JPS62198486A - 通電転写形インクリボン - Google Patents

通電転写形インクリボン

Info

Publication number
JPS62198486A
JPS62198486A JP4087986A JP4087986A JPS62198486A JP S62198486 A JPS62198486 A JP S62198486A JP 4087986 A JP4087986 A JP 4087986A JP 4087986 A JP4087986 A JP 4087986A JP S62198486 A JPS62198486 A JP S62198486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
current
ink
ink layer
ink ribbon
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4087986A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Watanabe
渡邊 清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Maxell Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Maxell Ltd filed Critical Hitachi Maxell Ltd
Priority to JP4087986A priority Critical patent/JPS62198486A/ja
Publication of JPS62198486A publication Critical patent/JPS62198486A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は通電転写形インクリボンに関する。
(従来の技術〕 感熱記録媒体として従来から検討されてきた熱転写形イ
ンクリボンは、第4図に示すように、ポリエステルフィ
ルムやコンデンサ紙などからなる基材11の一方の面に
、ワックス系の熱溶融性インク層12を設けることによ
って構成され、使用に際しては、熱溶融性インク層12
の形成面の反対側から発熱ヘッドI3を基材11に当て
、発熱ヘッド13に流す電流を開閉することにより、発
熱ヘッド13の発熱、冷却を行わせ、ヘッド13の発熱
時にその熱が基材11中を伝導して、所望部分の熱溶融
性インク層12を加熱し、インクを溶融させて基材11
から剥離することにより被転写紙4上に転写し、また、
ヘッド13の冷却時はインクが基材11に付いたままで
、被転写紙上に転写しないようにして希望のパターンを
印字できるようにしたものであった。
このように従来の熱転写形インクリボン10は、基材1
1を通してインクを加熱するため、エネルギーロスがあ
り、また発熱へノド13の熱が基材11の厚み方向のみ
に伝わるのではなく、基材11の長さ方向および幅方向
にも分散されるため、転写しようとする部分のインクと
共にその周囲のインクも溶融して転写されるため、印字
がぼやけてしまい高精細の印字ができないという欠点が
あった。
そこで、第5図に示すように、ポリカーボネートにカー
ボンを配合して高抵抗体とした基材21にワックス系の
熱溶融性インク層22を設けた通電転写形インクリボン
20が提案されている(例えば米国特許第4,103,
066号明細W)。
この通電転写形のインクリボン20は、使用にあたって
は、第5図のように、基材21のインク層22の形成面
と反対側の面にいわゆる針電極と呼ばれる通電用電極5
を当て、電源7からの電気を通電用電極5からインクリ
ボン20に通電し、基材21の電気抵抗により基材21
に局部的な熱を発生させ、その発生熱でインクを熔融し
、熔融したインクを被転写IE4に転写することによっ
て印字し、インクリボン20に通した電気は基材21内
を通過させて集電用電極6にリターンさせるものである
このような通電転写形インクリボン20は、従来の熱転
写形インクリボン10に比べて、エネルギーロスが少な
く、かつ高精細の印字が得られるが、それでもなお、基
材21はその厚み方向のみならず、長さ方向や幅方向に
も電気抵抗を持つため、通した電気が分散され、それに
よってエネルギーロスが発生したり、あるいは分散され
た電流によって所望部分の周囲のインクも熱せられて、
印字の精細度が若干低下するという問題があった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述のように、従来の熱転写形インクリボン10は、エ
ネルギーロスが多(、かつ印字の精細度が悪いという欠
点があり、また、それを改善するために提案された通電
転写形インクリボン20もエネルギー面や印字の精細度
の点において必ずしも充分でないという問題があった。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明は、基材を厚み方向には高い電気抵抗を持ち、長
さ方向および幅方向には電気絶縁抵抗を持つような構造
にし、かつ上記基材の一方の面に設ける熱溶融性インク
は低い電気抵抗を持つワックス系のインクにすることに
よって、エネルギーロスが少なく、かつ高精細の印字を
転写しうる通電転写形インクリボンを提供したものであ
る。
上記のように厚み方向に高い電気抵抗を持ち、長さ方向
および幅方向に電気絶縁抵抗を持つ基材は、例えばポリ
カーボネートフィルムなどのように耐熱性の優れた樹脂
フィルムに、その厚み方向に微細な孔を多数形成し、該
孔に微細なカーボンブラックまたはアルミニウム、銀、
銅、黄銅などの金泥微粉末を充填することにより、厚み
方向にのみ導電経路を形成することによって作製される
