JPS6218729Y2 - - Google Patents

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JPS6218729Y2
JPS6218729Y2 JP1981029327U JP2932781U JPS6218729Y2 JP S6218729 Y2 JPS6218729 Y2 JP S6218729Y2 JP 1981029327 U JP1981029327 U JP 1981029327U JP 2932781 U JP2932781 U JP 2932781U JP S6218729 Y2 JPS6218729 Y2 JP S6218729Y2
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JP1981029327U
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  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)
  • Furniture Connections (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば椅子背凭れ部における背裏
板と背クツシヨン材との接合に用いられる接合構
造に関する。
従来、たとえば椅子の背凭れ部は、背裏板と背
クツシヨン材とを背裏板の後側からねじ止めして
いたので、背裏板の表面にねじ頭が露出し、外見
上見苦しく、また、目常使用しているとねじに遊
びが生じ易く、しばしばねじが抜けてしまうこと
があつた。また、背裏板に背クツシヨン材を糊付
して接合するようにすれば、外見上美しくなる
が、製作時間がかゝり、外れ易い不都合を有して
いた。
本考案は上記の事情に着目してなされたもので
あり、その目的とするところは、たとえば椅子背
凭れ部において背裏板に背クツシヨン材を接合す
るに際して、従来のようにねじ頭が露出すること
がなく、外見上スツキリしたものにすることがで
きるとともに、接合すべき部材の形状を選ばずに
その接合が極めて簡単で、しかも従来のねじ止め
のような抜けはずれを生じず確実な固定状態を維
持できる椅子背凭れ部等の接合構造を提供しよう
とするものである。
以下、本考案を椅子背凭れ部における背裏板と
背クツシヨン材との接合に適用した実施により説
明する。
まず、第1図ないし第5図に示される一実施例
で説明すると、本考案は、一方の部材である背裏
板1と他方の部材である背クツシヨン材2とを互
に重ね合せて、その重ね合せ面3,4においてそ
れら背裏板1、背クツシヨン材2を互に接合させ
るものであつて、前記背裏板1の重ね合せ面3に
係合突起5を適宜配置で突設し、この係合突起5
にはその軸部11の先端側外面に先端側にいくに
つれて漸次窄まるテーパ面12a……が穿設され
ているとともに該テーパ面12aの頂部から軸部
11にかけて軸部11の軸線方向と直交する方向
に延びる係合面12bが形成され、さらに軸部1
1にはこれを窄まり弾性変形可能にする軸線方向
に延びる割り溝15が形成され、この係合突起5
に対応する背クツシヨン材2の重ね合せ面4に係
合孔6を設け、前記背裏板1、背クツシヨン材2
を重ね合せることにより、背裏板1の係合突起5
の軸部11をその割り溝15を利用して背クツシ
ヨン材2の係合孔6に嵌入して、該係合突起5の
係合面12bを背クツシヨン材2の係合孔6の周
縁部に係合させてなるものである。
これを詳述すれば、第1図ないし第5図に示す
ものは、椅子背凭れ部を構成する背裏板1を装飾
カバー7で被覆する例であり、この背裏板1の重
ね合せ面3に係合突起5が突設されるものであ
る。すなわち、背裏板1には、適宜位置たとえば
四隅部に位置して所定の開口径を有する貫通孔8
が穿設されており、これら各貫通孔8に第3図お
よび第4図に示す係合突起形成部材9を背面側か
ら貫入してその先端側を重ね合せから背クツシヨ
ン材2側に突出させ、係合突起5を形成するので
ある。そして、この各係合突起形成部材9は、た
とえばナイロン樹脂製の一体成形品でなつてい
て、前記貫通孔8より大径の皿形頭部10を有す
るとともに、前記貫通孔8に貫入される軸部11
を備え、この軸部11の先端側を前記背裏板1の
重ね合せから背クツシヨン材2側に突出させ、こ
の突出先端側に、先端側にいくにつれて漸次小径
となるテーパ面12aと該テーパ面12aの頂部
から軸部11にかけて軸部11の軸線方向と直交
する方向に延びる係合面12bとを交互に形成し
たのこ歯状の係合溝部13を設け、かつこの係合
溝部13の先端に先細となる案内面14を形成
し、さらに前記軸部11には、先端から皿形頭部
