JPS62199573A - 車両に使用される四輪操舵系統 - Google Patents

車両に使用される四輪操舵系統

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Publication number
JPS62199573A
JPS62199573A JP61043276A JP4327686A JPS62199573A JP S62199573 A JPS62199573 A JP S62199573A JP 61043276 A JP61043276 A JP 61043276A JP 4327686 A JP4327686 A JP 4327686A JP S62199573 A JPS62199573 A JP S62199573A
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JP
Japan
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relay
steering
slider
wheels
wheel
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JP61043276A
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English (en)
Inventor
Hirotake Nakayama
中山 弘武
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Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D7/00Steering linkage; Stub axles or their mountings
    • B62D7/06Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
    • B62D7/14Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
    • B62D7/15Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels
    • B62D7/1518Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles
    • B62D7/1527Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering characterised by means varying the ratio between the steering angles of the steered wheels comprising a mechanical interconnecting system between the steering control means of the different axles comprising only mechanical parts, i.e. without assistance means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、前車輪および後車輪を同位相および逆位相
に操舵可能にし、また、その前車輪のみの操舵を可能に
するところの車両に使用される四輪操舵系統に関する。
背景技術 近年、自動車では、前車輪および後車輪を操舵するとこ
ろの四輪操舵が行なわれ、操縦性および走行安定性の向
上を図る傾向にある。
ところが、その四輪操舵は、フロント・パワー・ステア
リングおよびリア・パワー・ステアリングで行なわれ、
特に、そのリア・パワー・ステアリングがそのフロント
・パワー・ステアリングに同様に製作され、そして、そ
のフロント・パワー・ステアリングの操舵に関連させて
操舵するので、操舵系統が高価になり、その上、大容量
のオイル・ポンプが必要であった。
発明の目的・課題 この発明の目的・課題は、オイル・ポンプの大容量化を
抑制し、また、系統を簡略化し、簡易に製作可能にし、