そして、低い電気抵抗を持つ熱熔融性インクは、例えば
粒径の小さなカーボンブラックをインク組成物中できる
だけ高い含有量、好ましくはインク組成物中50重量%
以上の含有量にし、かつカーボンブラックの連鎖がイン
ク中に形成されるように分散を従来より軽めに行うこと
によって調製される。
〔作用〕
上記のような特定構造の基材を持つ通電転写形インクリ
ボンの作用を必要に応じ図面を参照しつつ説明すると、
上記通電転写形インクリボンlは、使用にあたっては、
第2図に示すように、基材2のインク層3を形成してい
ない側の面に通電用電極5を当て、一方、熱溶融性イン
ク層3の送り側の部分に広い面積で接触するような集電
用電極6を当て、この状態で電源7から2つの電極5.
6間に電圧をかけて通電する。そのような状況下では、
電流は通電用電極5−基材2−インク層3−集電用電極
6と流れ、発熱するのに通した抵抗値を持つ基材2中で
発熱が起こり、この熱がインク層3に伝わり、インクが
熔融して被転写紙4上に転写する。このように、この通
電転写形インクリボン1の場合は、基材2の厚み方向に
のみ導電経路を形成しているので、エネルギーロスが従
来の熱転写形インクリボン10に比べてはるかに少なく
、また前記提案の通電転写形インクリボン20に比べて
もエネルギーロスが少なくなり、かつ前記提案の通電転
写形インクリボン20のように分散した電流による発熱
によって印字部近傍のインクが熱せられて印字がぼやけ
ることがないため、印字に関しても、従来の熱転写形イ
ンクリボン10に比べてはもとより、前記提案の通電転
写形インクリボン20に比べても、より精細度の高い印
字が得られる。
〔実施例〕
つぎに本発明の通電転写形インクリボンを図面に基づい
て説明する。
第1図は本発明の通電転写形インクリボンの一実施例を
模式的に示す断面図であり、第2図は本発明の通電転写
形インクリボンを用いて印字する状態を示す図である。
また、第3図は本発明の通電転写形インクリボンの電気
の流れを示す図である。
第1図において、1は通電転写形インクリボンであり、
2は基材である。この基材2は、厚み3.5μmのポリ
カーボネートフィルムを2枚の金属極板間に挟み、金属
極板間に1okV以上の高電圧をかけ、コロナ放電によ
って、その厚み方向に微細孔を形成し、その微細孔に粒
径2μm以下のアルミニウム粉末を充填することによっ
て作製されたものである。そして、この実施例で用いた
基材2は、表面積1平方ミリメートルにつき厚み方向の
抵抗値は約1にΩで、長さ方向および幅方向の抵抗値は
0.05ミ’7メートル離れた2点間で1000MΩ以
上であって、これらの方向には通電性を持たない。2a
は基材2中の導電経路であり、上記のようにコロナ放電
によって形成した厚み方向の微細孔にアルミニウム粉末
を充填して高抵抗体としたものである。
3は上記基材2の一方の面に設けられた熱溶融性インク
層で゛あり、使用されたインクはカルナウバワックス7
重量部、パラフィンワックス35重量部、石油樹脂3重
量部、カーボンブランク50重量部、流動パラフィン5
重量部からなるものであり、このインクの体積抵抗率は
2Ω/口で、インク層3の厚みは3.5μ鋼である。
上記のような構成の通電転写形インクリボンにより印字
する状態は、第2図に示すとおりであり、第2図中の5
は通電用電極で、インクリボン1の基材2のインク層3
が形成されていない側の面に当接されている。この例で
は、通電用電極5は!140/”” 、横40IIIl
、1rliす50μ概ノタンクステン製電極からなる。
6は集電用電極で、インクリボンlの送り側のインク層
3に広い面積(8s+mx20−)で接触しており、こ
の集電用電極6は銅製で表面にニッケルメッキが施され
ている。
この2つの電極間に電圧をかけると、電流は第3図に矢
印で示すように通電用電極5−基材2(第1図に示す基
材2中の導電経路2a)−インク層3の順に流れ、さら
に集電用電極6へと流れる。
この時、電流密度が高く、かつ電気抵抗が高いのは基材
2中の導電経路2aであり、この部分が集中的に発熱し
、その熱が下側にある熱熔融性インク層3に伝わってイ
ンクを溶融させ、熔融したインクが被転写紙4に転写し
て印字される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明では基材2中で発熱させる
ので、懇の散逸が少なく、従来の熱転写形インクリボン
lOに比べて少ないエネルギーで所望部分のインクを加
熱することができる。また、基材2の導電経路をその厚
み方向にのみ設け、長さ方向および幅方向には絶縁体と
しているので、エネルギーロスが非常に少ない。また、
前記提案の通電転写形インクリボン20のように分散し
た電流による発熱によって印字部近傍のインクが熱せら
れることがないため、印字がぼやけることが少なく、従
来の熱転写形インクリボン10に比べてはもとより、前
記提案の通電転写形インクリボン20に比べても、より
精細度の高い印字が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の通電転写形インクリボンの一実施例を
模式的に示す断面図である。第2図は本発明の通電転写
形インクリボンにより印字する際の状態を示す断面図で
あり、第3図は本発明の通電転写形インクリボンの電気
の流れを示す図である。第4図は従来の熱転写形インク
リボンと該インクリボンを用いて印字する状態を示す断
面図であり、第5図は本発明とは構成が異なる通電転写
形インクリボンと該インクリボンを用いて印字する状態
を示す断面図である。 1・・・通電転写形インクリボン、 2・・・基材、2
a・・・導電経路、 3・・・熱熔融性インク層第1図 2a   2a   2a ■ 通電転写形インクリボン 2−基材 第  5  図 4・・被転写紙

