JPS62193749A - 多刃工具損傷検出装置 - Google Patents
多刃工具損傷検出装置Info
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- 238000005520 cutting process Methods 0.000 abstract description 13
- 238000009499 grossing Methods 0.000 abstract description 10
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- 238000011897 real-time detection Methods 0.000 abstract 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 9
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 6
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- 238000003801 milling Methods 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- B23Q17/09—Arrangements for observing, indicating or measuring on machine tools for indicating or measuring cutting pressure or for determining cutting-tool condition, e.g. cutting ability, load on tool
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- B23Q17/0919—Arrangements for measuring or adjusting cutting-tool geometry in presetting devices
- B23Q17/0947—Monitoring devices for measuring cutting angles
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の分野〕
本発明は複数の刃を有する多刃工具を用いたフライス盤
等の工作機械に用いられ、加工中に発生するアコーステ
ィックエミッション（以下ＡＥという）を利用して多刃
工具の損傷を自動的に検出する多刃工具損傷検出装置に
関するものである。
等の工作機械に用いられ、加工中に発生するアコーステ
ィックエミッション（以下ＡＥという）を利用して多刃
工具の損傷を自動的に検出する多刃工具損傷検出装置に
関するものである。
本発明による多刃工具損傷検出装置は、工作機械の多刃
工具近傍に取付けられたＡＥセンサの出力を整流した信
号が正常な切削時には多刃工具が取付けられる主軸の回
転速度と刃数に基づいて定まる周波数成分を有し、多刃
工具が損傷した場合には回転速度による周波数成分を有
することに着目し、回転数に応じた周波数を通過周波数
とする第１のバンドパスフィルタと回転数と刃数との積
に応じた周波数を通過周波数とする第２のバンドパスフ
ィルタとの出力レベルを比較することによって多刃工具
の損傷を検出するようにしたものである。
工具近傍に取付けられたＡＥセンサの出力を整流した信
号が正常な切削時には多刃工具が取付けられる主軸の回
転速度と刃数に基づいて定まる周波数成分を有し、多刃
工具が損傷した場合には回転速度による周波数成分を有
することに着目し、回転数に応じた周波数を通過周波数
とする第１のバンドパスフィルタと回転数と刃数との積
に応じた周波数を通過周波数とする第２のバンドパスフ
ィルタとの出力レベルを比較することによって多刃工具
の損傷を検出するようにしたものである。
工作機械を用いて加工対象（以下ワークという）を切削
加工する場合には工具の先端が欠けるチッピングや損傷
が起こることがあり、このような場合には精密な加工を
行うことができな（なる。そこでこのような工具の損傷
を検出するために作業員が工具の先端を定期的に検査す