同期状態で、前車輪および後車輪を同位相および逆位相
に操舵可能にし、そして、その前車輪のみを操舵可能に
し、それら操舵を可能にすることによって、操縦性およ
び走行安定性を向上するところの車両に使用される四輪
操舵系統の提供にある。
目的・課題に係る構成上の発明の概要:請求する発明の
内容 上述の目的・課題に関連して、この発明の車両に使用さ
れる四輪操舵系統は、前車軸の両端に揺動可能に連結さ
れて前車輪を回転可能に支持する一対の前車輪軸を操舵
するフロント・パワー・ステアリングと、その前車軸と
後車軸との間において、シャシに揺動可能に支持され、
かつ、フロント・リレー・ロッドを介してそのフロント
・パワー・ステアリングの前車輪軸側リンク機構に一端
を連結するリレー・ビームと、そのリレー・ビームに往
復摺動可能に嵌め合わせられるスライダーと、そのスラ
イダーに一端を回転可能に連結し、そして、その後車軸
の両端に揺動可能に連結されて後車輪を回転可能に支持
する一対の後車輪軸の何れか一方に固定されたリア・ナ
ックル・アームに他端を回転可能に連結するリア・リレ
ー・ロッドと、そのリレー・ビームにそのスライダーを
摺動させ、そのリレー・ビームに対するそのスライダー
の嵌め合わせ位置を変える切換えレバーとを含んで構成
し、そのフロント・パワー・ステアリングがその前車輪
軸を操舵する際、その前車輪軸および後車輪軸に回転可
能に支持された前車輪および後車輪を同位相および逆位
相に同期的に操舵可能にし、また、その前車輪のみを操
舵可能にするものである。
具体例の説明 以下、この発明に係る車両に使用される四輪操舵系統の
望ましい具体例について、図面を参照して説明する。
第1ないし5図は、自動車60に適用されたこの発明の
車両に使用される四輪操舵系統の具体伊110を示して
いる。
その四輪操舵系統10は、前車軸(図示せず)の両端に
揺動可能に連結されて前車輪65.66を回転可能に支
持した一対の前車輪軸63.64を操舵するフロント・
パワー・ステアリング11と、その前車軸と後車軸(図
示せず)との間において、シャシ(図示せず)に揺動可
能に支持され、かつ、フロント・リレー・ロッド13を
介してそのフロント・パワー・ステアリング11の前車
輪軸側リンク機構に一端を連結したリレー・ビーム12
と、そのリレー・ビーム12に往復摺動可能に嵌め合わ
せられたスライダー14と、そのスライダー14に一端
を回転可能に連結し、そして、その後車軸の両端に揺動
可能に連結されて後車輪71.72を回転可能に支持し
た一対の後車輪軸の一方に湖底されたリア・ナックル・
アーム46に他端を回転可能に連結したリア・リレー・
ロッド15と、そのリレー・ビーム12にそのスライダ
ー14を摺動させ、そのリレー・ビーム12に対するそ
のスライダー14の嵌め合わせ位置を変える切換えレバ
ー16と、その切換えレバー16を揺動的に回転させる
電気モータ17とを含んで構成している。
そのフロント・パワー・ステアリング11は、パワー・
シリンダ20、オイル・ポンプ(図示せず)、フロー・
コントロール・パルプ(図示せず)、コントロール・パ
ルプ21、オイル・リザーバ(図示せず)、ステアリン
グ・ホイール22、ステアリング・シャフト23、ピッ
トマン・アーム24、ドラック・リンク25、フロント
・ナックル・アーム26、タイ・ロッド・アーム27゜
28およびタイ・ロッド29を含んで構成されている。
このフロント・パワー・ステアリング11では、そのパ
ワー・シリンダ20、オイル・ポンプ・フローコントロ
ール・パルプ、コントロール・パルプ21、および、オ
イル・リザーバが供給油圧配管(図示せず)、戻り側油
圧配管(図示せず)、およびパワー・シリンダ・バイパ
ス(図示せず)で油圧回路に接続されている。
さらに詳述するならば、そのパワー、シリンダ20にそ
のオイル・リザーバを接続するその供給側油圧配管には
、そのオイル・ポンプおよびフロー・コントロール・バ
ルブが配置され、また、その戻り側油圧配管は、そのパ
ワー・シリンダ20にそのオイル・リザーバを接続し、
さらに、そのパワー・シリンダ・バイパスは、その戻り
側油圧配管にそのフロー・コントロール・バルブを接続
している。
そのパワー・シリンダ20は、そのコントロール・バル
ブ21を操作し、マニュアル・ステアリングを可能にす
