JPS62201912A - クロロトリフルオロエチレン/パ−フルオロプロピルビニルエ−テル共重合体 - Google Patents

クロロトリフルオロエチレン/パ−フルオロプロピルビニルエ−テル共重合体

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JPS62201912A
JPS62201912A JP4402986A JP4402986A JPS62201912A JP S62201912 A JPS62201912 A JP S62201912A JP 4402986 A JP4402986 A JP 4402986A JP 4402986 A JP4402986 A JP 4402986A JP S62201912 A JPS62201912 A JP S62201912A
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vinyl ether
copolymer
perfluoropropyl vinyl
chlorotrifluoroethylene
polymer
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JP4402986A
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Gen Kojima
弦 小島
Shunichi Samejima
鮫島 俊一
Hide Nakamura
秀 中村
Masanori Kaya
政徳 賀屋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、クロロトリフルオロエチレン/パーフルオロ
プロピルビニルエーテル共重合体に関するものであり、
詳しくはクロロトリフルオロエチレンとパーフルオロプ
ロピルビニルエーテルを必須の主成分とし、パーフルオ
ロプロピルビニルエーテルの含有率が5モル%以」−で
ある新規な共重合体に関するものである。
[従来の技術] 従来、多くのパーフルオロプロピルビニルエーテルとフ
ルオロオレフィンとの共重合体が知られている(米国特
許第3,132,123他)。前記特許にはパーフルオ
ロプロピルビニルエーテルとテトラフルオロエチレンと
の共重合体の記載があるが、この共重合体は溶媒に溶け
ないので、薄いフィルムに加重することとか、他の物質
にコーティングすることが困難であるという欠点がある
[発明の解決しようとする問題点] 本発明は、前記の如き問題点の認識に基いて、フルオロ
オレフィンの共重合体を種々検討した結果見出した、従
来知られていなかったクロロトリフルオロエチレンとパ
ーフルオロプロピルビニルエーテルからなる共重合体に
おいて、パーフルオロプロピルビニルエーテルの含有率
が5モル%以上である共重合体を新規に提供することを
目的とする。すなわち、本共重合体はその化学・物理的
特性において他に類例を見ない共重合体であり、特に高
い化学的安定性などを備えたフッ素系重合体でありなが
ら、溶媒可能であるという特性から得られる加工性の良
さは、本共重合体の多用な有用性を示すものである。本
共重合体の有用性を示す具体的な応用分野としては、例
えば、コーティング用材料、塗装用材料、絶縁フィルム
用材料、耐候フィルム用材料、分子il模用の材料など
が挙げられる。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、に記知見に基いて完成されたちのであり、ク
ロロトリフルオロエチレンとパーフルオロプロピルビニ
ルエーテルを必須Iの主成分とする数f均分子i3,0
00以にの共重合体であり、パーフルオロプロピルビニ
ルエーテルの含有率が5モル%以−Lであることを特徴
とするクロロトリフルオロエチレン/バーフルオロプロ
ピルビニルエーテル共重合体を新規に提供するものであ
る。
以下、本発明について、さらに具体的に説明する。
本共重合体の構造は、構成子ツマ−の含有比率、分子量
などによって変わり得るが、本質的にクロロトリフルオ
ロエチレン単位とパーフルオロプロピルビニルエーテル
単位を含むことが必須である。構成モノマーの含有比率
としてはパーフルオロプロピルビニルエーテルのモル分
率が5%以上であることが必須である。各成分の寄与を
充分ならしめる為には、パーフルオロプロピルビニルエ
