JPS6220912A - スラスト軸受ユニットの取扱方法 - Google Patents

スラスト軸受ユニットの取扱方法

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JPS6220912A
JPS6220912A JP60159647A JP15964785A JPS6220912A JP S6220912 A JPS6220912 A JP S6220912A JP 60159647 A JP60159647 A JP 60159647A JP 15964785 A JP15964785 A JP 15964785A JP S6220912 A JPS6220912 A JP S6220912A
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JP
Japan
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sliding surface
bearing plate
surface member
bearing
thrust
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JP60159647A
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Shotaro Mizobuchi
庄太郎 溝淵
Yoshiichi Kimura
芳一 木村
Katsumi Sasaki
勝美 佐々木
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Ebara Corp
Ebara Research Co Ltd
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Ebara Corp
Ebara Research Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 「産業上の利用分野」 本発明は動圧効果を利用した正逆転可能なスラスト軸受
に関する。
「従来の技術」 従来例としては特願昭1g−/3ダダ73号の発明があ
る。該発明は表面に、正転時に動圧効果を生じさせる方
向に形成されたスパイラル溝を、また裏面には、逆回転
時に動圧効果を生じさせる方向に形成されたスパイラル
溝をそれぞれ設けた硬質材料からなる中間板を、一方が
回転し他方が固定された対向する一個の受板の間に介在
させたことを特徴とするスラスト軸受であって、安価で
テイルテイングパッド型の浮動式スラスト軸受に比較し
て損失動力が/72以下となっている。
上記、公知例には該スラスト軸受は例えば水中モータに
備えるスラスト軸受のように潤滑、冷却液中で用いられ
るようになって詔り、スラスト軸受の試験は液体中にて
行われており、中間板(以下軸受板と称する)の外周に
接触しないように中間板の半径方向の移動を阻止する部
材が固定側の部材に設けである。
「発明が解決しようとする問題点」 上記スラスト軸受は、液体中に浸漬して用いられるため
、液体を入れた容器状の軸受室を構成するか、液体を絶
えずスラスト軸受に流下させて液中にある如くする必要
がある。
このようtこすると、いわゆる乾式構造の電動機等では
実用上、上記発明のスラスト軸受を装備することは困難
であり、一般にはスラスト軸受室を構成した軸受装置と
して用いなければならないので用いられる範囲が限定さ
れる。
又、上記発明のスラスト軸受では軸受板は半径方向に逸
脱した場合はその外周が半径方向の逸脱を阻止する部材
と摺擦してしまう。そのため横型機械1こは用いられな
い。
この発明の目的は両面にスパイラル溝を備えた軸受を回
転側摺動面部材と固定側摺動面部材に摺擦するように配
したスラスト軸受において、スラスト軸受単体を機素と
して、自在にスラスト軸受装置に応用し得る、応用範囲
の広いスラスト軸受を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕 「問題点を解決するための手段」 本発明は両面に互に反対方向のスパイラル溝を設け、片
面もしくは両面の中心部に凹部を設けたセラミックス円
板と、片面もしくは両面1どセラミックス円板の凹部に
対向する凹部を有する平板の円板とをセラミックス円板
と平板の円板との両凹部にわたって小球を収容して合せ
、且つセラミックス円板と平板の円板、小球とセラミッ
クス円板及び平板の円板間に高粘性潤滑剤を介在したス
ラスト軸受である。
「作用」 セラミックス円板と平板の円板が高粘性潤滑剤により吸
着されているのでそのま一単位スラスト軸受として取扱
うことができる。組立てられるとセラミックス円板、或
は平板の円板が半径方向に逸脱しない。軸受作用はスパ
イラル溝により片面が動圧流体軸受として作用し、他の
片面が吸着作用をして正逆回転に対して何れかの面が摺
動する。
「実施例」 以下、この発明の実施例を図面により説明する。第1図
は縦断面図、第一図は第1図の平面図である。
/は両面に多数のスパイラル溝コを設けたセラミックス
の円板でできている軸受板、グは軸受板/の摺動面3に
