JP2546319Y2 - 光学文字読取装置 - Google Patents

光学文字読取装置

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JP2546319Y2
JP2546319Y2 JP1990085541U JP8554190U JP2546319Y2 JP 2546319 Y2 JP2546319 Y2 JP 2546319Y2 JP 1990085541 U JP1990085541 U JP 1990085541U JP 8554190 U JP8554190 U JP 8554190U JP 2546319 Y2 JP2546319 Y2 JP 2546319Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は光学文字読取装置に関し、特に蛍光ランプ等
の光源により原稿となる帳票を照射し、帳票上の文字に
よる明暗情報を光電変換し、ビデオ信号を得る光学文字
読取装置に関する。
〔従来の技術〕
光学文字読取装置(以下,OCRと略称する)の読取り対
象となる帳票上には、文字の大きさ、記入位置の目安と
なる文字枠等が印刷されている。これら印刷色はドロッ
プアウトカラーと呼ばれ、OCR本来の読取りには無関係
であり、従ってイメージセンサから得られるビデオ信号
上には、これらドロップアウトカラーは現れないことが
望ましい。このため、ドロップアウトカラーと同系統の
発光色を持つ蛍光ランプを使用するが、ドロップアウト
カラーが多岐に亙る場合、発光色の異なる蛍光ランプを
切り替えて使用している。
従来、この種の装置の光学系は、第9図に示すよう
に、発光色の異なる光源が向かい合っている。
第9図は、従来のOCRの第一例を示す斜視図である。
第9図は、線走査によるCCDイメージセンサを利用して
帳票を光学的に読み取る場合を例とし、互いに異る波長
帯域の光源としての緑色蛍光ランプ3と近赤外蛍光ラン
プ4で共通の視野(照射野)6を照射し、光学レンズ20
で形成する光像をCCDを利用するイメージセンサ21で光
電変換してビデオ信号としている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来、この種のOCRにおいては、帳票上の明暗情報を
電気信号に変換する光電変換素子としてはCCDイメージ
センサ等が多用されているが、原稿の読取り速度を向上
させるためには、CCDイメージセンサの走査時間を短く
する必要がある。CCDイメージセンサの走査時間を短く
しても、S/N比の良好なビデオ信号出力レベルを得るに
は、CCDイメージセンサへの入射光量を大きくする必要
がある。即ち、高輝度の光源で原稿上を照射する必要が
ある。
しかしながら、上述した蛍光ランプを光源に使用した
場合、低消費電力である反面、ハロゲンランプ等の白熱
ランプに比し、十分な輝度を得ることは現状では困難で
ある。
また、輝度を上げるためには同一色の蛍光ランプを複
数本実装することも考えられるが、装置が大規模になっ
てしまう。
このため、従来では、第10図に示すように、帳票5に
近接し、かつ視野6を遮らない位置に反射板13a及び13b
を設けるという方法が取られている。この方法によれ
ば、紙面からの反射光及び蛍光ランプからの直接光を反
射板13a及び13bで原稿側へ反射し、照明に利用して視野
6の照度を上げている。
しかしながらこの方法では、反射板13a,13bの幅を大
きくして反射の効果を上げようとすると、2つの蛍光ラ
ンプから原稿面への照明光を遮ることになるため、反射
板の幅が制限され、十分な反射の効果が期待出来ないと
いう問題が有る。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の光学文字読取装置は、隣接して平行配置さ
れ、互いに異る波長帯域の発光を行なって、光学的に読
み取るべき原稿の共通の照射領域を照射する一対2個の
光源と、前記2個の光源のそれぞれの光源と前記照射領
域との間にそれぞれ配設し、それぞれ対応する前記光源
の波長帯域の光線を透過しそれぞれ対応しない前記光源
の波長帯域の光線を反射する一対2個の光学フィルタと
を備え、前記照射領域を照射した一方の前記光源の光線
による前記照射領域からの反射光を他方の前記光源に対
応する前記光学フィルタにより反射し、この反射光によ
り再度前記照射領域を照射し、前記照射領域を照射した
前記他方の前記光源の光線による前記照射領域からの反
射光を前記一方の前記光線に対応する前記光学フィルタ
により反射し、この反射光により再度前記照射領域を照
射するようにしている。
〔実施例〕
次に、本考案について図面を参照して説明する。第1
図は、本考案の第一の実施例の構成を示す斜視図であ
る。第1図に示す実施例は、光学フィルタ1、2、緑色
蛍光ランプ3、近赤外蛍光ランプ4、光学レンズ20およ
びイメージセンサ21を備えて成り、第1図にはなお、読
み取るべき帳票5と、帳票5上に形成される視野6とを
併記して示す。
緑色蛍光ランプ3及び近赤外蛍光ランプ4は、帳票5
の上方に位置し、視野6に対し対象な位置から視野6を
照明する。光学フィルタ1は、緑色蛍光ランプ3から視
野6への照明光を遮るような位置に、また光学フィルタ
2は近赤外蛍光ランプ4から視野6への照明光を遮るよ
うな位置に配設されている。第1図の矢印の方向から見
た2つの蛍光ランプおよび、2つの光学フィルタ、なら
びに原稿とする帳票の位置関係を第2図に示す。
光学レンズ20は、照明された原稿5上の視野6の光学
像をCCDを利用するイメージセンサ21の受光面上にライ
ン走査により結像している。
各蛍光ランプの発光波長帯域の一例を第3図に示す。
ここに、緑色蛍光ランプ3は緑色の発光を、近赤外蛍光