ーテルのモル分率が5〜40%、好ましくは6〜30%
であることが望ましい。パーフルオロプロピルビニルエ
ーテルのモル分率があまり低いと溶解性の点から望まし
くない。また、パーフルオロプロピルビニルエーテルの
モル分率があまり高いと、一般的には機械的強度などの
諸物性の点から望ましくない恐れがある。また必要に応
じて、キ、シ定の第3ないしそれ以上の成分を共重合す
ることも可能であり、これにより、例えば架橋性、基材
密着性などを付与することができるが、本共重合体の特
徴を失わない為には、クロロトリフルオロエチレンとパ
ーフルオロプロピルビニルエーテルとのモル分率の合計
が85%以上であることが望ましい。かかる目的で導入
する他の共単量体としては、パーフルオロブロモエチル
ビニルエーテルなどのフルオロビニルエーテル類、プロ
モトリフルオロエチレンなどのフルオロオレフィン類、
酢酸ビニル、安、ワ、養醸ビニル、醋酸ビニルなどのビ
ニルエステル類、エチレン、プロピレン、インブチレン
などのα−オレフィン類、エチルビニルエーテル、ブチ
ルビニルエーテル、ヒドロキシアルキルビニルエーテル
などのビニルエーテル類などが例示され得る。共重合体
の分子量としては用途により好適な範囲は変わるので特
に限定されないが、一般的には機械的強度の点からあま
り小さいものは望ましくない。
数平均分子量として3,000以上、特に5,000以
上程度が各種用途に好ましく用いられる。
本発明の共重合体は、従来より公知乃至周知の重合方式
、例えば溶液重合、懸濁重合、乳化重合などにより、特
に制限されることなく1円゛滑有利に製造され得る。
溶液重合において使用され得るラジカル開始剤としては
、例えば特公昭47−44031号公報記載のジ(クロ
ロフルオロアシル)パーオキサイド、ジ(パーフルオロ
アシル)パーオキサイド、ジ(ω−ハイドロパーフルオ
ロアシル)パーオキサイド、ジ(クロロフルオロアシル
)パーオキサイド、t−ブチルパーオキシイソブチレー
ト、ジイソブロビルバーオキシジカルポネート、アゾビ
スブチロニトリルなどが挙げられる。また、溶媒として
は、例えば各種クロロフルオロアルカン、各種アルコー
ル、各種エステルなどを用いることができる。クロロフ
ルオロアルカンとしては、例えばトリクロロフルオロメ
タン、ジクロロジフルオロメタン、ジクロロフルオロメ
タン、クロロジフルオロメタン、トリフルオロメタン、
トリクロロトリフルオロエタン、ジクロロテトラフルオ
ロエタン、クロロペンタフルオロエタン、ジフルオロエ
タンなどが挙げられる。アルコールとしては、例えばE
−ブタノールなどが挙げられ、エステルとしては、例え
ば酢酸メチル、酢酸エチルなどが挙げられる。また分子
量調節の為に、必要に応じて連鎖移動剤の添加が可能で
ある。連鎖移動剤としては1例えば四塩化炭素、n−ペ
ンタン、n−へキサン、インペンタン、トリクロロフル
オロメタン、メタノールなどが挙げられる。
懸濁組合においては、ラジカル開始剤として前記溶液重
合で挙げたものが使用でき、溶媒としては水と前記溶液
重合で挙げたクロロフルオロアルカンの混合物が用いら
れ、混合比は重量比で水:クロロフルオロアルカン=1
:9〜9:1、好ましくはl:5〜5:1である。
また、心間に応じて前記溶液重合の連鎖移動剤の添加が
可能である。また、望ましくは懸薊安定剤としてフルオ
ロカーボン乳化剤、例えばC1h5COONHa 、 
C8F+rC0ONH4などの添加が望ましい。
乳化重合において使用され得るラジカル重合開始剤は、
通常の水溶性のラジカル重合開始剤が用いられる0例え
ば、ジサクシニンクアシッドパーオキサイド、過硫酸カ
リウム、過硫酸アンモニウム、t−ブチルパーオキシイ
ソブチレート、2,2′−ジグアニル−2,2′−アソ
プロパンジハイドロクロライドなどである。過硫酸塩を
用いる場合には、適宜還元成分と組み合わせて、いわゆ
るレドックス系として用いることができる。還元成分と
しては、例えば亜硫酸水素ナトリウム、チオ硫酸ナトリ
ウム、ロンガリットなどの還元剤が挙げられる。さらに
は、これらに少量の鉄、第一鉄塩、硫酸銀を単独あるい
はエチレンジアミン四酢酸二ナトリウムなどの安定剤と
組み合わせて共存させることが可能で、特に還元成分と
してロンガリットを用いるときにはこれらを共存させる
ことが望ましい。
また、ラジカル開始源として電離性放射線を用いること
も可能である。
かかる乳化重合の実施にあたっては、通常用いられる乳
