JPS62207599A - ベルトプレス型脱水機 - Google Patents

ベルトプレス型脱水機

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JPS62207599A
JPS62207599A JP61046298A JP4629886A JPS62207599A JP S62207599 A JPS62207599 A JP S62207599A JP 61046298 A JP61046298 A JP 61046298A JP 4629886 A JP4629886 A JP 4629886A JP S62207599 A JPS62207599 A JP S62207599A
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小池 壮一郎
Shoichi Goda
昭一 郷田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、下水、し尿、産業廃水等の処理に程におい
て発生ずる汚泥物等の被処理物を脱水処理するベルトプ
レス型脱水機に関する。
〔従来の技術〕
ベルトプレス型脱水機については、例えば、特公昭56
−21878号公報に開示されたものが知られている。
これについて第4図を参照して概説する。
第4図において、ローラ群によって無端走行可能に配備
された一対の濾布ヘル141.42の間ニ泥4k OJ
 43が供給され、濾布ベルト41. 42の走行と共
に汚泥の自重のみによる濾過H;2水が行われる重力脱
水部eと、引き続いて濾布ベルト41.42の間が模状
に次第に狭められて泥状物43に作用する圧力が漸増さ
れる予備脱水部fと、更に、次いで、ローラに巻き付け
られた濾布ベルト4]、42の張力によって生じる圧搾
力によって脱水が進行する圧搾脱水部gとに順次送られ
て泥イノS物43が脱水され、脱水されたケーキはケー
キi/、1 回部りに至って剥離されるものである。図
中、44は濾液受は部であり、矢印は濾布ベルトの進行
方向を示す。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、泥状物の性伏によっては脱水ケーキが濾
布の目に食い込み、濾布がらケーキが剥がれ東eくなる
現象が多々生じる。また、近年、脱水ケーキの含水率を
低下させるため、圧搾脱水工程での圧力を大きくする傾
向があり、圧搾力を大きくすると、上記剥離性の悪化現
象は一層著しくなる。このようなケーキ剥離性の悪化の
ため、濾4Iの目に残った固形物は回収さ相ず洗)71
氷と共に水処理工程へ戻り、固形物回収率がイ1ζ1・
し、また、濾布の洗浄も不完全となってIIaa+が7
!f !!II間のうりに目詰まりしてしまう。
−・般に、ベルトプレス型脱水機に用いられている濾布
は、第3図に示すように、モノフィラメント濾布と呼ば
れ、ポリエステル等の1ij−<hM組ずなわら横糸の
モノフィラメン[30と経糸の;[、ノフィラメント3
1から織ったものであり、か’l(勾11tい絹目構造
となっているため、この網[1に1脱水/、“キが食い
込むことは避は難く、これがツノ°  キの′f、lI
離性の悪化の原因となっていた。
最近開発されたナイロンウェブを用いた第2図に示され
るようなフェルト濾布は、経糸のモノフィラメン125
及び複数本の横糸のマルチフィラメント26から成り、
濾布表面がウェブ27から成る緻密なフェルト層I、で
覆われているため、高圧搾力で脱水した場合でもケーキ
が濾布に食い込み難く、ケーキの剥離性が良いものであ
る。
ところが、先行技術としてのフエへ用・濾布を用いたn
52水機を運転してみると、ケーキの剥離性が良いにも
かかわらず、次第に重力脱水部での水抜(〕の速度が低
下し、重力脱水部での自然脱水が不十分なうらにローラ
で圧搾されてしまうため、泥状物が)19布からはみ出
してしまうという問題が生し7ていた。このような状態
の時に濾布の通気度を測定してみると、当初の約175