る必要があった。
加工する場合には工具の先端が欠けるチッピングや損傷
が起こることがあり、このような場合には精密な加工を
行うことができな（なる。そこでこのような工具の損傷
を検出するために作業員が工具の先端を定期的に検査す
る必要があった。
しかるに近年のファクトリオートメーション等の進展に
伴い工作機械の工具の損傷を自動的に検出することが求
められている。そこで工作機械の工具の損傷を加工中に
自動的に検出するために工具近傍にＡＥセンサを取付け
、その信号に基づいて工具の損傷を検出するようにした
装置が提案されている。このような従来の工具損傷検出
装置はＡＥ倍信号突発的な立上りや平均値が所定の閾値
レベルを越えて大きくなった場合やＡＥ倍信号出力の確
率密度関数の最大値が所定レベルを越える場合に工具の
損傷を検出するものである。
伴い工作機械の工具の損傷を自動的に検出することが求
められている。そこで工作機械の工具の損傷を加工中に
自動的に検出するために工具近傍にＡＥセンサを取付け
、その信号に基づいて工具の損傷を検出するようにした
装置が提案されている。このような従来の工具損傷検出
装置はＡＥ倍信号突発的な立上りや平均値が所定の閾値
レベルを越えて大きくなった場合やＡＥ倍信号出力の確
率密度関数の最大値が所定レベルを越える場合に工具の
損傷を検出するものである。
しかしながら複数の刃を有する多刃工具は、切削時のＡ
Ｅ信号レベルが高くチッピング時の突発型ＡＥ倍信号ノ
イズに埋もれるため、このような従来の検出装置では微
小な損傷を検出することが困難であるという問題点があ
った。
Ｅ信号レベルが高くチッピング時の突発型ＡＥ倍信号ノ
イズに埋もれるため、このような従来の検出装置では微
小な損傷を検出することが困難であるという問題点があ
った。
本発明はこのような従来の工具損傷検出装置の問題点に
鑑みてなされたものであって、複数の刃を有する多刃工
具の損傷を切削中のＡＥ比出力整流信号の周波数スペク
トルの変化によって、工作時にリアルタイムで検出する
ことができる多刃工具損傷検出装置を提供することを目
的とする。
鑑みてなされたものであって、複数の刃を有する多刃工
具の損傷を切削中のＡＥ比出力整流信号の周波数スペク
トルの変化によって、工作時にリアルタイムで検出する
ことができる多刃工具損傷検出装置を提供することを目
的とする。
本発明は多刃工具を有する工作機械に用いられる多刃工
具損傷検出装置であって、工具近傍に設けられたＡＥセ
ンサと、ＡＥセンサより得られるＡＢ倍信号整流する整
流回路と、整流回路の出力が与えられ工作機械の主軸の
回転数に実質的に等しい周波数を通過周波数とする第１
のバンドパスフィルタと、整流回路の出力が与えられ工
作機械の主軸の回転数に実質的に等しい周波数と前記多
刃工具の刃数との積の周波数を通過周波数とする第２の
バンドパスフィルタと、第１．第２のバンドパスフィル
タの出力レベルを比較することによって多刃工具の損傷
出力を出す比較手段と、を具備することを特徴とするも
のである。
具損傷検出装置であって、工具近傍に設けられたＡＥセ
ンサと、ＡＥセンサより得られるＡＢ倍信号整流する整
流回路と、整流回路の出力が与えられ工作機械の主軸の
回転数に実質的に等しい周波数を通過周波数とする第１
のバンドパスフィルタと、整流回路の出力が与えられ工
作機械の主軸の回転数に実質的に等しい周波数と前記多
刃工具の刃数との積の周波数を通過周波数とする第２の
バンドパスフィルタと、第１．第２のバンドパスフィル
タの出力レベルを比較することによって多刃工具の損傷
出力を出す比較手段と、を具備することを特徴とするも
のである。
多刃工具を有する工作機械においては、正常な切削が行
われている場合には工作機械の工具近傍に設けられたＡ
Ｅセンサの整流信号は主軸の回転数と多刃工具の刃数と
の積の周波数及びその高調波成分の信号レベルが高く、
多刃工具が損傷した場合には整流信号のうち主軸の回転
数に対応する周波数成分の信号レベルが高くなる。従っ
て本発明ではこれらの周波数を通過周波数とする２つの
バンドパスフィルタに与えて主軸の回転数及び主軸の回
転数と刃数との積の周波数の信号レベルを識別し、その
レベルを比較することによって多刃工具の損傷を検出し
ている。こうすれば多刃工具の損傷をリアルタイムで高
