク爪をパレットの隙間に差込んだ
ときにフォーク爪がパレットにどうしても当接するとき
は異常処理を行うようにすることにある。
問題点を解決するための手段 第1図は上記問題点を解決するために本発明が採用した
手段のブロック図で、本発明は、無人フォークリフトの
2つのフォーク爪に少なくとも各7パ   々1″設け
ら4た乃−り爪とバ′ット間0距離を測定する距離セン
サSEと、該距離センサSEにより測定される少なくと
も3点の距離よりパレットの傾き方向を判断する傾き判
断手段Aと、該傾き判断手段Aで判断された傾き方向と
上記距離センサSEで測定された少なくとも3点の距離
よりフォーク爪がパレットと干渉することなく差込める
か否か判断する差込み可否判断手段Bと、該差込み可否
判断手段Bで差込み不可と判断されたとき、上記傾き判
断手段A及び上記少なくとも3点の測定距離より可能フ
ォーク上下位置を変えて得られる上記少なくとも3点の
修正データに基づいて差込み可か否か判断する修正差込
み可否判断手段Cと、該修正差込み可否判断手段Cで否
と判断されたとき警報を発する警報手段りと、上記修正
差込み可否判断手段Cで可と判断されたときフォーク爪
位置を修正可能位置まで移動させるリフト手段Eとを設
けることによって上記問題点を解決した。
作  用 従来の無人フォークリフトと同じように、爪先光センサ
が荷取りするパレットの隙間を検出し、フォーク爪をパ
レットの隙間に差込み、上記距離センサSEによってフ
ォーク爪とパレット間の間隔を測定する。この距離セン
サSEによって測定された少なくとも3点の距離より上
記傾き判断手段Aによってパレットの傾きが車体側また
は奥側が高いか否か、車体からみて左右どちらが低く傾
いているかを判断する。この傾き判断手段Aの判断結果
と上記距離センサSEで測定された少なくとも3点の測
定値より、現状のフォーク爪の高さ位置においてフォー
ク爪をパレットの隙間に差込んでもパレットとフォーク
爪が干渉しないか否か上記差込み可否判断手段Bで判断
する。該差込み可否判断手段Bで可と判断されると、従
来と同様車体を前進させてフォーク爪をパレットの隙間
内に差込み荷取り動作を行わせ、上記差込み可否判断手
段Bが否と判断すると、上記傾き判断手段Aからの傾き
の方向と上記距離センサSEによって測定された3点の
距離からフォーク爪の高さ位置を変更可能な位置まで変
更したときフォーク爪がパレットと干渉せずに差込める
か否かを修正差込み可否判断手段Cで判断し、該修正差
込み可否判断手段Cで不可とp1断されると、警報手段
りを作動させる。また、修正差込み可否判断手段Cで可
と判断されるとリフト手段Eを作動せしめてフォーク爪
の高さを修正位置に移動させ、その位置で従来のように
車体を前進させフォーク爪をパレットの隙間に差込み荷
取り動作を行わせる。
実施例 第2図は、本発明の一実施例の無人フォークリフトの平
面図で、第3図はその側面図である。1a、1bはフォ
ーク爪で、一方のフォーク爪1aにはその上面の先端部
とやや根本の方に入った位置に各々第1.第2の距離セ
ンサSE1.SE2が設けられ、他方のフォーク爪1b
の上面にも、上記一方のフォーク爪1aの先端から根本
の方に入った位置に設けられた第2のセンサSE2と同
じ位置に第3の距離センサSE3が設けられている。す
なわち、距離センサSE2とフォーク爪1aの先端まで
の距離と、距離センサSE3とフォーク爪1bの先端ま
での距離は同一距離になるよう距離センサSE2.SE
3は各々フォーク爪1a、1bの上面に設けられている
この距離センサSE1〜SE3の一例を第4図に示す。
2は発光素子である。3−1〜3−nは受光素子で、発
光素子2から上斜め方向に発せられた光がパレット4の
上板4aの下面で反射したその反射光を受光する位置に