化安定剤、pH8a衝剤、pH7A整剤、重合促進剤そ
の他の添加剤を合わせ用いることも好適である。また必
要に応じて、前記溶液重合の連鎖移動剤の添加が可能で
ある。さらに重合の促進あるいはラテックスの安定化と
いう点で、水に有機溶媒を添加した混合溶媒の採用が好
ましい。かかる添加溶媒としてはt−ブタノール、酢酸
メチル、トリクロロトリフルオロエタンなどが好適であ
る。乳化剤としては、例えばラウリル硫酸ナトリウムな
どの炭化水素系の界面活性剤の使用%=’f能であるが
、フルオロカーボン乳化剤がラテックスの安定化という
点で望ましく、例えばC1h5COONh 、 C8F
+rC0ONH4などの使用が望ましい。
重合の温度に関しては、用いる開始剤系によって適宜選
定すれば良く、特に限定されないが、一般的にはO〜1
00℃程度が用いられる。
また圧力についても仕込みモノで−の丑や温度によって
適宜変わり得るので特に限定されないが、一般的には0
.1〜100気圧程度が実用的である。
かかる方法で得られる本共重合体は、例えばテトラフル
オロエチレン/パーフルオロプロピルビニルエーテル共
重合体、テトラフルオロエチレン/ヘキサフルオロプロ
ピレン共重合体などのパーフルオロポリマーが備えてい
る、例えば、高い化学的安定性、熱的安定性などの特性
に加えて、例えばトリクロロトリプルオロエタン、テト
ラクロロジフルオロエタンなどのフッ素系溶媒に常温で
可溶である。
溶媒可溶性という物性により、本共重合体はピンホール
な、どの欠陥なしに、例えば数用以ドの薄膜に成型する
こと、数μ以下の厚みで複雑な形状のノ、(材にコーテ
ィングすることなどが容易である。
本共重合体の有用性を示す具体的な応用分野としては、
例えばコーティング用材料、塗装用材料、絶縁フィルム
用材料、分離膜用の材料などが挙げられる。
得られた本共重合体は、常法により元素分析、NMRな
との手段を用いて組成などを確認することができる。ま
た数平均分子量は本共重合体をトリクロロトリフルオロ
エタンに溶解してゲルψバーミエイション・クロマトグ
ラフィ(GPC)により求めた。また、熱的安定性の指
標である分解温度は熱重量分析装置で測定した。
[実施例] 以ド、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが
、かかる説明によって本発明が何ら限定されないもので
あることは勿論である。
実施例1 内容積280ccの攪拌機伺のステンレス製オートクレ
ーブにイオン交換水90g、t−ブタノール10g 、
パーフルオロノナン酸アンモニウム(CsFuCOON
Ha)Ig 、りん酸二すl・リウム(12水塩)2g
、苛性ソーダ0.22g、過硫酸アンモニウム 1g、
エチレンジアミン四酢酸二ナトリム(2水塩) 0.0
18g、硫酸第一鉄(7氷塩) 0.015gを仕込み
、パーフルオロプロピルビニルエーテルを30g仕込ん
だ後、オートクレーブのフランジを閉じる。凍結脱気を
3回繰り返1.た後、脱気後のオートクレーブにクロロ
トリフルオロエチレンを114g仕込む。オートクレー
ブを攪拌し、25°Cまで加熱した後、脱気したイオン
交換水2gに溶かしたロンガリy ト0.04gを圧入
する。反応温度は25℃に保持する。32時間後さらに
、同様にしてロンガリット0.04gを加える。
最初にロンガリットを添加してから64時間後にオート
クレーブを冷却しながら、未反応のクロロトリフルオロ
エチレンをパージした後、フランジを開はラテックスを
回収する。ラテックスをメタノールと塩酸を用いて凝析
した後、析出ポリマーを錨過回収する。ポリマーをトリ
クロロトリフルオロエタンに溶解させ症過後、メタノー
ル中に再沈させる。再沈ポリマーをメタノール及びイオ
ン交換水で充分洗浄した後、減圧下に室温で18時間、
さらに35°Cで2時間乾燥することにより樹脂状のク
ロロトリフルオロ二チレン/パーフルオロプロピルビニ
ルエーテル共重合体13.3gを得た。該ポリマーの分
解開始温度は356°Cで、GPCより求めた数平均分
子量は6刀であった。元素分析より求めた該ポリマーの
組成は、クロロトリフルオロエチレン/パーフルオロプ
ロピルビニルエーテル= 84.4/15.8 (モル
比)であった。
該ポリマーをトリクロロトリフルオロエタンに室温で溶
解させ、ガラス板−ににアプリケータを用いてキャスト
し乾燥させた後、ガラス面からはがし、厚み25μの透
