JPS6216738Y2 - - Google Patents

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JPS6216738Y2
JPS6216738Y2 JP19526381U JP19526381U JPS6216738Y2 JP S6216738 Y2 JPS6216738 Y2 JP S6216738Y2 JP 19526381 U JP19526381 U JP 19526381U JP 19526381 U JP19526381 U JP 19526381U JP S6216738 Y2 JPS6216738 Y2 JP S6216738Y2
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JP
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thyristor
shunt
voltage
self
generator
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JP19526381U
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JPS58103540U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は分巻自励発電機の過電圧保護装置に関
する。
従来、分巻自励発電機の励磁装置においては、
発電機出力電圧の異常な上昇に対して、界磁電流
をしや断して発電を停止することによつて界磁巻
線を保護する過電圧保護装置が設けられる。
従来の分巻自励発電機の励磁装置は、第1図に
示すように、交流発電機1の出力電圧を整流する
整流器2の正出力端子に、ノーヒユーズブレーカ
3と、フリーホイールダイオード4が並列に接続
された分巻界磁巻線5と、トランジスタ6とコレ
クタとが直列に接続され、トランジスタ6のエミ
ツタが整流器2の負出力端子に接続される。ま
た、分巻界磁巻線5とトランジスタ6との直列回
路と並列に電圧調整器7の正負入力端子が接続さ
れ、この電圧調整器7の出力端子がトランジスタ
6のベースに接続される。さらに、分巻界磁巻線
5とノーヒユーズブレーカ3との接続点に抵抗8
の一方の端子が接続され、この抵抗8の他方の端
子がサイリスタ9のアノードに接続され、サイリ
スタ9のカソードが整流器2の負出力端子に接続
される。整流器2の正負出力端子間に抵抗10と
抵抗11との直列回路が接続され、この抵抗10
と抵抗11との接続点に定電圧ダイオード12の
カソードが接続され、定電圧ダイオード12のア
ノードがサイリスタ9のゲートに接続される。こ
の抵抗8,10,11、定電圧ダイオード12、
サイリスタ9並びにノーヒユーズブレーカ3によ
つて過電圧保護回路が構成される。なお、整流器
2の正負出力端子間に負荷(図示せず)が接続さ
れる。
上述のように構成した分巻自励発電機の励磁装
置において、交流発電機1の回転数の変動および
負荷の変動に対して、電圧調整器7から出力され
る信号によつてトランジスタ6をオン・オフ制御
して界磁電流を制御し、交流発電機1の出力電圧
が一定になるように制御する。
何んらかの故障、例えば、トランジスタ6のコ
レクタ・エミツタ間導通故障によつて界磁電流を
制御できなくなつた場合、発電機の出力電圧が異
常に上昇して、界磁巻線の焼損等の重大事故に至
るのを防止するための上述の過電圧保護回路にお
いては、発電機1の出力電圧が上昇し、抵抗10
と抵抗11とで分圧された電圧が定電圧ダイオー
ド12のブレークダウン電圧に達すると、サイリ
スタ9のゲートに電圧が印加されてサイリスタ9
がトリガされ、抵抗8とサイリスタ9を経て短絡
電流が流れ、ノーヒユーズブレーカ3がトリツプ
して界磁電流をしや断する。
しかるに、上述の方法によれば、発電機の正常
な運転時においても、ノイズによつてサイリスタ
9のゲートに電圧が印加された場合に、サイリス
タ9が導通して短絡電流が流れ、サイリスタ9の
アノード・カソード間に印加される電圧が第2図
に示すような三相全波整流電圧であるため、ノー
ヒユーズブレーカ3がトリツプするまで短絡電流
が流れ続けるという誤動作を行なう問題点があ
る。
本考案は従来の分巻自励発電機の過電圧保護装
置における上記問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、発電機の出力電圧が異常に上昇
したときに短絡電流を流すためのサイリスタに印
加される電圧を、発電機の出力電圧の1サイクル
の期間中にOVが現われる電圧とすることによつ
て、ノイズによつてサイリスタが点弧した場合、
サイリスタが短時間で非導通になり、ノーヒユー
ズブレーカがトリツプするという誤動作を防止す
ることができる分巻自励発電機の過電圧保護装置
を提供することである。
以下、本考案の一実施例について図面にもとづ
