JPS62201185A

JPS62201185A - 反転押え付ミシン

Info

Publication number: JPS62201185A
Application number: JP4358086A
Authority: JP
Inventors: 木下　紀昭; 高野　邦夫; 乙訓　忠志; 修立川; 稔和田; 沖山　揚一; 隆日塔
Original assignee: Tokyo Juki Industrial Co Ltd
Current assignee: Juki Corp
Priority date: 1986-02-28
Filing date: 1986-02-28
Publication date: 1987-09-04
Also published as: JPH0342112B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、模様パターンの縫い方向を時計方向あるいは
反時計方向のいずれの方向にも設定できる反転押え付ミ
シンに関する。

丈來技権従来、被加工物にアップリケやワッペン等の被加工物を
縫い付ける場合には、このアップリケ等の被加工物を保
持するために反転押えを設けたミシンを使用することが
知られている。第８図は従来のこの種の反転押え付ミシ
ンの斜視図を示したもので、ミシン本体ｌはミシン台２
の上で反転クランク軸３に接続された反転押え台４′に
反転押え４が固着され、この反転押え４は針棒５に固着
された針６の直下のパルスモータ（図示せず）によりＸ
軸方向及びＹ軸方向に移動可能に取り付けられている。

またミシン本体１の側面に反転機構７が装着され。

この反転機構７によって反転クランク軸３が反転される
。

このように構成された従来の反転押え付ミシンでは、第
９図に示すように反転押え４が被加工布８をＸ軸方向及
びＹ軸方向に移動させ、縫い始め点Ａから！ｌ製が開始
され、所定のタイミングで反転機構７が動作して反転押
え４の反転クランク軸３を一点鎖線の位置に反転させ、
縫い終り点Ｂまで縫製されると、被加工布８の縫製が終
了される。

■が　　しようとする□１　截上記のような従来の反転押え付ミシンでは、第９図にお
いて、縫い始め点Ａでは反転クランク軸３が実線側（以
下ａ側と称す）となるように一義的に決められ１時計方
向（矢印方向）に縫製され。

この縫製中にラインＱを越た時点で反転クランク軸３を
一点鎖線側（以下す側と称す）とし、縫い終り点Ｂまで
縫製を行なって−サイクルの縫製を終了している。

このように反転クランク軸３が制御されているため、縫
い始めより左に縫製を行ない、反時計方回りの縫製を行
なった場合、ａ側になっている反転クランク軸３と針６
が干渉して針折れが発生し、このような縫製は不可能で
あった。

問題点を解′するための手段本発明は、上記問題点を解決するために、ミシンの反転
押え台を支持する反転クランク軸と、該反転クランク軸
を反転駆動する反転手段と、前記反転押え台及び前記反
転クランク軸をＸ−Ｙ方向に移動する布送り手段と、縫
製布に施す縫製パターンを入力する入力手段と、該入力
手段からの縫製情報を記憶する手段と、該縫刺情報から
前記反転クランク軸の初期位置を判断する第１の手段と
、前記反転手段を駆動して前記反転クランク軸を初期位
置に移動させる第２の手段と、前記縫製情報により前記
ミシンを駆動して前記ｍｖｉ布に前記縫製パターンを施
す駆動制御手段とを備えたことを特徴とする。

止ユ本発明によれば、反転クランク軸の初期設定をｍｍパタ
ーンに対応して設定できるので、模様パターンを１時計
方向あるいは反時計方向に縫製することができる。

χ五Ｍ第１図は、本発明の反転押え付ミシンを動作させる回路
の要部ブロック図で、マイクロコンピュータ９は制御回
路１０に読み書きメモリ１１、読み出し専用メモリ１２
及び記録装置１３が接続され、また制御回路ｌＯに入力
装置１４が接続されている。さらに制御回路１０はイン
タフェース１５を介して駆動回路１６．１７．１８がそ
れぞれ接続されている。そして駆動回路１６に第８図の
反転クランク軸３が接続され、また駆動回路１７にＸモ
ータ１９及びＶモータ２０が接続され、このＸモータ１
９及びＶモータ２０によって反転押え４が駆動される。