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)厚み方向に高い電気抵抗を持ち、長さ方向および
    幅方向に電気絶縁抵抗を持つ基材の一方の面に、低い電
    気抵抗を持つ熱溶融性インク層を設けたことを特徴とす
    る通電転写形インクリボン。
JP4087986A 1986-02-25 1986-02-25 通電転写形インクリボン Pending JPS62198486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4087986A JPS62198486A (ja) 1986-02-25 1986-02-25 通電転写形インクリボン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4087986A JPS62198486A (ja) 1986-02-25 1986-02-25 通電転写形インクリボン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62198486A true JPS62198486A (ja) 1987-09-02

Family

ID=12592796

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4087986A Pending JPS62198486A (ja) 1986-02-25 1986-02-25 通電転写形インクリボン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62198486A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0124633B2 (ja)
JPS62198486A (ja) 通電転写形インクリボン
JPH031880Y2 (ja)
JPS58185664A (ja) インク媒体
JPS58102792A (ja) インク媒体
JPH0548751B2 (ja)
JP2626511B2 (ja) 通電転写方式印字記録装置
JPS58162675A (ja) インク媒体
JPS63205284A (ja) 通電転写記録方法及び装置
JPS5662191A (en) Electroconductive ink film
JPS5824460A (ja) 通電転写記録方法
JP2524104B2 (ja) 印刷装置
JPS61274959A (ja) 熱現像記録装置
JPS61272172A (ja) 通電転写記録装置
JPS58157871A (ja) 通電転写用インク媒体
JPS59227491A (ja) 記録方法
JPH04173257A (ja) 通電転写記録用電極ヘッド
JPS6071293A (ja) 通電熱転写記録シ−ト
JPS6144850Y2 (ja)
JPS58147391A (ja) 熱転写式記録装置におけるインク担持体
JPS63288779A (ja) 感熱転写体
JPS6295235A (ja) 印写装置
JPS60220768A (ja) 通電転写記録装置
JPS6295272A (ja) 印写装置
JPS6111760A (ja) 画像記録方法