いて説明する。
第3図に示すように、交流発電機1の出力電圧
が異常に上昇したときに短絡電流を流すためのサ
イリスタ9のカソードを交流発電機1の主回路の
V相に接続する点を除いて、第1図に示す従来の
分巻自励発電機の励磁装置の構成と同様である。
この場合、サイリスタ9のアノードとカソード間
に印加される電圧は、第4図に示すように、交流
発電機1の出力電圧の1サイクル毎にOVになる
期間を生じる。したがつて、ノイズによつてサイ
リスタ9のゲートに瞬間的な電圧が印加されてサ
イリスタ9が点弧しても、サイリスタ9のゲート
信号が継続し続けない限り、交流発電機1の出力
電圧の1サイクル以内にサイリスタ9は非導通に
なる。
いま、ノーヒユーズブレーカ3のしや断動作の
電流2乗時間積をI2t、サイリスタ9のアノー
ド・カソード間電圧の1サイクルの平均値をV、
抵抗8の抵抗をR、サイリスタ9を流れる短絡電
流の継続期間をtとすると、 (V/R)2t<I2t を満足するようにRの値を定めると、ノイズによ
つてサイリスタ9が誤点弧しても、ノーヒユーズ
ブレーカ3はトリツプしない。また、ノイズ等に
よつて、サイリスタ9のゲート信号が長時間継続
する場合には、ノーヒユーズブレーカ3を流れる
平均電流の和が所定値になることによつてノーヒ
ユーズブレーカ3がトリツプすることになるの
で、ノーヒユーズブレーカ3の動作I2t値以下と
なるようにサイリスタ9のゲート信号の継続時間
に対して平均電流が定まるように抵抗8の抵抗値
Rを定めればよい。
以上説明したように、本考案によれば、分巻自
励発電機の出力電圧が異常に上昇したとき、界磁
回路に対して短絡電流を流してノーヒユーズブレ
ーカをトリツプさせ、発電機の励磁をしや断して
発電を停止させて界磁巻線の過電圧保護を行なう
分巻自励発電機の過電圧保護装置において、上記
短絡電流を流すサイリスタのカソードを発電機の
出力端子の1相に接続して、サイリスタに印加さ
れる電圧を発電機の出力電圧の1サイクルの期間
中にOVである期間が現われるような電圧とした
から、ノイズによつてサイリスタが誤点弧した場
合、発電機の出力電圧の1サイクルの期間内にサ
イリスタが非導通になり、サイリスタに流れる短
絡電流値を適当に定めることによつて、ノーヒユ
ーズブレーカがトリツプするという誤動作を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は分巻自励発電機の励磁装置の従来例を
示す回路図、第2図は第1図に示すサイリスタの
アノード・カソード間電圧の波形を示す波形図、
第3図は本考案の一実施例を示す回路図、第4図
は第3図に示すサイリスタのアノード・カソード
間電圧の波形を示す波形図である。 1……発電機、3……ノーヒユーズブレーカ、
5……界磁巻線、8,10,11……抵抗、9…
…サイリスタ、12……定電圧ダイオード。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 分巻自励発電機の界磁巻線に印加される電圧が
    一定値を越えると導通して上記界磁巻線を短絡す
    るサイリスタと、上記サイリスタが導通して上記
    界磁巻線の短絡電流が流れたときしや断動作を行
    なうしや断器とを備えた分巻自励発電機の過電圧
    保護装置において、 上記サイリスタのカソードを上記分巻自励発電
    機の出力端子の1相に接続して、上記サイリスタ
    に印加される電圧が分巻自励発電機の出力電圧の
    1サイクル中にOVの期間が現われるようにした
    ことを特徴とする分巻自励発電機の過電圧保護装
    置。
JP19526381U 1981-12-29 1981-12-29 分巻自励発電機の過電圧保護装置 Granted JPS58103540U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19526381U JPS58103540U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 分巻自励発電機の過電圧保護装置

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JP19526381U JPS58103540U (ja) 1981-12-29 1981-12-29 分巻自励発電機の過電圧保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58103540U JPS58103540U (ja) 1983-07-14
JPS6216738Y2 true JPS6216738Y2 (ja) 1987-04-27

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ID=30108545

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