JPS6219504A - ハエ誘引剤 - Google Patents

ハエ誘引剤

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JPS6219504A
JPS6219504A JP60158835A JP15883585A JPS6219504A JP S6219504 A JPS6219504 A JP S6219504A JP 60158835 A JP60158835 A JP 60158835A JP 15883585 A JP15883585 A JP 15883585A JP S6219504 A JPS6219504 A JP S6219504A
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pigment
acid
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Masaharu Kamei
正治 亀井
Tsutomu Negishi
務 根岸
Masaru Nishikawa
勝 西川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 良iよ五五艮金1 本発明は、ハエ誘引剤に関する。
死−米−五−返一薫 従来より、ハエを捕殺する手段のひとつとして、リボン
状のハエトリ紙がよく知られているが、従来のハエトリ
紙は、ハエを積極的に誘引する作用を有しておらず、従
ってその捕殺効果は偶発的で極めて非効率的である。
近年、黄色系着色体又は発光体がハエの誘引効果を奏す
ることが見出され、これを上記ハエトリ紙等に利用する
試みが研究されている。しかしながら、本発明者らの研
究によれば、上記黄色系着色体又は発光体のハエ誘引効
果は、尚充分ではなく、これを用いたハエの駆除効率も
満足されるものではない。
明が 決しようとする同 点 本発明は、上記従来の技術に見られる欠点を全て解消し
、殊に優れたハエの誘引効果を奏する新しいハエ誘引剤
を提供することを目的とする。
同 点を解決するための 段 本発明によれば、製剤化により赤色系を呈する色素を含
有させたことを特徴とするハエ誘引剤が提供される。
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、上記の通り製剤
化により赤色系を呈する色素を含有させた製剤が、卓越
したハエ誘引効果を発現することを見出し、ここに本発
明を完成、するに至った。
本明細書において[製剤化により赤色系を呈する色素」
とは、色素を含む成分を製剤化したときに、該製剤が赤
色系を呈することを言う。
しかして、物の色を表示する方法としては、色相、明度
及び彩度の三属性による表示が慣用されており、本発明
に言う「赤色系」とは、上記の色相が赤色であることを
意味する。この色相は、JIS基準(JIS  Z  
8721参照)によれば、2.5R〜2.5YR1好ま
しくは7.5R〜2.5YRの範囲にある色相に該当す
る。また上記赤色系色素の明度及び彩度は、特に本発明
に利用する色素に必須のものではないが、通常明度は、
はぼ4以上、好ましくは5以上であるのがよく、彩度は
7以上、好ましくは6以上であるのがよい。
更に本発明において「色素」とは、広義に解釈されるも
のであって、通常の色素(着色物質)のみならず、螢光
物質や発光物質をも含むものとする。該製剤化により赤
色系を呈する色素の例としては、例えば以下のものを例
示できる。
0赤色2号(アマランス、アシッドレッド27.1−(
4−スルホ−1−ナフチルアゾ)−2−ナフトール−3
,6−ジスルホン酸トリナトリウム) ○赤色3@(エリスロシン、アシッドレッド51.9−
o−カルボキシフェニル−6−ヒドロキシ−2,4,5
,7−テトラヨード−3−インキサントンジナトリウム
) 0赤色102号にューコクシン、アシッドレッド18.