明な自己支持性のある7;、’j l模を4jl−た。
該薄膜の化学的安定性を酸及びアルカリの浸漬試験によ
り調べた結果を表1に示す。
表  1 以北の特性から本共重合体は薄膜フィルムなどの素材と
して好適であることが判る。
さらに、該ポリマーをトリクロロトリフルオロエタンに
溶解し、鉄板りにコートし、乾燥することにより厚さ3
μのコート層を得た。湿7式のピンホールテスターで調
べたところピンホールは検出されなかった。
以ヒの特性から本共重合体はコーティング用素材として
好適であることが判るだけでなく、無欠陥なコート層が
得られることから分離膜素材などとしても有用であるこ
とが判る。
実施例2 内容積280ccの攪拌機付のステンレス製オートクレ
ーブにトリクロロトリフルオロエタンを130g仕込み
、パーフルオロプロピルビニルエーテルを4B、7g召
込んだ後、オートクレーブのフランジを閉じる。凍結脱
気を3回繰り返した後、脱気後のオートクレーブにクロ
ロトリフルオロエチレンを20.8g仕込む。オートク
レーブを攪拌し、50°Cまで加熱した後、脱気したト
リクロロトリフルオロエタン2gに溶かしたヘプタフル
オロブチルパーオキサイド0.17gを圧入する。反応
温度は50°Cに保持する。パーオキサイドを添加して
から7.2時間後にオートクレーブを冷却しながら、未
反応のクロロトリフルオロエチレンをパージした後、フ
ランジを開はポリマー溶液を回収する。ポリマー溶液を
慮過し、メタノール中に再沈させる。11f沈ポリマー
をメタノール及びイオン交換水で充分洗浄した後、減圧
下に室温で16時間、さらに35°Cで2時間乾燥する
ことにより樹脂状のクロロトリフルオロエチレン/パー
フルオロプロピルビニルエーテル共重合体4.3gを得
た。該ポリマーの数モ均分子礒は3万であった。元素分
析より求めた該ポリで−の組成は、クロロトリフルオロ
エタン/パーフルオロプロピルビニルエーテル=72.
2/ 27.8 (モル比)であった。
該ポリマーをトリクロロトリフルオロエタンに室温で溶
解し、lO%濃度のポリマー溶液を作った後、アルミ板
−Lにアプリケータを用いてキャストし、均一な塗膜が
得られた。この結果から本共玉合体は塗料樹脂として有
用であることが判る。
実施例3 内容積100ccの攪拌機付のステンレス製オートクレ
ーブにイオン交換水50g、t−ブタノール5g 、バ
ーフルオロノナン酸アンモニウム(CsF+7GOON
H4)0.3g 、  41ん酸−ナトリウム(2水I
IX) 0.15g 、  りん酸エナトリウム(12
水塩)0.25g 、過&i酸アンモニウム0.05g
 、亜硫酸水素ナトリウム0.025gを仕込み、パー
フルオロプロピルビニルエーテルを10g仕込んだ後、
オートクレーブのフランジを閉じる。凍結脱気を3回繰
り返し、45°Cまで加熱した後、オートクレーブを攪
拌し、クロロトリフルオロエチレンを常にゲージ圧で4
.5atmになるように導入する。反応温度は45℃に
保持する。6時fin後にオートクレーブを冷却しなが
ら、未反応のクロロトリフルオロエチレンをパージした
後、フランジを開はラテックスを回収する。ラテックス
をメタノールと塩酸を用いて凝析した後、析出ポリマー
を症過回収する。ポリマーをトリクロロトリフルオロエ
タンに溶解させ症過後、メタノール中に再沈させる。再
沈ポリで−をメタノール及びイオン交換水で充分洗浄し
た後、減圧ドに室温で16時間、さらに35°Cで2時
間乾燥することにより樹脂状のクロロトリフルオロエチ
レン/パーフルオロプロピルビニルエーテル共重合体1
.3gを得た。該ポリマーの数モ均分子量は5万であっ
た。元素分析より求めた該ポリマーの組成は、トリクロ
ロトリフルオロエチレン/バーフルオロプロピルビニル
エーテル=92.0/ 8.0  (モル比)であった
該ポリマーをトリクロロトリフルオロエタンに室温で溶
解させ、10%濃度のポリマー溶液をつくった後、アル
ミ板上にアプリケータを用いてキャストする。
乾燥した後、この塗膜をサンシャインウェザオメーター
を用いて、促進耐候試験にかけたところ、4000時間
後の光沢保持率は90%以I−を示し、良好な耐候性を
示した。この結果から木共重合体は1坩候性塗料樹脂と
して有用であることが判る。
比較例1 内容積2fiOceの攪拌機付のステンレス製オートク
レーブにトリクロロトリフルオロエタンを130 g 
仕込み、パーフルオロプロピルビニルエーテルを37.
