JPS62201471A - 複写機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、複写機に関し、より具体的には、透明樹脂を
紙の外面に密着させるフィルム被覆処理、いわゆるラミ
ネート処理を行う機能を存する複写機に関するものであ
る。

（従来技術） 従来より第６図（ａ）に示すように、透明な合成樹脂よ
りなるラミネートフィルム１の間にコピー紙などの被ラ
ミネートフィルム部材２を挟み込み、第６図（ｂ）に示
すようにサンドイッチ状にして、この状態にてラミネー
トフィルムｌ外面より加熱し、第６図（Ｃ）に示すよう
にラミネートフィルム１を被ラミネート部材２の外面に
密着するように、ラミネートフィルムｌ同士が接触する
部分を熱？８着させるフィルム被覆処理、いわゆるラミ
ネート処理は公知であり、そして、このラミネート処理
を複写機の定着装置を利用して行うことが実施されてい
る。その−例を第７図の側面図に示した。

同図において、複写機本体３には、公知のように原稿の
表記部を感光体ドラム４に光学的に移す光学系Ｐが上部
に配置され、この感光体ドラム４の周囲に、これも公知
である帯電チャージャ５、イレーザ６、現像部７、転写
チャージャ８、分離チャージャ９、クリーニング部ｌＯ
１除電ランゾ１１等が配置されている。

また前記感光体ドラム４にて転写作用を受ける転写紙１
２は、収納カセット１３に収納され、呼び出しコロ１４
、給紙コロ対１５、ガイド板１６、レジストローラ１７
を経て、前記転写チャージャ８部分へ搬送され任意の転
写作用を受ける。転写後の転写紙１２は、分離チャージ
ャ９等にて分離作用を受けて定着部１日へと搬送コロ１
９により搬送される。１９ａは搬送ファンである。

前記定着部１８は、定着ヒータ２０を具備する定着ロー
ラ２１、この定着ローラ２１と接する加圧ローラ２２、
定着部２３、排紙ローラ対２４とからなる。

前記転写紙１２上のトナーは、定着ローラ２１と加圧ロ
ーラ２２とによって定着され、排紙トレイ２５へ排紙さ
れる。

また上述したラミネート処理を行うために、前記ラミネ
ートフィルム１にて被ラミネート部材２を被覆したサン
ドイツチ体の状態で前記定着部１８へ送る搬送路２６が
、上述した転写紙１２の転写作用をするための搬送路２
７とは別に形成されている。すなわち、複写機本体３の
左部には、テーブル２８を突設し、このテーブル２８か
ら定着部１８ヘガイド板２９と複数の搬送コロ３０によ
って搬送路２６を形成する。この搬送路２６を介して前
記サンドイツチ体が定着ローラ２１の加熱、及び加圧ロ
ーラ２２の加圧を受けられるように搬送し、ラミネート
フィルムｌ同士を熱溶着させて、ラミネート処理を施し
ている。

しかしながら、上記従来装置においては、ラミ２−ト処
理を行うために複写機本体３に転写紙１２の搬送路２７
とは別の搬送路２６を設ける必要があり、そのための大
きなスペースが必要であり、かつ複雑な搬送機構が必要
とされ、コスト的にも有利ではなかった。

（目的） 本発明は、上述した従来技術の問題点を解消するため、
省スペース化が図れ、搬送機構を節単にした複写機を提
供することを目的とする。

（構成） 本発明は、上記の目的を達成させるため、感光体によっ
て転写作用を受けた転写紙上のトナーを定着ローラによ
って定着する定着装置により、透明樹脂を部材外面に密
着させるフィルム被覆処理を行う複写機において、転写
紙の搬送路とフィルム被覆するための部材の搬送路を同
一にし、コピーモードとフィルム被覆モードとを選択可
能にし、かつフィルム被覆モード選択時に前記怒光体上
に画像を形成しないように構成したことを特徴としたも
のである。

以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。

第１図は本発明の複写機の一実施例を示す側面図、第２
図は同実施例の操作部を示す正面図、第３図は同実施例
のフローチャートである。尚、第６図（ａ）〜（Ｃ）及
び第７図にて既述した部材と対応する部材には同一符号
を付した。

第１図において、複写機本体３内に装備される各部材は
公知のものであって、上部には原稿の表記部を感光体よ
りなる感光体ドラム４に光学的に写すハロゲンランプ４
ａｓ　ミラ一群４ｂ、レンズ群４０等からなる光学系Ｐ
が配置されており、前記感光体ドラム４の周囲に、これ
も公知である帯電チャージャ５、イレーザ６、現像部７
、転写チャージャ８、分離チャージャ９、クリーニング
部１０、除電ランプ１１等が配置されている。

また前記感光体ドラム４にて転写作用を受ける転写紙１
２は、収納カセット１３に収納され、呼び出しコロ１４
、給紙コロ体１５、ガイド板１６、レジストローラ１７
を経て、前記転写チャージャ８部分へ搬送され任意の転
写作用を受ける。転写後の転写紙１２は、分＾１ｔチャ
ージャ９等にて分離作用を受けて定着部１日へと搬送コ
ロ１９により搬送される。１９ａは搬送ファンである。

前記定着部１８は、定着ヒータ２０を具備する定着ロー
ラ２１、この定着ローラ２１と接する加圧ローラ２２、
定着部２３、排紙ローラ対２４とからなる。

前記転写紙１２上のトナーは、定着ローラ２１と加圧ロ
ーラ２２とによって定着され、排紙トレー２５へ排紙さ
れる。

本実施例では、ラミネート処理を行うために、第６図（
ａ）〜（ｃ）に示したラミネートフィルム１にて被ラミ
ネート部材２を被覆したサンドイツチ体の搬送路に、通
常時、転写紙１２の転写作用をするための搬送路２７を
使用する。