い精度で検出することができる。そして２つの信号レベ
ルを比較することによって損傷を検出しているため多刃
工具毎に閾値レベルを設定する必要がなくなり、容易に
この装置を動作させることができる。それ故切削動作中
に常時このような検知を行い工具の損傷があれば直ちに
工作を停止することにより、損傷した工具でワークを加
工することなく無駄な加工が防止できる。
われている場合には工作機械の工具近傍に設けられたＡ
Ｅセンサの整流信号は主軸の回転数と多刃工具の刃数と
の積の周波数及びその高調波成分の信号レベルが高く、
多刃工具が損傷した場合には整流信号のうち主軸の回転
数に対応する周波数成分の信号レベルが高くなる。従っ
て本発明ではこれらの周波数を通過周波数とする２つの
バンドパスフィルタに与えて主軸の回転数及び主軸の回
転数と刃数との積の周波数の信号レベルを識別し、その
レベルを比較することによって多刃工具の損傷を検出し
ている。こうすれば多刃工具の損傷をリアルタイムで高
い精度で検出することができる。そして２つの信号レベ
ルを比較することによって損傷を検出しているため多刃
工具毎に閾値レベルを設定する必要がなくなり、容易に
この装置を動作させることができる。それ故切削動作中
に常時このような検知を行い工具の損傷があれば直ちに
工作を停止することにより、損傷した工具でワークを加
工することなく無駄な加工が防止できる。
第１図は本発明による多刃工具損傷検出装置の一実施例
を示すブロック図である。本図において工作機械のテー
ブル１上に加工対象であるワーク２を保持するバイス３
が固定されている。このワーク２の上部より多刃工具、
例えばエンドミル等の工具４を主軸５に取付けてワーク
２に所定の加工が行われる。さて本発明では工作機械の
多刃工具４の近傍、例えばバイス３の側壁に図示のよう
にＡＥセンサ６が取付けられる。ＡＥセンザ６は切削時
に発生する周波数ＩＫＩＩｚ〜ＩＭｌｌｚまでの広帯域
のＡＥ倍信号検出して電気信号に変換するセンサであっ
て、その出力はバンドパスフィルタフに与えられる。バ
ンドパスフィルタ７は例えば周波数１００ Ｋ ｌｌｚ
” Ｉ Ｍ ＨｚまでのＡＥ倍信号通過させるフィル
タであって、機械振動等に伴う雑音成分を除去するもの
である。バンドパスフィルタフの出力は増幅器８を介し
て全波整流回路９に与えられる。全波整流回路９は与え
られた信号を全波整流してその出力を可変バンドパスフ
ィルタ１０゜１１に与える。さて工作機械の主軸５には
回転数検知器１２が取付けられる。回転数検知器１２は
例えば主軸５に取付けられたマークを検出する光電スイ
ッチや主軸の突起を検出する近接スイッチ等から成り、
主軸５の回転に伴うパルスに基づいて回転数を検出する
ものである。そして回転数検知器１２の出力は変換回路
１３に与えられる。変換回路１３は主軸の回転数によっ
て得られるパルス信号をその回転数に対応したレベルの
アナログ電圧に変換するものであり、その出力を可変バ
ンドパスフィルタ１０及び乗算器１４に与える。一方刃
数検知装置１５は近接スイッチや光電スイッチから成り
多刃工具４の交換時に刃数を計数するものであり、その
出力は乗算器１４に与えられている。乗算器１４は変換
回路１３の出力を刃数検知装置１５からの出力によって
刃数倍するものであり、その出力は可変バンドパスフィ
ルタ１１に与えられる。可変バンドパスフィルタ１０．
１１は与えられるアナログ信号に対応して夫々その通過
周波数を変化させるものであり、バンドパスフィルタ１
０は主軸５の回転数と実質的に同一の周波数が通過周波
数となるよう変換回路１３により制御され、バンドパス
フィルタ１１は主軸５の回転数及び刃数の積の周波数と
実質的に同一の周波数が通過周波数となるように乗算器
１４によって制御される。そしてバンドパスフィルタ１
０．１１を通過した出力は夫々整流・平滑回路１６．１
７に与えられる。整流・平滑回路１６．１７は与えられ
た信号を直流レベルに変換するものであり、その出力を
除算回路１８に与える。除算回路１８は整流・平滑回路
１６の出力を整流・平滑回路１７の出力で除算すること
によってその比を算出するものであり、その出力を比較
器１９に与える。
を示すブロック図である。本図において工作機械のテー
ブル１上に加工対象であるワーク２を保持するバイス３