2g仕込んだ後、オートクレーブのフランジを閉じる。
凍結脱気を3回繰り返した後、脱気後のオートクレーブ
にクロロトリフルオロエチレンを[(5,1g仕込む。
オートクレーブを撹拌し、70℃まで加熱した後、脱気
したトリクロロトリフルオロエタン2gに分散したアゾ
ビスブチロニトリル0.15gを圧入する。反応温度は
70℃に保持する。アゾビスブチロニトリルを添加して
から3.5時間後にオートクレーブを冷却しながら、未
反応のクロロトリフルオロエチレンをパージした後、フ
ランジを開は白濁したポリマー溶液を回収し、メタノー
ル中に再沈させる。再沈ポリマーをメタノール及びイオ
ン交換水で充分洗ff/I した後、減圧ドに室温で1
6時間、さらに35°Cで2時間乾繰することにより樹
脂状のクロロトリフルオロエチレン/パーフルオロプロ
ピルビニルエーテル共重合体2.5gを得た0元素分析
より求めた該ポリマーの組成は、クロロトリフルオロエ
チレン/パーフルオロプロピルビニルエーテル= 95
.8/ 4.2であった。
該ポリマーはトリクロロトリフルオロエタンに実質的に
溶解しなかった。
[発明の効果] 本発明のクロロトリフルオロエチレン/パーフルオロプ
ロピルビニルエーテル共重合体1f 。
その化学・物理的特性において他に類例を見ない共重合
体であり、特に高い化学的安定性、熱的安定性などを備
えたフッ素系共玉合体でありながら、溶媒可能であると
いう特性から得られる加工性の良さは、本共重合体の多
用な有用性を示すものである1本共重合体の有用性を示
す具体的な応用分野としては、例えば、コーティング用
材料、塗装用材料、絶縁フィルム用材料、耐候フィルム
用材料、分離膜用の材料などが挙げられる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、クロロトリフルオロエチレンとパーフルオロプロピ
    ルビニルエーテルを必須の主成分とする数平均分子量3
    ,000以上の共重合体であり、パーフルオロプロピル
    ビニルエーテルの含有率が5モル%以上であることを特
    徴とするクロロトリフルオロエチレン/パーフルオロプ
    ロピルビニルエーテル共重合体。 2、パーフルオロプロピルビニルエーテルの含有率が5
    〜40モル%である特許請求の範囲第1項記載の共重合
    体。 3、クロロトリフルオロエチレンとパーフルオロプロピ
    ルビニルエーテルとのモル分率の合計が95%以上であ
    る特許請求の範囲第1項〜第2項のいずれかに記載の共
    重合体。
JP4402986A 1986-03-03 1986-03-03 クロロトリフルオロエチレン/パ−フルオロプロピルビニルエ−テル共重合体 Pending JPS62201912A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01158002A (ja) * 1987-12-15 1989-06-21 Daikin Ind Ltd 乳化重合方法
JP2001040161A (ja) * 1999-07-09 2001-02-13 Ausimont Spa 熱可塑性クロロトリフルオロエチレンパーハロゲン化(共)重合体組成物

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