JPS6219430A - 複合成形体の製造方法 - Google Patents

複合成形体の製造方法

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JPS6219430A
JPS6219430A JP15893285A JP15893285A JPS6219430A JP S6219430 A JPS6219430 A JP S6219430A JP 15893285 A JP15893285 A JP 15893285A JP 15893285 A JP15893285 A JP 15893285A JP S6219430 A JPS6219430 A JP S6219430A
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molding
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C51/00Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
    • B29C51/14Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor using multilayered preforms or sheets
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C51/00Shaping by thermoforming, i.e. shaping sheets or sheet like preforms after heating, e.g. shaping sheets in matched moulds or by deep-drawing; Apparatus therefor
    • B29C51/26Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C51/30Moulds
    • B29C51/32Moulds having cutting means

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産」しL公主」L汰I一 本発明は、硬質の基体層と軟質の表層とを貼り合せて成
る複合成形体の製造方法に関する。
皿米公1揉 比較的大なる剛性ないしは強度を有する基体層に、比較
的軟質な表層を貼り合せて成る複合成形体は、車両、船
舶、住宅等の内装材、あるいは各種器具の外装材等に従
来より広く利用されている。
このような複合成形体は、一般に表層材料と基体層材料
とを、真空成形、圧空成形、プレス成形等の成形手段に
よって所定の形態に成形加工し、成形した材料の不要周
辺部をトリミングすることにより製造される。この場合
、トリミング後の成形体周縁に切断面が露出すると成形
体の外観が著しく害されるため1表層材料の周縁部が基
体層材料の周縁部よりも延長するように上記トリミング
を行い、延長した表層材料周辺部を基体層材料側へ折り
返し、これを基体層材料に留めることによって、成形体
の切断面を覆い隠し、成形体の外観を美しく仕上げるこ
とは従来より行われている。
が ′ しようとする間 ところが従来は、成形後の表層材料と基体層材料とを一
旦成形装置から取り出し、しかる後に表層材料の周辺部
に延長部を形成させるべく表層材料の表面側を損傷しな
いように基体層材料のみをトリミングし、ており、その
作業は甚だ煩雑であった。このような面倒な作業を行っ
ていたのは、基体層材料と表層材料とをその周縁を揃え
てトリミングするのであればこれら材料を成形装置に取
付けたままその成形と同時にトリミングを行えるものの
1表層材料に延長部を形成するように基体層材料をトリ
ミングするには、これを成形と同時に行うことは難しく
、成形後の両材料を成形装置から取り出した後にこのト
リミングを行わざるを得ないとする考えに基くものであ
った。
また表層材料が表皮層と厚手のクッション層とから構成
されている場合、表層材料の延長部を基体層周縁部に折