るステアリング・ギア・ボックスを含んだインチグラ型
に構成され、その自動車60のシャシ(図示せず)の前
方に配置された前車軸の両端に揺動可能に連結され、そ
して、前車輪65.66をそれぞれ回転可能に支持した
一対の前車輪軸63.64にピットマン・アーム24、
ドラック・リンク25、フロント・ナックル・アーム2
6、タイ・ロッド・アーム27.2B、およびタイ・ロ
ッド29を介して連結されている。
勿論、その前車軸の両端とその一対の前車輪軸63.6
4とは、そのタイ・ロッド・アーム27゜28がその前
車軸63.64を備えたナックル30.31をキング・
ビン61.62に嵌め合わせて、揺動可能に連結される
また、そのコントロール・バルブ21は、そのステアリ
ング・シャフト23にギア結合され、そのステアリング
・シャフト23を介してそのステアリング・ホイール2
2で操作される。
そのリレー・ビーム12は、第2および3図から理解さ
れるように、ビーム長さ方向のビーム中心において、下
面に突出された支持ピン32、上面に開口されたリップ
付き位相切換え溝33、およびそのビーム中心において
、側面に突出されたアーム34を備え、両端をそのシャ
シの両側に向け、かつ、そのアーム34をその後車軸側
に向けてそのシャシにねじ止めされたブラケット37の
軸受穴38にその支持ビン32を嵌め合わせ、その支持
ビン32の軸線を回転中心にして、そのシャシに揺動可
能に支持されている。
その位相切換え溝33は、円弧状に形成され、そして、
その位相切換え′a33の溝長さは、そのスライダーI
4を介してそのリレー・ビーム12に連結されたそのリ
ア・リレー・ロッド15の接続点を逆位相操舵位置39
、同位相操舵位置40、および前車輪のみの操舵位置4
1に変え、また、その後車輪71.72の切れ角をその
前車輪65゜66のそれに対して任意に選択可能にする
ように、その自動車60の低速度走行時に合わせられて
いる。
また、その位相切換え溝33は、そのスライダー14を
外れ止めするところのリップ35.36を備えている。
さらに、そのリレー・ビーム12は、一端にそのフロン
ト・リレー・ロッド13の他端をボール・ジヨイント結
合している。勿論、そのフロント・リレー・ロッド13
の一端は、そのフロント・パワー・ステアリングの前車
輪軸側リンク機構であるところのフロント・ナックル・
アーム26にボール・ジヨイント結合されている。
また、そのリレー・ビーム12は、その支持ピン32の
まわりにおいて、そのブラケット37上に配置されたベ
アリング42上に載せられそのブラケット37に対する
揺動を円滑にしている。
そのスライダー14は、上面に突出された連結ピン43
を備えて、そのリレー・ビーム12の位相切換え溝33
に往復摺動可能に嵌め合わせられ、そして、嵌合わせ状
態でその位相切換え溝33を通ってそのリレー・ビーム
12の上面にその連結ピン43に突出させる。勿論、そ
のスライダー14は、その切換えレバー16のフォーク
44にその連結ピン43を嵌め合わせ、また、その連結
ピン43の上端にそのリア・リレー・ロッド15の一端
をボール・ジヨイント結合し、その切換えレバー16に
よってその位相切換え:a33内に往復摺動されて、そ
のリレー・ビーム12とそのリア・リレー・ロフト15
との連結点をその逆位相操舵位置39、同位相操舵位置
40、および前車輪のみの操舵位置41に変え、また、
その逆位相操舵位置39とその同位相操舵位置40との
間の任意の位置に移動可能にして、その後車輪71゜7
2の切れ角をその前車輪65.66のそれに対して任意
に選択可能にする。
そのリア・リレーロッド15は、一端をそのスライダー
の連結ピン43の上端にポール・ジヨイント結合し、他
端をそのリア・ナックル・アーム46にボール・ジヨイ
ント結合して、その後車軸の両端に揺動可能に連結され
、そして後車輪71゜72を回転可能に支持した一対の
後車輪軸69゜70にそのフロント・パワー・ステアリ
ング11側を連結し、そのフロント・パワー・ステアリ
ング11の操舵に関連して、その一対の後車輪軸69.
70を操舵可能にする。勿論、そのリア・ナックル・ア
ーム46は、その後車輪軸69゜70を備えたナックル
50.51をキング・ピン67.68に嵌め合わせて、
その後車軸の両端に揺動可能に連結されたタイ・ロッド