複数配置されたものであり、受光する受光素子3−1〜
3−nの位置によって差込まれたフォーク爪1a、1b
の上面とパレット4の上板4aの下面間の距離を測定す
るものである。
なお、本実施例では、距離センサSE1.SE2、SF
3を上述したように発光素子2と複数の受光素子3−1
〜3−nによって構成したが、他に特開昭59−505
79号公報に示されるような半導体装置検出器で構成し
てもよく、また、超音波による距離センサや容量型の距
離センサ等でも良い。
次に、この距離センサSE1〜SE3によってパレット
4すなわち荷物5が傾いているか否か、そして、フォー
ク爪1a、1bをパレット4の隙間内に差し込んだとき
パレット4に当接し、パレットを押圧して荷崩れを生じ
させないか否かの判別原理について、第5図〜第8図の
説明図をもとにして説明する。
今、荷物5を取出そうとして、荷物5が載せられている
パレット4の隙間にフォーク爪1a、1bが距離センサ
SE2.SE3によりパレット4の上板4aの下面を検
出し得る位置まで差込まれたとする。そのとき、距離セ
ンサSE1で測定されたフォーク爪1aの上面からパレ
ット4の上板4aの下面までの距離をzl、距離センサ
SE2で測定された距離を72、フォーク爪1bの距離
センサSE3で測定された距離を73とする。そして、
パレットa4の奥行方向の長さをし、パレット4の上板
4aの下面と下板4bの上面間の距離、すなわち、パレ
ット4の隙間の距離をW1距離センサSE1.SF3間
の距離をxO、フォーク爪1a、1bの厚みをDとする
そこで、上記距離センサSE1〜SE3で検出された各
距離71〜Z3において、z2≧21゜z3≧72であ
ったとする。すなわち、パレット4がフォークリフト車
体側が奥側より等しいか高く、かつ、フォーク爪1a側
がフォーク爪1b側より等しいか低いとき、フォーク爪
1a、1bをこの状態でパレット4の隙間に差込んでい
くと、もし、フォーク爪1a、1bがパレット4と当接
するならば、フォーク爪1aとパレット4の上板4aの
下面とが先に当接することを意味するので、フォーク爪
1aがパレット4の長さLまで差込んだときパレット4
の上板4aの下面と当接するか否かを判断すればよい。
第6図はこのときの分析図で、パレット4の上板4aの
下面を延長し、フォーク爪1aの上面を延長した交点を
Pとし、該交点Pと距離センサ822間の距離をL′と
すると、第6図より tanθ−(Z2−Zl ) /x O・・・・・・(
1)また、 Z2 /L’−tanθ      ・・・・・・(2
)であるから、第(1)、第(2)式よりL’ −xQ
 ・Z2/(Z2−Zl )・・i 3)そこで、パレ
ット4の傾きがそれ程大きくないとすれば、距離L′と
パレット4の奥行長さLどの関係がL<L’であれば、
フォーク爪1a、1bはパレット4と当接しないことを
意味する。すなわち、第(3)式より Z2−  x O/ (Z2−Zl ) >L  = 
(4)なる関係が成立すればフォーク爪1a、1bはパ
レット4と当接しない。
また、z2≧Z1 、Z3≦z2のとき、すなわち、フ
ォークリフトの車体側が奥行側より等しいか高いときで
、フォーク爪1b側がフォーク爪1a側より等しいか低
いときはフォーク爪1bがパレット4の上板4aの下面
と当接する可能性がある。そこで、この場合について分
析する。第7図はこの場合の分析図で、パレット4の高
さ方向を2軸、フォーク爪1a、lbの差込み方向でフ
ォーク爪1aの軸線をX軸、距離センサSE2.SE3
を結ぶ線をy軸(パレット4の前縁と平行となる)とし
、距離センサSE2の点を原点0とし、距離センサSE
1の位置をa  (X軸線上にある)、距離センサSE
3の位置をb(yl*線上にある)とし、距離センサS
EI〜SE3で検出された距離を21〜z3とし、これ