り返すと、その稜線が弛れてシャープに仕上がらず、・
さらに折り返し周縁部が厚肉となる。このため延長部に
あるクッション層を剥ぎ取ったのち折り返すことも行わ
れていた。
本発明の目的は、上記従来の欠点を除去し、簡単な操作
によって複合成形体を製造できる。複合成形体の製造方
法を提供することである。
、  を  するための この目的を達成するために1本発明の複合成形体の製造
方法は次の各工程の結合から構成されている。
第1工程:成形面に多数の真空孔を開口させ、かつその
成形面の有効成形面領域と非有効成形面領域との境界に
裁断刃逃げ溝が形成されている下型により1表層材料を
真空成形し、そのまま下型成形上に保持する。
第2工程:前記下型の有効成形面領域にほぼ対向して位
置する有効成形面領域と該領域よりも外側に位置する周
辺部とからなり、かつ該有効成形面領域の外周に沿って
スリットが形成されており。
そのスリットに裁断刃が固定もしくは上下動可能に配置
されている上型により、基体層材料を、下型成形面上に
保持されている表層材料上にプレス成形し、有効成形面
領域に位置する基体層材料を表層材料に接着する。
第3工程:前記プレス成形の直前かほぼ同時ないしはそ
の後に、上型の有効成形面より裁断刃を突出させ、上型
の有効成形面領域外に位置する基体層材料の周辺部のみ
を切断する。
第4工程ニブレス成形された表層材料および基体層材料
からなる成形体を上下型から取出し、有効成形面領域外
に位置する表層材料部分を基体層材料側に折り返し基体
層材料に留める。
生且 本発明の複合成形体の製造方法は前記のように構成され
ているので1表層と基体層を成形および貼合せならびに
基体層材料の裁断が1表層の表面を損傷することなく連
続した工程で容易に実施することができる。また表層材
料の延長部を薄くすることができるので、クッション層
を含む表層材料であっても延長部のクッション層を剥ぎ
取らずに折り返し線をシャープに仕上げることができる
犬蓋班 以下1本発明の有利な実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明に係る方法を実施するための成形装置1
を示し、この成形装置1は下側に位置する下型2と、上
側に位置する上型3とを有している。
下型2は、その成形面にて開口する多数の真空孔4を有
し、これら真空孔4の他端は下型2の下部領域に形成さ
れた空所5に開口しており、該空所5は導管6を介して
真空ポンプ(図示せず)に接続されている。下型2の成
形面は下型有効成形面領域すと非有効成形面領域aとか
らなり、そりらの領域a、bの境界には裁断刃逃げ用の
断面U字型の溝Cが形成されていて、その溝Cの底部に
も空所5に通じる真空孔4′が開口されている。
上型3の成形面は、下型2の有効成形面領域すにほぼ対
向して位置する有効成形面領域Bと、この領域Bよりも
外側に位置する上型周辺部Aとから、成る。また有効成
形面領域Bの外周に沿ってスリット7が形成され、この
スリット7に裁断刃8が上下動可能に配置されている。
裁断刃8は連結部材9を介して、流体圧シリンダ(たと
えば油圧シリンダ)10のシリンダロッド11に連結さ
れている。本例における連結部材9は上型内に形成され
た空洞12内に上下動可能に配置されている。
流体圧シリンダの代りに、他の駆動手段、たとえば電動
機を用いてもよい。裁断刃8の内側に位置する上型部分
と、その外側に位置する上型部分とは、図示していない
連結部により互いに連結され。
これが一体に構成されていることは当然である。
なお、裁断刃8は下型2の成形面から突出した状態で上
型3のスリット7に固定して上型に対して不動に支持し
てもよい。
第1図に示した成形装置i!■は概ね以上の如く構成さ
れ、以下にその動作例を説明する。
先ず、両型2,3の外方に位置するクランプ枠13によ
って、製造しようとする複合成形体の表層を構成する表
層材料14を挟持し、この状態で表層材料14を下型2
の上方に配置する1表層材料14は必要に応じて隣接加
熱袋!(図示せず)により予め加熱軟化されている0次
いで上記の如く配置した表層材料14と下型2とを相対