さらに駆動回路１８はミシン本体１の主軸を回転する主
軸モータ２１に接続されている。

次に本実施例の反転押え付ミシンの動作を説明する。ま
ず、反転押え付ミシンで縫製を行なう場合、入力装置１
４により縫製パターンの作業を行なわなければなわない
。この縫製パターンの入力例を第２図に示すと、始めに
機械原点Ｏの入力を行ない、次に０から縫い始め点Ａま
での移動ルートを規定してやらなければならない。この
ルートＯ→Ａを直線で設定した場合は、実際にミシンを
駆動するとき、第８図の反転押え付ミシンにおいて反転
押え４を固着した反転押え台４′とミシン針６とが干渉
する恐れがあり、第２図の点＃ｌＣのように反転押え台
４′を避けたルートでなければならない。

このルートを規定した後、実際に縫製を行なうルートは
第２図の一点鎖ｌ１ＡＤに示したように縫い始め点Ａか
ら縫い終り点Ｂにより行なわなければならない。

ここで、第３図（ａ）に示したように原点からの空送り
方向が原点Ｏより右方向、即ち＋Ｘ方向に規定された場
合は縫い方向は右回り（以下単に時計回り縫製と称す）
とし、また第３図（ｂ）に示したように原点より左方向
、即ち−Ｘ方向に規定された場合は縫い方向は左回り（
以下単に反時計回りＩｌ製と称す）であると規定する。

この時計回り縫製の場合、第３図、（ａ）の反転ライン
Ｑは所定の座標（０，α）より＋Ｘ方向に規なわれて反
転ラインΩを越えた時点で反転クランク軸３はｂ側に倒
される。そして、矢印Ｒの反対方向に移動して反転ライ
ンΩを越えた場合に、その越えた時点で反転クランク軸
３はａ側に倒れるように制御される。

次に１反時計回り縫製の場合には、第３図（ｂ）の反転
ラインａ′は所定の座標（０，α）より−Ｘわれて反転
ラインＱ′を越えた時点で反転クランク軸３はａ側に倒
される。そして、矢印りの反対方向に移動して反転ライ
ンＱ′を越えた場合に。

その越えた時点で反転クランク軸３はｂ側に倒れるよう
に制御される。

以上の反転クランク軸３の制御により反転押え４の使用
時に不要な動きを必要とせず１時計回り縫製あるいは反
時計回り縫製ができる。

第４図は、第１図の反転押え付ミシンの回路の動作制御
のフローチャートを示した図で、第４図において（１）
第１図の記録装［１３より縫製パターンを読み出し、読
み書きメモリ１１に格納する。

（２）線側パターンが反転押え４を使用するパターンか
どうかを判定する。

（３）制御回路１０はインタフェースを介して駆動回路
１７によりＸモータ１９及びＹモータ２０を駆動し、反
転押え４を原点位置に移動する。

（４）縫い始め点までの空送りが＋Ｘ方向かあるいは−
Ｘ方向かを判定する。

（５）＋Ｘ方向であれば、時計回り縫製の反転クランク
軸３の制御を行なう。

（６）空送り方向により反転クランク軸３の反転ライン
ρを設定する。

瓢（７）原点より反煮押え４を縫い始め点へ移動する。

（８）インタフェース１５を介して駆動部１６により反
転クランク軸３をａ側に倒す。

（９）ミシンのスタートスイッチがオンになるの（１１
）駆動回路１８よりミシン本体１の主軸モータ２１を駆
動し、縫製パターンに従って縫製を行なう。

（１２）反転ラインΩを越えたかどうかを判定する。

（１３）反転ラインａを越えた時点で反転クランク軸３
をｂ側へ倒す。

（１４）さらに線側を行なう。

（１５）縫製が終了すれば、再度縫始め点に移動し、ミ
シンのスタートスイッチの操作を待つ。

一方、上記（４）において空送り方向が−Ｘであれば、
（５’）反時計回り縫製の反転クランク軸３の制御を行
なう。

（６′）空送り方向により反転クランク軸３の反転る。

（９′）ミシンのスタートスイッチがオンになるのを待
つ。

（１０”）反転クランク軸３をｂ側へ倒す。

（１１’）駆動回路１８よりミシン本体１の主軸モータ
２１を駆動し、縫製パターンに従って縫製を行なう。

（１２’）反転ラインａ′を越えたかどうかを判定する
。

（１３″）反転ラインａ′を越えた時点で反転クランク
軸３をａ側へ倒す。

（１４’）さらに線側を行なう。

（１５″）縫製が終了すれば、再度縫始め点に移動し、
ミシンのスタートスイッチの操作を待つ。

このように反転押え４の使用時のパターンにおいて、縫
製方向の制限が無くなり、また不要な動きを行なうこと
なく１反時計回り縫製が可能となり、縫製時間を短縮す
ることができる。