らは第7図に示すように、a点、0点、b点から2軸と
平行で各々71〜Z3の距離にあり、この点でパレット
4の上板4aの下面と接することを意味しており、この
交点を各交点c、d、eとする。この点c、d、eを通
る面すなわちパレット4の上板4aの下面と、X軸、y
軸との交点をf、Q とし、b点よりX軸に平行な線で
線gfとの交点をり、a点よりy軸と平行な線と線bh
との交点をi、該1点より2軸に平行で線ehとの交点
をJsC点よりX軸に平行でZ軸との交点をに、j点よ
りX軸に平行で線ebとの交点を1とする。すると、三
角形gOdと三角形gbeは相似であるから、 gb/gO−eb/dO・−−−−−(5)一方、三角
形90fと三角形gbhも相似であるから、 a b /a O−b h 10 f     ・・・
・・・(6)である。次に、三角形bheと三角形(l
dについてみると第(5)式と第(6)式よりeb/d
O−bhlof     −−・−・・<  7>であ
り、かつ角ebhと角d(lは90度であるため、三角
形bheと三角形(ldは相似である。そのため、角d
fo−角ehb−θであり、角drO−θは第(1)式
より tanθ−(Z2−Zl )/x Oテあるから、e 
b /b h−tanθ −(Z2−Zl)/xo  ・ (8)となる。ebは
距離センサSE3で検出された距11Z3であるから、
第(8)式よりbh−Ox  −23/(Z2 −71
  )”・ (9)となる。一方、h点はフォーク爪1
bとパレット4の上板4aの下面との交点を意味するか
ら、傾きがそれほど大きくないとすれば、この線分bh
がパレットの長さL以上であればフォーク爪1a、1b
とパレット4は当接しない。すなわち、x OZ3 /
 (Z2−Zl ) >L  −・・・・・(10)な
る関係が成立するどき当接しないこととなる。
次に、Zl >Z2で、12 >Z3とすると、すなわ
ちパレット4は車体側に低く奥が高く、フォーク爪1a
側が高くフォーク爪1b側が低い場合、フォーク爪1a
、lbを前進させるとフォーク爪1aがパレット4の下
板4bの上面と当接する可能性がある。このときの関係
を分析したものが第8図である。第8図において、 tanθ= (Zl−Z2 )/x 0−hl/L’ 
      ・・・・・・(11)なる関係が成立する
。故に L’  −xO−h1/(Zl  −22)・ (12
)この場合も傾きがそれほど大きくないとすれば上記L
′の長さがパレット4の奥行の長さLより大きければよ
いので、 X O−h 1 / (Zl−Z2 ) >L  −(
13)なる関係が成立する。なお、傾きがそれほど大き
くないとすると、上記h1の長さは次のようになる。
h 1−W−Z2−D       ・・・・・・(1
4)次ニ、Zl >Z2 t’Z3 ≧Z2のとき、す
なわちパレット4は車体側で低く奥が高く、フォーク爪
1a側よりフォーク爪1b側が等しいか高いとき、フォ
ーク爪1bがパレット4の下板4bの上面と当接する可
能性がある。このときも前述と同様にして求めると、 x O−h 2 / (Zl −22) >L  ・=
 (15)なる関係が成立するときフォーク爪1a、1
bはパレット4に当接しない。
なお、上記第(15)式でh2は次の値である。
h 2−W−Z3−D       ・・・・・・(1
6)以上、第(4)式、第(10)式、第(13)式。
第(15)式によって各々の条件のときパレット4とフ
ォーク爪1a、1bが当接するか否か判断でき、これら
の式で用いられたXO,lは固有値で既知の値であり、
また、hl、h2もW、Dが固有値の既知の値であるか
ら、Zl 、Z2 、Z3が距離はンサSE1〜SE3
で求められると、上記判断式によりパレット4がフォー
ク爪1a、1bに当接するか否かは判断できる。