〜1710程度に低下していることが分かった。
このようなフェルト濾布の透過速度の低下、すなわら、
通気度の低下が主に重力脱水部で生じていることが分か
った。重力脱水部では、含水率が約98〜99% の泥
状物から重力作用による自然112水で含水率が 約9
0〜95% の半固形状スラリーにまで脱水されるが、
高圧脱水部も含めた全脱水工程で除去されるべき水分の
大半(約80〜90% に相当する分)が、この重力脱
水部で除去される。この時、泥状物中の細かい固形分(
以下、SSという)が、フェルト濾布の糸と糸が重なる
部分(以下、組織点という)に入り込み、この組織点に
入ったSSは’rm常の濾布洗浄方法で番、1゛除去さ
れ難く、これがソゴールト濾布の通気爪を低ドさ一層て
いることがう)か−1た。
この発明の目的は、上記の問題点を解消4る、二とであ
り、重力脱水部の水の透過速度ずなわ(へ濾過機能が長
時間でも低下することがなく、重力脱水部での自然脱水
が完全に行われ、高圧脱水部で濾布の目詰まり、剥離性
の悪化等がなく、固形物回収率が高く、またケーキ含水
率を低くするごとができることを特徴とするベルトプレ
ス型脱水機を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、上記の問題点を解消し、−1二記の目的を
達成するために、次のように構成されている。
すなわち、この発明は、無端走行可能に設置され且つ重
力脱水部を構成するモノフィラメント濾布から成る第1
濾布ベルト、並びに前記第1濾布ベルトの下流に無端走
行可能に設置され[1,−:) 、BV状の予備脱水部
及び前記予備脱水部の下流に設けられた圧搾脱水部を構
成する少なくとも一方がフェルト濾布から成る一対の第
2濾布ベルトを備え、前記第1)1G布へ4川の1般送
達度が前記第2i1@布ベルトのものよりも速くなるよ
うに設定されることを4′ff1lとするベルトプレス
型脱水機に関し、更に、詳しく説明すると、前記第1濾
布ヘル1の搬送速度は前記第221に:i+ヘル1、の
ものよりも 約2〜8倍になるように速度調節され、前
記第1濾布ヘル1及び前記第2濾布ベルト上の被処理物
の滞積厚めを検知する手段が設けらt+、、 Ti1i
記第1 iIa布ヘル1及びi;前記第2濾布ヘル1−
1−の被処理物の滞積jν゛めを所定の範囲内に制御す
るため前記第1濾布ヘル1.!:曲記第2濾布ベルトと
の搬送速度をそれぞれ制御できる31゛うに構成されて
いることを特徴とするベルトプレス型脱水機に関する。
〔作用〕
、二の発明口、上記のように構成されているので、次の
よう6二作用する。すなわち、泥状物から除去されるべ
き全水分の大半(約80〜90%)が透過する重力脱水
部の第1濾布ベルトとしてモノフィラメン1−濾布を配
備しており、前記モノフィラメント濾布#布から成る前
記濾布ベルトについては通當の洗浄方法で濾布内に[1
詰J、す1−2人工リー1−等が容易に除去されてしま
うvj’r、 J、ill’+間j史φt’、L’(も
重力脱水部の水の透過速度、ずなわj−)、i[j気門
の低下が起こらない。従って、重力脱水部での自然脱水
が完全に行われ、泥状物は流動性を失って半固形状とな
り、圧搾脱水工程でのケーキのは9ろ出しの現象を生し
ることがない。
また、強制+11Th水を行う予備脱水部及び圧搾11
1ト木部は、hiI記重力脱水部と独立した少なくとも
 ・力がフェルト濾布から成る第2濾布ヘル1を配(6
h L7ているので、高圧搾力で脱水し2ても泥状物が
1111記濾布ベルトの目に食い込まないため、ケーキ
の剥離性は悪化しない。更に、フェルト濾布はフェルト
層に僅かに保持される水分が薄い水の膜となり、これが
ケーキ剥離性を一層良好にしている。更に、この発明に
よるベルトプレス型JB2水■では、高圧脱水を行った
場合でも、ケーキ剥離性の悪化を生しない。
また、各々の前記濾布ベルトの搬送速度の関係で、前記
濾布ベルト上の泥状物の厚めは、0;1記屯力脱水部で
は薄く、前記予備脱水部ではJゾくなる。
前記重力脱水部は大樋の水分を自然脱水するがら、ごご