が固定されている。このワーク２の上部より多刃工具、
例えばエンドミル等の工具４を主軸５に取付けてワーク
２に所定の加工が行われる。さて本発明では工作機械の
多刃工具４の近傍、例えばバイス３の側壁に図示のよう
にＡＥセンサ６が取付けられる。ＡＥセンザ６は切削時
に発生する周波数ＩＫＩＩｚ〜ＩＭｌｌｚまでの広帯域
のＡＥ倍信号検出して電気信号に変換するセンサであっ
て、その出力はバンドパスフィルタフに与えられる。バ
ンドパスフィルタ７は例えば周波数１００ Ｋ ｌｌｚ
” Ｉ Ｍ ＨｚまでのＡＥ倍信号通過させるフィル
タであって、機械振動等に伴う雑音成分を除去するもの
である。バンドパスフィルタフの出力は増幅器８を介し
て全波整流回路９に与えられる。全波整流回路９は与え
られた信号を全波整流してその出力を可変バンドパスフ
ィルタ１０゜１１に与える。さて工作機械の主軸５には
回転数検知器１２が取付けられる。回転数検知器１２は
例えば主軸５に取付けられたマークを検出する光電スイ
ッチや主軸の突起を検出する近接スイッチ等から成り、
主軸５の回転に伴うパルスに基づいて回転数を検出する
ものである。そして回転数検知器１２の出力は変換回路
１３に与えられる。変換回路１３は主軸の回転数によっ
て得られるパルス信号をその回転数に対応したレベルの
アナログ電圧に変換するものであり、その出力を可変バ
ンドパスフィルタ１０及び乗算器１４に与える。一方刃
数検知装置１５は近接スイッチや光電スイッチから成り
多刃工具４の交換時に刃数を計数するものであり、その
出力は乗算器１４に与えられている。乗算器１４は変換
回路１３の出力を刃数検知装置１５からの出力によって
刃数倍するものであり、その出力は可変バンドパスフィ
ルタ１１に与えられる。可変バンドパスフィルタ１０．
１１は与えられるアナログ信号に対応して夫々その通過
周波数を変化させるものであり、バンドパスフィルタ１
０は主軸５の回転数と実質的に同一の周波数が通過周波
数となるよう変換回路１３により制御され、バンドパス
フィルタ１１は主軸５の回転数及び刃数の積の周波数と
実質的に同一の周波数が通過周波数となるように乗算器
１４によって制御される。そしてバンドパスフィルタ１
０．１１を通過した出力は夫々整流・平滑回路１６．１
７に与えられる。整流・平滑回路１６．１７は与えられ
た信号を直流レベルに変換するものであり、その出力を
除算回路１８に与える。除算回路１８は整流・平滑回路
１６の出力を整流・平滑回路１７の出力で除算すること
によってその比を算出するものであり、その出力を比較
器１９に与える。
比較器１９には一定の閾値レベルを設定する閾値設定回
路２０の出力が与えられており、除算回路１８、比較器
１９及び閾値設定回路２０は可変バンドパスフィルタ１
０．１１を通過する周波数成分のレベルを比較する比較
手段を構成しており、比較器１９に与えられる入力信号
がこの閾値レベルよりも高ければ多刃工具の損傷を検出
してその出力を損傷出力回路２１及び表示回路２２に与
えるものである。
路２０の出力が与えられており、除算回路１８、比較器
１９及び閾値設定回路２０は可変バンドパスフィルタ１
０．１１を通過する周波数成分のレベルを比較する比較
手段を構成しており、比較器１９に与えられる入力信号
がこの閾値レベルよりも高ければ多刃工具の損傷を検出
してその出力を損傷出力回路２１及び表示回路２２に与
えるものである。
次に本実施例の動作について周波数スペクトル図を参照
しつつ説明する。前述した工作機械においてワーク２を
切削加工している場合には、ＡＥ倍信号ＡＥセンサ６に
よって検出され増幅器８により増幅されて主軸の回転数
と刃数に応じた周波数の信号が全波整流回路９より得ら
れる。例えば主軸５の回転速度を６３７ｒｐｖＡとし多
刃工具４として４枚刃のエンドミルを用いてワーク２を
切削加工する場合には、主軸５の回転数に対応した周波
数と刃数との積の周波数の信号が得られる。第２図は正
常な切削加工を行っている際の全波整流回路９の出力の
周波数スペクトルを示す図である。本図に示すように主
軸５の回転数に対応する周波数（１０，６Ｈｚ）の４倍
の高調波成分Ｐｃ＋ （４２，４Ｈｚ）とその２倍の高
調波（８４，８ｔｌｚ）にピークを有するスペクトルが
得られる。
しつつ説明する。前述した工作機械においてワーク２を
