JPS6221018Y2 - - Google Patents

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JPS6221018Y2
JPS6221018Y2 JP16390981U JP16390981U JPS6221018Y2 JP S6221018 Y2 JPS6221018 Y2 JP S6221018Y2 JP 16390981 U JP16390981 U JP 16390981U JP 16390981 U JP16390981 U JP 16390981U JP S6221018 Y2 JPS6221018 Y2 JP S6221018Y2
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Protection Of Static Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は半導体素子が高周波サージ等によつて
誤動作するのを防ぐ半導体素子用入力保護装置に
関する。
従来の半導体素子用入力保護装置として、例え
ば、第1図に示すものがあり、シリコン(N)基
板5にPウエル4、P+拡散層8およびN+拡散層
9が形成され、Pウエル4にN+拡散層6および
P+拡散層7が形成されており、また、シリコン
基板5上に各拡散層6,7,8,9に通じるコン
タクトホールを有するシリコン酸化物絶縁層3が
形成されている。シリコン酸化物絶縁層3の表面
にはアルミニウム蒸着等によつて金属配線2が設
けられ、前記コンタクトホールを介して所定の電
気的接続が行われており、金属配線2の入力パツ
ド部2aに入力保護抵抗となる多結晶シリコン抵
抗層1が接続されている。
第2図イは第1図の半導体素子用入力保護装置
の等価回路を示し、入力端子(入力パツド)2a
に入力保護抵抗1が接続され、P+拡散層8およ
びN+拡散層9より成るダイオード13を介しVD
端子11に接続され、N+拡散層6およびP+拡散
層7より成るダイオード14を介してアースされ
(第1図の12がアース端子)、端子10より入力
信号が出力される。
以上の構成において、入力端子2aに加えられ
る制御電圧に応じて出力端子10に接続される半
導体素子が例えばMOSFETを含むICが制御さ
れ、一方、入力端子2aに雑音として、例えば高
周波サージが入力したとき、該高周波サージの正
の部分に対してはダイオード13によつてクラン
プし、負の部分に対してはダイオード14によつ
てクランプすることによつて出力端子10に接続
されるMOS FETのゲート酸化膜が絶縁破壊する
のを防ぎ、また、入力保護抵抗1がダイオード1
3,14に流入する電流を抑制してダイオード1
3,14を保護する。
しかし、従来の半導体素子用入力保護装置によ
れば、第2図ロに示すように、ダイオード13,
14に流れ込んだ電流が基板5、各拡散層6,
7,8,9、およびPウエル4等を介してICの
共通の電源ラインに流入するような構成になつて
いるため(19はICの内部回路、例れば、
NAND,NOR等より成るゲート回路であり、1
5はインバータであり、16はIC出力端子であ
る)、出力端子16に表われる高周波サージによ
つて該端子16に接続される装置(さらにまた半
導体素子が含まれ得る)が誤作動する恐れがあ
る。
本考案は、上記に鑑みてなされたものであり、
半導体素子が高周波サージ等によつて誤作動しな
いようにするため、クランプ(入力保護)用ダイ
オードに関し、第一導電型領域中に形成した第二
導電型領域と、該導電型領域をとり囲み、第二導
電型領域よりも深く形成した第一導電型の高濃度
不純物領域とを含み、該高濃度不純物領域が前記
半導体素子の電源ラインとは切り離された電源ラ
インに接続されている半導体素子用入力保護装置
を提供するものである。
以下本考案による半導体素子用入力保護装置を
詳細に説明する。
第3図イ,ロは本考案の第1の実施例を示し、
第1図と同一の部分は同一の引用数字で示したの
で重復する説明は省略するが、Pウエル4にN+
拡散層6を囲むようにして該拡散層6より深く拡
散したP+拡散層7aが設けられ、P+拡散層8を
囲むようにして該拡散層8より深く拡散したN+
拡散層9aが設けられ、N+拡散層6に接続され
た金属配電2bを金属配線2に接続する金属配線
10a(出力端子10に接続される)が設けら
れ、また、前記拡散層7a,9aに接続された金
属配線2c,2dは出力端子10に接続される
IC内部回路19等の電源ラインと切り離した電
源ラインに接続される端子22(アース用)、端
子21(VDD用)に接続されている(尚、IC内
部回路等用のVDD端子11(第1図)は図示上省
略されている。
以上の構成において、IC内部では第4図に示
すように、ダイオード13が接続されるVDD端子
21とIC内部回路等が接続されるVDD端子11
が切り離すことができ、かつ、ダイオード14の
アース端子(VSS端子)も同じように切り離すこ
とができるため(この切り離し方法は、パツドを
それぞれ別にして共通のピンを使用してもよく、
あるいは、パツドおよびピンとも別々にしても良
い。言うまでもなく、後者の方が効果上望ましい
が、ピン数が増える)、入力端子2aに入つた高
周波サージ等を適確にICの外部へバイパスする
ことができ、それによつてMOS FETあるいは