での濾液の透過速度を速くするためには、前記モノフィ
ラメント濾布の搬送速度が速い方が良く、また、沸積厚
みも薄い方が濾過風INが小さい。
−・方、圧搾脱水部では、圧搾力が脱水ケーキに有効に
伝わるためには、脱水時間が長い、ずなゎち、n;1記
フェル1−濾布の搬送速度が遅い方が良く、また、脱水
ゲー4・の厚みが厚い方が、ケーキの剥離性も良好であ
る。
上記のことを達成するために、前記重力脱水部の出口近
傍及び前記予備脱水部の入口近傍に、泥状物の滞積厚み
を検知する手段を設け、前記重力脱水部の濾布ベルトの
搬送速度V、及び前記予備脱水部の一対の濾布ヘル1−
の1般送達度v2とを自動的に変更可能とする手段を設
ける。
具体的な例とし°ζ、前記重力脱水部の出口近傍におけ
る泥状物の滞積厚みが 約1o龍〜4o■鳳の範囲内に
あり、前記予備脱水部の入[1近傍の泥状物の厚みが 
約20+u〜80mm  の範囲内にあるように、第1
濾41べ4川の1般送伸+yv、+ムび第2濾布ベルト
の搬送速度V2合制副づる51.2−ができ、この場合
に、搬送速度v1がTi劇に速度V2の約2〜8倍 の
範囲内になるように制御するごとによって達成できる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、この発明に3F、るへ71川・
プレス型脱水機の実施例を詳述する。
第1図において、ローラ5及びLl  ラ6に3Lり無
端走行可能に設置された1枚の濾41へ4川と、ローラ
群7〜14により無端走行可能に配備された一対の濾布
ベルトが示されている。+1−ラ5及びローラ6に掛け
られて走行する濾布ベルトは、第3図に示すようなモノ
フィラメン1濾布1によって構成されている。また、m
l−ラ群7〜14に掛けられて走行する濾布ベルトは、
第2図に示すようなフェルト濾布2及びフェルl−’d
a布3によって構成されている。フェルト濾布2はl一
方に位置し、フェルト濾布3は下方に設置されている。
凝集槽(図示省略)で高分子凝集剤、!:混合されkI
J水、し尿、産業廃水等の処理T稈において発ノドする
泥状物4C11、モノフ、fラメン1−濾布1ト!;二
供給され、重力脱水部aを搬送される間に重力作用によ
り脱水され、含水率が 約90〜95%の半固形状に処
理される。このT程で脱水機から除ノモされるべき水分
の大半はモノフィラメント濾布1を透過して濾布受は1
8に集められる。このため、重力脱水部aでは濾液透過
Vの確保が重要であり、比較的太い噴繊糾すなわらモノ
フィラメン1を織った濾布の方が、水の透過Wも多く、
洗浄も容易である。また、泥状物の滞積厚めも薄いノj
が泥状物による濾過抵抗も少ないため、濾布ベルトは比
較的速い走行速度(約0.5〜5tn/m:n )で1
般送されるように設定されている。
次いで、泥状物4はフェルト濾布3上に落下する。一対
のフェルト濾布2及びフェルト濾布3の間の間隙を楔状
に次第に狭められた予備脱水部すにおいて、泥状物4は
一対のフェルト濾布2及びフェルト濾布3によって圧搾
される。更に、フェノ用川濾布2及びフェルト濾布3は
圧搾脱水部Cで圧搾1’l  ラフ及び圧搾1′□I−
ラ8に企き110jら41、泥状物4は1i41張力に
、1: 、、−c発生4゛イ111  ノ1面圧により
強制的に脱水される。脱ノドか完r1八泥4)物4 (
脱水ケーキ)は、脱水機夕Iへ搬出さ4する。
また、フェルト濾布2及びフェルト濾布3に1.1着し
た泥状物4は、スクレーパ16及びスクレーパI7によ
りフェルト濾布2及びフェル川濾布3から剥離される。
更に、予備脱水部す及び圧搾脱水部Cで泥状物より除去
された水分は、2!#液受け19に集められ、脱水機か
ら除去される。
とごろで、この発明によるー・ル[プレス型1(2水機
については、濾布張力による圧搾力が泥状物4に加わる
予備脱水部す及び圧搾脱水部Cにおいて、水分はフェル
ト濾布2及びフェル1、濾布3を透過して排出される。
フェルト濾布2.3番よ表面が緻密なフェルト層で覆わ
れていイまため、泥状物がil=布の目に食い込まず、