切削加工している場合には、ＡＥ倍信号ＡＥセンサ６に
よって検出され増幅器８により増幅されて主軸の回転数
と刃数に応じた周波数の信号が全波整流回路９より得ら
れる。例えば主軸５の回転速度を６３７ｒｐｖＡとし多
刃工具４として４枚刃のエンドミルを用いてワーク２を
切削加工する場合には、主軸５の回転数に対応した周波
数と刃数との積の周波数の信号が得られる。第２図は正
常な切削加工を行っている際の全波整流回路９の出力の
周波数スペクトルを示す図である。本図に示すように主
軸５の回転数に対応する周波数（１０，６Ｈｚ）の４倍
の高調波成分Ｐｃ＋ （４２，４Ｈｚ）とその２倍の高
調波（８４，８ｔｌｚ）にピークを有するスペクトルが
得られる。
さて多刃工具４の一部にチッピングや損傷があった場合
には、第３図に示すように主軸５の回転数と刃数との積
によって定まる周波数の他に主軸５の回転数によって得
られる周波数成分ＰＨ＋（１０，６ｋ）とその高調波成
分が同時に発生することが見出された。本発明は整流信
号のうち主軸の回転数に対応する周波数成分が多刃工具
の損傷と密接な関係を有することに鑑みてなされたもの
であって、主軸５の回転数を常に変換回路１３によって
所定の直流レベルに変換し、可変バンドパスフィルタ１
０の通過周波数を主軸の回転数に対応した周波数、この
場合には１０ 、６１１ｚとなるように設定している。
には、第３図に示すように主軸５の回転数と刃数との積
によって定まる周波数の他に主軸５の回転数によって得
られる周波数成分ＰＨ＋（１０，６ｋ）とその高調波成
分が同時に発生することが見出された。本発明は整流信
号のうち主軸の回転数に対応する周波数成分が多刃工具
の損傷と密接な関係を有することに鑑みてなされたもの
であって、主軸５の回転数を常に変換回路１３によって
所定の直流レベルに変換し、可変バンドパスフィルタ１
０の通過周波数を主軸の回転数に対応した周波数、この
場合には１０ 、６１１ｚとなるように設定している。
そして乗算器１４によって変換回路１３の出力と刃数検
知装Ｍ１ ｓの出力（４）とを乗算することによって可
変バンドパスフィルタ１１の通過周波数を主軸の回転数
と刃数との積に対応した周波数、この場合には４２．４
１１ｚとなるように設定している。
知装Ｍ１ ｓの出力（４）とを乗算することによって可
変バンドパスフィルタ１１の通過周波数を主軸の回転数
と刃数との積に対応した周波数、この場合には４２．４
１１ｚとなるように設定している。
そのため多刃工具４の損傷がなく正常な切削加工が行わ
れている場合には、ＡＥセンザ６を介してＡＥ倍信号バ
ンドパスフィルタ７、増幅器８を介して全波整流され、
その全波整流出力は第２図に示すような周波数スペクト
ルを持つため、可変バンドパスフィルタ１０で遮断され
て整流・平滑回路１６はノイズレベルの低い直流成分と
なる。
れている場合には、ＡＥセンザ６を介してＡＥ倍信号バ
ンドパスフィルタ７、増幅器８を介して全波整流され、
その全波整流出力は第２図に示すような周波数スペクト
ルを持つため、可変バンドパスフィルタ１０で遮断され
て整流・平滑回路１６はノイズレベルの低い直流成分と
なる。
しかし可変バンドパスフィルタ１１を通過する成分は第
２図に示すようにノイズレベルより大幅に高く、整流・
平滑回路１７の出力は整流・平滑回路１６の出力よりも
高くなる。従って除算回路１８の出力も低くなり比較回
路１９に低いレベルの信号が与えられる。従って閾値設
定回路２０の出力より低いレベルが除算回路より比較器
１９に与えられる。従って比較器１４は工具損傷出力を
出さず切削加工が続けられる。
２図に示すようにノイズレベルより大幅に高く、整流・
平滑回路１７の出力は整流・平滑回路１６の出力よりも
高くなる。従って除算回路１８の出力も低くなり比較回
路１９に低いレベルの信号が与えられる。従って閾値設
定回路２０の出力より低いレベルが除算回路より比較器
１９に与えられる。従って比較器１４は工具損傷出力を
出さず切削加工が続けられる。
さて多刃工具４に損傷があった場合には全波整流口Ｆ！
＠９より第３図に示すような周波数スペクトルを有する
信号が可変バンドパスフィルタ１０゜１１に加わる。整
流・平滑回路１７の出力は損傷にかかわらず一定である
が、整流・平滑回路１６の出力は飛躍的に増加する。そ