・アーム47゜48の一方に固定されている。
それらタイ・ロッド・アーム47.48は、また、通常
のように、タイ・ロッド49で互いに連結されている。
その切換えレバー16は、その電気モータ17のモータ
・シャフト45に根元を固定し、先端に切り欠かれたフ
ォーク44を備える形状に製作され、そのスライダー1
4の連結ピン43にそのフォーク44を嵌め合わせ 従って、その切換えレバー16は、その電気モータ17
によって揺動的に回転され、そのリレー・ビーム12の
位相切換え溝33の溝長さ方向において、そのスライダ
ー14を逆位相操舵位置39、同位相操舵位置40、お
よび前車輪のみの操舵位置41に摺動的に移動させ、そ
のリレー・ビーム12とそのリア・リレー・ロッド15
との連結点を変え、その後車輪71.72の操舵をその
前車輪65.66のそれに対して逆位相、同位相、およ
び、セルフ・ステアになし、また、そのリレー・ビーム
120位相切換え溝33の長さ方向における任意の位置
にそのスライダー14を摺動的に移動させ、その逆位相
操舵位置39と同位相操舵位置40との間において、そ
のリレー・ビーム12とそのリア・リレー・ロッド15
との連結点を自由に変え、その後車輪71.72の切れ
角をその前車輪65.66のそれに対して自由に選択可
能にする。
その電気モータ17は、ステップ・モータで、第3図か
ら理解されるように、そのリレー・ビーム12のアーム
34上に固定され、そのモータ・シャフト45にその切
換えレバー16の根元を固定している。勿論、このステ
ップ・モータ17は、その切換えレバー16を逆位相操
舵位置39、同位相操舵位置40、および前車輪のみの
操舵位置41に揺動的に回転させ、また、その逆位相操
舵位置39とその同位相操舵位置40との間の任意の位
置にその切換えレバー16を揺動可能にするアクチュエ
ータである。
従って、その電気モータ17は適宜のアクチュエータに
置き換え可能であって、また、手動操作手段に置き換え
てもよい。
次に、上述のように構成された四輪操舵系統10の動作
について、その自動車60の走行状態に関連して述べる
先ず、第4図を参照して、その自動車6oが低速で走行
される場合についてのべるに、今、そのように、その自
動車60が低速で走行されるならば、その電気モータ1
7を駆動し、そのリレー・ビーム12の位相切換え溝3
3にそのスライダー14を摺動させ、そのスライダー1
4がそのリレー・ビーム12の逆位相操舵位置39に移
動されるまで、その切り換えレバー16を揺動的に回転
させ、そのリレー・ビーム12とそのリア・リレー・ロ
ッド15との連結点を第4図に示された状態にセットす
る。すなわち、その後車輪軸69゜70に回転可能に支
持された後車輪71.72の実舵角は、その前車輪65
.66のそれに逆位相に同期するようにセットされる。
従って、その自動車60が低速で走行される際には、第
4図に示されるように、その前車輪65゜66がそのフ
ロント・パワー・ステアリング11で操舵されるならば
、その後車輪71.72は、そのフロント・リレー・ロ
ッド13・リレー・ビーム12、スライダー14、リア
・リレー・ロッド15、およびリア・ナックル・アーム
46によって、逆位相に同期されて操舵される。
次に、第5図を参照して、その自動車60が高速で走行
される場合について述べるに、そのようにその自動車6
0が高速で走行されるならば、その電気モータ17を駆
動し、そのリレー・ビーム12の位相切換え溝33にそ
のスライダー14を摺動させ、そのスライダー14がそ
のリレー・ビーム12の同位相操舵位40に移動される
まで、その切換えレバー16を揺動的に回転させ、その
リレー・ビーム12とそのリア・リレー・ロッド15と
の連結点を第5図に示された状態にセントする。すなわ
ち、その後車輪71.72の実舵角は、その前車輪65
.66のそれに同位相に同期するようにセットされる。
従って、その自動車60が高速で走行される際には、第
5図に示されるように、その前車輪65゜66がそのフ
ロント・パワー・ステアリング11で操舵されるならば
、その後車輪71.72は、そのフロント・リレー・ロ
ッド13、リレー・ビーム12、スライダー14、リア
・リレー・ロッド15、およびリア・ナックル・アーム
46によって、同位相に同期されて操舵される。