ケーキの剥1viI111Fも極めて良好である。
この発明によるベルトプレス型脱水機の実栴例について
細部にわたって詳述したが、これら細部に限定されるも
のでなく、例えば、圧搾脱水にょるケーキ剥^11性の
悪化が一対の濾布ベルトの内どららか一方のみで生ずる
ことがしばしば観察されるが、このような場合に、#I
離し難い方の濾布ベルトのみをフェルト濾布とし、他方
の濾布ベルトをモノフィラメント濾布としても同様な効
果が得られる。
ケーキ剥離性ば、最終脱水ケーキ厚みが厚い方が一般に
良好であることが観察される。最終脱水ケーキ厚みが 
約5mm以下 となると、フェルト濾布を用いても剥離
性が悪い場合もある。最終脱水ケーキのケーキ厚みは、
ケーキの性状(含水率や密度)、圧搾圧力等によって異
なってくるが、予備脱水部の入1]近傍の泥状物の滞積
厚みt2の約172〜175倍 程度である。したがっ
て、最終脱水ケーキの厚みを 約5自−以上 のものを
得ようとすると、予備脱水部の泥状物の滞積厚みL2L
;t、最低でも約lO〜25龍 の範囲、望ましくは 
約5mm以−1二 必要となる。
一方、予備脱水部の泥状物が厚くなり過ぎると、圧搾1
稈で、ゲー;トがはみ出し2てし2まう。このはみ出し
が牛しない1恨界1.1勺11 fl me lqJ十
 〇ある。
以上のことより、予備脱水部のゲー、11vみは、約2
0 寵a以上で約5mm以下 の範囲内であることが好
ましい状態である。一方、重力脱水部の出口近傍の泥状
物の滞積厚みtlが、約5mm以下とすると、処理速度
や固形物回収率が著しく低下する。また、泥状物の滞積
厚みtlが、約5mm以、ヒとすると、滞積物の濾過抵
抗にょる濾液透過速度が著しく低下するので、約]Om
■以2トで約4Q mwa以下 の範囲内とすることが
望ましい。
ベルトプレス型脱水機が、−り記のような運転条件を満
たすには、重力脱水部のモノフィラメンI・濾布から成
る濾布ベルトの搬送速度を、予備脱水部及び圧搾脱水部
を構成する一対の濾布ベルトの搬送速度の小さくとも約
2倍以−にで大きくとも約8倍以下 の範囲内とするこ
とが望まし2い。
また、この発明によるベルトプレス型脱水機において、
泥状物の滞積厚みtlを自動的に検知する手段をモノフ
ィラメント濾布に対しζ設け、泥状物の滞積厚みt2を
自動的に検知する手段を濾布ベルト3に対しζ設け、更
に、十ノフィラメント詩布1の1般送達度■1及び少な
くとも一方がフェル1−濾布である濾布ベルト(2及び
3)の搬送速度■2を自動的に変更する手段を設け、泥
状物の滞積厚み1.及び滞積厚みt2の信号により、搬
送速度■1及び搬送速度■2を上述したそれぞれの値に
設定できるように自動化すれば、ヘル[・プレス型脱水
機の運転の省力化を図ることができる。
泥状物の滞積厚みtl及び滞積厚みt2を測定する手段
としては、例えば、超音波の反射時間を測定、検知する
方法の他、電極法、静電容量法、光電法等のいずれの方
法でもよい。また、1般送達度■1及び搬送速度V2を
変更する手段としては、小型−E−タ(パイロットモー
タ)により変速する方法の他、インバータ、■Sモータ
等のいずれの装置を用いてもよいことは勿論である。
〔発明の効果〕
この発明によるベルトプレス型汚泥脱水機は、以上のよ
ろに構成されているので、次の、J、うな効果を奏する
。ずなわら、泥状物かコ゛フ除去されるべき全水分の大
半(約80〜90%)が透過する重力脱水部の濾布とし
て、モノフィラメント濾布を配備しているので、重力脱
水部の水の透過速度が長期間にわたって低下せず、すな
わち、通気度の低下が起こらず、重力脱水部での自然脱
水が完全に行われ、泥状物は流動性を失って半固形状と
なる。次いで、泥状物は圧搾脱水されるため、ケーキの
はみ出しが生じない等、安定してベルトプレス型脱水機
を運転することができる。また、泥状物が予備脱水部及
び圧搾脱水部で強制的に脱水される工程では、フェルト
濾布が設置されているので、濾布の目詰まりや剥離性の
悪化がなく、固形物回収率が高く、しかも、得られるケ
ーキのケーキ含水率も低くなる。更に、フェルト濾布は