れ故除算回路１８より比較器１９に与えられる出力レベ
ルが上昇する。従って閾値設定回路２０の閾値レベルを
適切な値に設定しておくことによって、多刃工具のチッ
ピングや欠損等の損傷を検出することができる。
＠９より第３図に示すような周波数スペクトルを有する
信号が可変バンドパスフィルタ１０゜１１に加わる。整
流・平滑回路１７の出力は損傷にかかわらず一定である
が、整流・平滑回路１６の出力は飛躍的に増加する。そ
れ故除算回路１８より比較器１９に与えられる出力レベ
ルが上昇する。従って閾値設定回路２０の閾値レベルを
適切な値に設定しておくことによって、多刃工具のチッ
ピングや欠損等の損傷を検出することができる。
比較器１９の出力は損傷出力回路２１及び表示回路２２
に与えられて外部に出力を与えると共に表示される。従
って直ちに切削を停止することによってワーク２にほと
んど損傷を与えることなく新たな多刃工具と交換して工
作を続けることが可能となる。
に与えられて外部に出力を与えると共に表示される。従
って直ちに切削を停止することによってワーク２にほと
んど損傷を与えることなく新たな多刃工具と交換して工
作を続けることが可能となる。
尚本実施例は主軸５の回転数を検出するために主軸５に
回転数検知器１２を取付け、その出力を変換回路１３で
変換して可変バンドパスフィルタ１０に与えている。し
かし第１図に破線で示すようにこの工作機械に数値制御
装置３０が接続されそれによって切削加工が成される場
合には、数値制御装置３０より主軸５の回転数データを
可変フィルタ設定回路３１に与え、回転数と刃数とのデ
ータを可変フィルタ設定回路３２に与えて可変バンドパ
スフィルタ１０．１１の通過周波数を夫々設定してもよ
い。
回転数検知器１２を取付け、その出力を変換回路１３で
変換して可変バンドパスフィルタ１０に与えている。し
かし第１図に破線で示すようにこの工作機械に数値制御
装置３０が接続されそれによって切削加工が成される場
合には、数値制御装置３０より主軸５の回転数データを
可変フィルタ設定回路３１に与え、回転数と刃数とのデ
ータを可変フィルタ設定回路３２に与えて可変バンドパ
スフィルタ１０．１１の通過周波数を夫々設定してもよ
い。
又本実施例では刃数検知装置１５を工作機械に接続して
いるが、刃数を入力手段から入力して乗算器１４に与え
るようにすることもできる。
いるが、刃数を入力手段から入力して乗算器１４に与え
るようにすることもできる。
更に本実施例はバンドパスフィルタの増幅出力を全波整
流しているが、半波整流してもよく、又整流出力をその
ままＡ／Ｄ変換してマイクロコンピュータ等を用いてそ
の周波数成分を分析し、その振幅レベルを閾値と比較す
るように構成することも可能である。
流しているが、半波整流してもよく、又整流出力をその
ままＡ／Ｄ変換してマイクロコンピュータ等を用いてそ
の周波数成分を分析し、その振幅レベルを閾値と比較す
るように構成することも可能である。
第１図は本発明の一実施例による多刃工具損傷検出装置
の構成を示すブロック図、第２図は正常な切削工作時に
得られる全波整流出力の周波数スペクトル、第３図は多
刃工具の損傷時の全波整流出力の周波数スペクトルを示
す図である。
の構成を示すブロック図、第２図は正常な切削工作時に
得られる全波整流出力の周波数スペクトル、第３図は多
刃工具の損傷時の全波整流出力の周波数スペクトルを示
す図である。
Claims (3)
- （１）多刃工具を有する工作機械に用いられる多刃工具
損傷検出装置であって、 工具近傍に設けられたＡＥセンサと、 前記ＡＥセンサより得られるＡＥ信号を整流する整流回
路と、 前記整流回路の出力が与えられ工作機械の主軸の回転数
に実質的に等しい周波数を通過周波数とする第１のバン
ドパスフィルタと、 前記整流回路の出力が与えられ工作機械の主軸の回転数
に実質的に等しい周波数と前記多刃工具の刃数との積の
周波数を通過周波数とする第２のバンドパスフィルタと
、 前記第１、第２のバンドパスフィルタの出力レベルを比
較することによって多刃工具の損傷出力を出す比較手段
と、を具備することを特徴とする多刃工具損傷検出装置
。 - （２）前記比較手段は、前記第１のバンドパスフィルタ
と前記第２のバンドパスフィルタの出力レベルを除算す
る除算回路と、前記除算回路の出力レベルと閾値レベル