また、上述されたように、その自動車60が低速で走行
される際や高速で走行される際、その切換えレバー16
がその電気モータ17によって揺動的に回転され、その
スライダー14がそのリレー・ビーム12の逆位相操舵
位置39と同位相操舵位置40との間における任意に移
動されて、そのリレー・ビーム12とそのリア・リレー
・ロッド15との連結点がセットされるならば、その後
車輪71.72の実舵角は、その前車輪65゜66のそ
れに対して変えられて、しかも、低速走行では、逆位相
に、そして、高速走行では、同位相に同期させてセット
することが可能になる。
従って、この四輪操舵系統10は、そのように、その後
者輪71.72の実舵角をその前車輪65.66のそれ
に対して任意に変えて、その自動車60を走行させるこ
とも可能にする。
次いで、その自動車60がその前車輪65゜66のその
操舵で走行する場合について述べるに、その電気モータ
17を駆動し、そのリレー・ビーム12の位相切換え溝
33にそのスライダー14を摺動させ、そのスライダー
14がそのリレー・ビーム12の前車輪のみの操舵位置
41に移動されるまで、その切換えレバー16を揺動的
に回転させ、そのリレー・ビーム12とそのリア・リレ
ー・ロッド15との連結点を第2図に示された状態にセ
ットする。
そのように、そのリレー・ビーム12とそのリア・リレ
ー・ロッド15との連結点、すなわち、そのスライダー
14がその切換えレバー16によヮて、そのリレー・ビ
ーム12の回転中心に合わせられてセットされるので、
その前車輪65゜66がそのフロント・パワー・ステア
リング11で操舵されるならば、その前車輪65.66
の動きはそのフロント・リレー・ロッド13を経てその
リレー・ビーム12に伝達され、そのリレー・ビーム1
2はその回転中心の廻りに回転されるのみで、そのリア
・リレー・ロッド15を経てそのリア・ナックル・アー
ム46に伝達されない。
従って、前車輪65.66のみが、そのフロント・パワ
ー・ステアリング11によって操舵される。
そして、この場合、その後車輪71.72は、切換えレ
バー16の固定によってステア・ロックされている。ま
た、必要な場合には、エア・チャンバを含むステア・ロ
ック手段を備えて、そのリア・ナックル・アーム46若
しくはそのタイ・ロッド・アーム47.48を固定して
、その後車輪71.72をステア・ロックさせてもよい
また、前述された構成になる四輪操舵系統10を備えた
この自動車60では、前車輪65.66を操舵せずにそ
のままの状態に保ちながら、その電気モータ17を駆動
してその切換えリレバー16を揺動的に回転させ、その
前車輪65.66が任意の位置で、後車輪71.72の
みが同位相操舵から逆位相操舵に、また、逆位相操舵か
ら同位相操舵に切り換え可能である。
従って、この自動車60では、縦列駐車や車庫入れが非
常に容易になる。
発明の利便・利益 上述よりして、既に提案され、使用されてきた車両に使
用される四輪操舵系統に比較していえば、この発明の車
両に使用される四輪操舵系統は、前車軸の両端に揺動可
能に連結されて前車輪を回転可能に支持する一対の前車
輪軸を操舵するフロント・パワー・ステアリングと、そ
の前車軸と後車軸との間において、シャシに揺動可能に
支持され、かつ、フロント・リレー・ロッドを介してそ
のフロント・パワー・ステアリングの前車輪軸側リンク
機構に一端を連結するリレー・ビームと、そのリレー・
ビームに往復摺動可能に嵌め合わせられるスライダーと
、そのスライダーに一端を回転可能に連結し、そして、
その後車軸の両端に揺動可能に連結されて後車輪を回転
可能に支持する一対の後車輪軸の何れか一方に固定され
たリア・ナックル・アームに他端を回転可能に連結する
リア・リレー・ロッドと、そのリレー・ビームにそのス
ライダーを摺動させ、そのリレー・ビームに対するその
スライダーの嵌め合わせ位置を変える切換えレバーとを
含んで構成されるので、この発明の車両に使用される四
輪操舵系統では、オイル・ポンプの大容量化が抑制され
、しかも、リア・パワー・ステアリングが省かれ、それ
に伴って、系統が簡略化され、簡易型に製作が可能にな
り、そして、その切換えレバーによって、そのリレー・
ビームの同位相操舵位置および逆位相操舵位置にそのス