1−(4−スルホン−1−ナフチルアゾ)−2−ナフト
ール−6,8−ジスルホン酸トリナトリウム) 0赤色104号の(1) (フロキシンB、アシッドレ
ッド92.9−(3,4,5,6−チトラクロロー〇−
カルボキシフェニル)−6−ヒドロキシ−2,4,5,
7−テトラブロモ−3−インキサントンジナトリウム) O赤色105号の(1)(ローズベンガル、アシッドレ
ッド94.9− (3,4,5,6−チトラクロロー〇
−カルボキシフェニル)−6−ヒドロキシ−2,4,5
,7−テトラヨード−3−イツキサントンジナトリウム
) 0赤色106号(アシッドレッド、アシッドレッド52
.9− (4’ −スルホ−2′−スルホニウムフェニ
ル)−6−ジエチルイミノー3−(N、N−ジエチルイ
ミノ)−3−インキサンテンモノナトリウム) 0黄色4号(タートラジン、アシッドエロー23.3−
カルボキシ−5−ヒドロキシ−1−1)−スルホフェニ
ル−4−1)−スルホフェニルアゾピラゾールトリナト
リウム) 0黄色5号(サンセットエローFCF、アシッドエロー
3.1−1)−スルホフェニルアゾ−2−ナフトール−
6−スルホン酸ジナトリウム)0赤色201号(リシー
ルルピンB、ピグメントレッド57−1.4−(O−ス
ルホ−0−トリルアゾ)−3−ヒドロキシ−2−ナフト
エ酸モノナトリウム) O赤色202号(リシールルピンBCA、ピグメントレ
ッド57−1.4−(O−スルホ−p−トリルアゾ)−
3−ヒドロキシ−2−ナフトエ駿カルシウム) 0赤色203号(レーキレッドC1ピグメントレッド5
33 (Na >、1− (4−クロ0−0−スルホ−
5−トリルアゾ)−2−ナフトールモノナトリウム) 0赤色204号(レーキレッドCBA、ピグメントレッ
ド53 (Ba >、1− (4−クロロ−0−スルホ
−5−トリルアゾ)−2−ナフトールバリウム) 赤色205号(リソールレツド、ピグメントレッド49
 (Na >、2− (2−ヒドロキシ−1−ナフチル
アゾ)−1−ナフタレンスルホン酸モノナトリウム) 0赤色206号(リソールレツドCA、ピグメントレッ
ド49.2−(2−ヒドロキシ−1−ナフチルアゾ)−
1−ナフタレンスルホン酸カルシウム) 0赤色207号(リソールレツドBA、ピグメントレッ
ド49 (Ba >、2− (2−ヒドロキシ−1−ナ
フチルアゾ)−1−ナフタレンスルホン酸バリウム) O赤色208号(リソールレツドSR,ピグメントレッ
ド49 (Sr >、2− (2−ヒドロキシ−1−ナ
フチルアゾ)−1−ナフタレンスルホン酸ストロンチウ
ム) 0赤色213号(ローダミンB1ベイシツクバイオレツ
ト10,9−0−カルボキシフェニル−6−ジエチルア
ミノ− イソキサンチン 3−エトクロリド) 0赤色214号(ローダミンBアセテート、ペイシック
バイオレット10,9−o−カルボキシフェニル−6−
シエチルアミノー3−エチルイミノ−3−イソキサンチ
ン 3−エトアセテート) 0赤色215号(ローダミンBステアレート、ソルベン
トレッド49、9−o−カルボキシフェニル−6−シエ
チルアミノー3−エチルイミノ−3−イソキサンチン 
3−エトステアレート)0赤色218号(テトラクロロ
テトラブロモフルオレセイン、ソルベントレッド92、
2,4。
5、7−チトラブロモー12.13,14。
15−テトラクロロ−3,6−フルオランジオール) O赤色219号(ブリリアントレーキレッドR1ピグメ
ントレッド64、3−ヒドロキシ−4=フェニルアゾ−
2−ナフトエ酸カルシウム)0赤色220号(ディーブ
マルーン、ピグメントレッド63 (Ca ) 、4 
− (1−カルホー2−ナフチルアゾ)−3−ヒドロキ
シ−2−ナフトエ酸カルシウム) 0赤色221号(トルイジンレッド、ピグメントレッド
3、1−(O−ニトロ−p−トリルアゾ)−2−ナフト
ール) 0赤色223号(テトラブロモフルオレセイン、ソルベ
ントレッド43、2,4,5.7−テトラブロモ−3,
6−フルオランジオール)0赤色225号(スダン■、
ソルベントレッド23、1−p−フェニルアゾフェニル
アゾ−2−ナフトール) 0赤色226号(ヘリンドンピンクCN,バットレッド
1、5,5′−ジクロロ−3.3′−ジメチルチオイン
ジゴ) 0赤色227号(ファストアシツドマゲンタ、アシッド
レッド33、8−アミノ−2−フェニルアゾ−1−ナフ
トール−3,6−ジスルホン酸ジナトリウム) 0赤色228号(パーマトンレッド、ピグメントレッド
4、1−(O−クロロ−p−ニトロフェニルアゾ)−2
−ナフトール)  。
O赤色230号の(1)(’IオシンYS,アシッドレ
ッド87、9−0−カルボキシフェニル−6−ヒドロキ
シ−2.4.5.7−テトラブロモ−3−インキサント
ンジナトリウム)0赤色230号の(2) (エオシン
YSK、アシッドレッド87、9−o−カルボキシフェ
ニル−6−ヒドロキシ−2.4,5.7−テトラブロモ
−3−イソキサントンジカリウム)0赤色231号(フ
ロキシンBK、アシッドレッド92、9− (3,4.