とを比較する比較回路とを有するものであることを特徴
とする特許請求の範囲第１項記載の多刃工具損傷検出装
置。 - （３）前記第１、第２のバンドパスフィルタは、主軸の
回転数データに対応して通過周波数を変える周波数可変
型のバンドパスフィルタから成ることを特徴とする特許
請求の範囲第１項記載の多刃工具損傷検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61035895A JPS62193749A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 多刃工具損傷検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61035895A JPS62193749A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 多刃工具損傷検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62193749A true JPS62193749A (ja) | 1987-08-25 |
Family
ID=12454762
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61035895A Pending JPS62193749A (ja) | 1986-02-19 | 1986-02-19 | 多刃工具損傷検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62193749A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013031353A1 (ja) * | 2011-09-02 | 2013-03-07 | 株式会社日立製作所 | 加工異常検知方法および加工装置 |
| JP2019179312A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | ファナック株式会社 | モータ制御装置 |
| WO2020138025A1 (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-02 | 日立金属株式会社 | 切削工具の異常検知装置、および異常検知方法 |
| CN114555291A (zh) * | 2019-10-18 | 2022-05-27 | 日本Nt工程技术株式会社 | 作业机械的加工状态监视方法以及*** |
-
1986
- 1986-02-19 JP JP61035895A patent/JPS62193749A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013031353A1 (ja) * | 2011-09-02 | 2013-03-07 | 株式会社日立製作所 | 加工異常検知方法および加工装置 |
| JPWO2013031353A1 (ja) * | 2011-09-02 | 2015-03-23 | 株式会社日立製作所 | 加工異常検知方法および加工装置 |
| JP2019179312A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | ファナック株式会社 | モータ制御装置 |
| US11714395B2 (en) | 2018-03-30 | 2023-08-01 | Fanuc Corporation | Motor control device |
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| JP2020104257A (ja) * | 2018-12-25 | 2020-07-09 | 日立金属株式会社 | 切削工具の異常検知装置、および異常検知方法 |
| CN114555291A (zh) * | 2019-10-18 | 2022-05-27 | 日本Nt工程技术株式会社 | 作业机械的加工状态监视方法以及*** |
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