JPS6220332Y2 - - Google Patents

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JPS6220332Y2
JPS6220332Y2 JP14622283U JP14622283U JPS6220332Y2 JP S6220332 Y2 JPS6220332 Y2 JP S6220332Y2 JP 14622283 U JP14622283 U JP 14622283U JP 14622283 U JP14622283 U JP 14622283U JP S6220332 Y2 JPS6220332 Y2 JP S6220332Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
way valve
vehicle
holding frame
outer case
opening
Prior art date
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Expired
Application number
JP14622283U
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English (en)
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JPS6053617U (ja
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Publication date
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  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車室内の空気を室外に排出して換気を
行うように、車体の側部に設けられたサイドベン
チレータの改良に関するものである。
(従来の技術) 車両の車体側部下部に車室内を換気するための
サイドベンチレータが設けられる。
この種のサイドベンチレータは車体外板にスリ
ツトをもつて開口するアウタケースと、アウタケ
ース内端部に設けられる保持枠と、アウタケース
内端開口部と保持枠間に介装され、室内からの空
気の流れのみを許容し、外気の室内への流入を遮
断するゴム等の可撓弾性シートからなるワンウエ
イバルブで構成される。
(考案が解決しようとする問題点) 以上において、ワンウエイバルブは外方に撓曲
して室内の空気を外部に排出し、外気に対しては
保持枠に接してこれの開口部を閉じ、外気の流入
を防止するものであるが、ワンウエイバルブの閉
塞時に保持枠の桟部分にワンウエイバルブが当つ
て当接音が発生し、これの防止のための改善が望
まれている。
本考案は以上を改善すべくなされたもので、そ
の目的とする処はワンウエイバルブとして機能を
充分に発揮せしめつつ閉塞時の当接者の発生を可
及的に抑制し、騒音防止の点で優れるサイドベン
チレータを提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するため本考案は、前記ワン
ウエイバルブの自由端部に舌片等のアウタケース
内壁と摺接する部分を設け、これによりワンウエ
イバルブの保持枠への当接を緩和するようにした
ことをその要旨とする。
(実施例) 次に本考案の好適一実施例を添付図面に従つて
詳述する。
第1図は車両の外観側面図で、車両1のドア2
後方のサイドパネルアウタ3の下部にサイドベン
チレータ4が設けられ、サイドベンチレータの設
置部位はこの部分に限らず任意である。サイドベ
ンチレータ4はアウタケース5とワンウエイバル
ブ6と保持枠7とからなる。
アウタケース5はパネルアウタ3の外面301
に裏面が当接する横長の板状の本体501と、こ
れの長さ方向中間部に設けられ、横長の矩形箱状
で本体501の裏面方向に突設されたダクト部5
02を備え、ダクト部502と対向する本体50
1の中間部には左右方向に複数のスリツト503
……を貫通形成し、スリツト503を介してダク
ト部502内と外気とを連通せしめ、パネルアウ
タ3の所定の部位に設けた取付開口部302にダ
クト部502を嵌合し、外面301に本体501
の裏面を当てて接着その他でケース5をパネル3
に固定する。
ダクト部502の車室内側の内端部には開口部
504が形成され、開口部504の上下端部には
長さ方向に離間して複数の止杆505……を突設
し、以上のケース5は合成樹脂等で形成する。か
かるケース5のダクト部内端開口部504を塞ぐ
如くゴム等の可撓弾性体からなるワンウエイバル
ブ6を配設し、ワンウエイバルブ6の裏側に保持
枠7を配設する。
第7図はワンウエイバルブ6の正面図で、ワン
ウエイバルブ6は上端部に横長の肉厚なる基部6
01を備え、基部601に長さ方向に離間して複
数の取付孔602……を備え、これを止杆505
に通して基部601表面を開口部504上端に重
ねる。ワンウエイバルブ6の本体603は薄肉に
形成され、四周に補強用の肉厚なリブ604を、
又実施例では中間部に横桟状のリブ605を、リ
ブ605とリブ604の下縁のもの606を繋ぐ
縦リブ607……を複数備える。
以上のワンウエイバルブ6の下縁のリブ606
には長さ方向に離間して複数の舌片608……を
垂下突設し、リブ606側を自由端とし、舌片6
08……は一体に形成しても、別体に形成して舌
片608……上端部をリブ606表面に接合一体
化しても良い。以上の本体603の下端縁をなす