5.6−テトラクロロ−0−カルボキシフェニル −2.4,5.7−チトラブロモー、3−インキサント
ンジカリウム) 0赤色232号(ローズベンガルに1アシツドレラド9
4.9− (3,4,5,6−チトラクロロー〇−カル
ボキシフェニル)−6−ヒドロキシ−2,4,5,7−
テトラヨード−3−インキサントンジカリウム) 0だいだい色201号(ジブロモフルオレセイン、ソル
ベントレッド72.4.5−ジブロモ−3゜6−フルオ
ランジオール) 0だいだい色203号(パーマネントオレンジ、ピグメ
ントオレンジ5.1−(2,4−ジニトロフェニルアゾ
)−2−ナフトール) 0だいだい色204号(ベンチジンオレンジG1ピグメ
ントオレンジ13.3.3′−ジクロロジフェニル−4
,4′−ビスアゾ−(1−〕〕ニルルー3−メチルー5
−ピラゾロン)0だいだい色205号(エレンジ■、ア
シッドオレンジ7.1−1)−スルホフェニルアゾ−2
−ナフトールモノナトリウム) 0赤色401号(ビオラミンR1アシッドバイオレット
9.9−o−カルボキシフェニル−6−(4−スルホ−
〇ートリルイミノー3ーインキサンテンジナト・リウム
) O赤色404号(ブリリアントファーストスカーレット
、ピグメントレッド24、1−(4−二トロー2−トリ
ルアゾ)−2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸アニリド 0黄色405号(パーマネントレッドF5R,ピグメン
トレッド48、1−(3−クロロ−6=スルホ−4−ト
リルアゾ)−2−ヒドロキシ−3−ナフトエ酸カルシウ
ム) O赤色501号(薬用スカーレット、ソルベントレッド
24、〇ートリルアゾー〇ートリルアゾー2−ナフトー
ル) 0赤色502号(ボンソー3R,フレッドレッド6、1
−プソイドクミルアゾ−2−ナフトール−3.6−ジス
ルホン酸ジナトリウム)0赤色503号(ボンソーR1
アシッドレッド26、1−キシリルアゾ−2−ナフトー
ル−3。
6−ジスルホン酸ジナトリウム) 0赤色504号(ボンソーSX17ツドレツド1、2−
(5−スルホ−2.4−キシリルアゾ)−1−ナフトー
ル−4−スルホン酸ジナトリウム)0赤色505号(オ
イルレッドXO、ソルベントオレンジ7、1−キシリル
アゾ−2−ナフトール) 0赤色506号(ファストレッドS1アシツドレツド8
8、4−(2−ヒドロキシ−1−ナフチルアゾ)−1−
ナフタリンスルホン酸モノナトリウム) 0だいだい色401号(ハンザオレンジ、ピグメントオ
レンジ1、α−(O−ニトロ−p−アニシルアゾ)−0
−アセトアセトトルイド)0だいだい色402号(オレ
ンジ■、アシッドオレンジ20,4−p−スルホフェニ
ルアゾ−1−ナフトールモノナトリウム) Oだいだい色403号(オレンジSS、ソルベントオレ
ンジ2、1−o−トリルアゾ−2−ナフトール) 0黄色4 0 1 @(ハンザエロー、ピグメントエロ
ー1、α−(0−ニトロ−p−トリルアゾ)アセトアセ
トアニリド 上記例示の色素は、その1種を単独で利用することもで
き、また2種以上を併用することもできる。
本発明のハエ誘引剤は、上記色素をその必須成分として
含有させた製剤形態に調製される。この製剤は、これが
上記赤色系を呈する限り、その組成及び調製方法には制
限はなく、各種成分及び調製方法を任意に採用すること
ができる。通常上記成分としては、得られる製剤を、例
えば紙、合成紙、不織布、、合成樹脂、木材、布帛、金
