JPS62179272A - 原稿照射用蛍光ランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 所業上の利用分野 本発明はファクシミリや光学文字読取り装置（以下ＯＣ
Ｒと略す）、イメージスキャナーなどの情報２機器に塔
載される原稿照射用螢光ランプに関し、特に機器の小形
化に貢献しうる螢光ランプに関するものである。

従来技術 一般にファクシミリやＯＣＲ，イメージスキャナーなど
の原稿照射用光源としてはアパーチャ形やレフレクタ−
形を含む直管形螢光ランプが多用されている。これは螢
光ランプが高効率であり、特にハロゲンランプに比べて
発熱量が大幅に少ないためであり、熱をきらうＬＳＩ等
を用いた電子回路や光学系、受光器系とともにコンパク
トな容積の中に光源を納めた上記機器において好適とな
るからである。ファクシミリやＯＣＲ，、イメージスキ
ャナーなどの原稿読取り部分では画信号のピックアップ
される原稿面の走査線上が螢光ランプによって照射され
、その１ライン分は光学系（レンズ）によって光≦変換
を行う固体走査素子（ＣＣＤ）上に投影・結像されて画
信号を得ている。そのン’ｃめ螢光ランプより照射した
光が原稿面で反射され光学系に入る時に、螢光ランプが
原稿面よりの反射光をさえぎらないようにする必要があ
る。このため、第２図に示すように一役に螢光ランプは
原稿（１）からの反射光路（８）に対して約４５度の方
向から照射できる位置で、螢光ランプと原稿面とは８〜
１５ｍｍはど離れた位置に設置されている。

発明が解決しようとする問題点 一方近年ファクシミリやイメージスキャナー等のコンパ
クト化の要求が強くなり、機器内（（て容償に占める割
合の大きい、光源を含む光学系のコンパクト化が重要な
問題となりつつある。この問題を解決するために密着型
イメージセンサ−を使い、原稿縮小用の高性能レンズ系
を不用とし、コンパクト化を図ったものが実用化されつ
つあるが、密着型イメージセンサ−とこれに組み合わせ
て使用する発光ダイオードアレイ光源のコストがＣＣＤ
と螢光ランプ装置を合わせたコストより大幅に高くなる
ため、機器のコストが上がって普及器（ては採用できな
いという問題がある。

それ故に、本発明の目的は簡単な構成によって、原稿読
取り部分のコンパクト化が図れ、機器の小形化、コスト
低減が実現できる原稿照射用螢光ランプを提供すること
にある。

問題を解決するための手段 従って、本発明はこのような目的を達成するためにガラ
スバルブの内面に発光層を形成するとともに、ガラスバ
ルブ内面の相対する位置にガラスバルブの軸方向に沿っ
て発光層の形成されない開口部が設けられ、一方の開口
部が読取用原稿に、他方の開口部が受光系に対面して使
用されるようにしたものである。

作用 本発明によれば、一方の開口部は読取シ用原稿にほぼ密
着するように配置され、それより出射して原稿面で反射
した光は再び原稿面に密着した開口部よりランプ内に入
射し、ランプ内を通過する。

そして他方の開口部より出射し、レンズ系に入る。

そのためランプを原稿面に密着して使用でき、入射光路
と反射光路の一部が共用して使用できるため、光学系を
コンパクト化することができるとともに、限られたスペ
ースの有効利用ができる。また受光系に対面する開口部
幅を原稿面と対面する開口部幅よシ狭くすることにより
、原稿面照射照度をよシ高くすることが可能となる。

実施例 次に本発明の一実施例について第１図を参照して説明す
る。図において１は原稿面であり、２は直管状螢光ラン
プのガラスバルブ、３は酸化チタン等の白色微粉末にて
ガラスバルブ２の内面に形成上れた反射膜、４は反射膜
３上に形成された螢光体膜（発光層）であり、ファクシ
ミリではたとえばセリウムとテルビウムにより共賦活さ
れたリン酸ランタン系の螢光体が多く用いられる。５ａ
。

５ｂはガラスバルブ１の軸方向に沿って設けられた開口
部であり、この部分には反射膜３も螢光体膜４も形成さ
れていない。したがって螢光体より発した光は反射膜で
反射されこの部分より効率的に外部に放射される。この
実施例ではガラスバルブ１の内面の相対する位置に２個
の開口部５ａ、５ｂが設けられている。原稿面に対面す
る開口部５ａより出た光７は原稿面１にて反射され再び
ランプ内に入り、ランプ内に入った光は受光系と対面す
る開１’ｍｆｌＪＬさＩ−１？ｈ中糾Ｑ　ｌ　−ｒ　Ｉ
５−１１１１−　工ＩＦス２．＞／７’ｌＰらｈ構成に
することにより螢光ランプはほとんど原稿面と密着状態
にて使用することが可能となる。

第２図に示す従来例では螢光ランプと原稿面とは一般に
８〜１５ｍｍ離して使用するため、開口角αが６０〜７
０度の時に原稿９走査線上６の照度が最も高くなる。−
ガアパーチャ形ランプ外表面の開口部の輝度は開口角α
が小さいほど反射膜による反射効果が反映されて高くな
る。本発明の実施例ではランプと原稿面とは密着に近い
状態で使用できるため原稿の走査線上６の照度が上がる
のみでなく、開口部５ａの開口角を６０度より小さくす
ることによシ走査線上の照度をさらに上げることが可能
となる。したがって超高速の読取り走査に対応でき、し
かも読取り部のスペースをコンパクトにすることができ
、機器を大幅に小型化することができる。

一方開口部５ｂは原稿面で反射された光８を受光系に導
くだめの窓であるから、開口角αは小さくてもよい。ま
た開口部５ｂの開口角が小さいほど開口部５ａから出射
する光７の強度は強くなり、高い原稿面照度が要求され
る高速読取り走査時には好適となる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、ガラスバルブの内面の相
対する位置に開口部が設けられるので、螢光ランプと原
稿とが密着状態で使用でき、機器の読取り部が大幅に小
型化できる。

しかも原稿の走査線上の照度が上げられるので、超高速
の読取り走査にも対応ができる。

さら′には機器を小型化できるので、機器のコストが有
効に低減できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す断面図、第２図は従来
例を示す断面図である。 図中、１は原稿面、２は螢光ランプのガラスバルブ、３
は反射膜、４は螢光体膜、５ａ、　５ｂは開口部である
。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ガラスバルブの内面に発光層を形成するとともに
   、ガラスバルブ内面の相対する位置にガラスバルブの軸
   方向に沿って発光層の形成されない開口部が設けられ、
   一方の開口部が読取用原稿に、他方の開口部が受光系に
   対面して使用されることを特徴とする原稿照射用螢光ラ
   ンプ。
2. （２）原稿に対面する開口部の幅が受光系と対面する開
   口部の幅より広くなっていることを特徴とする特許請求
   の範囲第１項に記載の原稿照射用螢光ランプ。