前記サンドイツチ体は、収納カセット１３からでも、ま
た手差しテーブル３１からでも搬送するように出来る。

このラミネート処理のためのオペレータの操作は、通常
コピーと同様に後述する操作部３２のプリントキー３３
を押すことによって行え、サンドイツチ体の搬送が搬送
路２７を介して行われ、定着部１８へ送られた前記サン
ドイツチ体のラミネートフィルムｌ同士が接触する部分
を、定着ローラ２１の加熱、及び加圧ローラ２２の加圧
によって熱溶着することにより、被ラミネート部材２へ
のラミネート処理が施される。

ところで、本実施例では前記サンドイツチ体が転写紙１
２と同じ搬送路２７にて搬送されるため、万一、感光ド
ラム上に画像が形成されていると、その像がサンドイツ
チ体に転写されてラミネートコートの品質を低下させる
。そのためラミネートモード時には感光ドラム４上に画
像が形成されないように、本実施例では処理している。

さらにその手段を具体的に説明する。

まず第２図において、操作部３２は公知のように、プリ
ントキー３３、予熱表示部３４、予熱キー３５、置数確
認キー３６、各種表示部３９、濃度調整キー４０、ラミ
ネートモードキー４１が設けられている。

そして前記ラミネートモードキー４１が投入された時、
帯電チャージャ５をオフするようにし、感光ドラム４上
に画像が完全に形成されないようにし、ラミネート処理
に際してラミネートフィルム１表面に不要な画像などが
写り、ラミネートコートの品質低下を防止している。

第３図のフローチャートにて、その作動の概要を説明す
ると、メインスイッチがオンされると、ハロゲンランプ
４ａのオンタイミング以外の時にハロゲンランプ４ａが
点灯した場合に、ランプ異常点灯と検知しメインリレー
をオフする。

上記異常チェック後、定着ローラ２１が１６５℃以上に
加熱されると定着ローラ２１のアイドリングが行われ、
同時に光学系Ｐのキャリッジをホームポジションに戻す
。さらにレンズ４ｃを等倍位置にし、コピー作動準備が
なされる。

そして任意のレンズ変倍位置にするための、レンズフォ
ーミングがなされ、プリントキー３３が投入されると、
給紙装置がオンし、Ｐセンスタイミング時には、感光ド
ラム４上にＰセンサパターン像を作像するため、通常よ
りハロゲンランプ４ａのオンタイミングが０．２０秒早
くされる。

ここでラミネートモードキー４１が投入されない時は、
帯電パワーパック、ハロゲンランプ４ａがオンし、さら
にサイトイレースもオンされて、光学系Ｐの作動と共に
給紙作動が行われ、コピー作動が行われる。

しかしラミネートモードキー４１が投入されると、帯電
パワーバックがオンされずに帯電チャージャ５をオフに
しておき、同様にハロゲンランプ４　ａ　％サイトイレ
ースもオフのままになる。この状態にてラミネートフィ
ルム１にて被覆した被ラミネート部材２によりなるサン
ドイツチ体を、収納カセット１３あるいは手差しテーブ
ル３１がら送り出すと、前記サンドイツチ体は搬送路２
７を経て、しかも感光体ドラム４にて何等の作用を受け
ずに定着部１８へ搬送され、上述したラミネート処理が
施されることになる。

従って、ラミネートフィルム１に不用意に画像が転写さ
れることなく美しいラミネートコートが出来ると共に、
ラミネート処理のための特別の搬送路が不用であり、省
スペース、構成の簡素化が図れ、コストダウンも図るこ
とが出来、その操作も通常のコピー操作と同じレベルで
簡単に出来るものである。

尚、第４図に示すフローチャートのように、ラミネート
モードキー４１が投入されると、イレーザ６を全点灯し
て、感光ドラム４に画像が形成されないようにすること
も考えられる。

また第５図に示すフローチャートのように、うミネート
モードか否かを判断する前に帯電パワーバックならびに
ハロゲンランプをともにオンすることも出来る。

（効果） 本発明は、上述のように構成したため、フィルム被覆処
理が行える複写機において、フィルム被覆処理のための
搬送路を簡素化し、省スペース化が図れ、しかも美しい
フィルム被覆が出来る複写機を提供することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明の第１実施例を示し、第１図
は複写機の一例を示す側面図、第２図は操作部の正面図
、第３図はフローチャート、第４図は本発明の第２実施
例のフローチャート、第５図は本発明の第３実施例のフ
ローチャート、第６図（ａ）、　　（ｂ）、　　（Ｃ）
はラミネート処理の概略工程を説明する図、第７図は従
来例の複写機を示す側面図である。 １・・・ラミネートフィルム、２・・・部材、４・・・
感光体、１８・・・定着部、２１・・・定着ローラ、２
７・・・搬送路。 聚１図 鬼２図 范６図（ａ） 第６図（ｂ）　　　見６図（ａ） 罠７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 感光体によつて転写作用を受けた転写紙上のトナーを定
   着ローラによつて定着する定着装置により、透明樹脂を
   部材外面に密着させるフィルム被覆処理を行う複写機に
   おいて、転写紙の搬送路とフィルム被覆するための部材
   の搬送路を同一にし、コピーモードとフィルム被覆モー
   ドとを選択可能にし、かつフィルム被覆モード選択時に
   前記感光体上に画像を形成しないように構成したことを
   特徴とする複写機。