第9図は本発明の一実施例のブロック図で、本発明が関
係する構成のみをブロック図で示したものであり、10
は無人フォークリフトの制御部で、該制御部は無人フォ
ークリフトを制御するためのマイクロコンピュータ(以
下CPIJという)11を有し、12は制御プログラム
を記憶するROMやデータの一時記憶のために利用され
るRAM等で構成されるメモリ、13は入出力回路で、
警報装置14.無人フォークリフトの車体の走行を制御
する走行駆動装@15.車体の走行に対しブレーキをか
けるブレーキ装置16.フォーク爪1a1bを上昇、下
降させるリフトサーボモータのリフトサーボ制御回路1
7.車体の移11J量を検出する車体移動量検出器18
.フォーク爪1a 、 Ibのリフト量を検出するリフ
ト量検出器19、及び前述した距離センサSEI〜SE
3に各々接続されている。なお、警報装置14.走行駆
動装置15、ブレーキ装置16.リフトサーボ制御回路
17、車体移動量検出器18.リフト量検出器19はす
でに無人フォークリフトにおいて周知であるので詳細は
省略する。
以上のような構成において、本実施例の動作を第10図
(a)、(b)の動作処理フローチャートに従って説明
する。
まず、荷取り動作開始のため車体が前進し、フォーク先
端の爪先光センサ(図示せず)が荷物を検出し車体が停
止し、次に、リフトサーボが駆動しフォーク爪を移動さ
せ荷取り段数を確認した後、荷取り段のパレットの隙間
を爪先光センサが検出すると、CPU11は入出力回路
13を介して走行駆動装置15へ前進指令を出力し、車
体を前進させる(ステップ81)。その間CPU11は
距離センサSE1〜SE3がすべてONになったか否か
判断しくステップS2)、すべてONになると走行駆動
装置15へ移動ゼロ指令すなわち停止指令を出力し、ブ
レーキ装置16を作動させる(ステップS3)。次に、
CPU11は距離センサSEI〜SE3から測定量71
〜Z3を読取り(ステップS4)、測定量z2が測定量
71以上か否か判断する(ステップ85)。すなわち、
取出そうとする荷物のパレット4が手前に高く傾いてい
るか奥に高く傾いているか判断する。もし、手前に高く
傾きz2≧71であると、測定ff1Z3が測定172
以上か否か、すなわち、フォーク爪1a側がフォーク爪
1b側より低いか否か判断し、(ステップS6)、フォ
ーク爪1a側が低くZ3≧72であると、距離センサS
EI〜SE3より測定された測定fi21〜Z3のデー
タと距離センサ361〜562間の距離×0より第(4
)式の左辺の値を求め、この値とパレット4の奥行の長
さLとを比較しくステップS7)、長さしの方が小さい
と、このフォーク爪1a、lbの高さ位置でパレット4
の隙間にフォーク爪1a、1bを差込んでもフォーク爪
1a、1bはパレットに当接しないことを意味するから
車体を前進させ、従来と同じ通常の荷取り動作を行わせ
る(ステップ533)。また、パレット4の奥行の長さ
しの方が大きいと判断されると(ステップS7)、パレ
ット4の隙間間隔Wから現在、距離センサSE3で測定
されている値Z3を差引き、さらにフォーク爪1a、1
bの厚みDを差引いた値h2を求める(ステップS8)
。すなわち、現在フォーク爪1aの方に低く傾いている
から、フォーク爪1a。
1bを下降させたときフォーク爪1a、1bの下面がパ
レット4の下板4bの上面と当接するのはフォーク爪1
bの方が先になる。そのため、パレット4の隙間間隔W
からフォーク爪1a、lbの厚み及び現在のフォーク爪
1bの上面とパレット4の上板4aの下面間の距離Z3
を差引き、フォーク爪1a、lbの下降限度量h2を求
める(ステップ88)。そして、フォーク爪1a、Ib
を下降させると、その分フォーク爪1aとパレット4の