リブ606下端縁は基部601を開口部504上
端部に結合した状態でダクト部502の底壁50
6上に臨む高さに設定する。
7は保持枠で、第4図に示される如く板状をな
し、周枠部701は開口部504の周辺部と当る
寸法とし、上下の枠部702,703に既述の止
杆505を通す取付孔704……を備え、ワンウ
エイバルブ6を開口部504端縁に臨ませた後で
この裏面側に臨ませ、取付孔704……に止杆5
05……を通した後枠部702,703裏面への
突出部を加熱溶融等し、枠部702,703を開
口部504端縁に結合し、ワンウエイバルブ6は
基部601がサンドイツチされて支持され、下端
部は自由である。
周枠部701の上下の枠部702,703、左
右の枠部705,706の間を複数の縦桟部70
7……及び実施例では一本の横桟部708で結
び、縦、横の桟部707……,708間に複数の
開口部709……が形成される。
以上の桟部707……及び708のワンウエイ
バルブ6の本体603裏面と対向する表面の先端
部710を第5図、第6図に図示の如く弧状と
し、弧状に代えて先端V型としても良く、先端部
710を先細り形状とする。
次にその作用、効果を詳述すると、第2図にお
いて図中右側を車室内とし、パネル3の左側を車
外とする。車内側の空気の流れはワンウエイバル
ブ6を上端の基部601を支点としてダクト内方
への撓曲で保持枠7の開口部707……を開口し
て許容されることとなり、一方、車室外からの空
気の流入はワンウエイバルブ6が保持枠7の桟部
707,708に当つて開口部709……を閉
じ、従つて外気の車室内への流入は阻止されてワ
ンウエイバルブを構成することとなる。
ところでワンウエイバルブ6が車室内の空気を
ワンウエイバルブ作用で排出した後ワンウエイバ
ルブ6は保持枠7方向にもどり、本体603が桟
部707,708に衝突するが、本体603の下
端縁に舌片608が設けられており、これがダク
ト部502の底壁506に摺接し、これの摩擦抵
抗でワンウエイバルブ6の保持枠7方向への速度
が減衰されることとなり、減衰された状態で桟部
分707,708に接するため衝突音は発生しな
いか、極めて小さいものとなる。従つてワンウエ
イバルブ閉時の騒音は可及的に抑制され、騒音防
止の実を挙げることができる。又桟部分707,
708が弧状等の先細り形状のためワンウエイバ
ルブの衝突音も小さくなる。
(考案の効果) 本考案は以上の如くサイドベンチレータに付設
したワンウエイバルブの閉塞音を可及的に減少
し、抑制し、効果的な騒音防止が行えるととも
に、以上をワンウエイバルブの自由端部に舌片等
の摺接部を設けるだけという簡素な構成で実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両の外観側面図、第2図はベンチレ
ータ部の縦断側面図、第3図はアウターケースの
要部破断斜視図、第4図は保持枠の正面図、第5
図は同縦断側面図、第6図は同A部の拡大図、第
7図はワンウエイバルブの正面図である。 尚、図面中3は車体外板、5はアウタケース、
6はワンウエイバルブ、608は摺接部分、7は
保持枠である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体外板に開口するアウタケースと、アウタケ
    ースの内端開口部に設けられる保持枠と、アウタ
    ケースの内端開口部と保持枠との間に介装され、
    車室内の空気の車室外への流れのみを許容する可
    撓弾性体からなるワンウエイバルブとからなり、
    前記ワンウエイバルブの自由端の一部にアウタケ
    ース内壁と摺接する部分を設けたことを特徴とす
    る車両のサイドベンチレータ。
JP14622283U 1983-09-21 1983-09-21 車両のサイドベンチレ−タ Granted JPS6053617U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14622283U JPS6053617U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 車両のサイドベンチレ−タ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14622283U JPS6053617U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 車両のサイドベンチレ−タ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6053617U JPS6053617U (ja) 1985-04-15
JPS6220332Y2 true JPS6220332Y2 (ja) 1987-05-25

Family

ID=30325538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14622283U Granted JPS6053617U (ja) 1983-09-21 1983-09-21 車両のサイドベンチレ−タ

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JP (1) JPS6053617U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6053617U (ja) 1985-04-15

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