的に上下方向に移動させ、第1図に鎖線で示す如く表層
材料14を下型2上に載置する。しかる後図示していな
い真空ポンプによって下型2の空所5および真空孔4,
4′の空気を吸引し、第2図に示す如く表層材料14を
真空成形する。このとき、下型2の溝Cの開口部上に位
置する表層材料部分は溝C内に引き込められ、薄く引き
延ばされ、溝C内面に密着する。なお溝Cの底部の真空
吸引を他の真空孔4と別系統とし、溝Cの開口部上に位
置する表層材料部分を他の部分より遅れて真空成形する
ことにより表層材料をさらに薄く溝C内に引き込むこと
ができる。
表層材料14としては適宜な軟質材料を使用でき、しか
もこの材料14を一層ないしは複数の層によって予め形
成しておくことができるが2本例においては第1図に示
す如く薄いシート状の表皮層15と、この表皮層15に
予め接着されたクッション層16とから表層材料14を
構成しである。
表皮層15としては、たとえば塩化ビニル樹脂、熱可塑
性エラストマー等の熱可塑性樹脂シートや、常温または
加熱延伸および賦形性を備えた編布、織布または不織布
、カーペット等を有利に用いることができ、クッション
層16としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、塩゛
化ビニル樹脂等の発泡体や、該発泡体とウレタンフオー
ムとの積層体等を適宜使用することができる。
なお、成形面に凹凸しぼ模様を刻設した下型2を用いて
真空成形を行えば、成形加工された表層材料14の表皮
表面にしぼ模様を転写することが可能である。
既述の如くして表層材料14を真空成形し終えたならば
、必要に応じて予め加熱した基体層材料I7を、第1図
および第2図に示す如く上型3と下型2との間に配置し
、この材料17を真空成形し終えた表層材料■4上から
上型3によってプレス成形し1両材料14.17を互い
に接着する(第3図)。このとき裁断刃8は、上型3の
成形面より引込んだ位[を占めている。プレス成形を終
えた基体層材料17は、その周辺部が裁断刃8よりも外
側の上型周辺部Aにまで延在している。
この場合、裁断刃8の下方に位置する基体層材料部分は
、下型の溝C内に引き込まれている表層材料部分から離
間している。
上述した基体層材料17も、これを単一の層ないしは複
数の層から構成できるが、この材料17は、複合成形体
が完了したとき該成形体の剛性を担持する基体層を構成
するので、この材料17を二層ないしは三層以上の構造
とし、その剛性を高く保つことが有利である。かかる観
点から本例における基体層材料17は、第4図に示す如
く互いに接着された第1外層18と、中間層19と、第
2外層20とから成る三層構造に構成されている。
また中間層19には多数の小凹部21が予め形成され、
これら小凹部21の開口を覆うように第1外層18が接
着されている。これにより、本例における基体層材料1
7には小凹部21と第1外層18とにより区画された多
数の密閉中°空室22が形成される。これら中空室22
以外の、第1および第2外層18.20の間の内部空間
は全体的に連通していると共に基体層材料の周縁を通し
て外部にも連通している。なお、既述のプレス成形時に
は基体層材料17の第1外層18と第2外層20のいず
れを上型3の成形面に接触させるようにしてもよいが、
本例では説明の便宜上、第1外層18が上型成形面に接
触するものとして説明する(第3図)、基体層材料17
の各層18,19,20を構成する材料としては適宜な
硬質材料、たとえばポリプロピレン、ポリエチレン、塩
化ビニル樹脂等の熱可塑性合成樹脂、フェノール樹脂、
メラミン樹脂等の熱硬化性樹脂、または紙質材料、木質
材料あるいはこれらと合成樹脂との混線材料、あるいは
また、アルミニウム等の軽金属等を適宜使用することが
できる(基体層材料を一層または二層、あるいは四層以
上に構成したときも同様である)。
ところで、既述のプレス成形によって基体層材料17と
表層材料14とは互いに接着されるが、その際両材料1
4.17の互いに接する部分の材質が同一系統の熱可塑
性合成樹脂であれば1両材料14.17を成形加工する
に先立ち、これらを予め加熱しておき、プレス成形によ