上板4aの下面間の距離は増大するから、現在の測定値
Zl 、Z2に上記求められた下降限度Ih2を加算し
、新しい距離センサSE1.SE2からパレット4の上
板下面までの距離zi、z2を求めて(ステップS9)
、この値によりステップ$7で行った処理と同一処理を
行い、パレット4の奥行長さLより大きくなったか否か
判断しくステップ510)、それでもパレット4の奥行
長さしの方が大きければ、フォーク爪1a、1bをパレ
ット4の隙間間隔一杯に下降させてフォーク爪1a、1
bをパレット4の隙間にパレット4の奥行長さLだけ差
込むと、フォーク爪1aはパレット4と当接し前期れを
生じさせるおそれがあるので警報装置14を作動させラ
ンプ等を点灯させる(ステップ524)。また、ステッ
プ$10で新しいフォーク爪1aとパレット4の上板下
面間の距wiZ1 、Z2により算出された値がパレッ
ト4の奥行長さしより大きくなると、CP(Jllはリ
フトサーボ制御回路17に出力し、サーボモータを駆動
し、リフトすなわちフォーク爪1a。
1bを下降させ、リフト量検出器19でステップS8で
算出した下降限度mh2まで下降したことを検出するま
でリフトを下降させ(ステップ825.826)、下降
限度量112まで下降した後は、フォーク爪1a、Ib
とパレット4は当接しないから通常の荷取り動作を行わ
せる(ステップ533)。
次に、ステップS6で測定値z2の方が測定値Z3より
大きいとき、すなわち、パレット4は手前に高くフォー
ク爪1a側が高いとき、すなわちパレット4は手前に高
く、フォーク爪1a側が高イトキ(Z2.1=Z1 、
 Z2 >Z3 ) 、測定チータフ1〜Z3により第
(10)式左辺の計算を行い、求められた値とパレット
4の奥行長さLを比較しくステップ511)、求めた値
が大きければ、前述したようにフォーク爪1a、1bと
パレット4は当接しないから通常の荷取り動作を続行さ
せる(ステップ533)。しかし、求めた値がLより小
さいと、この場合におけるフォーク爪1a。
1bの下降限度1hiを求める。すなわち、フォーク爪
1a側が高いことから、フォーク爪1a。
1bを下降させるとフォーク爪1aが先にパレットの下
板下面に当接するから、パレットの隙間間隔Wから距離
センサSE2の測定値Z2及びフォーク爪1a、lbの
厚みDを差引き、下降限度量h1を求めるくステップ5
12)。次に、この下降限度1ihiだけフォーク爪1
a、1bを下降したとき、距離センサSE1〜SE3が
測定するであろう新しい修正測定値71〜z3を各々現
在の測定値71〜Z3より下降限度1h1を加算し求め
る(ステップ$13)。次に、こうして求められた新し
い修正測定値71〜Z3に基づいてステップ811と同
じ処理を行い(ステップ514)、そして、新しい修正
測定値71〜Z3で求められた値がパレット4の奥行長
さLより大きければ、ステップ312で求めた下降限度
量111までリフトすなわちフォーク爪1a、1bを下
降させ(ステップ827.828)、次に通常の荷取り
動作を行わせる(ステップ533)。また、パレット4
の奥行長さ1−の方が大きければ警報装置14を作動さ
せる(ステップ524)。
次に、ステップS5で21>22であったとき、すなわ
ちパレット4が手前で低いとぎ、ステップ815でステ
ップS6と同じように73≧72か否か判断し、Z3の
方が72より等しいか大きいときは第(16)式で述ヘ
タh 2 ノI+ff (h 2 =W −Z3−D)
を算出しくステップS16)、この値h2と測定値Z1
 、Z2及び距離センサSE1゜SE2間隔xOより第
(15)式の左辺を計算し、パレット4の奥行長さしと
比較する(ステップ517)。そして、パレット4の奥
行長ざLの方が小さければ通常の荷取り動作を行わせる
(ステップ533)。