MOS FETを含むCの誤動作を防ぐことができ
る。すなわちP+拡散層7aがN+拡散層6よりN+
拡散層9がP+拡散層8より深いため、サージ電
流がPウエル4および基板5を介して流れ込むの
を適確に防ぐことができる。
第5図は本考案の第2の実施例を示し、前記第
1の実施例と同一の部分は同一の引用数字で示し
たので重復する説明は省略するが、P+拡散層8
aを長方形状に長く拡散することによつて拡散抵
抗値を大にし、多結晶シリコン抵抗層1の抵抗値
との和(直列)によつてゲート保護能力を高めた
ものである。
このように、基板5やPウエル4を通過しての
サー電流は、深く形成した高不純物濃度領域から
吸い出し、上述の通り別個の電源ラインへバイパ
スされるので半導体素子への流れ込みが防止され
て誤動作を防ぐことができる。
以上説明した通り、本考案による半導体素子用
入力保護装置によれば、クランプ(入力保護用ダ
イオードに関し、第一導電型領域中に形成した第
二導電型領域と、該導電型領域をとり囲み、第二
導電型領域よりも深く形成した第一導電型の高濃
度不純物領域とを含み、該高濃度不純物領域が前
記半導体素子の電源ラインとは切り離された電源
ラインに接続されているため、高周波サージ等に
よつて生じる恐れがある半導体素子の誤作動を防
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の半導体素子用入力保護装置を示
す断面図。第2図イは第1図の電気的等価回路
図、第2図ロはIC内部で高周波サージが伝播す
る状況を示す回路図、第3図イ,ロは本考案の第
1の実施例を示し、イは平面図、ロはイのA−A
断面図。第4図は第1の実施例におけるIC内部
の高周波サージ遮断状況を示す回路図。第5図は
本考案の第2の実施例を示す断面図。 符号の説明、1……多結晶シリコン抵抗層、2
a……入力端子、2,2b,2c,2d……金属
配線、3……シリコン酸化物絶縁層、4……Pウ
エル、5……シリコン基板、6,7,7a,8,
8a,9,9a……拡散層、10……出力端子、
10a……金属配線、11,21……VDD端子、
12,22……アース端子(VSS端子)、13,
14……クランプ用ダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 半導体素子に制御信号を入力する入力ラインに
    該半導体素子を異常電圧から保護する保護用ダイ
    オードを備えた入力保護装置において、 前記保護用ダイオードは、第一導電型領域中に
    形成された第二導電型領域と、該第二導電型領域
    をとり囲み、第二導電型領域よりも深く形成され
    た第一導電型の高濃度不純物領域とを含み、該高
    濃度不純物領域が前記半導体素子の電源ラインと
    は切り離された電源ラインに接続されていること
    を特徴とする半導体素子用入力保護装置。
JP16390981U 1981-11-02 1981-11-02 半導体素子用入力保護装置 Granted JPS5868043U (ja)

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JP16390981U JPS5868043U (ja) 1981-11-02 1981-11-02 半導体素子用入力保護装置

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JP16390981U JPS5868043U (ja) 1981-11-02 1981-11-02 半導体素子用入力保護装置

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JPS5868043U JPS5868043U (ja) 1983-05-09
JPS6221018Y2 true JPS6221018Y2 (ja) 1987-05-28

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ID=29956186

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JP16390981U Granted JPS5868043U (ja) 1981-11-02 1981-11-02 半導体素子用入力保護装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014460A (ja) * 1983-07-04 1985-01-25 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路
JPS61137359A (ja) * 1984-12-10 1986-06-25 Nec Corp 保護回路を備えた半導体装置
JPH0525250Y2 (ja) * 1985-10-08 1993-06-25
JPH06105740B2 (ja) * 1987-05-27 1994-12-21 日本電気株式会社 集積回路装置

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JPS5868043U (ja) 1983-05-09

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