10に向けて割り溝15を軸心部の一部を残して
切り込み形成してなつている。この各係合突起形
成部材9は、その先端側から背裏板1の貫通孔8
に背面側から嵌入し、その皿形頭部10が背裏板
1の背面に係止されるようにし、この状態で、係
合溝部13および先端の案内面14が背裏板1の
重ね合せから背クツシヨン材2側に突出して係合
突起5を形成する。そして、この係合突起形成部
材9の皿形頭部10を覆うようにして装飾カバー
7が背裏板1の背面全体に張設され、この装飾カ
バー7の周縁部7aは重ね合せ面3でタツカー止
め16している。また、他方の部材である背クツ
シヨン材2の重ね合せ面4には、前記背裏板1の
重ね合せ面3に突設された係合突起5に対応する
4個所に係合孔6が設けられる。すなわち、背ク
ツシヨン材2の基板19には、前記係合突起5に
対応する四隅部に位置して所定の開口径を有する
貫通孔17が穿設されており、これら各貫通孔1
7に第5図に示す係合孔形成部材18のボス部2
2を嵌入させ、この係合孔形成部材18のフラン
ジ部21を重ね合せ面4にタツカー止め20し
て、係合孔形成部材18を背クツシヨン材2に固
定する。そして、そのボス部22を貫通して前記
係合孔6を形成しており、この係合孔6の内面に
は、重ね合せ面4側が大径でその反対側に漸次小
径となるテーパ状案内受け面23を形成してい
る。なお、この係合突起形成部材9は、ナイロン
樹脂製の一体成形品でなつている。また、背クツ
シヨン材2は、重ね合せ面4を形成する基板19
の裏面にたとえばスポンジなどのクツシヨン24
を糊着し、かつ、このクツシヨン24の表面をタ
ツカー止め25された装飾カバー7′で被覆して
なつている。さらに、係合孔6の内径は、係合突
起5のテーパ面12aの最大外径と係合面12b
の底部外径との中間寸法に設定されていて、係合
突起5は係合孔6に圧入嵌入し得るが、第2図の
ように係止溝12bが係合孔6のテーパ状案内受
け面23の最小径部23aに係合してしまえば係
合孔6から抜けない構造になつている。
このような構成にすることにより、係合突起5
を設けた背裏板1の重ね合せ面3に、係合孔6を
設けた背クツシヨン材2の重ね合せ面4を重ね合
せることにより、係合突起5を係合孔6に圧入さ
せることができる。そして、その際に係合突起5
の先端案内面14は、係合孔形成部材18のテー
パ状案内受け面23に沿つて押し込まれ、そして
係合突起5の係合溝部13は、縮径方向に弾性変
形して係合孔6に容易に圧入嵌入することがで
き、また嵌入してしまうと、係合突起5の係合面
12bは、第2図に示すように係合孔6の周縁部
に完全に係合することになり、抜けることはな
い。このようにして各係合突起5を各係合孔6に
嵌入係合することにより、背裏板1の重ね合せ面
3と、背クツシヨン材2の重ね合せ面4を簡単に
接合することができる。また、係合突起形成部材
9の皿形頭部10は、装飾カバー7で覆われてい
るので外見上露出することはない。
次に文考案の他の実施例を第6図および第7図
により説明する。
この実施例は椅子背凭れ部を構成する背裏板1
を装飾カバーで被覆しない例であり背裏板1の重
ね合せ面3には、中心方向に向けて延びる第6図
に示すような固定溝26が適宜配置たとえば四隅
部に穿設しており、これら各固定溝26は、外側
に前記係合突起形成部材9の皿形頭部10が挿脱
自在な円形状溝部27を有し、かつこの円形状溝
部27から内側に連通し延びる部分に、前記係合
突起係成部材9の皿形頭部10を溝方向には移動
自在で、かつこの皿形頭部10を離脱しないよう
係止する係止縁部30,30を突設した方形状溝
部28を備えてなるものである。このような固定
溝26の円形溝部27に係合突起形成部材9の皿
形頭部10を挿入し、そして、この皿形頭部10
を円形溝部27から方形溝部28の終端28aま
で移動すれば、皿形頭部10は係止縁部30,3
0に係止されて、離脱することなく重ね合せ面3
に係合突起5を突出形成することになる。このよ
うに係合突起5を設けた背裏板1の重ね合せ面3
に、たとえば第1図に示される背クツシヨン材2
の重ね合せ面4を上述した実施例のように重ね合
せて、第7図に示すように接合するものである。
このため係合突起形成部材9が外見上全く露出す
ることがない。
なお、上記各実施例では、背裏板1の重ね合せ
面3に係合突起5を突設し、背クツシヨン材2に
係合孔6を設けたものについて説明したが、これ
に限らず、背裏板1に係合孔6を設け、背クツシ
ヨン材2に係合突起5を突設したものであつても
よい。
また、上記各実施例では、椅子背凭れ部に本考
案を適用したものについて説明したが、これに限
らず、たとえば椅子着座部の表側クツシヨン材と
着座裏板部材との接合に適用してもよく、さらに