高粘性潤滑剤の液膜を介して接する摺動面を備えた両面
が正確に平行な円板形の摺動面部材、乙は軸受板lと摺
動面部材グの対向面の夫々中心に設けた半球形の凹部7
゜gに収容されている小球、9は小球6と軸受板/及び
摺動面部材ダとの間、軸受板lのスパイラル溝コと摺動
面部材ダの間及び軸受板lの摺動面3と摺動面部材ダの
間に封入された例えばグリースのような高粘性潤滑剤で
ある。
スパイラル溝コの深さは3〜30μmであり、その幅は
摺動面3の幅よりもせまい。摺動面3と摺動面部材弘の
両面は平面度/μm1面粗度0.3μm程度に高精度の
いわゆる鏡面仕上の超仕上がされる。通常、摺動面部材
弘は両面が上記超仕上とされるが、用途によっては軸受
板lに接する側の一面のみ超仕上でもよい。
凹部7.tと小球6の間隙は、軸受板lと摺動面部材グ
が固体接触した場合にきわめてわずかのすきまをおくか
、或は接するようにしである。
軸受板/の材質は熱伝導性の良いもの、表面加工精度を
確保できるもの、圧縮強度の大きいものが良く、セラミ
ックス材、例えば炭化珪素Sin! 、窒化珪素5i5
N4が使用され、sicの多孔体が好適であるが緻密性
材種でもよい。摺動面部材グの材質はSiCやアルミナ
セラミックス或は超硬合金、高鉛青銅、普通鋳鉄、73
%クロムステンレス鋼等であり、緻密性或は多孔体材種
が用いられる。小球6はSiOで作られ、高粘性を有す
る潤滑液を含浸させであるが軸受鋼製の鋼球でもよい。
多孔体とする場合があるのは軸受板/と小球6であり、
多孔体と緻密体との組合せは上記材質において次のとお
りである。
組合せ A        B        C軸受板/  
多孔体 緻密体 緻密体 摺動面部材y  緻密体 緻密体 緻密体小  球6 
 緻密体 多孔体 緻密体このスラスト軸受では摺動面
の液膜はコ0Q(νの面圧の場合に約1.!μm程度と
小さい。
従って、上記スパイラル溝コ及び小球6及び小球6廻り
の全潤滑液量は軸受板lの外径をSOミリメートルとし
て0.00 jccという微量である。
上記組合せBの場合、外径!r OミIJメートルの軸
受板lに対して用いられる小球6は球径コミリメートル
で空隙率bo%のS1Cである。
第3図はこの発明のスラスト軸受を用いる場合の一応用
例を示す。摺動面部材ダは、固設した部分にねじ込まれ
たアジャストスクリューl/の先端の半球形がその中心
の凹面/Jに接して浮動支持されているレベリングブロ
ック13に接着固定される。レベリングブロック13の
外周近くの端面の軸方向に設けた穴には固定部分に設け
た回り止めピン/Qがゆるく嵌入している。軸受板/の
摺動面部材弘と接しない反対面は回転軸/jにキー16
を介して圧入固定された回転側受板17に高粘性潤滑剤
デ1を介して接している。この高粘性潤滑剤デーは組立
の際塗布するか或は軸受板lに予かしめ塗布して合成樹
脂被膜で蔽って詔いたものを組立時該被膜を取去って得
たものである。回転側受板/7は摺動面部材として軸受
板lに接するため、その材質は摺動面部材ダと同一でそ
して摺動面は摺動面部材ダと同様超仕上されている。
回転軸13が第2図において図示矢印の反時計方向に回
転すると回転側受板/りと軸受板1間ではスパイラル溝
コにより、潤滑剤9は中心に向って附勢され、動圧は中
心部で高くなり、動圧流体軸受が構成される。軸受板l
と摺動面部材ダの間では軸受板lが反時計方向に回され
ようと附勢され潤滑剤デは外周へ向うように附勢される
が直ちに真空圧が発生して軸受板/と摺動画部材ダは吸
着する。
上記と逆に回転軸/3が時計方向に回転すると軸受板/
と回転側受板lりとの間の潤滑剤はスパイラル溝−によ
り外周に向って附勢され、軸受板lと回転側受板lりは
直ちに真空吸着され、軸受板lは回転側受板17と一体
に時計方向に回転する。軸受板lの時計方向の回転によ
り軸受板lと摺動面部材弘間の潤滑剤9はスパイラル溝
コの作用により中心側に向い中心部では高圧液体流が生
じて軸受板lは摺動面部材ダと流体潤滑状態でスラスト
荷重を担持して回転する。
回転軸13のスラスト負荷が第3図の上方より下方に向
うものである場合には上記のようにして大きなスラスト
負荷−こ耐えるが、回転軸/jを上方に持上げようとす
るスラスト荷重が加わっても軸受板/と摺動面部材ダ、
軸受板lと回転側受板17との間には吸着力が働くので
主要なスラスト方向に対する反スラスト向のスラスト荷
重にも耐える。
回転軸/3の正逆転特番ζ軸受板/は半径方向に不安定
となるがその際は小球6と凹部7.ff Jこより中心
が保たれる。
第7図は軸受板lの両側に小球6を介して両面に凹部t
を設けた摺動面部材ダ、ダを配した縦断面図である。こ
のような実施例を回転軸端と固定側の間に設けた実施例
の縦断面図を第5図に示す。摺動面部材亭、りの何れを
回転軸、固定軸側に配してもよい。
回転軸lS端にキー16を介して固定したスラストディ
スク/1には上側の摺動面部材ダが接着固定される。他
の構成は第3図と同様である。この実施例ではスラスト
ディスク/1と上側の摺動面部材亭は回転側受板17に
相当するが、小球6,6により軸受板lの両側において
摺動面部材1.4’は半径方向には動き得す、且つスラ