属等の基材(フィルムやシート等の形態に成型したもの
)に、塗布、含浸等により適用するための、塗料形態等
の液状形態とするか、又は該製剤を単独で例えばハエの
補殺剤等として利用するための、例えば固剤形態とする
ことのできる適当な担体、希釈剤、結合剤等を適宜組合
せて利用できる。
上記担体の具体例としては、例えば粉糖、ゼオライト、
小麦粉等を例示できる。希釈剤としては、例えばメタノ
ール・アセトン混液、水・エタノール混液等を例示でき
る。また結合剤としては、例えばヒドロキシプロピルセ
ルロース、メチルセルロース、ポリビニルアルコール、
アラビアゴム、カルボキシメチルセルロ−スナトリウム
ン等を例示でき、之等は、通常適当な濃度、例えば約1
〜20%の水溶液として利用される。
上記各成分の使用割合も、得られる製剤が上記赤色系を
呈するものとなる限り任意に決定される。
固体形態の製剤を調製するための代表的成分の使用割合
及び之等を用いて製剤を得るための方法につき例示すれ
ば、次の通りである。
〈成分組成〉 1、担体 粉糖    ’150〜200(1 2、色素 黄色5号          2〜5g3、希釈液 メタノール・アセトン等量液 5〜10fflQ 4、結合剤 20%アラビアゴム水溶液  10〜20mG上記1〜
3成分を混合撹拌し、ロータリー・エバポレーターを用
いて溶媒を留去俊、メツシュでふるい、固形部も潰して
粉剤化し、これに結合剤水溶液をスプレーして充分に練
り合せ、加圧造粒し、乾燥して最終製剤とする。
塗料形態等の液剤形態の製剤は、これを適当な基材に塗
布、乾燥箋の塗膜が赤色系を呈するものとなるように、
上記各成分を混合して調製される。
その際の各成分及びそれらの使用割合は、上記に準じて
適宜決定される。
また、上記製剤には、本発明誘引剤により誘引されるハ
エを確実に且つ効率よく殺虫するための殺虫剤を配合す
ることができる。該殺虫剤は、当業界でよく知られてお
り、そのうちで特に好ましいのは、以下に示す如きピレ
スロイド系、有機リン系、カーバメート系等の殺虫剤で
ある。
03−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン−4
−オン−1−イル 旧−シス/トランスークリサンテマ
ート(一般名アレスリン)03−アリル−2−メチルシ
クロペンタ−2−エン−4−オン−1−イル d−シス
/トランスークリサンテマート(商品名ピナミンフォル
テ:住友化学工業株式会社製) Od−3−アリル−2−メチルシクロペンタ−2−エン
−4−オン−1−イル d−トランスークリサンテマー
ト(一般名バイオアレスリン)05−ベンジル−3−フ
リルメチル d−シス/トランスークリサンテマート(
一般名レスメトリン) 05−(2−プロパルギル)−3−フリルメチルクリサ
ンテマート(一般名フラメトリン)03−フェノキシベ
ンジル  2.2−ジメチル−3− (2’ 、2’−
ジクロロ)ビニルシクロプロパン カルボキシレート(
一般名ベルメトリン) 03−フェノキシベンジル d−シス/トランスークリ
サンテマート(一般名フエツトリン)oQ,o−ジメチ
ル O−(2.2−ジクロロ)ビニルホスフェート(D
DVP> 00−イソプロポキシフェニル メチルカーバメート(
バイボン) 00、O−ジメチル 0−(3−メチル−4−二トロフ
ェニル)チオノフォスフェート(スミチオン) 00、O−ジエチル 0−2−イソプロピル−4−メチ
ルービリモシル−(6)−チオフォスフェート(ダイア