第５図は１本発明の他の実施例のフロチャートを示した
図で、この実施例は縫製パターンの作成時に縫い方向の
データを予め入力する。従って。

（１）第１図の記録装置１３より縫製パターンを読やみ出し、読み書きメモ１１に格納する。

（３）制御回路ｌＯはインタフェースを介して駆動回路
１７によりＸモータ１９及びＹモータ２０を駆動し、反
転押え４を原点位置に移動する。

（４）原点からの空送り方向によらず、縫い始め点から
の縫製パターンにより縫い方向を判定する。

（５）＋Ｘ方向であれば、時計回り縫製の反転クランク
軸３の制御を行なうため、■より第４図の（６）に移行
する。

（５’）　−Ｘ方向であれば、反時計回り縫製の反転ク
ランク軸３の制御を行なうため、■より第４図の（６′
）に移行する。

第６図は、本発明のさらに他の実施例のフロチャートを
示した図で、この実施例は第７図に示したように縫製パ
ターンの作成時に縫い方向が反転クランク軸３の近傍に
設定線ｍ、ｎを設定し、縫製パターンが始めに横切るラ
インがｍか、ｎかのデータを予め入力する。従って、（１）第１図の記録装置１３より縫製パターンを読み出
し、読み書きメモリ１１に格納する。

（２）縫刺パターンが反転押え４を使用するパターンか
どうかを判定する。

（３）制御回路１０はインタフェースを介して駆動回路
１７によりＸモータ１９及びＹモータ２０を駆動し。

反転押え４を原点位置に移動する。

（４）原点からの空送り方向によらず、縫製パターンが
始めに横切るラインｍまたはｎにより縫い方向を判定す
る。

（５）ラインがｍであれば、時計回り縫製の反転クラン
ク軸３の制御を行なうため、■より第４図の（６）に移
行する。

（５″）ラインがｎであれば、反時計回り縫製の反転ク
ランク軸３の制御を行なうため、■より第４図の（６′
）に移行する。

見豆公例員以上の説明から明らかなように１本発明は、反転押えの
使用時のパターンにおいて、縫製方向の制限が無くなり
、また不要な動きを行なうことなく、反時計回り縫製が
可能となり、縫製時間を短縮することができるという利
点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の１実施例の反転押え付ミシンを動作す
る回路の要部ブロック図、第２図及び第３図は第１図の
原理を説明するための図、第４図は第１図の回路の制御
動作を説明するためのフローチャート、第５図は本発明
の他の実施例の反転押え付ミシンの動作を説明するため
のフローチャート、第６図は本発明の他の実施例の反転
押え付ミシンの動作を説明するためのフローチャート、
第７図は第６図のフローチャートを説明する反転クラン
ク軸の平面図、第８図は反転押え付ミシンの斜視図、第
９図は従来の欠点を説明するための図である。３・・・反転クランク軸、４・・・反転押え、９・・・
マイクロコンピュータ、１０・・・制御回路、１１・・
・読み書きメモリ、１２・・・読み出し専用メモリ、１
３・・・記録装置、１４・・・入力装置、１５・・・イ
ンタフェース、１６゜１７．１８・・・駆動回路、１９
・・・Ｘモータ、２０・・・Ｙモータ、２１・・・主軸
モータ。出願人　　東京重機工業株式会社第１図１−丁第３図　　　　（α）（ｂ）第５図

Claims

【特許請求の範囲】

ミシンの反転押え台を支持する反転クランク軸と、該反
転クランク軸を反転駆動する反転手段と、前記反転押え
台及び前記反転クランク軸をＸ−Ｙ方向に移動する布送
り手段と、縫製布に施す縫製パターンを入力する入力手
段と、該入力手段からの縫製情報を記憶する手段と、該
縫制情報から前記反転クランク軸の初期位置を判断する
第１の手段と、前記反転手段を駆動して前記反転クラン
ク軸を初期位置に移動させる第２の手段と、前記縫製情
報により前記ミシンを駆動して前記縫製布に前記縫製パ
ターンを施す駆動制御手段とを備えたことを特徴とする
反転押え付ミシン。