ってこれらを加熱接着させることができる。また、上記
部分の材質が互いに異っているときには、両材料14゜
17の少なくとも一方に接着剤を塗布しておけばよい、
あるいは、互いに対向する両材料14,17の面の少な
くとも一方に接着用フィルムを貼っておくか、または加
熱活性化する接着剤を塗布した不織布をプレス成形に先
立ち両材料14.17の間に介在させておき、成形前に
両材料14.17を予め加熱しておくことによって、こ
れらを接着することもできる。あるいはまた両材料14
.17における互いに接着されるべき部分の材質が共に
熱可塑性合成樹脂であるときには、これらの樹脂のそれ
ぞれの材質系の繊維をほぼ同量に混合して形成した不織
布を、プレス成形に先立ちこれら材料14.17間に配
置すると共に、これら材料14゜17を予め加熱してお
き、この状態でプレス成形を行うことによって、不織布
を介して両材料14゜17を熱接着させることも可能で
ある。このようにすれば容易かつ低コストで両材料14
.17を接着させることができ有利である。
なお1表層材料14として通気性を有する材料を用いた
とき、たとえば表皮15として布を用い、クッション体
16としてウレタンフオームを用いたようなときには、
そのままでは真空成形を行い得ないので、この表層材料
14には、予め非通気性のシートを貼り合せておく必要
がある。これは表層材料を表皮15のみから成る一層に
構成し、該表皮として布等の通気性材料を使用したとき
も全く同様である。このようなシートを貼る場合。
このシートを基体層材料に接する側の表層材料面に貼り
合せ、しかもこのシートとして接着フィルム等の熱可塑
性シートを用いれば、このシートが両材料14.17を
接着させる接着手段としての機能も果し、特に有利であ
る。
先に述べたようにしてプレス成形を終えたならば、必要
に応じて両型2,3を第3図に示す状態に保ったまま両
材料14.17を冷却する。この冷却は、両型2,3に
設けた配管23に冷却媒体を流通せしめて行うことがで
きる。
一方、上記プレス成形後の適時ないしはプレス成形とほ
ぼ同時に流体圧シリンダ10を作動させ。
裁断刃8を上型3の成形面より突出させて、上型3の周
辺部Aに位置する基体層材料部分だけをトリミングする
(第5図)、この場合、1&体層材料17だけを切断し
、表層材料14は切断しないことが重要であるが、本例
では裁断刃8の下部に位堕する基体層材料部分と表層材
料部分とが互いに離間しているため、この要求を容易且
つ確実に満足させることができる。裁断刃8としては、
ナイフェツジ状の刃を使用することもできるし、あるい
は基体層材料の材質によって鋸歯状の刃を用いることも
できる。なお、裁断刃8をあらかじめ上型3の成形面か
ら突出させた状態でプレス成形し、基体層材料部分を切
断することも可能である。この場合、プレス成形の直前
に切断が行われることもある。
次に上型3と下型2とを互いに離間させ、互いに接着さ
れた両材料を型から取り出す、取り出された両材料14
.17は、第6図に示す如く基体層材料17の周縁より
も表層材料の周辺部が延長している。そこで必要に応じ
てこの延長部Xの一部をトリミングした後、延長部Xを
基体層材料側へ折り返し、これを接着剤または金具等(
図示せず)で基体層材料に留めれば、第7図に示す如く
基体層117の切断面24が表層114の延長部Xによ
って覆われた。美しい複合成形体25が完成する。しか
も本例では表層材料を真空成形した際、その周辺部を薄
く延伸゛させため、これを基体層材料側に容易に折り返
すことができる。のみならず折り返した後の外観をシャ
ープな感じに仕上げることもできる。
ところで上述したプレス成形を行う際、基体層材料17
と表層材料14との間に空気が入り込み、この状態で両
材料14.17が接着されると、完成した複合成形体2
5の外観が損われ、基体層117と表層114とが剥離
する原因ともなりかねない。この点を考慮して本例にお
いては1表層材料14に接着されるべき側の基体層材料
面、すなわち本例では第2外Nl20に、第4図に示す
如く多数の通気孔26が予め穿設されている。この場合
、これら通気孔26は密閉中空室22を区画していない