ジノン) ON−(3,4,5,6−チトラヒドロフタリミド)−
メチル dl−シス/トランスークリサンテマート(−
船名フタルスリン) oQ、o−ジメチル 5−(1,2−ジカルボエトキシ
エチル)−ジチオフォスフェート(マラソン) 0α−シアノ−3′−フェノキシベンジル α−イソプ
ロピル−4−クロロフェニルアセテート(−船名フエン
バレレート) oo−(4−ブロモ−2,5−ジクロロフェニル)Ol
O−ジメチルホスホロチオエート(ブロモフォス) O8−メチル N−(メチルカルバモイルオキシチオア
セチミニ〜ト(商品名メンミル)00、O−ジメチル 
O−4−メチルチオ−m−・ トルイルホスホロチオエ
ート(商品名バイジット) 0ジメチル−(2,2.2−トリクロロ−1−ヒドロキ
シエチル)ホスホネート(商品名トリクロロホン) 00−2.4−ジクロロフェニル 0−エチル−S−プ
ロピル−ホスホロジチオエート(商品名プロチオフエス
) 上記例示の殺虫剤は、その1種を単独で用いてもよく、
2種以上を併用することもできる。殺虫剤の配合割合は
、特に限定はないが、通常本発明誘引剤全重量に対して
約0.5〜2重量%の範囲とするのがよい。
更に、本発明のハエ誘引剤には、上記殺虫剤の他に、従
来よりよく知られている各種の殺菌剤、殺鼠剤、鳥、鼠
等の忌避剤、共力剤等の農薬乃至薬品を配合することも
できる。
また、固剤形態の本発明ハエ誘引剤又はこれを利用した
殺虫剤には、これを幼児等が誤って摂食しないように、
誤食防止剤を更に添加配合するのが好ましい。この誤食
防止剤としては、例えばトウガラシチキン、ニガキ、ク
ロラムフェニコール等を例示できる。之等は、通常的0
.1重量%以上、好ましくは約0.5〜3重量%の配合
量で製剤中に配合され、これにより所望の効果を奏し得
る。
本発明ハエ誘引剤によって誘引されるハエとしては、例
えばイエバエ、ヒメイエバエ、オオイエバエ、オオクロ
バエ、フタオクロバエ、センチニクバエ、ナミニクバエ
、ショウジヨウバエ、サシバエ、ヒメハモグリバエ、ア
ネカラバエ等を挙げることができる。
本発明の誘引剤は、その適用に当っては、これに予め上
記したように殺虫剤を添加配合して、通常のハエ駆除剤
乃至補殺剤と同様に、ハエ駆除の要求される個所に放置
、散布等により適用すればよい。また本発明誘引剤は、
これを一つの製剤形態として、他の適当な剤形の殺虫剤
等と併用することもできる。いずれにせよ、本発明誘引
剤の利用によれば、ハエを非常に効率よく誘引すること
ができ、これによってハエの効果的駆除が可能となる。
!ーー鬼一一V 以下、本発明を更に詳細に説明するため実施例を挙げる
。各側において%とあるは特に断わらない限り重量%を
示す。
実施例1 1、粉糖       60。
2、色素       0. E1 3、シス−9−トリコセン     15mg(1%ア
セトン溶液として1.5m12)4oメタノール・アセ
トン等量液 100m25、結合剤(20%アラビアゴ
ム水溶液)7戒 上記1m5成分を混合撹拌し、ロータリー・エバポレー
ター(50℃〉を用いて溶媒を留去後、メツシュ(2m
m>でふるい、固形部も潰して粉剤化し、これに結合剤
水溶液をスプレーして充分に練り合せ、加圧造粒(2m
mメツシュ)し、12時間以上室温で静置、乾燥して最
終製剤試料とした。
各製剤試料のシス−9−トリコセン濃度は、0.025
%濃度である。
また、得られた各製剤試料の色相をJIS基準により調