また、ステップ817でパレット4の奥行長さしの方が
大きければ、この場合パレット4は手前に低くフォーク
爪1a側に低いから、フォーク爪1a、Ibを上昇させ
るとフォーク爪1aがパレットの上板下面に先に当接す
る。そのため、距離センサSE2で検出したZ2だけ上
昇させた場合でもフォーク爪1bがパレットの下板下面
と当接するか否かを見るためフォーク爪1a、Ibを7
2だけ上昇させた場合の上記h2.Z1.Z2の値を求
め(ステップ818)、ステップ817と同じ処理を行
う(ステップ519)。ただし、フォーク爪1a、1b
@Z2だけ上昇させることであるから、新しい修正され
ICZ 2の値はこの場合rOJとなる。こうして、ス
テップS19で判断し、それでもパレット4の奥行長さ
Lの方が大きければ、フォーク爪1a、1bをLだけ差
込むとパレット4に当接し前期れをきせるおそれがある
から、警報装[14を作動させ(ステップ524)、停
止した状態となる。また、この修正により第(15)式
を満足すればリフトサーボ制御回路を駆動しz2だけ上
昇させ(ステップ829.330)、通常の荷取り動作
を行わせる(ステップ$33)。
次に、ステップ815で72の方が大きいと、すなわち
パレット4は手前に低くフォーク爪1b側が低い場合、
第(14)式に基づいてh 1(−W−22−D)を求
め(ステップ$20)、この値h1と測定されたZl 
、 Z2 、距離センサSE1゜SF3間の距離xO、
パレット4の奥行長さしにより第(13)式の判断を行
い(ステップ521)、この第(13)式を満足してい
れば通常の荷取り動作を行わせ(ステップ533)、満
足していなければ、この場合リフトを上昇させフォーク
爪1a。
1bを上昇させると、先にフォーク爪1bがパレット4
の上板下面に当接するから、フォーク爪1a、1bを7
3だけ上昇したとき、測定されたZl 、Z2及びステ
ップS20で算出された値h1から73を差引き、修正
されたデータZ1゜Z2 、 h 1を求める(ステッ
プ522)。そして、再びステップ821で行った処理
、すなわち第(13)式を満足するか否かを修正された
データZ1 、 Z2 、 h 1によって行い、これ
でも満足しなければ警報装置14を作動させる。また、
満足していればリフトサーボ制御回路17を作動させ、
リフトを73だけ上昇させ(ステップS 31 、 ’
532)、リフトを73だけ上昇させ(ステップS31
.832)、通常の荷取り動作を行わせる(ステップ5
33)。
以上が、本発明の一実施例の構成と動作であるが、上記
実施例においては距離センサを、一方のフォーク爪には
フォーク爪の先端部とやや車体側に入った位置の2カ所
に設け、他方のフォーク爪にはやや車体側に入った上記
一方のフォーク爪に設けた位置と対応する位置に距離セ
ンサを設け、合計3つの距離センサを設けたが、2つの
フォーク爪共同しように2つ、先端部とそれから一定距
離車体側に入った位置に設けてもよい。また、2つのフ
ォーク爪の先端部のみに各々距離センサを設け、フォー
ク爪をパレット隙間に差込み、−直距離を測定し、その
後一定量さらに差込み、再度距離を測定し、上記実施例
の21 、Z2.23等を測定するようにしてもよい。
また、上記実施例では、距離センサによりフォーク爪上
面とパレットの上板下面間の距離を測定したが、フォー
ク爪の下面とパレットの下根上面間の距離を測定し、フ
ォーク爪が差込めるか否かの判断をさせてもよい。
発明の効果 以上述べたように、本発明は、直積みした荷物が下の方
の荷物のつぶれ等で傾いていたとしても、その傾きを検
出し、フォーク爪がパレットと干渉するか否か、または
干渉するならば干渉しない位置へフォーク爪を移動させ
、それによっても干渉するときは警報を出し、干渉しな
いと判断されたとき、始めてフォーク爪をパレット隙間