フェルト層に僅かに保持される水分が薄い水の膜となり
、高圧脱水を行った場合でも、ケーキ剥離性の悪化を生
じることがなく、ケーキ剥離性を一層良好にしている。
また、前記重力脱水工程の千ノフィラメンI・濾布の搬
送速度を強制脱水工程のフェルト濾布の 約2〜8倍 
としているため、重力脱水部での自然脱水工程では、泥
状物の滞積厚みが薄いため濾過抵抗が小さいので、十分
な水の透過速度が得られる。一方、予備脱水部及び圧搾
脱水部での強制脱水工程では、ケーキ厚みが厚くなるの
で、圧搾力が有効に伝わり、ケーキ含水率が低Fすると
共に、ケーキの剥離性も一層良好になる。
また、重力脱水部の出口近傍及び予備脱水部の入口近傍
に泥状物の滞積厚みを検知するための検知手段と、各々
の濾布ベルトの搬送速度の調節手段を設け、これらの検
知手段及び調節手段を関連して制御させることにより、
ベルトプレス型脱水機を無人で最適条件で運転制御する
ことができるので、ベルトプレス型脱水機の運転に対し
て省力化を達成することができる等、種々の極めて有効
な効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明によるベルトプレス型脱水機の実施例
を示す概略図、第21イ1は第1図のへ4月プレス型脱
水機に使用しているソ1ル+;J6布を示す断面図、第
3図は第1図のヘル[プトス型1112水機に使用して
いるモノフィラメント濾布を示す断面図、及び第4図は
従来のへルトプレス型脱水機の一例を示す概略図である
。 1−−−−−モノフィラメント濾布、2.3  フェル
ト濾布、4−−−泥状物、5.6   重力脱水部にお
けるローラ、7.8−−一圧搾脱水用のローラ、9.1
0.l 1,12.l 3.l 4−4:J−ラ、15
、 16. 17−−−−スクレーパ、18.19−濾
液受け、25− 経糸のモノフィラメント、26−−−
−横糸のマルチフィラメント、27  ウェブ、30−
−−−一横糸のモノフィラメント、31−経糸のモノフ
ィラメント、L−フェルト層、V、、V2−−−−−一
搬送速度、a  −重力脱水部、b−−−−−−−予備
脱水部、c−−一圧搾脱水部、(1ケーキ剥離部、t 
、 、  t 2−−−−−−滞積厚み。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無端走行可能に設置され1つ重力脱水部を構成す
    るモノフィラメント濾布から成る第1濾布ベルト、並び
    に前記第1濾布ベルトの下流に無端走行可能に設置され
    且つ楔状の予備脱水部及び前記予備脱水部の下流に設け
    られた圧搾脱水部を構成する少なくとも一方がフェルト
    濾布から成る一対の第2濾布ベルトを備え、前記第1濾
    布ベルトの搬送速度が前記第2濾布ベルトのものよりも
    速くなるように設定されることを特徴とするベルトプレ
    ス型脱水機。
  2. (2)前記第1濾布ベルトの搬送速度は前記第2濾布ベ
    ルトのものよりも約2〜8倍になるように速度調節でき
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のベル
    トプレス型脱水機。
  3. (3)前記第1濾布ベルト及び前記第2濾布ベルト上の
    被処理物の滞積厚みを検知する手段が設けられているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載のベルトプ
    レス型脱水機。
  4. (4)前記第1濾布ベルト及び前記第2濾布ベルト上の
    被処理物の滞積厚みを所定の範囲内に制御するため前記
    第1濾布ベルトと前記第2濾布ベルトとの搬送速度をそ
    れぞれ制御できるように構成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のベルトプレス型脱水機
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