べた結果は、下記第1表の通りであった。
第1表 実施例2 実施例1において、更に殺虫剤成分としてメソミル(デ
ュポン社製、カーバメート系殺虫剤)の600mgを添
加混合する以外は、同様にして、殺虫剤濃度1%の各製
剤試料A2〜M2の各々を得た。
得られた各製剤試料の色相は、各々対応する実施例1に
おける試料A1〜M1 (第1表参照)と同じであった
上記実施例2で得た各製剤を、次の誘引効果試験に供し
た。
〈試験■〉 ガラスシャーレ(直径15.5Cm)に、各製剤のそれ
ぞれ60gを入れ、それらをハエ放飼実験室の床面に、
それぞれ約3Qcmの間隔になるように同心円状に配置
する。該実験室内にイエバエを放ち放飼させる。一定時
間経過復、各シャーレ内で死亡している虫数を調査する
各製剤のハエ誘引効果は、これを入れたシャーレ内で死
亡している虫数を、実験室内の総死虫数(すべてのシャ
ーレ内で死亡している虫数の合計値)で除した値の百分
率(%)を求めることにより、評価される。
〈試験■〉 プラスチックカップに各製剤のそれぞれ10(IIを入
れ、それらを野外にあるガラス室(1,451X’1.
4m)の床面に約20Cm(7)間隔で同心円状に配置
する他は、〈試験■〉と同様にして、各製剤のハエ誘引
効果を評価する。
上記各試験の結果を、第2表(試験■)及び第3表(試
験■)にそれぞれ示す。
第2表 第3表 実施例3〜6 実施例2において、殺虫成分としてのメソミルの製剤中
濃度は1%に保持したままで、色素として下記各色素を
それぞれ製剤中濃度を0.08%(実施例3、製剤No
、3> 、0.16%(実施例4、製剤No、4> 、
0.5%(実施例5、製剤No、5)及び1.3%(実
施例6、製剤N0.6)となる割合に変化させて用いて
、本発明ハエ誘引殺虫剤(粒状形態)を得た。
得られた各製剤につき実施例2と同様のハエ誘引試験を
行なった結果を、次の第4表(試験■)及び第5表(試
験■)示す。
第4表 第5表 上記8表より、以下のことが結論付けられる。
即ち、ハエに対して誘引性を示す色素の濃度と活性につ
いては、従来考察されることはなかったが、第4表に示
すように、フルオレセイン、黄色5号、サンセットエロ
ーFの3色素は、いずれもハエ誘引活性を示す色素であ
るが、之等のうち前2者の活性には濃度依存性が認めら
れ、後者の活性は濃度と無関係であることが判る。更に
色素の濃度と活性との関係は、第4表と第5表との対比
より、製剤試料の置かれる位置の光の条件によっても変
化し、黄色5号では至内の人工照明下では濃度依存性を
示すが、野外の自然光下では逆依存の傾向を示している
これらのことより、本発明のハエ誘引剤においては、用
いる色素、その濃度、該製剤の使用場所等を任意に選択
することによって、非常に有効なハエ誘引効果を奏し得
ることが明らかである。
(以 上)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)製剤化により赤色系を呈する色素を含有させたこ
    とを特徴とするハエ誘引剤。
  2. (2)赤色系の色相が2.5R〜2.5YR(JIS基
    準)である特許請求の範囲第1項に記載のハエ誘引剤。
JP60158835A 1985-07-18 1985-07-18 ハエ誘引剤 Granted JPS6219504A (ja)

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