に差込んで荷物を取り出すようにしたから、荷を崩さず
に荷取りを行うことができ、監視員をおく必要なく無人
フォークリフトに荷取り作業を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が採用した従来技術の問題点を解決する
ための手段のブロック図、第2図は本発明の一実施例に
おける無人フォークリフトの平面図、第3図は同側面図
、第4図はフォーク爪に距離センを取り付けた一例を示
す図、第5図〜第8図はパレットの傾きの判断及びパレ
ットとフォーク爪が干渉するか否かの説明図、第9図は
本発明の一実施例のブロック図、第10図(イ)、(ロ
)は同実施例の動作処理フローチャート、第11図は直
積みした荷物が傾いた例を示す図である。 1a、1b・・・フォーク爪、SE1〜SE3・・・距
離センサ、2・・・発行素子、3−1〜3−n・・・受
光素子、4・・・パレット、4a・・・パレットの上板
、4b・・・パレットの下板、5・・・荷物。 特許出願人  株式会社 小松製作所 第11図 第5図 第6図 第8図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無人フォークリフトの2つのフォーク爪に少なく
    とも各々1つ設けられたフォーク爪とパレット間の距離
    を測定する距離センサと、該距離センサにより測定され
    る少なくとも3点の距離よりパレットの傾き方向を判断
    する傾き判断手段と、該傾き判断手段で判断された傾き
    方向と上記距離センサで測定された少なくとも3点の距
    離よりフォーク爪がパレットと干渉することなく差込め
    るか否か判断する差込み可否判断手段と、該差込み可否
    判断手段で差込み不可と判断されたとき、上記傾き判断
    手段及び上記少なくとも3点の測定距離より可能フォー
    ク上下位置を変えて得られる上記少なくとも3点の修正
    データに基づいて差込み可か否か判断する修正差込み可
    否判断手段と、該修正差込み可否判断手段で否と判断さ
    れたとき警報を発する警報手段と、上記修正差込み可否
    判断手段で可と判断されたときフォーク爪位置を修正可
    能位置まで移動させるリフト手段とを有することを特徴
    とする無人フォークリフトにおける荷取り制御装置。
  2. (2)上記距離センサは一方のフォーク爪の先端部と該
    先端部より車体側に一定距離離れた位置に設けられ、他
    方のフォーク爪にはフォーク爪の先端部から上記一定距
    離と同一距離離れて車体側に設けられている特許請求の
    範囲第1項記載の無人フォークリフトにおける荷取り制
    御装置。
  3. (3)上記距離センサは両フォーク爪の先端部に各々設
    けられ、フォーク爪のパレット内への差込み量を変える
    ことによって上記少なくとも3点の距離を求めるように
    した特許請求の範囲第1項記載の無人フォークリフトに
    おける荷取り制御装置。
  4. (4)上記距離センサはフォーク爪の上面に取付けられ
    、フォーク爪の上面とパレット上板下面間の距離を測定
    する特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の
    無人フォークリフトにおける荷取り制御装置。
  5. (5)上記距離センサはフォーク爪の下面に取付けられ
    、フォーク爪の下面とパレット下板上面間の距離を測定
    する特許請求の範囲第1項、第2項または第3項記載の
    無人フォークリフトにおける荷取り制御装置。
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