第2外層20の部分に形成され、したがってこれら通気
孔26は基体層材料17の内部空間を通して互いに連通
ずると真に、該内部を通して基体層材料の外部とも連通
している。
一方、上型3の側壁3aLこは第3図に示す如く貫通孔
27が穿設され、該貫通孔27は導管を介して図示して
いない真空ポンプに接続されている。
この場合、基体層材料17をプレス成形すべく上型3を
第3図に示す位置に下降させたとき1貫通孔27の型内
部側の開口が、基体層材料17の第1外層18と第2外
層20の間の領域に位置するように貫通孔27の位置が
設定されている。したがってプレス成形時に上記真空ポ
ンプを作動して基体層材料17の面外層18.20の間
から空気を吸引すれば、基体層材料17と表層材料14
との間の空気が通気孔26を通して抜き出され1両材料
14.17はその間に空気溜りを生ずることなく確実に
密着される。そのとき、必要に応じて下型2から真空ポ
ンプへ通じる導管6による空気吸引を止め、これを大気
圧にするように構成すれば表層材料14を基体層材料1
7に一層確実に密着させることができる。また゛貫通孔
27から強制的に空気を吸引する真空ポンプを省略し、
プレス成形時に貫通孔27を通して空気を単に通風させ
るだけでも両材料17.14間の抜気を成る程度なすこ
とができる。このようにして高品質な複合成形体を製造
することができる:基体層材料17に穿設する通気孔2
6は適宜な方法で形成することができるが、基体層材料
17として熱可塑性樹脂を用いたときにはこの材料17
を作成する際に通気孔26をも形成することができ有利
である。
第8図はその一例を示す、第8図において、28は局面
に多数の小凹部29を有する成形ドラムであり、このド
ラム28の周面には多数の真空孔30が開口し、これら
真空孔30はドラム中心の中空室31に連通しており、
この中空室31は図示していない真空ポンプに接続され
ている。ドラム28は時計方向に回転駆動され、そのと
き予め加熱された熱可塑性合成樹脂から成る中間層用シ
ート19aが矢印Pで示す如くドラム28へ供給さ九る
にの中間層用シート19aがドラム28へ巻き付いたと
き真空ポンプにより吸気される真空孔30によって該シ
ート19aはドラム28に密着されて真空成形され、シ
ート19aに小凹部21が形成される。一方、ドラム2
8に巻き掛けられた中間層用シート19aの表面にやは
り予め加熱された熱可塑性合成樹脂から成る第1外層用
シート18aが供給され1両シート19a、ljaは互
いに熱接着される。接着されたシート19a、18aが
ドラム28から離れた後、同様に予め加熱された熱可塑
性合成樹脂から成る第2外層用シート20aが矢印Q方
向に供給され、一対の回転ローラ31によって中間層用
シート19aに熱接着される。
このようにして第1外M18、中間Ja19および第2
外MI20から成る基体層材料17が製作され。
次いでこの材料17は矢印R方向にそれぞれ回転する穿
孔ローラ32と押えローラ33との間を通過する。この
とき穿孔ローラ32の周面に突設された多数の穿孔針3
4によって第2外[20の所定の位置に多数の通気孔2
6が穿設される。
上記実施例においては下型を表層材料用の真空成形型と
し、上型を基体層材料用のプレス成形型としたが、その
逆に下型をプレス成形型、上型を真空成形型としてもよ
いことは当然である。
また上記実施例では基体層材料17として密閉中空室を
有する三M構造体について説明したが、本発明に使用す
るその他の基体層材料17として。
熱加圧成形可能な板紙、合成樹脂シート、充填剤入り合
成樹脂シート、合成樹脂発泡シート、繊維で補強した合
成樹脂シート、ガラスウールやフェルトに合成樹脂を含
浸せしめたシート状物、金属板がある。
また本発明の別の実施例として、基体層材料17と表層
材料14をプレス成形後の適時、ないしプレス成形とほ
ぼ同時に、流体圧シリンダ10を作動し、裁断刃8を上
型3の成形面より突出させて。
上型3の周辺部Aに位置する基体層材料部分をトリミン
グしたのち、さらに裁断刃8を下降させて溝C底部で表
層材料14部分を切断することも可能である。このよう