ランプ4は近赤外光の発光を行う。
光学フィルタ1及び2の透過及び反射特性の一例を第
4図に示す。ここに、光学フィルタ1は、緑色光を含む
可視光線を透過させ、近赤外領域以上の長波長の光線は
反射する。また、光学フィルタ2は、近赤外領域以上の
長波長の光線を透過させ、可視光線は反射する。
緑色蛍光ランプ3のみ点灯している場合の光学系の一
例を第5図に示す。緑色蛍光ランプ3の発光波長は光学
フィルタ1の透過領域に有るため、緑色蛍光ランプ3か
ら出た緑色光7は光学フィルタ1を透過し、視野6を証
明する。反射光8は視野6で反射した光である。
一方、緑色蛍光ランプ3の発光波長は光学フィルタ2
の反射領域にある。このため、紙面からの反射光8はフ
ィルタ2において反射され、再度視野6を証明する光線
9となる。
近赤外光蛍光ランプを点灯した場合も同様に、紙面か
らの反射光は光学フィルタ1により視野6を再度照明す
ることになる。
以上により視野の照度を増加することが可能となる。
第6図は、本考案の第二の実施例の構成を示す斜視図
である。第6図に示す第二の実施例は、第1図に示す第
1の実施例の光学フィルタ1,2に代えて、曲率半径の中
心を視野6の中心と合致させるように形成した曲面の光
学フィルタ1aおよび1bとした点が異り、他の構成は同一
である。
第7図は第6図の実施例を矢印方向から見た場合の蛍
光ランプ、光学フィルタの側面図である。
緑色蛍光ランプ3を点灯した時の様子を第8図に示
す。光学フィルタ1a及び2aは前述の光学フィルタ1及び
2と同様の透過及び反射特性を有している。第5図の説
明と同様に、帳票5の紙面からの反射光は光学フィルタ
2aにより反射され再度紙面の照明光として使用される
が、光学フィルタ2aは円筒状の曲面を有しているため、
光線10〜12に示すような異なる方向の光線を反射集光し
視野6を照明するので、第1図の場合よりも視野6の照
度が増加する。近赤外蛍光ランプ4を点灯した時も同様
に視野6の光量は増加する。
このようにして、共通の視野(照射野)を互いに異な
る波長帯域の光源で、それぞれの光源の波長帯域のみを
透過させる光学フィルタを通して照射することにより視
野の照度を著しく増大することができる。
なお、上述した実施例では、光源として蛍光ランプを
利用したが、他の低輝度光源を使用しても同様に実施し
うることは明らかである。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、光学文字読取装置にお
ける読取り原稿の視野を波長帯域の異る2つの光源で照
射し、かつ2つの光源と視野間にそれぞれ、対応する光
源の波長帯域の光のみを透過する光学フィルタを配設
し、照明領域を示す視野を照射した一方の光源の光線に
よるこの視野からの反射光を他方の光源に対応する光学
フィルタにより反射し、同様に、視野を照射した他方の
光源の光線によるこの視野からの反射光を一方の光源に
対応する光学フィルタにより反射し、この反射光により
再度視野を照射するようにしたので、視野の照度を著し
く増大することができ、CCDを利用するイメージセンサ
の走査時間を短縮しても十分S/N比の高いビデオ信号出
力が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第一の実施例の構成を示す斜視図、第
2図は第1図の実施例の矢印方向から光学フィルタと蛍
光ランプを見た側面図、第3図は第1図の実施例におけ
る蛍光ランプの発光波長特性図、第4図は第1図の実施
例における光学フィルタの透過及び反射特性図、第5図
は第1図の実施例における光学フィルタの動作説明図、
第6図は本考案の第二の実施例の構成を示す斜視図、第
7図は第6図の実施例の矢印方向から光学フィルタと蛍
光ランプを見た側面図、第8図は第6図の実施例におけ
る光学フィルタの動作説明図、第9図は従来の光学文字
読取装置の第一例を示す斜視図、第10図は従来の光学文
字読取装置の第二例を示す斜視図である。 1,2,1a,2a……光学フィルタ、3……緑色蛍光ランプ、
4……近赤外蛍光ランプ、5……帳票、6……視野、7
……緑色光、8……反射光、9……光線、10〜12……反
射光、13a,13b……反射板、20……光学レンズ、21……
イメージセンサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 根生 義郎 東京都港区芝5丁目7番15号 日本電気 ロボットエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−146567(JP,A)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】隣接して平行配置され、互いに異る波長帯
    域の発光を行なって、光学的に読み取るべき原稿の共通
    の照射領域を照射する一対2個の光源と、前記2個の光
    源のそれぞれの光源と前記照射領域との間にそれぞれ配
    設し、それぞれ対応する前記光源の波長帯域の光線を透
    過しそれぞれ対応しない前記光源の波長帯域の光線を反
    射する一対2個の光学フィルタとを備え、 前記照射領域を照射した一方の前記光源の光線による前
    記照射領域からの反射光を他方の前記光源に対応する前
    記光学フィルタにより反射し、この反射光により再度前
    記照射領域を照射し、前記照射領域を照射した前記他方
    の前記光源の光線による前記照射領域からの反射光を前
    記一方の前記光源に対応する前記光学フィルタにより反
    射し、この反射光により再度前記照射領域を照射するよ
    うにしたことを特徴とする光学文字読取装置。
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