また、一方の部材と他方の部材との重ね合せ面で
接合する各種接合構造に本考案を適用してもよ
い。
なお、第6図および第7図において、第1図な
いし第5図に相当する部分にはそれと同一符号を
付してある。
以上説明してきたように本考案は、一方の部材
と他方の部材とを互に重ね合せてその重ね合せ面
において、それら両部材を接合させるものであつ
て、前記一方の部材の重ね合せ面に係合突起を適
宜配置で突設し、この係合突起にはその軸部の先
端側外面に先端側にいくにつれて漸次窄まるテー
パ面が突設されているとともに該テーパ面の頂部
から軸部にかけて軸部の軸線方向と直交する方向
に延びる係合面が形成され、さらに軸部にはこれ
を窄まり弾性変形可能にする軸線方向に延びる割
り溝が形成され、この係合突起に対応する他方の
部材の重ね合せ面に係合孔を設け、前記両部材を
重ね合せることにより、一方の部材の係合突起の
軸部をその割り溝を利用して他方の部材の係合孔
に嵌入して、該係合突起の係合面を他方の部材の
係合孔の周縁部に係合させるようにしたから、一
方の部材の係合突起を他方の部材の係合孔に押し
込むだけで、両部材を接合でき、しかも、それら
係合突起または係合孔は各部材の重ね合せ面に設
けられるので、係合突起を外見上、全く露出させ
ずにすみ、スツキリしたものにすることができ
る。また、各部材の重ね合せ面の適宜個所に係合
突起または係合孔を設けることができるので、接
合すべき部材の形状を選ばずに、どのような形状
の部材の接合も極めて簡単にできる。さらに、従
来のねじ止めした場合のようにねじが抜けて部材
間の接合がはずれるという虞れもなく、長期にわ
たつて確実な固定状態(接合状態)を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施列を示
し、第1図は背裏板に背クツシヨン材を接合する
前の状態を示す斜視図、第2図は接合状態を拡大
して示す側断面図、第3図は本考案で用いる係合
突起形成部材を示す斜視図、第4図は第3図−
線より見た正面図、第5図は本考案に用いる係
合孔形成部材を示す斜視図、第6図および第7図
は背裏板の他の実施例を示し、第6図は斜視図、
第7図は接合状態を拡大して示す第2図相当の側
断面図である。 1……背裏板(一方の部材)、2……背クツシ
ヨン材(他方の部材)、3……背裏板の重ね合せ
面、4……背クツシヨン部材の重ね合せ面、5…
…係合突起、6……係合孔、11……軸部、12
a……テーパ面、12b……係合面、15……割
り溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の部材と他方の部材とを互いに重ね合せ
    て、その重ね合せ面にそれら両部材を互いに接合
    させる椅子背凭れ部等の接合構造において、前記
    一方の部材の重ね合せ面に係合突起を適宜配置で
    突設し、この係合突起にはその軸部の先端側外面
    に先端側にいくにつれて漸次窄まるテーパ面が突
    設されているとともに該テーパ面の頂部から軸部
    にかけて軸部の軸線方向と直交する方向に延びる
    係合面が形成され、さらに軸部にはこれを窄まり
    弾性変形可能にする軸線方向に延びる割り溝が形
    成され、この係合突起に対応する他方の部材の重
    ね合せ面には係合孔を設けてあり、一方の部材と
    他方の部材を重ね合せることにより、一方の部材
    の係合突起の軸部をその割り溝を利用して他方の
    部材の係合孔に嵌入して、該係合突起の係合面を
    他方の部材の係合孔の周縁部に係合させるように
    したことを特徴とする椅子背凭れ部等の接合構
    造。
JP1981029327U 1981-03-02 1981-03-02 Expired JPS6218729Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1981029327U JPS6218729Y2 (ja) 1981-03-02 1981-03-02

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Publication Number Publication Date
JPS57143407U JPS57143407U (ja) 1982-09-08
JPS6218729Y2 true JPS6218729Y2 (ja) 1987-05-14

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ID=29826921

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