ライダーを移動して、そのリレー・ビームとそのリア・
リレー・ロッドとの連結点を変えて前車輪および後車輪
が同位相および逆位相に選択的に操舵可能になり、また
、その切換えレバーによって、そのリレー・ビームの前
車輪のみの操舵位置にそのスライダーを移動し、そのリ
レー・ビームの回転中心において、そのリレー・ビーム
にそのリア・リレー・ロッドを連結して、その前車輪の
みの操舵が可能になり、さらに、そのリレー・ビームの
同位相操舵位置と逆位相操舵位置との間の任意の位置に
そのスライダーをその切換えレバーで移動してそのリレ
ー・ビームとそのリア・リレー・ロッドとの連結点をセ
ットして、その後車輪の実舵角がその前車輪のそれに対
して変えられ、しかも、その状態で、低速走行では、そ
の後車輪がその前車輪に対して逆位相に同期されて操舵
可能になり、また高速走行では、その後車輪がその前車
輪に対して同位相に同期されて操舵可能になり、そのよ
うにして、操舵性および走行安定性が向上され、加えて
、縦列駐車および車庫入れが非常に容易になり、車両へ
の適用性が向上され、そして、車両の四輪操舵が技術的
にも経済的にも高いレベルで可能になり、車両の四輪操
舵に有用である。
発明と具体例との関係 先のように、図面を参照しながら説明されたこの発明の
具体例からして、この発明の属する技術の分野における
通常の知識を有する物にとって、種々の設計的修正や変
更は容易に行われることであり、さらには、この発明の
内容が、その発明のR題を充足し、その発明の効果を達
成するところのその発明に本質的に同じである態様に容
易に置き換えられるでしょう。
【図面の簡単な説明】
第1図は、自動車に適用されたこの発明の車両に使用さ
れる四輪操舵系統の概説図、第2図は、第1図に示され
た四輪操舵系統におけるフロント・リレー・ロッド、リ
レー・ビーム、スライダー。 リア・リレー・ロッド、および切換えレバーなどの連結
状態を示す平面図、第3図は、第2図に示されたフロン
ト・リレー・ロンド、リレー・ビーム、スライダー、リ
ア・リレー・ロッド、および切換えレバーなどの連結状
態を示す側面図、第4図は、その自動車が低速で走行す
る際、前車輪および後車輪の実舵角を逆位相に同期させ
ている状態にある第1図に示す四輪操舵系統の概説図、
および、第5図はその自動車が高速で走行する際、前車
輪および後車輪の実舵角を同位相に同期させている状態
にある第1図に示す四輪操舵系統の概説図である。 11・・・フロント・パワー・ステアリンク、12・・
・リレー・ビーム、13・・・フロント・リレー・ロッ
ド、14・・・スライダー、15・・・リア・リレー・
ロッド、16・・・切換えレバー、17・・・電気モー
タ、39・・・逆位相操舵位置、40・・・同位相操舵
位置、41・・・前車輪のみの操舵位置、60・・・自
動車。 暴l凹

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 前車軸の両端に揺動可能に連結されて前車輪を回転可能
    に支持する一対の前車輪軸を操舵するフロント・パワー
    ・ステアリングと、 その前車軸と後車軸との間において、シャシに揺動可能
    に支持され、かつ、フロント・リレー・ロッドを介して
    そのフロント・パワー・ステアリングの前車輪軸側リン
    ク機構に一端を連結するリレー・ビームと、 そのリレー・ビームに往復摺動可能に嵌め合わせられる
    スライダーと、 そのスライダーに一端を回転可能に連結し、そして、そ
    の後車軸の両端に揺動可能に連結されて後車輪を回転可
    能に支持する一対の後車輪軸の何れか一方に固定された
    リア・ナックル・アームに他端を回転可能に連結するリ
    ア・リレー・ロッドと、 そのリレー・ビームにそのスライダーを摺動させ、その
    リレー・ビームに対するそのスライダーの嵌め合わせ位
    置を変える切換えレバー とを含む車両に使用される四輪操舵系統。
JP61043276A 1986-02-28 1986-02-28 車両に使用される四輪操舵系統 Pending JPS62199573A (ja)

Priority Applications (1)

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