にすれば表層材料14は、溝Cの深さに相当する延長部
Xを保持した状態でトリミングされる。したがって両材
料を型から取り出して後の表層材料14のトリミング作
業を省略することができる。
本発明に係る方法で製造された複合成形体の用途は広く
、車両、船舶、航空機、家屋等の内装材(たとえば車両
用天井内張り材、ドアトリム、フロントシートパネル、
ダツシュボード、建築用ユニット壁材)や、家具、!気
器具等の外装材等として利用することができる。
及匪血級来 本発明によれば、基体層材料を型から取り出す前にその
周辺部のトリミングを行うので、基体層材料を型から取
り出した後、別に用意されたトリミングプレス等により
該材料の周辺をトリミングするのに比ベニ数の低減1作
業の簡易性が得られるとともに成形型の経済性を高める
こともできる。
さらに本発明によれば基体層材料と表層材料を別々に成
形するようになっているため、次の如き副次的な効果も
得られる。すなわち。
(1)基体層材料と表層材料とを予め一体の積層板とし
、これを一度に成形する場合に比して、各材料を°予め
加熱する時間および成形時間を短縮でき、またこの加熱
に要する熱エネルギーを少なく抑えることができる。
(2)成形加工前に行われる基体層材料と表層材料の加
熱を別々に行なえるので、各材料をその全体に亘って均
一に、しかもそれぞれに適した温度で加熱できる。換言
すれば各材料14.17に適した成形条件で各材料を成
形できる。
(3)表層材料の延長部を薄くすることができるので、
クッション層を含む表層材料であっても、延長部のクッ
ション層を剥ぎ取らなくとも、折り返し稜線が弛れるこ
となくシャープに仕上げることができ、かつ折り返しに
よる複合成形体周縁部の肉厚の増大は少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は成形装置による成形工程を示す断面
図、第4図は基体層材料の斜視図、第5図はトリミング
時における成形装置を示す断面図。 第6図は型から取り出した後の材料を示す斜視図、第7
図は完成した複合成形体の断面図、第8図は基体層材料
の製造工程を示す説明図である。 2・・・下型        3・・・上型4・・・真
空孔       7・・・スリット8・・裁断刃  
     14・・・表層材料17・・・基体層材料 
   26・・・通気孔114・・・表層      
117・・・基体層A・・・上型周辺部 B・・・上型有効成形面領域 a・・・下型非有効成形面領域。 b・・・下型有効成形面領域 C・・・溝 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 次の各工程の結合からなる硬質の基体層材料と軟質の表
    層材料とを貼り合せてなる複合成形体の製造方法。 (イ)成形面に多数の真空孔を開口させ、かつその成形
    面の有効成形面領域と非有効成形面領域との境界に裁断
    刃逃げ溝が形成されている下型により、表層材料を真空
    成形し、そのまま下型成形面上に保持する第1工程、 (ロ)前記下型の有効成形面領域にほぼ対向して位置す
    る有効成形面領域と該領域よりも外側に位置する周辺部
    とからなり、かつ該有効成形面領域の外周に沿ってスリ
    ットが形成されており、そのスリットに裁断刃が固定も
    しくは上下動可能に配置されている上型により、基体層
    材料を、下型成形面上に保持されている表層材料上にプ
    レス成形し、有効成形面領域に位置する基体層材料を表
    層材料に接着する第2工程、 (ハ)前記プレス成形の直前かほぼ同時ないしはその後
    に、上型の有効成形面より裁断刃を突出させ、上型の有
    効成形面領域外に位置する基体層材料の周辺部を切断す
    る第3工程、 (ニ)プレス成形された表層材料および基体層材料から
    なる成形体を上下型から取出し、有効成形面領域外に位
    置する表層材料部分を基体層材料側に折り返し基体層材
    料に留める第4工程。
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