ストディスク/1.レベリングブロック13に固定され
ているので小球6と凹部7,1間ですべり軸受となり、
負荷能力は小さいが戒程度ラジアル負荷を担持てきる。
実験によるに第3図、第5図の何れの実施例においても
io万回一旦停止しないで正逆転を行った処、摺動面に
は損傷は一切なく、予かじめ封じである高粘性の潤滑剤
のグリースは全く減少していなかった。尚上記実験は空
中、水中においても同様であった。ただし、水中におい
て用いる場合は水に不溶性の潤滑剤を封入しておく必要
がある。又、スラリー液中においての上記と同様の実験
においても摺動面間へのスラリーの浸入は見受けられな
かった。
第1図、第9図において軸受板lと摺動面部材lを摺動
面に沿ってず、らそうとしても小球6のために軸受板/
と摺動面部材ケはずらすことができず、軸方向に軸受板
lと摺動面部材弘を引張っても真空吸着状態にあり、こ
れらを引離す方向のスラスト荷重にかなり耐える。勿論
取扱上離れることがなく、潤滑油膜もへ!μm程度であ
るから、異物の浸入は実用上問題がない。
実施例は一枚の軸受板と一枚の摺動面部材を重ねたもの
、一枚の軸受板の両面に摺動面部材を重ねたものを示し
たが、一枚の軸受板と一枚の摺動面部材を重ねたものの
中心の両面に小球の入る凹部を設けたものを単位として
夫々小球を介して重ねると軸受板と摺動面部材が交互に
重なり、多板のスラスト軸受の要素部材となる。
このような点から、軸受板及び摺動面部材の各両面には
小球の入る凹部を設けておくことが融通性の上から望ま
しい。
〔発明の効果〕
本発明は両面に互lこ反対方向のスパイラル溝を設け、
片面もしくは両面の中心部に凹部を設けたセラミックス
円板と、片面もしくは両面にセラミックス円板の凹部に
対向する凹部を有する平板の円板とをセラミックス円板
と平板の円板との両凹部にわたって小球を収容し、且つ
セラミックス円板と平板の円板、小球とセラミックス円
板及び平板の円板間に高粘性潤滑剤を介在したスラスト
軸受としたから、軸受板と摺動面部材は吸着状態にあり
、取扱いによっても離れることがないので、これらを組
付けた状態で部品供給することにより、あたかもシール
付のボールベアリングのように取扱うことができる。
従って、特に潤滑を配慮してスラスト軸受装置を設計す
る必要がなく、空中、液中側れでも用いることができる
。負荷能力は極めて太き(、軸受板と摺動面部材を引離
す方向のスラスト荷重にもかなり負荷能力がある。摩擦
損失が小さく、冷却手段を必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の縦断面図、第一図は軸受板の
平面図、第3図は第1図の応用例を示す縦断面図、第7
図は他の実施例の縦断面図、第S図は第弘図の応用例を
示す縦断面図である。 /0.軸受板 コ、、スパイラル溝 3.。 摺動面 ダ・・摺動面部材 6・・小球 7.t・・凹
部 デ・・高粘性潤滑剤 //・・アジャストスクリュ
ー /コ・―凹面 /、7−−レベリングブロツク /
4’・・回り止めピン/j・・回転軸 /6・・キー 
17・・回転側受板 1g・・スラストディスク。 特許出願人 株式会社荏原総合研究所 株式会社荏原製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、両面に互に反対方向のスパイラル溝を設け、片面も
    しくは両面の中心部に凹部を設けたセラミックス円板と
    、片面もしくは両面にセラミックス円板の凹部に対向す
    る凹部を有する平板の円板とをセラミックス円板と平板
    の円板との両凹部にわたつて小球を収容して合せ、且つ
    セラミックス円板と平板の円板、小球とセラミックス円
    板及び平板の円板間に高粘性潤滑剤を介在したスラスト
    軸受。
JP60159647A 1985-07-18 1985-07-19 スラスト軸受ユニットの取扱方法 Granted JPS6220912A (ja)

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US06/894,776 US4699525A (en) 1985-07-18 1986-07-10 Thrust bearing
DE8686109491T DE3673278D1 (de) 1985-07-18 1986-07-11 Axiallager.
EP86109491A EP0209808B1 (en) 1985-07-18 1986-07-11 Thrust bearing
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6220911A (ja) * 1985-07-18 1987-01-29 Ebara Res Co Ltd スラスト軸受

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6220911A (ja) * 1985-07-18 1987-01-29 Ebara Res Co Ltd スラスト軸受

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